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2005年07月29日(金)
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40年後 |
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昨日は仕事を休みにして観劇に行って来た。 お婆ちゃん率の高さにビックリ。 居眠り・前のめり当り前の光景に笑ってしまった。 まぁ、笑えたのは私の視界を遮らなかったからだけど。 1万円以上出して視界遮られたり、煩かったりした日にゃ泣いても泣き切れん。
さて。 最近、ニュースでよくやるアスベスト。 最初はアスベストが何かよく分からずに、私には無関係と思っていた。 数年前に内装関係の仕事をしている人のお父様が肺がんで亡くなったのが「もしかして」と思ったぐらい。 本当に他人事だと思ってた。 けど、毎日やたらと聞いてる内に「石渡」「チクチク」で唐突に思い出した。
小さい頃、親の仕事場で見た物体。 ロール上に巻いてあった物体。 「触るとチクチクするから」と父上に近寄るなと言われていた物体。 それでも確認してみたい子供だった私が触った物体。 チクチクが、なかなか取れなかった物体。
母上に確認したところ案の定それだった。 私は小さい頃の事をかなり鮮明に覚えている方で。 ただ名称を知らなかっただけだったらしい。 あらまぁ、と驚いてネットで検索。 40年の潜伏期間か。 今から40年後って70代か。悔いは無いな。
と、単純に考えてから数秒後に気付いた。 違うじゃん。 子供の頃から30-40年後って間もなくじゃん。 今、起こりうる危機ってことか? でもな。こればっかりはジタバタしてもどうにもならんし。
ちょうど誕生日月になるってので、市の健診の案内が来てる。 ここは一つ、十年以上してない健康診断も受けるべきかしらねぇ。
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2005年07月26日(火)
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芳一 |
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地震の次は台風だそうで。本日の店は休みです。 時々、一瞬だけのグラっと地震を一日に2回ほど感じており。 うーん・・・実家の前の山が不安ですな。
さて。 日曜日に父上の墓参りに行って参った。 山を背負っているお寺さん故、昆虫の宝庫だ。 アフリカの蟻か?(実際観た事ないけど)ってぐらいデカイし。 目の前を蝶だの蜂だのが横切るし。蜘蛛も珍しい形してるし。 まぁ、虫はね。いいのさ。いや、良くないけど構わなきゃ害は無いから。 問題は蚊。いわゆる薮蚊。真っ黒シマシマの刺されると強烈な蚊。 山だからっていうより、水はけが悪いっぽいのと、ヘンな器に溜まった水が放置されているのでボウフラ天国になっているのが原因だろう。 だので、対策として車から降りる前に虫除けシートで、素肌が出ている部分を満遍なく拭いてから出てる。
日曜日も完璧に虫除けが効いてるらしく、蚊が目の前をウロウロすれど刺されはしなかった。 と、思いきや。 一箇所だけ刺されていた。 車に乗ってしばらくすると、耳の天辺やや裏側がブクーっと腫れあがり。 そういや、耳には塗らなかったなと。
まるで 「耳無し芳一」 状態。
いや、耳を取られた訳じゃないんだけど。 短すぎる前髪対策の為に、髪を耳にかけて耳丸出しだし。 唯一塗ってないその耳のみ刺されたっつーことから、「蚊には耳しか見えなかったんだべか?」なんてことを考えてしまったのだ。 恐るべし虫除けバリア。
それにしても、耳の裏ってキンカンが塗りにくい。 ムヒよりもキンカン支持者なので、チューブ入りのキンカンがあればな・・・と思う今日この頃。
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2005年07月14日(木)
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お疲れ |
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朝になりました。 昨夜のアレは蜂じゃなくて虻だったような気が。 家の中にデカイ虫がいるっていうことは、そんなことを目覚めてすぐ考えるほどの恐怖感な訳です。
1階にキンチョール片手に降りました。 階段から天井・壁・電気・窓と見渡しても気配がありません。 トイレに入るにもキンチョール持ってたり。 毎朝恒例の父上への挨拶もキンチョール片手に済ませました。 でも、蜂だか虻だかの気配のケの字もありません。 どこいった?
ついでに自販機まで買物に出ることにしました。 キンチョールを持って玄関まで行きました。 玄関の鍵がかかっていませんでした。 玄関を閉めると同時に無意識に鍵をかける私の玄関の鍵が開いてました。 鍵を掛け忘れるなんてこと、引っ越してきて以来始めてじゃないかと。
戻ってきて、家の中を改めて見回しました。 影という影が全て虫に見えて、いちいち電気を付けて確認。 ってな事を3-4回繰返しました。
えーと・・・・・・・。 私、相当お疲れですかいね? あれは夢か幻か。 もしかして玄関の鍵も本当はかかってたのに、無意識に開けて一瞬で忘れたとか。 いやいや。自力で出て行ったのかもしれぬ。 玄関の鍵を開けたのもそいつか? あ、逆に玄関の鍵どころか扉が開いたままだった? そっから夜中に出て行った?で、玄関は自然にキッチリ閉まったとか?
・・・どういう事にしろ相当お疲れに変わりはない。 今朝新たに届いてる仕事も幻なら良いんだけど。 そうでも無いようなので、ミスしないように慎重に仕事すべ。
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2005年07月13日(水)
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とんでもない |
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「とんでもない」で変換したら「飛んでもない」が一発目に出てきました。
本日これから、まともな一食目を食べようかと思ってる次第で。 日付変わりましたけどね・・・
仕事は昨日で終ってるはずでした。 だから今日は午後2時まで友達を会う約束してました。 だのに、昨夜になって担当がいないのなんのって言いやがって。 結局、夕方バイク便を飛ばすっつーことで話がついて友達との約束を夜にしました。 夜にしたのに、午後3時過ぎになったら担当が18時まで会議でとか言いやがって。 だから、宅急便で良いですって。 そういう問題じゃないから。約束二度も破る事になるから。
結局、友達にも会えず夜9時の宅急便に駆け込み。 その後も客その1の都合で押せ押せになった別件を片付け、やっと食事に有り付けるっつー訳です。
そう。やっと有り付けると思い一階に降りた訳です。 ちょうどお湯が沸いた訳です。 やかんに手をかけた訳です。 その瞬間に、物凄い羽音が私を背後から襲った訳です。
またですか・・・。なぜですか?いつですか?何処からですか?ポスト見てる間ですか?夜一回しか開けてない玄関からですか?何目的ですか?嫌がらせですか? 入って来ても良いんですけどね。自分で出てって下さいよ?
ってなことで。 前回よりも更に大きな蜂がいるんですけど。 飛んでもない。じゃなくて、飛んでるんです。
明日も大忙しなのに、プラス蜂と格闘かい・・・ 明日もとんでもない一日になりそうな悪寒。
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2005年07月11日(月)
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喧嘩 |
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暑かったなぁ。忙しかったなぁ。暇だったなぁ。 本業が忙しいのはしばらく続く模様。店が暇なのは暑い時期にはありがち。
土曜は我姉妹2号と観劇。 付き合えと言ったら、すんなり付いてきてお金も払ってもらっちった。 前の時と違って今回はなかなか楽しかったらしく、9月の別の演目も観たいそうだ。 まぁ、席も非常に前方センターっつう良席ではあったけど。 少しでも楽しんでくれたなら良かったっつーことで。
さて。 お隣さんが喧嘩をしている。近所中に響き渡っている模様。 隣の母親は、何かと口うるさいっつーのは何回か日記で書いているけど。 今日の怒りは何時もと違う。 なんてったって、声の高さが違う。 通常は出川系の周波数で説教たれているのだけど、本日は泣き叫んでるかのような声だ。 最初、近所に年頃の女の子二人が住んでいての姉妹喧嘩かと思ってたぐらい。 なかなか終らないので出所を確かめたくなって、東側の窓に耳をつけ、南側の窓に耳を付けしてみた。 したら、隣だったという訳だ。
隣は男の子二人だと思う。 実物を殆ど見た記憶が無いので声で家族構成を勝手に判断してる。 だけど聞こえる声はなんだか女の子っぽい・・・ 電話がどーのこーのって聞こえたのだけど、我が家もテレビを点けているので内容がよく聞き取れない。 あまりにも長く怒鳴りあってるもんだから野次馬根性がムクムク。 テレビを消してカーテンを開けて声に聞き入ってみた。
どうやら、学校をさぼったらしい。何かが5回だったらしい。そのうちの3回をさぼったらしい。先生から電話がきたらしい。赤点を取ってるらしい。
そこまで聞こえて、唐突に喧嘩が止んだ。
ありゃ・・・もしかして私が外を覗いてるのがバレたかちら? 隣の声が聞こえるっつーことは、それなりに我が家のテレビの音も聞こえてるだろうし。 それがしなくなったので、こりゃマズいと気付かれたかちら? まぁ、ただでさえクソ暑いんだ。静かになってくれた方が良いのだけど。
んで、気付いたのさ。 赤点ってことは中学生以上ってことさね。 隣の男子は、いつの間にそんなに大きくなったのかね。 中1って13歳? 13歳としたら、私が引っ越した来た当初は3歳かぁ。 そういや、最初は静かだったのに1-2年して母親の説教が始まったんだもんな。 計算合うべ。 引っ越してきた時の私は20代か。家にいる時間が物凄く少なかったよなぁ。 よく飲みに行ってたしなぁ。仕事で深夜帰宅も多かったし。 そんで化粧落とさず寝るなんて事しても平気だったんだよなぁ。
はー、10年経ちましたか。 隣の喧嘩で思わず月日の流れを感じてしまったのであった。
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2005年07月02日(土)
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乙女心 |
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ムッシュです。 髪の毛を切られすぎてムッシュです。(前日の日記参照)
「‘かまやつ’になっちまったよ〜」
と切り立てホヤホヤで会ったTやんに言ってみたら、否定してくれませんでした。 お世辞でも「そんな事ないよ〜」と励まして欲しかったです。 励ますどころか「ほんと切り過ぎ」「ほんとスキすぎ」を連発されて落ち込みました。 髪の毛が気に入らないと、こんなに心が沈むものなんですね。 いくつになっても乙女心っていうんでしょうか。
っていうか。今日は七夕だそうで。 っても日記は2日の分なので関係無いのです。
ムッシュを否定しないTやんと観劇に行ってきた。 場所は池袋。サンシャインの奥の劇場。 私、池袋に降り立つのは多分始めてなんだな。 通り越して大塚ならあるんだけど。それも確か面接か何か仕事関係で。 人多過ぎ。学生多過ぎ。ホームから出口分からな過ぎ。 サンシャインってデカイのに、出たとこが悪くて見つからず。 交番に聞こうってんで横断歩道渡って、おまわりさんに尋ねたならば。 指さされた方向にサンシャインが見える。 横断歩道渡る前は見えなかったのに・・・くそっ。 無駄に恥ずかしい思いをした気分。
ともかく無事辿り付いて開演前の腹ごしらえ。 ムッシュは髪の毛が気になって仕方が無い。 おまけにメガネを家に忘れて運転用のしか無い。 この髪型にこのメガネあわねー。 ピンク系着てるのに青いカッチリメガネあわねー。 だども席は前から4列目。しかも小さな劇場。 だから、メガネ無しでいけるか? と思ったけど、始まったら顔がやっぱり見えなくてメガネ使用。
そう。小さな劇場の本当に前の方って近いのだな。 ライトで役者さんからは見えてないということを百も承知の上で。 それでも目線が合うと、どうして良いか分からない。 逸らしてみたりと妙な気づかい。いや、あの近さじゃ見えてるかもしれん。 「なんか、この役者さんのカツラ変だよなー。」 と思うにつけ、人のカツラより自分の地毛の悲惨さを思い出してみたり。
とかなんとかいいながら、最初から笑いっぱなし。 最後にホロリとする良い舞台で充分楽しんだ。 あんな良い席のチケット確保して誘ってくれたTやん、ありがとう。
終って劇場から出る時に、Tやんがファンクラブにまで入っていると言う演出の先生様(女性)がおられた。 「サイン欲しい〜」「でも、ペン持ってない〜」というTやんに 「あの受付の人にでも借りてもらってくれば?」と勧めるも。 「恥ずかしいっ」と乙女状態。 「ふんじゃ、私が貰ってきてあげようか?」と聞くも「ダメ」とのこと。
観劇後はスタコラと帰るのが通常。 取り合えずトイレに行くTやんを待って、帰ろうと少し距離のある廊下を出口に向かって歩いていると何故か人が両脇に並んでる。 扉にあと一歩ってとこで気付いた。
私:「ねね。これってもしかして出待ちってやつじゃない?」 T:「え?うそ?」 私:「だって、それ以外考えられなくない?」 T:「えー・・・どうしよう」 私:「待ってみんべよ」 T:「えーっ 恥ずかしいよっ」
実は前からTやんと一度は出待ちというものを体験してみたいと申しておった。 いや、Tやんは別の劇団で経験あるらしいが私が無かったのだ。 でも普段よく行く有楽町の出待ちは人がごった返してて怖いと聞いていたので、勇気が出なかった。 ここならば、廊下の端に一列に並んでるだけで誰の邪魔にもならないし。 ってことで出口付近で決行。
ちょっとしたら、次々に俳優さん達が出てきた。 みんな、ずーっと手前で掴まってる。 Tやんが好みだと言った俳優さんが出てきた。 凄い親切に一人一人丁寧に応対してる。写真まで一緒に撮ってくれてる。
私:「写真撮ってあげるから行ってきな」 T:「無理っ」 私:「大丈夫だってー。じゃぁ私が行って来ようかな。」 T:「ダメ!」
ダメ!の強さに一瞬びっくら。 やだなぁ、Tやんったら。中学生みたいだわ。と内心思ったり。 10年ちかく付き合ってきて、Tやんの乙女心を始めて垣間見た気がした。
そしてふと奥を見ると私の好きな俳優さんがファンに囲まれており。
T:「○○さん、優しいんだねー。」 私:「いいなぁ。ペン持ってくりゃ良かったなぁ。」 T:「でもさ、実際にあの列に並べる?」 私:「並べるさ」 T:「えーっ 私できないよっ」 私:「そうかぁ?」
そんな会話をしている内に俳優さんが近づいてきた。
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