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2006年01月28日(土)

濃い

本日は祖母の告別式だった。
午前2時に寝て、無事に8時に起きたところまではOK。
化粧して着替えるところもOK。
ところが。
出る段階になって車の鍵を紛失。
間違えて前夜に2階に持って行ってしまったので、忘れないようにPC机に置いておいたのに・・・
どっかで下に持っていたのか。記憶が全く無いんだけど、とにかく無くなった。
仕方ないのでスペアキーで出発。

葬儀屋さんの段取りが悪くて、少々ゴタついたものの。
無事初七日法要まで終了。

親戚が一同に会する機会なんて、父方の親戚の場合は葬儀ぐらいしかない。
しかも、今回は何十年も会ってなかった一番上の従兄弟が出現した。
父上の葬儀の時も行方知れずだかなんだかで来なかった人物だ。
その従兄弟の奥さんが、これまた物凄いキャラだった。

大体、父方の兄弟は濃い。
顔も濃いけど、性格が濃い。
更に、その息子達が濃い。
その息子達の嫁さんが濃い。

普段、私たち姉妹の性格の強さに梃子摺っている母上すら認めていたが。
あの親戚一同の中に入ると、私たち3姉妹は物凄く「まとも」なのだ。
あの兄弟を子供に持った祖母の苦労は計り知れない。
同じ苦労を、もしかしたら叔父達は息子夫婦相手にしているのかもしれない。

今日の疲れは二日に渡る葬儀のせいじゃなく。
あまりの親戚のキャラの濃さに、生気を吸い取られた状態なのだと思う。


2006年01月27日(金)

ボケ

とにかくボケているらしい。

昨夜の時点で何故か11月だと思い込んでた。
今は1月だ。1126じゃない。

本日のお通夜の為に、昼間わざわざ駐車場の場所を確認しに出かけた。
ボケているという自覚症状があるので初めて行く駐車場を見過ごす可能性があるから。
玄関を出て鍵を閉めた後になって、左足にスエードの靴。右足にスニーカーを履いている事に気付いた。

お香典袋を買う為にコンビニに入ったのに、食料を買って出てきた。
他のコンビニに行って買った。

さて、お通夜に出発という準備段階で無駄に階段を降りる事、3回。
降りるたびに目的と違う事をして2階に上がる始末。
3回目にして、やっと目的の喪服を手にして階段を登った。
幸い、今回は靴を間違えずに両足とも履けた。

1号を送って帰宅する時にカーナビに案内させた。
700m先、右斜め方向です。
はいはい。
300m先、右斜め方向です。
はいはい。
2km先、右折です。

気付いたら通り過ぎてた。
真っ直ぐ行ってしまった私の為に違う道を即座に案内したカーナビは偉い。

これだけじゃない。
昼間仕事中にも数回ボケまくり。
でも、ボケているのでミスっても焦ったりしない。
あら、まぁ。と他人事状態。


久しぶりに祖母と対面した1号はショックだったらしい。
私とて、普通の状態であれば衝撃を受けていた。
というか、頭の奥の方でショックを受けている自覚はあるのだけど、なんつーか。
一枚薄いカーテンの向こうにあるって感じ。
とにかく鈍いのだ。

こんな調子の私が明日は8時には起きて、9時半には斎場に到着していなければならない。
携帯2台にアラームを設定し、テレビは大音量で点くようにタイマーを設定しておこうと思う。


2006年01月26日(木)

ナンバー

本日、店に行くと車の営業マン君が来てた。

「買う事にしたから」

とニヤっと笑う母上。
嘘だぁと思ったら、本当だった。

今回の車は4年乗った。
本当はもっと乗る予定だったけど、今期の税金対策だの、今後はいつ車を買えるか分からない状況だのを考えて私も買う事に賛成していた。
ただ、他人の「こうちゃん」が猛反対した為に母上は困っていた。
どうやって説得するかを悩んでた。

こうちゃんの反対理由は、ごもっともで。
毎回、3年ローンで3年ごとに買い換える母上に去年はやめろと私が言った理由と同じだ。
その、こうちゃんが母上の車を買うことにしたらしい。
よって新車購入。

母上の値切り交渉に営業マン君が泣きそうな顔をしてた。
上司から数回電話が入っては、その金利じゃ渋ってると報告をする営業マン君。
私が行ってから1時間半後に、双方渋々納得って感じで交渉成立。

そこでナンバーを何にするかって話しになった。
誕生日とかは危ないので止めた方が良いと営業マン君。
何か無いかと色々言ってて決まらないので、思わず私が言ったのは

「父上の命日にすりゃ良いじゃん。1123で覚えやすいじゃん。」

だった。
営業マン君と母上は笑ったけど、なんの。私は半分本気だった。

とりあえず、ナンバーは考えといて下さいってことで解散した。

そんな事を言った割に、実は父上の墓参りに今月はまだ行ってない。
眠い眠い病で、午後になると出る気力がなくなってしまうのだ。
だから、土曜日にでも行こうと思ってた。

祖母の見舞も行ってない。
この眠い病が過ぎ去ってから行こうと思ってた。
毎度、この眠い病の時は何かをやらかすので車の運転は極力避けてる。
いつもの事だ。
こんな状態で病院のある、あの観光地で駐車場を探して止めるのは危険だ。

さっき、電話があった。
「こんばんは」っていう礼儀正しい母上に、さっき会ったばっかりなのにと思って笑った。

お婆ちゃんが11時40分に亡くなったって。
それって、夜の11時?
今、50分でしょ。さっきだよ。


母上は19日にお見舞いに行った。
祖母は目を覚まさず。何も反応せず。栄養が行き渡らないせいで手に湿疹だか何か、そういう症状が出ていたと聞いた。
だから、もうモタナイかもよって言われてた。


直接連絡が来た訳じゃないので、今は私たちは病院に行くことが出来ない。
行ったところで何も出来ないさ。

母上は自分が見舞いに行ったことを「虫の知らせかもね」と言った。
その方式で、私が2時間半前に「命日」なんて言葉を口にしたのも虫の知らせ。
なんて冗談を誰かに言って笑い飛ばしたいのは、罰当たりな事を言ったような気がしてしまうからだ。

語呂合わせを使ってナンバーを考えていたせいで、1126 「いいふろ」だなんて頭が回転しちまう自分が恨めしい。

おばあちゃん、お風呂は好きだったのかなぁ?
祖母が近所の施設にお風呂に来た時、たまたまお相手が働いていて。
その偶然は後から知ったんだけど。
「元気なお婆ちゃん」だったと言っていたのを思い出した。

今日も寒い。
体の震えが止まらんわ。


2006年01月21日(土)

無駄に忙しい日々が過ぎております。
どう無駄かと言うと。まぁ、要は儲けにならん仕事に振り回されてるって感じで。

さて。
土曜日は雪でした。
こっちでは数年振りの降りだとか。
晴れていても外に出ない日が多いくせに、こういう日に限って出なければならん事情っていうのが発生する訳で。
って、事情って言っても近所のポストに行くだけなんだけど。
そのポストがまた坂登って降りたとこにあるもんだから、雪慣れしていない私はヒヤヒヤもんでしたわ。
雪の日も大丈夫だよ金具が付いているブーツが、買って以来はじめて活躍。

こんな雪の日に出しても、翌日出しても同じだと一瞬思ったんだけど。
エッチラオッチラ歩いてる途中、郵便屋さんバイクが雪に目を細めながら走っているのを見て、私の頑張りは間違ってないと確信した次第。

お昼に二階の窓から撮影



山が白いなんて有り得ない!ひーえーっと思って、何を次にしたかと言えば。
定規を持って玄関の外に。
目的は当然、記念すべき積雪量を測る為ですわ。
お昼の時点では9cm。
早速、母上に電話。
「9cmだよ!」と報告すると、何故分かる?と聞かれたので
「定規挿して計った!」と自慢すると笑われた。

しかし、懲りずに午後16時。再び計測。

11cm!



ちなみに、どこで計ったかというと。
家の前に停まってる隣の家のトラックの荷台。
人が通りすがって一瞬なに?って感じで見てたけど、まぁ、気にしない方向で。

車が不安になったので、ポストの帰りにちょっと駐車場まで足を延ばし。
車の上にテンコモリの雪を手で落としてみた。
手袋が濡れて手がかじかんだので、フロントガラスの雪だけで勘弁してやった。

思うに。寺と雪っていうのは似合うね。

デジカメもポケットに入っていたんだけど、吹雪いてる中で片手に傘を持ってデジカメを構えるのは無理と判断。
仕方ないので携帯で。

鳥居


階段を雪かきしちゃってたのが残念。




どうせ外に出たんだから、食糧調達にコンビにまで歩くか?と思ったんけど財布を持ってなくて断念。
一度家に入ったら、二度と出る気にならない。
そんな雪の日でした。

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2006年01月04日(水)

あけました

本年も宜しくお願いします。

ということで、昨日から仕事始めとなり。
通常営業は明日から。
景気プチ回復だか何だか知らないけど、11月から怒涛の仕事ラッシュが始まって仕事納めの28日までバタバタと。
その合間をぬって友達と会ったり、年賀状作ったり、忘年会で店手伝いがあったり。
宴会の1つがクリスマス・イヴで、チキンとケーキを厨房で立ち食い。
まぁ、立ち食いでも食べれただけ良しとしよう。
唯一あった自分参加の忘年会は例の首痛直後だったため不参加。
仕事納めの後の数日も仕事と年賀状作り。
年賀状は計120枚印刷。当然、私個人の分じゃなくて母上と仕事用併せて。
仕事納め直前に来た仕事でソフトのバージョンアップが必要になり一番納期の早い店でネット購入。当然、代金は社長から貰う。
その買物で2700円分のポイントが付いた。
そのポイントを使って空気清浄機を購入。社長には内緒だ。
それらが30日に届いた。
大晦日は父上の墓参りとガソリンスタンドで洗車待ち40分。
他にも何かあった気がするけど忘れた。

そして年が明け・・・・る頃に毎月恒例行事がやってきた。
よって1日は寝正月。

2日は夕方から実家。
母上からお年玉代わりだということで、マフラーと手袋とプチタオルセットを貰う。
キーボードが打てるようにと指のとこが無い手袋を見て、思わず母上に
「おかん、私の霜焼けは指先に出来るんだけど」
と言ってしまう。せっかく買ってくれたのに悪いことをした。
頭がこぶし程の大きさの伊勢海老とお雑煮2杯とあんころ餅と御節の中味少々を平らげる。
正月に父上が来たという母上の話に慄く。
なんでも屋根がカラカラ言ったらしい。父上が来る時はドンだのガタンだの、いつも音がするそうだ。
年末には、父上の夢を見たとも言ってた。
起きても父上がいるかと思ったぐらい、長い長い夢で。父上はニコニコと喋り捲っていたらしい。
そんな父上に母上は「今日はご機嫌なのね」と話し掛けたそうだ。
時々、母上は本気でそういう話をするので少々怖い。

家に帰ってテレビを見て。深夜2時にお風呂。
後ひとシャワーと思ったところでお湯が水に。
まぁ、いいやと出てガスレンジを点けたら点かない。
お湯も沸かせないらしいので、飲み物が無くなる前に寝た。
寝てしまえば飲まない(当り前

3日は初詣。
朝、10時前に電話で起こされ45分に着くと言われたので用意開始。
と思ったけど、お湯が出ない事を思い出し確認するも、やっぱりガスが止まってる。
ガスメーターを見に行き、3世帯中我が家だけ別の場所にあるらしい事を知る。
どこだ?と、かつて蜂の巣があった換気扇のある裏に周ってみると。

なぜかコタツが。
正確にはコタツの上の部分だけ。本体の上に乗せる板。テーブルの上の部分が裏の家の塀と私のアパートに斜めって置いてある。
いや、これは置いてあるっつーより捨てられてる?
またぐには幅がありすぎる為、コタツの上を歩いてガスメーターに。
案の定点滅しているので、くっついてた説明書を読みつつ解除。
もしかして、このコタツを投げ入れられた衝撃で地震と間違えてガスが止まったんじゃなかろうか?
違うか。

無事ガス開通となり、顔を洗う事が出来たので初詣へ。
ガスが開通しなかったら来たお相手に帰れと言うところだった。
規制で車が入れないので歩いて行く事に。多分、3-40分ぐらいで着く予定。
だったけど、バスが来たので乗って八幡宮へ。
大人になってから三元日は避け気味だったので久々にロープ規制に合う。
退屈させない為か、大きなスクリーンが設置されていて「生中継」してる。
何を生中継かと言えば、渋滞中の私たちの生中継だ。
これって、ヘタすりゃ逆効果かと。人の多さにうんざり度が増す気がする。

とりあえず1つ目のロープ規制は3回目でクリア。
拡声器で注意を呼びかけるオマワリさんの「ロープの次はロープです」に意味が分からんと首を傾げる。
トロトロ渋滞の中を歩いて行くと、ああ、確かにロープが。
ロープ規制は2回あって、このロープを越えてもまたロープだよ。という意味だったらしい。
長い階段を上がる最中に、両手を連れられた宇宙人の如く親に掴まれた子供の足が背後から2回当たる。
ブラブラして、わざと前を蹴ってるらしい。
おかげで、私の黒いズボンに白い足跡が付いた。
犯人は分かりきってるので、振り返りもせずに歩きながら汚れを落しつつ賽銭箱へ。
と、思ったけど近づけないので、少し遠くからお賽銭を投げて2秒お参り。

渋滞を抜けて交通安全のお守りを買って、去年のを納めて屋台へ。
お相手が大盛り焼きそばに並んでる隙に一人でフランクフルトを買いに。
しばし、立ち食いをして池の方に。
カモ達に混じって海鳥が観光客のエサを狙って池に浸かっていた。
どっかのオバさんが「ハトも池で泳いでるよ」という独り言に驚く。
本当に一人だったから、でかい独り言だ。
ってか、その前にハトじゃないし。ハトよりクチバシ長いし。目がキツイし。
それにハトは泳がないと思う。
じゃぁ、そのオバさんの足元に今現在歩いてるハトは何ていう鳥になるんだろう?
という疑問を残しつつ八幡宮を後に。

祖母の病院に寄ることにした。
覚えてる病室に行くも名前が無い。階を間違えたかと上がるけど無い。
ナースステーションに人がいないので1階におりた所で、看護士さんを見つける。
その看護士さんが知らないので、また2階のナースステーションに上がって別の看護士さんに聞いてもらう。
祖母はどうやら、4度目の転院後らしい。ということは、10ヶ月か。
一番最初にいた病院に12/9に移ったとの事。私が見舞いに行った6日後だ。
祖母と同居している叔父からの母上にきた年賀状には「たまには顔を見せて・・・」と書かれていたという話を思い出す。
転院を誰にも知らせない叔父ちゃんだけど、悪い人じゃない。不器用なだけさ。
父上がいなくなって誰も寄り付かなくなったのが寂しいのさ。
母上も行ってあげれば良いのになぁ。私が行くのも変なんだよな。大体、家の場所が定かじゃないし。

本当は10分も歩けば着く病院だったので見舞いに行きたかったけど、お相手をこれ以上付き合わせるのも悪いので諦め。
ちょうど来てたバスに乗って帰宅。
家の側のファミレスで食事をして、母上から大量にもらった餅やらを持たせて解散。
お相手は、母上と父上の田舎から来る豆餅だのが好物だ。私は苦手なので毎年あげることにしてる。
昨日は、私は仕事があり。お相手は自分の地元の神社に初詣の予定があり。
夕飯は其々の母親に持たされた御節の残りを食べなければならないという使命があったのだ。
その後、深夜0時までかかって大量の見積を仕上げ。
これが来たら半年遊んで暮らせる。と思ったけど、逆も言える。半年は続きそうな仕事量だ。

と、こんな感じでお正月は終った。
ちなみに初夢は記憶に無い。

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