はぁ〜。夏休み初日。そして、フライトの前日。 荷造りもまだ3割程度しかしていない。 洗濯の途中。掃除はまだどこもできていない。
ママが一生懸命片付けている先から、何やら散らかしていく。 発狂寸前。
仲良く奇声を上げて遊ぶのはいい。 でもエスカレートしてなぐりあいのけんかはするんじゃない。 うるさいぞ!!! ったく、朝っぱらから・・・。
今日は、全く身体も頭も働かない。昨晩会議があって、その件で深夜まで頭を悩ませていたら、熟睡できなかったのだ。その前の晩はゴルフのあと、疲れすぎて神経が高ぶって眠れなかったし。
日本に着く前にどっひゃり疲れている。 ったく、ちゃんと明日までに荷造りが終るんだろうか・・・。
ゴルフに一学期も二学期もないような気もするけど、レディースデーなどの平日にするならば、子供たちの学校の学期中ということになる。
今日は、ゴルフ歴の長いお上手な方々と三人で回った。18ホール、所要時間五時間。すごく疲れたけど、帰宅してしまうと体力回復。
私はアイアンハーフとパターだけしかもっていないので、各ホール一球分+α、皆さんよりも多く叩いた結果となった。まだ初心者なので、まぁ、それでもいいほうか・・・、144.
今回は、他の二人のティーショットを目の当たりにして、(当たりの悪いのを差し引いても)アイアンの飛距離の限界を感じてしまった。今度、日本でウッドを揃えてこよう。
連日の暑さで、ゴルフ場の池がかなり干上がっていた。 池にぶち込んだボールも、今日は泥の上に乗っかっている。とれるかな・・・と思ったけど、沼地のごとくずぶずぶずぶと深みにはまるので諦めた。
今日もたくさん落としたなぁ。でも干上がっていたおかげで、ロストにならずにすんだのもいくつかあるから、よしとするか・・・。
次のワルシャワでのゴルフは、日本から戻ってきてすぐの週末かな。 時差ぼけで早く目が覚めるから、早朝ゴルフをしたらいいのだ。初ラウンドのときと同じ内輪のメンバーでまわりたいなぁと思う。
パパたちは私と一緒に回るのをあの手この手を使って回避しているようだけど、ドライバー試打会と称して有無を言わさず一緒に回ってもらうのだ。ふふふ。
知人の紹介により、グダンスクの業者さんによる琥珀アクセサリーの即売会があった。
どの琥珀も純度が高いのか、とてもきれいな色をしていた。数点購入。日本の親族のお土産のためか自分のためかわからないけど。
10%引きの値段に、手持ちのお金が10zl足りなかったので、更にちゃっかりおまけしてもらう。えへへへへ。
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少し前に、在ポ日本大使が交代されたので、夕方から公邸にて着任レセプション。
グラス片手に公邸のガーデンに出て歓談。夕方になっても蒸し暑いくらいだった。
毎回のこうしたレセプションの度に、大使館員の奥様方が公邸内のお花を生けられるそうだ。
お花といっても小さな花器にちまちまと生けるのではなく、屏風の前やホールの中央に飾るものだから、大変豪華な生け花である。
今回も、どれもが華々しく大胆に生けられていた。どのお花も生けられた方の個性や感性が出ているようで、私たちも鑑賞していて楽しかった。
レセプションホール内に、天皇皇后陛下他、皇室の写真が展示されていた。ちょうど一年前に、両陛下がポーランドに公式訪問されたことを思い出した。
長年のこちらの生活で感覚はどっぷりヨーロッパだけど、こういう機会に自分が日本人であることを少し意識する。
一時帰国の間、しばらく留守になるので、我が家の植物を少しずつお友達に預かってもらうことにした。 フライト間際にばたばたするのも大変だし、植物も極端な環境の変化を嫌うだろうから、今のうちから預けておく。
まずは、大きなベンジャミンと、蔓が茂ったポトス3鉢。 お友達の家に運び込んで飾ってみると、そこの家でもいい感じに収まっている。私の留守中、そこのおたくでちゃんとかわいがってくださることでしょう。
他の鉢も少しずついろんな人に預かってもらうため、残りを運びやすく袋に詰めた。
そしたらなんだかね、今のお家、緑がなくてがらんどう。 すっごく寂しくなっちゃった・・・。
パパが出張なので、息子たちのお友達兄妹がお泊りにきた。
子供たちだけで遊んでいるので、いつもよりラクチンだ。 ゆっくりJSTVの「ぽちたま」と「年下の男」を見ることができた。 で、次の日。ワルシャワの動物園に行ってきた。
実は、子供たちは木曜日にも遠足で動物園に行っている。 ただその日の晩に、イスラエルからワルシャワ動物園に象がくることになっていたらしく、残念ながら子供たちは象を見ることができなかったのだ。また動物園に象を見に行きたいのだという。
動物園で、別のお友達ファミリーと合流して、いろいろ見てまわった。途中、雨に降られたので、蛇館で雨宿りした。
子供たちは、ワニに大騒ぎしていた。蛇よりもワニのほうが恐いらしい。 「だって、へびっておとなしいでしょ? ワニはいきものにガシッて噛み付くんだよ。怖いよ、絶対に」 と子供たちは口を揃えてきっぱりといった。
「わぁ、このへび、かわいい」 と言ったのは、一緒にいった女の子。 蛇を一匹一匹じっくり見ていると、たしかにかわいい顔をしたのもいる。イラストにしやすいかも。模様もリボンみたかったり、音符みたかったり。 よっぽどワニのほうが凶悪な顔をしている。
象さんの館に行った。小さな小象が二頭いた。まだまだ新しい環境がなれないのか、せわしなくおりの中を歩き回っている。
清二の日記より 「ゾウさんがおりの中で、でたいよ、でたいよ、といっているようでした。」
2003年07月09日(水) |
三ラウンド目 136 |
へへへ、土曜日にいってきたばかりだというのに、昨日、火曜日にまたゴルフにいってきた。始めたばっかりだというのに三ラウンド目。
毎週火曜日はレディースデーで、割安の平日料金(190zl)の更に半額。95zl。日本円で三千円ほどか。これは毎週やるっきゃない! ゴルフ場まで片道40分ぐらいの距離だから、自分で運転していける。
で、スコアが136.アイアンハーフとパターしかもっていないけど、ダブルボギーが5回に、ボギーが二回。初心者にしてはなかなかいい感じ。何回かスコーンとまっすぐ球が飛んでいった。「ナイス・ショット!」と自画自賛。
一緒に回ったお友達によると、前回の土曜日は、OB含め、フェアウェーをジグザクジグザクやっとグリーンにたどり着いた、ってな感じだったけど、今回はわりとすっきりコース内におさまっていたようだ。明らかなロストボール以外はね。
さてと、次はいつ行こうっか。来週の火曜日は学校の個人面談だから無理だけど・・・。
昨日、ラウンドゴルフ二回目。お友達と二人でまわった。
身内で行った前回のスコア、200以上だったけど、今回は147。順調にスコア更新。まだまだだけど、ゴルフ歴の長いお上手なパートナーになんとか頑張ってついてまわることができた。
今日はちょっと疲れが残って、腰がだるい。私が疲れていても、家族はいつもどおり元気だから、こうして今日も、家事に追われて、ごく普通の日曜日が過ぎていった。
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昨日、12番ホールで、先のグループに追いついてしまったので、少し休憩をした。 パートナーのお友達が後ろを振り向いて、小さな声をあげた。 「うわー、池、きれい・・・」 私も慌てて振り向くと、思わず息を呑んだ。 本当にきれいな光景だった。 池一面に、鏡のように映った青空とおっきな雲。 一部の軽く波立った水面が、優しい風の通り道を教えてくれている。 その向こう側には、視界をきれいに二分する緑の大地と大空。 池の周りには、群生したカマが小さな穂をつけ、緑の木立がまばらに空にそびえている。
そんな風景が、私の心にだけ響く美しい音楽を奏でているかのようだった。なんて美しい光景なんだろう・・・。 こういうのを牧歌的とでもいうのだろうか。 私はこの風景を心の目でしっかり捉えようと努めた。
ゴルフ場は緑がいっぱいで気持ちがいい。 でも、プレー中はゲームに没頭し、先へ先へと進まないといけないから、普段はこうしてゆっくり後ろを振り向いて景色を堪能する余裕など、初心者の私にはない。 だから昨日のように、集中力を解いて、ただ緑に囲まれたそんなひとときの光景がとても印象的だった。
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それにしても・・・。 私の球、3個をパクリと飲み込んだ池よ。 ここのコースは各ホールの右手に大きな池が陣取っている。 私はまだビギナーだから、しょっちゅう右にスライスするのだよ。あたかも池に吸い寄せられるかのように。 でも、たった三個のロストならまだましか。 前回のパパなんか、ロストボール・・・いやいや、人のことは内緒にしておこう。 パパは池の神様に誠実に誓って、金の球でも出してもらったらいいんじゃない?
ここのところ、ずっと忙しかった。 おまけに、先週末に日本人学校と日本人会共催の運動会があり、張り切ってほぼ全種目に出場したら、後日、思いっきり疲れが残ってしまった。 体が思うように動かないから家事が停滞する。翌日に持ち越せない家事は深夜にまでかけてすませる。すると、睡眠不足になり翌日しんどい・・・の悪循環。 でも、今日あたりからその悪循環から抜け出せそうだ。
今日は、車のディーラーに寄って、諸事雑事を済ませてから、いろいろ買い物に出かける予定。
あ、昨日家の近所で洗車してもらったんだった。ディーラーに持っていくと必ずただで洗車してもらえたのに。わざわざお金を払ってしまったよぉ。もったいないことしたなぁ・・・。
ふふふ、午後から何しようかなー。 身体動かしに行こうっかなー。
子供たちが五月末、日本漢字教育振興会主催の漢字検定を受けた。理人は小学校三年生レベルの8級。清二は一年生レベルの児童漢字検定。
今日、日本から結果が送られてきたらしく、学校から帰るなり、大声で 「ママー、漢字検定、合格したヨー!!!」 とはしゃぎながら、私のいるところまで走ってきた。
「ね、ハムスター、飼ってくれるって約束したよね!」 「うんうん、夏に日本から戻ったらね」 「ね、日本で、毎日二個ずつおもちゃ買ってくれるって言ったよね」 「え?! そんなこと言ったっけ?」 「いったよぉ、わーい、わーい、何買ってもらおっかなー」 「?!!!」
もともと理人は特別漢字が得意な子ではなかった。海外育ちなので、ふんだんな日本語の環境にあるわけではない。 そこで母は、これを機に一念発起し、漢字検定に向けて頑張らせることにした。 先の春休みから、この私が突然教育ママゴンと化し、この検定に向けて少しずつ準備を進めてきた。 毎日ノルマを課したのだけど、一日中遊びに夢中で、なかなか勉強をしようとしない。夜になるとノルマどころではなく、ぐったりしている。
そんな中、毎日少しずつ勉強させるには、馬の鼻先にニンジンをぶら下げるがごとく、合格後のメリットを示さなければならない。 眠い眠いとぐずる理人を相手に、思いつく限りの甘い言葉をかけていたようだ。ママはそのほとんどを全て忘れてしまったけど。子供というものは、そんなでまかせに言った、一言一句ですらはっきりと覚えている。
まずは、二人とも合格して本当に良かった。よく頑張ったと思う。清二はぶっつけ本番だったけど。 実のところ、今日まで心配でしょうがなかったのだ。子供たちにこういう正規の試験を受けさせたのは初めてだったから。今後のちょっとした自信につながってくれればいいなと思う。 理人が二年生のときに、このワルシャワ日本人学校に転入したときの担任の先生にも報告したら、きっと日本で、理人の成長振りを喜んでくださると思う。ここで日本人学校に通うようになって、随分理人も成長した。
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それにしても、日本に行ったらどうなるんだろ。 奴らの買って、買って攻撃にどう応戦していくか。
理人、清二、お金は無限に沸いてくるものではない、ということを日本でとくと教えて進ぜよう。
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