つじつまの合わない矛盾
行き場のない感情

開き直りの一歩手前

うまくいかない現実を
いらだちのまま
ていたらくに
そのまま曲を書きたい

退屈しのぎの鼻唄
ワラにもすがっている奴。好き。

悪夢の中
正気に戻れそうで戻れないあがき。

ありがたい世界と
馬鹿なオレの微妙な関係。

おめでたいオレの
日常を笑い飛ばせ。

朝
玄関を出て
歩き始めた

早速、疲れていたけど
オイルが流れた自分を
感じられる事が出来た

エンジンが入った自分を
感じる事が出来た

だったら
そのまま行こう！
とりあえず
行き着くところまで行ってみよう！

いつまでそのエンジン、持つかわからないけど
おもいっきりやろう！
と思った

そのエンジン
破滅型エンジンを
搭載しているが

いがいと
そう簡単に壊れない事を
知っていた

ヨシナガハジメのLIVEを
観に行った

良かった！

これからもっともっと良くなる

だって
良い曲
唄ってるもん！

今、住んでいる団地のすぐ隣に
多喜窪（たきくぼ）公園という
ちょっとした公園がある

土曜日ともなれば
最近、ほとんどその公園で
ヨシタロウ、シュウヘイ
そして
Yタくん、Yタロウくん
Sちゃん、Mちゃんが遊んでいる

そして
その子供達の父親は
その公園のベンチで

表向きは子供達を見守っている


でも実は昼間からその公園のベンチで
酒盛りが始まっていて
酒が足りなくなると
誰それともなく
酒が無くなるちょっと前に
気を利かせコンビに行って
酒を買ってきて
その公園のベンチで酒盛りが続き
気がつけば夕方になっている

その間
子供達はずっと無邪気に遊んでいて
そして
父親達はずっと無邪気に呑んでいる

そして
気がつけば辺りは結構、暗くなっている

その頃には父親達は
へべれけに酔っぱらっている

最終的に父親達は
奥さんに叱られている土曜日が続いている

だけどそんな
居酒屋　多喜窪を
なんだかとっても愛おしく感じているのは

オレだけじゃない

考えてみると
あまり物事を深く
最近、考えていない

以前はもうちょっと
自分に対して真剣だった

今はただ毎日を乗り越えるのに精一杯

乗り越える他にあまり何にも
考えていないんじゃないか
と思う

オレはただ
不機嫌でいたくないだけ

ご機嫌でいたいだけ
ぶっ倒れて、また起き上がる時
不機嫌でいたくないだけ

よしたろう
小学生に入って
明日、初めての遠足

そして
遠足のしおりに自分の名前を
小学校の机の上で書いたのだろう
元気一杯に自分の名前を

そしたらスペースが足りなくなっちゃって
最後の「う」がとても小さくなっちまった

本人は書きながら
何を感じたのだろう
この小さい「う」に

遠足

楽しんでこい！

普段どこまでいろんな事を一生懸命思ったり
傷付いている事をちゃんと受け止めていたりするか。

曲を創る事とか唄う事は
言ってみれば
一生懸命やっている事の全て。

毎日いろんな事を沢山感じていて、でも、
忙しかったり、やる事がいっぱいあったりで
なかなかそういう事に向き合ってないだけで

普段の日常で感じている事が
生きている人の体の中には全部ある。

ご飯食べて、電車のって、人と話して、
街を歩いたり、窓から外をながめたり
小さい時の思い出とかが頭に残っていたりするのと
同じように人の体の中には
日常で感じている事が全部ある。

曲を作るのは
それをまとめるっていうことで
それをどこまで真剣に、自分で逃げないで
向き合えるか

だから日々
ちゃんと向き合っていれば、すごく普通の事もそのままで
成立する。

そこをどこまで一生懸命、集中してLIVE出来るか。

だから普段の生活がすごく大事。

５月のとある日
北側のベランダから
夕焼けを撮った

綺麗だと思って
i phoneで

ゴールデンウイークが
遥か遠い昔の出来事のような気がする

ゴールデンウイークが終わった７日の月曜日から金曜日は
怒濤の５日間だった

今日から少し落ち着きを取り戻し
麦焼酎ロックをチビチビ、グビグビやりながら
いい気持ち。

おとといの土曜日は子供達の地域運動会があり
オレはほんの少し日焼けをし
その後、家族ぐるみで酒を呑んで楽しかった。
はじめは
スパゲッティー屋さんで、その後公園で・・

そして
昨日は体中、筋肉痛
TSUTAYAに行き、映画を借り
靴屋で靴を買い
電気屋でヘッドフォンを買い
家に帰り、録画してあった「天空の城ラピュタ」を観て
いい気持ちになり、
知らず知らずのうちに寝ていた。

それにしてもゴールデンウイークは
楽しかった

家族ぐるみで酒を呑み、子供達はワイワイガヤガヤと
お父さん連中は酒を呑み、酔っ払い、酒を呑み、
お家にお邪魔して酒を呑み、時には子供達と一緒に
青梅まで寝過ごしちゃったりして
子供達もびっくりしちゃったり

LIVEをビシッとやったり

そしてまた
家族ぐるみでボーリングなんか行っちゃったり
そこでまた子供達はワイワイガヤガヤと騒いだり、飛んだり
跳ねたりして
楽しい日々が過ぎて行ったのだった

ゴールデンウイークの
とある日の
次男坊、食いしん坊のシュウヘイ。

ぶどう味のアイスが大好きでもう大変。

IN　府中本町　

短時間ではあったが
終電までの２時間

同じ仕事をしている
同僚４人と酒を呑んだ

沢山走った一日だったし
なおさら酒がうまかった

酒は良いもんだ

昼間、街を歩いていた時
赤信号で止まっているトラックの
運転手を見た。

その運転手、車が止まっている間
ドラムスティックを持ち
ハンドルをドラム代わりにしながら
リズムよく手首を動かしていた。

青信号になり
運転手はドラムススティックを置き
ハンドルを握り、アクセルを踏んで
また走り出した。

「だよな〜」って思った。

仕事中の運転手さん。
音楽では食って行けないのだろう。

労働。

自分のやりたい事だけで
飯を食えている人なんていないのだろう

なんかしら、どこかしら
歯を食いしばって、踏ん張って
毎日、乗り越えて生きている。

だからこそ人は
不滅のブルースを唄うのだろう。