2012年04月30日(月) |
ウッドデッキで過ごす |
この連休に入る前に、ウッドデッキの手すりにプランターを取り付けた。 ゼラニュームとペチュニア系の花を交互に植えたの。
ドイツ時代にもバルコニーの手すりにプランター取り付けていたんだけど、こんもり株が大きくなると、いい目隠しになるんだよね。バルコニーに座っていても、人目が気にならない。
早く大きくならないかなー。楽しみだなー。
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清二は三連休の間、合宿で不在だったので、パパと二人で車でのりひとのアパートまで行ってきました。パパはまだ、のりひとのお部屋を見ていなかったからね。
片道400km。 パパのタバコ休憩を何度もとって、6時間ぐらいかけて。
のりひとの部屋は10畳もあって、広々としている。 3月末の生活立ち上げの際、ソファベッドを買っておいたから、今回は、寝座布団を持ち込んで、三人で寝た。
近所でイタリア料理を食べたんだけど、のりひとの部屋に戻って、コンビニで買ったお酒を飲んでまったりしながら、いつの間にか寝付いてしまっていた。
学生時代に、友達の部屋に行って雑魚寝したときみたくて楽しかった。
のりひとが三田のアウトレットモールに連れてって〜って言ったけど、ハナコをペットホテルに預けていたし、時間に余裕を持って帰りたかったので、現金だけ渡して帰路に着いた。
帰りに、敦賀で休憩したんだけど、若狭湾の対岸に敦賀原発が見えた。 私がみたのは何号機だったんだろう? 静かに鎮座していたけど、大丈夫かなぁ。
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今日も終日、ウッドデッキで過ごしたよ。
薔薇の鉢を実家から持ってきて、何鉢か植えかえをした。 水やりの際に靴に土がつくので、応急処置的に庭に飛び石代わりのスクエアタイルを置いた。ちゃんとした外構に取り掛かるのはまだまだ先の話。
裏の田んぼは田植えの準備中。 大きな田んぼ一面に水が張ってある。 今日は、夕方、向こう側の家の明かりや月明かりが反射して、湖のほとりにいるみたいに錯覚してしまうほど素敵だった。 稲を植えたらまた緑が広がってきれいだろうな。 楽しみだな。
今日は、富山市のほうから来客があった。
富山市の神社の宮総代をしていらっしゃるご主人とその奥様。 奥様のほうは40年前の小学生のころ、こちらの神社で浦安の舞を踊ったらしく、久しぶりに思い出の地を訪ねてみたいと思ったらしい。私は小2だったけど、残念ながら記憶になし。
御主人のほうは、古事記を読んでから、神々や祀られている神社に興味を持つようになったとおっしゃっていた。総代さんはふつう年輩の方が多いけど、比較的若い世代でそういう事に興味を持って、総代を引き受けてくれる人がいるというのはうれしいことだ。
今年から、総代さんたちを対象にした「神社検定」というのができたらしいんだけど、その御主人も受けてみるとおっしゃっていた。私なんか足元にも及ばないくらい神道について造詣が深くて敬神の念が強いんだろなぁ。私も勉強しなくっちゃ。。。
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新居のほうもまだまだ片付けが終わっていないけど、実家のほうも手をかけないといけないことがいっぱい。
最近は庭の手入れなんかをやっている。 父が大切にしていた庭だから。。。
先週は、玄関先の庭木の足元を剪定して、すっきりさせた。 それから、毎日、大きな椿の樹の花の片づけ。 朝片づけても、お昼には大きな薄ピンクの花がぼたぼた落ちている。 あんなにきれいに優雅な花なのに、ぼっとん!という興醒めな音を立てて落下する。落ちた椿の花で小山を作ったよ。←誰がこの小山片づけるんだろう。。。
今日は、父の盆栽仲間のおじさんが、庭の盆栽たちを見に来てくれた。
最近お天気がいいし、水枯れさせていないか心配だったらしい。
大丈夫だよ、おじさん! 私の薔薇の鉢にも水をあげないといけないから、ちゃんとまじめに水やりしていますよ。
2012年04月23日(月) |
待ちに待った播種祭の日 |
献穀田の播種祭。 今日の日を迎えるために、JA側も神職もそれなりの気を使って準備をしてきた。
4月5日にタナモミの祓いをして、今日ちょこっと芽が出たばかりのタナモミを苗床にまいて、田植えの日まで苗の成長を待つ。
私、農村の育ちなのに、タナモミの発芽の様子を始めて目にした。 4月に入ったばかりの遅い春の日にタナモミの祓いをしたんだけど、なかなか暖かくならなくて、この播種祭までちゃんと芽が出るかどうか、北アルプスの残雪の減り具合を毎日チェックしながら、ハラハラしながら過ごした、と耕作者のトクユウさんが談話でおっしゃっていた。
私はこのトクユウさんの献穀田には特別な思い入れが深い。 この地区とのつながりも好きだけど、なんと言ってもトクユウさんのファミリーに味がある。初対面なのに、なんだかとっても懐かしい感じがするの。 トクユウさん、この先、来月の田植祭、9月の抜穂祭と神事が続くけど、仕事上以外でも、私、まめにトクユウさんの田んぼ、見に来るからね。
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今日は村のお母さんグループの方が、お宮さんの神殿の掃除をボランティアで手伝ってくださった。
私が家の手伝いをするようになってから、ときどき神殿を掃除したり、境内を掃いたりしているけど、一人でする掃除はたかが知れている。働き者のおばさんたちの協力を得るとあっという間にぴっかぴかになった。
今日は、中においてある祭壇も移動させて、徹底的にきれいにした。 何年分の汚れか知らないけど、雑巾がまっくろけっけ。 どこに隠れていたのか知らないけど、カメムシ君もいっぱい出てきた。
定期的にお母さんグループン方々がこうした大掃除をしてくださることになったので本当にありがたい。
私としては、一人でも多くの人がこうしてお宮さんに出入りして、身近に感じてもらえるだけでも嬉しく思う。
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今日はカメムシほか、名前は知らないけどグロテスクな蝉みたいな蛾やカミキリムシに似ているけど触角の短い虫とか、いろんな虫くんがいっぱいでてきた。
かわいらしいなと思ったのは、ヘイケ蛍。
テントウムシかと思ったけどちょっと胴長で、ひっくり返してみたら、腹部の下4分の1くらいが発光体だったので、蛍だと判った。ゲンジボタルはもっと胴長だから、ヘイケ蛍なんだろうな。
この季節、蛍が出てきているんだねぇ。まだ光ったりはしないようだけど、繁殖の為かな? しかも神殿の入口あたりに何匹もいた。
神社の裏側は、初夏にもなると、蛍の群舞がみられるんだよ。 この先の季節が楽しみ。
2012年04月19日(木) |
そろそろダウンしそう。。。 |
先週の日曜日は、市議会議員の公示日で、朝から兄と氏子神社を回って、出陣式の前に、当選祈願祭の祝詞をあげてきました。
もう分刻みのスケジュールで、6件の予定が入っていて、後のほうは時間がかなりおしてしまって、冷や汗どっぷり。
でも、今回は定員ジャストで無投票だったようで、当選祈願の祝詞をあげた手前、こちらもほっと胸をなでおろしたってな感じ。
どの候補者も応援したかったから、無投票で決まってよかったです。
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火曜日は、山奥の水力発電所の100周年記念式典がありました。
初めて大きな式典に同行しました。 私はただ、雅楽のCDをならすだけの役割。
でも細々としたことに神経を使わないといけないし、来賓は全員が氏子崇敬者なので、挨拶も。。。
少しずつ村人の名前を覚えつつ。←同じ村の人はみんな同じ名字だからファーストネームで覚えないといけない。
いろいろ気を張っていたせいか、帰宅してダウン。 耳が痛いから、リンパにばい菌が入ったかも。
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週明けに、献穀田の播種祭があります。
献穀田とは、この秋、天皇陛下に捧げるお米を作る田んぼのこと。 今年はうちの氏子の村に当ったんだよね。 そこの村のおじいちゃんたち、誰もが純朴で、ちょこっと滑稽で、出向くのがすごく楽しい。JAの担当者も若いからノリが軽くていい。
今回は種をまく儀式。 祝詞は兄が上げて、私はパシリなんだけど、私も少し勉強して祝詞の解釈を調べてみました。
昔父が書いたものを調べてみたんだけど、祝詞から霊気みたいなものが湧き上がってくるのがわかるほど恭しい祝詞でした。
父は国文学専攻だったし、歴史にも造詣が深かったし、父の言葉で綴られた祝詞は神主のプロフェッショナルでした。
私にとって父は絶対に越えられない壁だな。 もうちょっといろんなことを学んでおくべきだった。
でもさ、あのお方、家にいるときは、たいてい酔っ払ってて、まともな返答をしてくれない人だったんだよね。
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ところで。 私さ、オフってないんだよね。
今日はお祭事はないけど、実家で電話番。 だらだらとネットしてるけど。
5月4日は、村のゴルフコンペの日。 誘ってもらって、スケジュールの確認もしないで即エントリー。
GW中だけど、このゴルフコンペは最優先なのだ。うきゃきゃ。
先日から、お誕生日のお祝いメッセージやスリランカのゴルフの会のみなさんからメールを頂いてたんだけど、返信する余裕がありませんでした。
この場でまとめてお礼とお詫びをさせてください。個人的に返信できなくてごめんなさい。それから皆さんのそれぞれの近況報告もありがとうございました。心がほぐれてすごくうれしかったですよ。
さて。先週の土曜日に父の50日祭(仏式では49日)を終えました。 神道では、穢れ(ケガレ)の期間は50日とされ、忌という意味合いではなく、生体から魂が抜け「気が枯れる」という風に解釈します。そして50日祭を迎えると、御霊は社家の守護神となります。
先日、一日で20社以上の神社を見回りを兼ねてお参りにいってきました。魚津の奥地までも足を運びました。計画的に出向いたんじゃなくて、思い付きだけで。
もしかしたら、それって父の遺志なのかもしれないな。 氏子神社の一社一社を大切にするようにとの。
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東京では、スリランカ時代のゴルフの会・DD会の日本支部での集まりがあったんだけど、富山在住の身は気軽には参加できないので、こちらはこちらで魚津支部会をしました。私たち夫婦と藤井さん。←実は私たちはドイツ社での古き良き時代の駐在仲間だったのよん。
延々5時間飲み続けました。ビールにワインに日本酒。一升瓶、後残りわずかだったよ。。。おぅ、11時もすっかりまわっちゃったよ、今からかみさんに迎えに来てもらおう。って、奥さんも駐在時代にお世話になったので、上がってもらって、ちょいと懐かしい話を。。。って、解散は何時だったんだろう。。。
案の定、二日酔い。。。 今日はゆっくりさせてもらおうっと。
また近いうちに魚津支部会を開催しようっと。
こちらの忙しい時期も一段落したので、皆さん遠慮なく訪ねてきてくださいね。連絡お待ちしています。
実家の私が仕事をしている社務室。
サッシの枠が歪んでいて、窓がしっかり締まらない。 下のほうはまっすぐ締まっているんだけど、いつも上のほうが3cmほど空いている。鍵もお互いかみ合わない。
冬の間は毎日隙間風びゅーびゅー。外気温と変わらず。 で、今日あたりはこの強風で、サッシが自然に5cmくらいに開いてしまうんだよね。なんとかしなくっちゃ。。。
というわけで、縁の下から棒っ切れを2本探し出してきて、試行錯誤でつっかい棒をしてみた。ら、指に木端のとげがいっぱい刺さって、泣きたいくらいに痛かった。って、家のことより自分に指のことが大事なのかい?!
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最近、会話を交わす人たちの平均年齢←70歳。男女を問わず。 今日、午前中、天気も穏やかだったので、いろんな人が車で移動していて、挨拶をかわす人、圧倒的に軽トラが多い。みんな農家だから、畑仕事に出るんだろうな。みんないい人なんだよねー。オッチャンだけでなく、そこのおばちゃんも。
たまに立ち話をすると、だれもが、「困ったことあったら、何でも言っておいでね……」ということを、バリバリの富山弁で言ってくれる。ありがたいことだ。
で、私もちゃっかりなんだかんだといろんな人に頼みまくっているんだよね。
背戸の門扉を直してもらったり、物を運ぶのを手伝ってもらったり。昨日も池の水がはいらなくなったから水路を見てきてもらったり。
村のおじちゃんたちは本当に親身になってくれてありがたい。
あ、そういえば、窓のつっかい棒のことも近所のオッチャンに頼めばよかったんだ。喜んで飛んできてくれただろうに。
田舎に帰った頃は、この土地で暮らしていくの、息詰まりだなー、なんて思っていたけど、そのころはこの地でお客さん感覚でいた時のこと。今は実家で仕事をしているし、地元の人とコミュニケーションをとるのも私の仕事だし、どーんとこちらの人の懐に入り込んでみたら、思いのほか暖かくて、すっごく居心地がいい。私の幼少期を知っている人たちだからかもしれないけど、みんなが親戚のおじちゃんおばちゃんみたいな感じ。田舎の共同体特有の感覚なのかもしれないけど、頼れば頼るほど、相手は喜んでくれる。誰を頼ってもありがたくてホント、しんみりくる。みんなに助けられて、今の私がいる。私だけじゃなくて父亡き後の兄妹っていうか。先祖代々から続く神社の跡取り兄弟だからかもしれないけど。この村のあためにご奉仕しなくっちゃ。。。って心から思う。
今日もよその村のおじちゃんに励まされたんだった。。。 頑張らなっくっちゃ。。。
金曜日。のりひとのお引越しのために、知人の運転で、魚津から兵庫県三田市に向かいました。朝6時に出発して、10時半にはのりひとのアパート着。ノンストップで。←おじさん、よく飛ばしてたもんね。時速140キロくらい?
のりひとの部屋は、1階の玄関脇の部屋で、忘れ物してもすぐに取りに行けるから便利な場所。どしどし歩き方もうるさいから1階じゃないと人に迷惑をかけてしまうだろうし。お部屋は10畳。魚津の新居の部屋よりも広い。
キッチンが狭いけど、男の子だし、そんなに料理はしないだろうな。 一応、カレーとか作るかと思って、皮むき器を買っておいたら、「こんなもん、使わねーよ。。。だってさ。
私はのりひとの部屋で一泊して、生活立ち上げだけして、月曜日の入学式も出ず、土曜日のうちにサンダーバードで魚津に帰りました。
こちらで神社庁への提出書類を大量に残してきたので、入学式どころではなかったの。シンガポールの卒業式もこっちの入学式も出れずにごめんね、のりひと。
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パパはだいぶ松葉づえの生活に慣れてきたようで、今日あたりは足を引きずりながら家の中を歩いていました。まだまだ不便そうだけど。
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私はいつ、お休みをもらえるんだろう。 1日たりとものんびりする暇がない。
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