子供から教わる事が
こんなにあるとは

それが何かが
全然言葉では言えないが

道を歩いている時
ふと、そう思う時が
多々あり


時の流れは
どんどん早くなって行く

ディランのノーディレクションホーム
第２部は何度観ても最高なんだ
最高なんだ　最高なんだ

オレが
熱を出した


完全に
OFFに
なった


動物園に行けなかった

もう少し
暖かくなったら行こう

３月下旬頃

日曜日から木曜日までの
５日間
３９度以上
時には４０度を超える熱が
ずっと続いていた

それでも
ちょっと気分が良くなると
駆け寄って来て
足下をうろちょろしてくる

寝ていなきゃダメだろう

そう言っても
泣きながら
くっついてくる

抱き上げておでこを触ってみると
やっぱりとっても熱い
いっそうのこと
おでこを丸かじりにして
オレがその熱を食べてやりたい

それでも時間になるとオレは仕事に行った。
極力早く仕事を終わらせダッシュで家に帰った。
具合が悪いのに一生懸命俺たちに笑いかけてくる。
そしていつになく泣く。いつになく甘える。
長い長いトンネルを自力で抜けようとしている。
先生に看てもらったところ
「突発性発疹かも知れないのでもう少し様子をみましょう。」
との事だった。

「突発性発疹」
赤ちゃんは誰もが経験する
４、５日高熱が続いた後、体に湿疹が出来
いずれ治るというもの。

今までは生まれながらにして持っていた免疫や
お母さんの母乳を飲む事で免疫がついていたのが
効果を無くし
新たに自分で外部の菌と戦いながら免疫をつけて強くなって行く
過渡期に起きるのが「突発性発疹」というものらしい。
それでも初めての事で、どうしたらいいのかわからず
先生の言った事を信じて、様子を見る事にした。

木曜日になって長い長いトンネルを抜け
お腹と背中にポツポツ湿疹が現れた事を
昼休みに電話した時に聞いた時は、メチャクチャ嬉しかった。

夜は渋谷アピアで
夜の１０時から行われる
プレジー３吉のワンマンライヴに行った。
とっても好きな詩のフレーズがある。
正直に正面から身を削って
伝わってくるプレージー３吉の唄。
研ぎすまされて放たれてくる詩が好きだ。
プレージー３吉のステージは真っすぐで好きだ！
会場には２０人以上の人が居た。
ほとんどが表現者だった。
３チャンと会場にいる人達の気持ちが一つになっているような
嫌でも共有してしまっているような、素敵な空間だった。
みんな３チャンの事が好きなんだな。

金曜日
仕事の帰り
シュークリームを買った

元気になって本当に
良かった

喜ぶ顔が観たかった

今度
晴れたら
動物園に行こう

スタートもゴールもなく
流れる路上で
淋しげな少年が膝を抱えている
あの頃大声で言えた事
今は口を閉ざしたまま
何を思っているんだ

さまよい続ける
光と陰の狭間
忘れてしまった遠い昔の物語
あの頃急いでいた事
今は立ち止まったまま
遠い記憶の中で何を持っている

この路上ではしゃべれない人達が
みんな裸になっている
お気に入りの服を震える両手振り切って
破り捨ててもみんな
新しく着る服が見当たらないみたいなんだ

言の葉が
足りない

なんとかしなきゃ

高円寺ALONEに
富岡ゆりと松浦キノコのライヴを観に行った。
何か起きるんじゃないかと思った。

嫁と息子も一緒に行くはずだったが
息子のご飯の時間と重なって
残念。オレだけ行く事になったが
ワクワクして行った。

富岡ゆり、松浦キノコ
二人とも最高だった。

富岡ゆりさんの朗読は
自分の部屋でも聞きたいぐらいだ。
何なんだろう
あの世界は。
人間愛に触れてるような感覚。
時に残酷なまでに生を見つめられているような
感覚。そして
言葉が詩の世界とは逆にこころなしか
気持ち良さそうに行を連ねているような
感覚。
是非、また観に行きたい。触れたい世界。


松浦キノコ。
詩人。
豊かな発想の孤独なハートの
イカレタロマンチストの
言葉がスピードに乗って
ギターかきならし
松浦キノコの
言葉
世界
それを
松浦キノコ自身が
研ぎすまして
炸裂させていた。
かっこよかった。
メチャクチャ。

ほぼ満席の客席はあっという間にヒートアップして
１曲終わるごとに客席から
イエ＝イ！！とかッシャ＝！！とか声が上がった。

最後の曲が唄い終わってすぐステージから
降りて楽屋に戻って行ったのだが
客席ではキノココールが拍手と共に起きた。
そしてアンコールの曲がロマンチックだった。

ライヴが終わり
「以上をもちまして本日のライヴは終了します」の
アナウンスが入ったら、また客席からは拍手が起きていた。


素晴らしい夜だった。


帰り際
オレは
ありがとうって
言った。

自分のライヴに
井向さん、プレジー３吉、松浦キノコ
来都くんが
来てくれた。
嬉しかった。
すごく。
とっても。


競演者の渡辺恭士さんは
恒久くんつながりでALONEに出演するようになって
ポン吉さんが彼を観に来ていて、オレのライヴも久しぶりに
観てもらえて嬉しかった。
恒久くんは渋滞中で間に合わなかったけど
打ち上げには間に合って、楽しかった。


同じく共演者の珊瑚くんは以前一緒にブッキングした時より
唄の世界の雄大さが出ていて透明感が増していて
独特の水色の世界があって光があって
波があり、太陽があり、月夜の晩
音楽が流れる
唄声と共に
言葉を紡いでいた。


渡辺恭士さんは
熱いハートの持ち主で、ユーモアがあって、
良い出会いが出来たと思った。

彼は車で来ていて八王子に帰るという事だったので
途中の西国分寺まで送ってもらった。
帰りの車の中では深夜２時の車の中では
長渕剛のCDに合わせて大合唱が始まっていた。
彼はポイントポイントでハモってくれたりなんかしちゃって
あっという間に西国分寺について
ほろ酔いな夜、楽しかった。

1カ月の中で
一番楽しみな
時間だ

ライヴハウス
高円寺ALONEの
詩の会
「アンテナびんびんnight!」

お題に対し即興で詩を書く。
持ち唄の詩を朗読する。
お題も何にもない即興タイムがある。

酒飲みながら、鉛筆とノートと、
オレンジ色のライト
枝豆、ポテトチップ、漬け物、トンカツ、
茶色い床、白い壁、真っ白な紙

そして
読み上げる参加者の詩に対し
何を感じたかを独自、発表する
感性が試されている場でもある

詩の会が終わった後は
頭が疲れるけど
やめられない
とまらない
楽しいよ


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お題「子供達へ」

目から落ちる涙は
海より大きい

泳ぐのだ泳ぐのだ
力いっぱい泳ぐのだ

叫ぶのだ
聞き取れない声で

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お題「雲」

あ〜クジラが
気持ち良さそうに
泳いでいるような
空だ

聞こえるかい

あ〜クジラが
気持ち良さそうに
泳いでいるような音が
空から


／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／

<即興タイム>


今おかしい
ちょっとおかしい

hey!楽しんでるかい

誰にも言わない
何にも言わない

hey!楽しんでるかい
hey!楽しんでるかい


／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／／


また来月！

自分の殻を破りに行こう！


殻を破る殻もなく
固まるしかないオレなのか
自分を守る殻もなく
固まるしかないオレのままなのか

どでかいどでかい
「やってやるぞ〜！！」は
ホームランだ！

駒大苫小牧高校
合格おめでとう！

１５歳の少年が
今年の４月から
駒大苫小牧高校で
甲子園を目指して
バットを振り続け
野球に打ち込む

時々淋しくなった時は
俺たちの顔を思い浮かべてくれよな！

応援してるぞ！