Turns red EPレコ発2days初日。
出演は出順で以下。
deepsea drive machine
rega
なのるなもない(降神)
9dw
LITE
なかなかイケイケなイベント。
1番手はdeepsea drive machine。
下手がモズライト、センターベース、上手がストラト(だったっけ?)な4人組。音楽性的には生演奏でハウス〜テクノな音像を作り出す。演奏クオリティは高く、ワーミーを多用したり、同期モノを効果的に取り込んでいたりと意欲的。
でも、「生でやる」意味が薄いんじゃないかな、と思わないでもなかった。
次。rega。
まさに縦横無尽と呼ぶに相応しい、高揚のインストゥルメンタル。
メインを取る楽器が次々と入れ替わりつつも、それぞれのプレイアビリティは常に余すことなく表現。なにより演奏している彼らが非常に楽しそうで「陽」の気がダクダクと溢れてくる。なんて楽しい空間なんだ!
3番手、なのるなもない
降神というユニットのMCの片割れ。降神という名前は聞いたことがあったけど、見るのも聞くのも初。繊細で流れるようなフロウ。ライムは多用せず、内向的なポエトリーリーディング然としたラップを披露。曲構成も凝ることなく、ヒーリングミュージックのようなトラックに押し付けの無いささやくようなラップ。
初見でこのヴァイヴスにのるのは難しいけど、非常にオリジナルなスタイルをもったラッパーだなあ、と。
ラストの曲はヒップホップの作法に則った感じでのりやすかったかなー。
次。9dw。
これまた名前は良く見るが、初見。下手からベース、ドラム、キーボード・ギター、マニピュレーターといった構成。
音楽性はと言えば、プログレやフュージョンのエッセンスを取り入れたいわゆるAOR、なのかな。
サウンド自体はすっきりとシェイプアップされていて派手さは無い。
複雑に組み込まれたループ感のただよう生のリズム・シーケンスに付かず離れずで寄り添うベースライン。ユニゾンしたかと思えば離れ、時にはライトハンドも多用するギター。
大人なサウンド。
ラストはホストのLITE。
いつも上手からみてたので、センターより下手側、イザワさんの前でライブを見るのは久々。
足元はmoogのベースシンセやら、ビッグマフmodやらを使っていた。ベースはバッカス。
改めて、まじまじとべースを見てるとやはり圧巻、というか。指裁き見てるだけで楽しくなってくる。
センターのギターさんのキーボードはmicroKORG XLで、横にはサンプラーがあったり。
上手ギターさんはこの日はちょっと調子が悪そう(プレイの)。いつものキレはあんまりなかったかなあ。
とは言え、非常にすばらしいアクトなのは間違いなくあっという間のステージ。
おなかいっぱいの初日でした。