シオン君が

家に遊びに来たよ

心が温かい

シオン君が

うちに遊びに来たよ

オレ

隣の部屋で

寝てたよ

子供達の

笑い声が聞こえたよ

オレ

ニンマリしながら寝てたら

チビタロウが

ライダーキックして来たよ

お父チャン！ねるな＝！って

目が覚めたら

豊田だった

豊田が終点で良かった

上りの最終電車がまだあって良かった

高尾行きの電車だったら

間違いなく高尾だった

豊田止まりの電車で良かった

豊田に着いた時

まだ上りの最終電車があってよかった

でももう飽きた

こういうの

寝過ごすの！

病気だ



豊田のプラットホームで

上り電車がくるの

１０分間待った

プラットホームに

何人かその電車に乗る人たちがいた

オレその人達にしゃべりかけた

「万が一プラットホームで寝てたら起こしてくださいよ！」

「電車が来た時起こしてくださいよ！」

「頼みますよ！」

「僕は西国分寺に帰るので１０分後にくる電車に乗らないと
　帰れなくなるのです！」

としゃべりかけてたら

一人

日野にかえるおっちゃんが

オレを救ってくれた

寝させないように

話しかけてくれて

オレとそのオッチャンは

プラットホームで

漫才をした

凄いっしょ

でもプラットホームにいた

他の人達は、これっぽっちも笑わず

みんな下を向いていた

そうこうしているうちに

上りの最終電車が来て

その電車に乗った

そのオッチャンは

日野で降りた

オレも無事に西国分寺で降りた

夜の九時から

ターザンの映画がやっていた

オレ

子供達と観ていた

オレ

子供達よりも

先に寝ていた


【回想】

夜の９時には
井の頭線の渋谷駅から
吉祥寺に向かう電車に
乗っていたのに
夜の１２時近くになって目が覚めたら
まだ渋谷駅だった

まだ電車があったから
帰れたが

もう飽きたわ

こういうの

鉄腕アトムの漫画を読んでる

全巻

あるから

子供達と一緒に読んでいる

アニメのイメージとは違うよ

そんなに天気がよくなかった

雨が時々降っていたし

そんなに暑くもなかった日

武蔵台プールに行って来た

自転車で１０分の場所にある

市民のためのプール

２５メートルのプールと

子供用の浅い小さいプールがある所

午後３時から行ったら

だれもいなかった

２５メートルプール貸し切り状態で

チビタロウ、チビヘイと

プールでたわむれた

プールサイドにあがったら寒かったから

ずっとプールの中で

たわむれた

帰り

チビタロウは自分の自転車で

チビヘイはオレの自転車のうしろに乗せて

帰った

チビヘイに

「今日は貸し切りだったね〜」といったら

チビヘイが

「カシキリってどういうイミ？」と聞いて来た

オレは

「貸し切りはね、イエーイ！やったぜ！自由だってことだよ」と

答えてしまったら

隣を自分の自転車をこいでいたチビタロウが

「違うよ！その時間、その場所で、自分達だけで遊べるってことだよ！」

と理路整然と答えて来た

オレは

すかさず

チビヘイに

「そうだよ」と言った後

ノリで生きて来た

自分の人生を

すこぶる反省した

理屈抜きの人間の感情が
踊りにはある

これなんだ

理屈抜きに人間の感情をゆさぶるのは
音楽なんだ

心から笑っているのに
目から涙がこぼれる事が
あるんだ

最近

仕事で

外を歩いていると

コンクリートの上で

局地的な雷雨に遭遇する

その時オレは何をしているかというと

待ってましたとばかりに

鞄から黒いコウモリ傘
（本当はただの黒い折りたたみ傘）
を取り出す

そして
ポケットからヘッドフォンを取り出す

そして
黒いコウモリ傘（ただの黒い小さい折りたたみ傘）
をさし


ボリューム最大にあげ


とんぼ


を

聞いている

夏休み

なかなか魚が釣れなかった日

チビタロウに話しかけた

「小学校はどうだ？」

「小学校〜？嫌だよ〜」とチビタロウ

ちょっと心配になったオレ

「なんだ、友達関係でなんか嫌な事かあるのか？」

「友達は最高に決まってんじゃ〜ン」とチビタロウ

「宿題だよ〜。宿題がたまらなく嫌だよ〜」とチビタロウ

なかなか釣れなかった日

そんな会話をした真夏日

蝉の声がよく聞こえた日

ホッとしたオレがいた

その前までちょくちょくあった
腹痛や、どもりや、のどに痰がからまる症状が
夏休みの間は
いっさいなかった

が

また

始まった

これは精神的なものだ

症状を受け入れ
それを自力で克服せねば

１日の終わり
寝る前に

一旦、気持ちと体を
リセットする努力をし

継続せねば

オレは慢性的に
疲れている

電車の中で寝る

オレは慢性的に
疲れている

病気だ

GP
略して
ギョーザパーティー

ギョーザ
４０個食べました

上の方からの
飲みの誘いを断わり
家に帰えり
GPしました。

本当は家族そろって
GPをやりたかったのですが

私が帰ったときは
もう、みんなGPをすませており
自分一人GPをしました

が

それでも最高のひと時でした。

醤油とラー油とお酢のブレンドが全てですが
１個だけギョーザにマヨネーズをかけて食べました。

味は想像にお任せします。

釣れたばかりのイワナを

塩焼き

マジうま！

チビタロウ、チビヘイ

唐揚げ

マジうま！

自分の釣った魚を食う

感謝！


「いただきます！」

叫んでも

自分の声は帰って来なかった

まぁ

しょうがねぇな

バギー場

全長７００m

デコボコ道

ブンブン

来年はチビタロウ

一人で乗れそうだ

藤原さんの実家から
車で二十分
見渡す限り田んぼの道を抜けると
池がある

『ここで釣りをしてはいけません！』の
看板をくぐり抜け
魚釣り

チビタロウ13匹釣る。
人生、初釣り。

チビヘイはバケツに入った
釣れた魚を見守る係り。
チビヘイも初めは釣りたかった
みたいだったけど
ちょっとやってみて、やっぱやめた！って

多分、まだ自分では無理だと思ったのか
自らバケツに入った魚を見守る係り

チビヘイ！来年には釣れるようになるよ。
オレは心でつぶやいた。

チビタロウ
沢山釣れて良かったな！
オレは心でつぶやいた。

夕方
見渡す限り田んぼの道を通って
藤原さんの実家に帰った

夕日が綺麗
その太陽を浴びながら
オレは庭でビールを浴びるほど
飲んだ。

藤原さんの実家
福島県は泉崎村に
今日の夜から帰ります。

今、仕事が終わりましたが
いやはや
またもや凄い雨でございます。

明日の朝には
見渡す限りの田んぼの
ど真ん中にいる事でしょう。

藤原さんの実家の景色が
妙に体にフィットするのは
きっと自分の先祖が間違いなく
田んぼの村で生活していたからでしょう。
苗字が田村なのですから。

それにしても、凄い雨と稲妻です。

一旦、自宅に戻ってからの
出発ですが
自宅へは早速ずぶ濡れで帰りましょう。

それにしても、凄いですね
イナズーマ