いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2005年12月31日(土) さらば平成17年。Thanks everything!

年を取るごとに毎に一年が加速度的に早くなっていくような気がするのは、私だけではないだろう。もう今年も終わってしまう。

 議員になって7回目の年末である。そして、40代最後の年末でもある。子供ぽいと言われるかもしれないが、最近フッと焦燥感というか、虚しさに襲われることがある。むしょうに寂しくなったりするのだ。

 別に躁鬱なわけでもないのだが、自分が生きてきた過程や、今何をしているのか、等考えると、突然、真っ暗な闇夜にはまり込んでしまうのだ。

 はたして、この一年、自分が生きてきて、活動したことにより、何かが前向きにすすんだろうか?生きている意味はあったのだろうか‥などと、自問自答してみる。

 来年は、今期の議員として最終年度(18年度)の年である。さらには、個人的には50歳を迎える。半世紀生きてきて、明確な生き様がつかめていないようでは、まだまだアオイな〜

 今年出会った多くの人々に感謝!生きていることに感謝!働けることに感謝!



2005年12月30日(金) この国は、自国の外交官すら守れないのか!

 週刊文春が、中国上海の日本大使館に勤務していた外交官(電信官)の自殺スキャンダルをスッパ抜いた。それによれば、この外交官は、わが国と領事館の間で通信される暗号解読の専門家で、総領事しか知らない国家秘密も知りえる立場だったそうだ。

 旧国鉄から外務省入りした彼は、中国の個室クラブである中国人女性と親しくなる。そして、彼女を通じ、中国側諜報機関と接触をはじめ、重要情報
を要求された、というのだ。

 耐えられなくなった彼は、ロシア領事館への移動を願いでたが、中国側は「ロシアの情報」も要求したらしい。結果、「国を売れない」との遺書を残し昨年5月、領事館の宿直室で自殺した。

 国際常識の中では、諜報機関が「女」を使って情報を取るのは、古典的ながら、有効で「あたりまえ」の行為とも言える。かの橋本元総理が、中国情報機関の女性と「特別な関係」を結んで、ODA26億円を彼女の故郷に使ったのは、有名な話だ。

 私ごとき下っ端でも、自衛隊生徒だったころ、上司から「ソ連や中国関係の展示会や音楽会には行くな」と指導されていた。だから、中国の行為は「遺憾」ではあるが、諜報戦略としては、驚くにあたらない。

 問題は、そのことに対する防諜が出来なかったこと、さらには、発覚後、大使本国召還など、国家として最大限の抗議をすべきが、それすらしていないようであることだ。国家としての尊厳を、いつまで捨て続けるんだ!この国は。

 「国家を売れない」と、悲痛な叫びを残し殉職した大使館員のご冥福を、心よりお祈りする。腐れ親中国派外務省!せめて公務死亡扱いにしろよ!



2005年12月29日(木) やった!今年最後の大掃除@大田区ゴミ屋敷

 いよいよ今年も残り少なくなった。今日は、ゴミ婆さんの地区の可燃ゴミ収集最終日である。早起きをして、最後の掃除にでかけた。昨日、友人のK氏に応援を依頼しておいたので、現場で落ち合い、作業を開始した。

 ご本人の同意を得ながらの作業は根気がいる。我々にとっては「ゴミ」でも、本人には大切なものが入っていることがある。最近は、大体その価値観がわかってきたので「これは、とっておくんだよね」と言えるようになってきた。

 突然、彼女が怒り出した。「ここにあった黄色い袋はどうしたの!なかに衣類とか、ぬいぐるみが入っていた」と。やむなく、すでにゴミ集積場にもっていったゴミ袋をひっくりかえしたところ、あった。黄色い袋を得意そうに持ち帰った彼女が袋をあけた。本当だ!ぬいぐるみはなかったが、衣類ははいっていた。

 怒鳴られ、何度もなだめすかして、1時間。45リットルの袋を30も出しただろうか。清掃車が来て終わった。少なくとも、今日から正月までは、猟場にはゴミはないので、この家の庭もゴミで埋まることはないだろう。最後のひとつは、彼女にゴミ捨て場まで捨てに行ってもらった。きっと、拾った場所に捨てに行くのは初体験ではないだろうか。

 喜んだのもつかの間、帰宅後、彼女の声で留守電があった。「捨てた袋に、お餅とミカンがあったので返して欲しい」

 いい加減にしろ!

きれいになったお庭↓



相変わらずの玄関から室内↓ 



2005年12月26日(月) 明日は不燃物最終日。ゴミ婆さん宅のゴミ出しにいくぞ!

 過日のゴミ屋敷清掃から1ケ月。今日久しぶりに訪ねてみた。なんだよ!また溜めている。本人に問いただすと、家から出たゴミをついつい整理できずにいる、と。ウソつけ。婆さんには絶対に縁のない物もあるじゃないか!

 大田区のゴミ捨て場には、彼女が取れないように網で柵を作ってあるが、近隣のワンルームマンションのゴミ集積場が彼女の猟場である。独身者が、24時間ゴミを捨てることができる場所で、ゴミの日に管理人が大田区の集積場に出す仕組みだ。ところが、ここは無施錠で、誰でも入れるのだ。

 周辺の目撃情報によると、ここから相当持ち出しているらしい。そこで、区では、このマンションの管理会社に、施錠を依頼したが投資用マンションのようで、管理組合も他人事のようで、「なぜ、そこまでしなければいけないのか」という態度だという。

 やむを得ず、犬伏登場である。共産党さんや左翼さんから「恫喝議員」とお褒めを頂いている身である。頑張らねばならぬ。管理会社本社に電話をして、CSR(企業の社会貢献)の観点からご協力をお願いしたが、ぐるりとまわって、結局、現場担当者から「いかに出来ないか」という、お役所並みの言い訳が戻ってきた。次なる爆弾を考えねばならないようだ。

 さて、そうは言うものの、年末年始はすぐそこだ。周辺住民の清潔な新年を確保するのは、議員のミッションでもある。まして、これだけかかわった案件だ。本日、婆さんを説得して、今年最後のゴミ収集日早朝に、私がすべて集積場に出すことで了承を得た。

 不燃物は明日が最終日。そして、可燃は木曜日。これが過ぎれば、もはやマンション以外にはゴミはない。マンションの集積場は、年末年始に、別の方法(秘密!)で強制施錠しちまおうと思っている。

 税金使うな、と奇麗事言ってきた区民さん!明日も、木曜日も私が勝手にやるだけで税金はビタ一文使いませんからご安心!

 それにしても、この戦い、いつ終わるんだろう。

本日のゴミの状態↓



 

 



2005年12月24日(土) クリスマスイルミネーションは政教分離違反じゃないんかい

 今日はクリスマスイヴ。なんでもありのわが国では、イエスキリストのご降臨(誕生)を祝って、日本中がわく。ケーキ屋さんは一年の売り上げの30%以上を稼ぎ、おもちゃ屋さんやお花屋さんなども、キリスト様の恩恵に預かる。

 さらにわが国の伝統的行事の感さえある、クリスマスのお泊りデート。私が旅行会社を始めた昭和50年代は、カップルの苗字が違うと一流ホテルは宿泊させてくれなかった。その後、昭和60年代になり、なぜかクリスマスは、恋人とホテルに泊まることが行事となった。

 わが社でも、「シングルルームに二人でうふふ」という宿泊プランを発売して、空前の大ヒット商品となったことがある。そもそも、イヴは、ユダヤ教の一日が日没をもって終わることから、12月25日のご生誕を、日没後の新たな日に祝う、というものだ。それが、なぜか、日本の若いカップルは、子作り行事(品がなくて失礼!)の日にしてしまった。

 さて、この日にあわせて、全国の商店街、自治体などでは、クリスマスイルミネーションが華盛りである。商店街の装飾には、区市町村や都道府県の商店街振興資金が助成されている。

 おいおい、おかしいじゃないかい!キリスト様のお祝いに、税金を投入するのかい。まあ、そんな堅いこといわないで‥という声が出そうだが、では靖国だって一緒だろう。

 初詣やクリスマスを「宗教行事」に参加している、と感じている国民はほとんどいないのではないだろうか。すでに、国民的行事にすらなっているといえよう。同様に、国家のために命をおとされた方々に、感謝の祈りを捧げること
は、後世の国民の義務であり、国民的行事に値するものだ。

 クリスマスのイルミネーションに税金を支出することが許されるのなら、「国立追悼施設」などという無駄遣いをやめて、靖国神社へ助成しろ!と申し上げたい。

 Merry X‘mas!



2005年12月23日(金) 今日は天皇誕生日、そしてA級戦犯処刑の日

 今日は、天皇陛下のお誕生日である。我が国統合の象徴、そして2600年以上続いている我が国の歴史の系図の生き証人でもある。偉いとか、偉くないとかではなく、国民として素直にお喜びすべき日であろう。

 そして、もうひとつ忘れてならないことがある。それは、1948年の今日、東京裁判というリンチにも等しい裁判で、A級戦犯という汚名をつけられた人々が処刑された日でもある。

 わざわざ、当時の皇太子の誕生日に処刑の日をあわせたことからも、GHQによるリンチ(報復)の感が見える。

 そもそも、罪刑法定主義というのは、法学を学んだ者なら誰でも知っている原則である。すなわち、その罪は、その犯罪行為を犯した時に、法律によって「罪」と定められていなければいけない、というものだ。

 A級を含む我が国の戦犯と言われた人々の罪は「平和を犯した罪」である。そんな罪状は、当時も、現在の戦争法規であるハーグ陸戦条約のどこにも書いていない。つまり、法律違反の罪状なのだ。

 ところが、GHQに騙された国民、そして諸悪の根源、日教組は、戦争犯罪を戦犯に押し付けて、自らは偽善者を装ったのだ。丁度、戦後ドイツがすべては、ナチスが悪い、と押し付けたが如く。

 その亡霊を背負って60年。そろそろ、マトモな国家になる時であろう。

天皇陛下のお誕生日を祝い、皇室の幾久しいご発展を祈り、多くの戦犯の汚名を着せられ殉職された人々のご冥福を祈る。



2005年12月20日(火) いぬぶし、ついに出会い系にはまる?

 最近特に「○○さん(女性名)からのメールです」とか「今日会えますか?」というメールが急増した。世の中では「出会い系」を利用した結果の犯罪が多発している。はたして、どんなものなのか?区政に携わる者として調査すべき、と自分を納得させ、メールをかえしてみた。

 すると、すぐさま、管理者と名乗る女性(少なくとも名前は)から「5名の女性に通知した」とのメール。しばらくすると27歳の女性会員から「是非会いたい。あなたの望みはかなえてあげる」と。

 無視していると、今度は「前金として10万円お支払いします。これで私が本気だとわかるでしょう」ときた。なんじゃ、こりゃ、男を買うサイトか?
うまいダイミングで、今度は管理者から「27歳の会員様から20万円が当サイトに預託されました。これは、あなた(私)がVIP会員になるための預託金にして欲しい、とのことです」とのメールがはいる。

 このサイトの女性会員のメールアドレスを見るには、確か1000円、携帯電話を知るには5000円だかのポイントを買わなければならない。VIP会員になると、それが無料だか、安くなる、という仕組みらしい。

 ついては、最低の身分確認代として5000円を振り込め、というのだ。なんだ、そういうことか。5000円を振り込ませるにしては、随分手のこんだ芝居だ、と思ったが、一人でメールをうつだけなら大したテマでもないか‥

 これまた無視していると、27歳女性から「ご返事もらえなかった‥」と、翌日は「本日17時まで待ちます」と。管理者からは「本日まででVIP会員登録は終わります」これも無視。

 翌日には「27歳会員様から、もう20万円の追加入金がありました」会員様からは「あなたに会いたいから20万円振り込みました」

 ウソ言うな!こんなんで騙される輩がいるんだな。ちょっぴり面白い世界を覗かせてもらった。



2005年12月19日(月) ついに遠近両用メガネを買った

 以前、メガネを買ったと書いたと思う。ところが、このメガネをかけて免許の更新に行くと見えないのだ。余程キレイに見えるものと期待して行ったのだが、裸眼より見えないかもしれない。かろうじてパスしたが、免許証には、初めて「眼鏡等」と書かれてしまった。

 どういうこっちゃ!と、区役所前にある大手メガネ屋に出向いた。私のデーターを調べていた店員さんは「小さな文字が見えない、というご要望で、近距離用のメガネをおつくりしてますね」と。これを解決するには、遠近両用を買うか、遠方用を買って、二つのメガネを併用するしかないとも。

 横着者の私が、二つのメガネを使うなどということは、太陽が西から出るに等しいことだ。ありえない。では、遠近両用の最格安をくれ。15000円也。以前のものが、17000円なので、あわせて32000円。もたいないな〜、と思い、デザインを選んでいると、天使のような店員さんの声。

 もし、近距離用をお使いにならないのでしたら、お買い上げ額で引き取らせていただきますよ。遠近との差額だけ頂戴できれば。と。

 おお!そんなことが出来るんかい!「目的にあったメガネをご提供できなかったのは当店のミスです」ありがたいお言葉である。では、どうせ、15000円は覚悟していたので、ちょっといいレンズにしよう。結局、合計で33000円になってしまったが、前のメガネを無駄にして、15000円払うより、余程気分がいい。

 さすが、社訓「売り上げで競うな、接客で競え」だけある。
ありがとう、○○○ドラッグさん!



2005年12月18日(日) 放送大学 現代社会論  面接授業レポート

テーマ「家族の定義づけが困難な理由」                             犬伏 秀一

 結論から述べると、今日の家族をめぐるあらゆる問題の根源は、昭和20年12月10日に発せられたGHQのwar guilt information(日本贖罪心理作戦?)にあると思っている。
連合国は、二度と日本が敵意を表さないようにと、新聞、放送など、あらゆるメデイアに対して、徹底した日本バッシングを要求した。その結果、我が国の伝統的な家族制度は解体させられ「ヒドイ国だ」「とんでもない国」だという刷り込みが、教育現場でも行われてきた。さらには、米国の「権利意識」だけが取り入れられ、義務の伴わない希薄な権利主張が世の中に蔓延ってしまった。

 そして、世の中のあらゆる権威を否定することが「民主主義」であり、「自由」であると誤解した一部マスコミや日教組などの教員によって、国家や国旗、学校では校長などの「権威」は崩壊していった。その中のひとつに「オヤジ」の権威もあったのである。つまり、戦前では厳然として家庭内の権威は「家長たるオヤジ」にあり、厳しい父性と、優しい母性により、家庭の調和が保たれていた。ところが、戦後、取り違えた妙な平等意識のもと、この性差による役割分担としての権威も否定されてしまった。母は言う。「勉強しないと、お父さんのようになってしまうわよ」これでは、子ども達は、何を価値観にして生きていけばいいかわからなくなってしまう。

 昨今、児童を対象にした凶悪犯罪が多発している。その犯人に共通している特徴は、常に「教育熱心な母」がいることだ。保育や幼児教育の現場での「問題児」の家庭の象徴的特長は「優しい父親に、厳しい母のいる家庭」であることは、誰しもが認めるところであろう。

 いかに世の中が多様化し、価値観が変化しても、絶対に変わらないこと。それは、我々人間が、ホモサピエンスという動物の一分類であり、その属性の中の雄と雌である、ということだ。このことは、なにをもってしても変えがたいことで、その性差や本来その種がもっている雄雌の役割を「後天的」なものと否定するような昨今の風潮は、家族そのものを否定しかねない危険な考え方でさえある。

 万一、母性や父性というものが「後天的」かつ社会から刷り込まれたものだとすれば、我家の前を流れる多摩川のカルガモの母親には、誰が「子ガモ」を連れてエサを食べさせろ、と刷り込んだのだろうか。カマキリさんのメスに、交尾が終わったらオスを食ってしまえ、と誰かが教育したのだろうか。家族の定義が難しくなったのは、この男女の役割分担さえも否定しようという、おかしな平等意識が根本にある。

 福祉国家の象徴のように言われて久しい、スウェーデンにおいては、離婚が頻繁に行われ、子ども達は一体誰が親なのか、父なのか、家族の価値観、存在感を完全に喪失した結果、「子育ての社会化」というスローガンとは無縁な、凶悪犯罪の低年齢化が起こってしまい、国家的問題にさえなっている。

 一昨日、ある子育て支援団体の幹部と話していると、この幹部からビックリする話を聞き、わが意を得たりと嬉しくなった。この団体は、「子育ては両親協働」がモットーである。しかし、この幹部はこう語ったのだ。子育てに詳しい精神科医によると、子どもにとって、最も良い親は「母親」だということは、精神科医の間では広まりつつある、と。
両親が助け合って子育てをすることに異論を述べるつもりはないが、母性は間違いなくある!のだから。

 あなたらしければいい、という薄っぺらなフェミニズムによって、安易な出産、離婚が多発した結果、家族の本来の形が崩れ去っていく。DVや、死別などによる一人親は止むを得ないし、おおいに社会が支援すべきであるが、結婚したけれど、いやになったから離婚。行政に支援を求める?おかしな世の中ですらある。

 世の中には、変えてもいいものと、変えられないものがあると思う。家族とは、太古の昔から変えてはいけない、人が生きていくための最も小さな集団である。そして、その集団が産み出だした新たな生命体が、もっと大きな集団で起こす問題行動の根源は、残念ながら、最も小さい集団にある。世の中が如何様に変化しようとも、家族のあり方を変えるべきではないし、そのことを変えようとすることが、今日の日本社会の病巣の原因である、と言ったら言いすぎだろうか。

 

 




2005年12月17日(土) またまた40歳代の教員だ!生徒に召集令状配る

 ついおとといの日記に「40歳代の教員はヤバイ」と書いたばかりだが、その好例が、またまた出てきた。毎日新聞の報道によれば、福岡県の町立中学校の47歳の男性教員が、社会科の授業中に「臨時召集令状」を配ったというのだ。

 まあ、配るだけなら「資料」ですむが、相変わらず「限度」を知らない教員は、なんと裏面に「戦争にいくか、いかないか、その理由」を書かせた。百歩譲って、これも「戦争を自分自身の問題と捉える」という、授業と考えられなくもない。

 普通の社会的常識を持った40歳代であれば、やってもここまでである。しかしだ、そこは「非常識40歳代教員」は違う。

 「いかない」と回答し「死にたくないし、人を殺したくない」と書いた女子生徒の回答にX印をつけ「非国民」と書いて返したといのだから、すごい。

 さらに驚くべきことに、自己の保身のためか教育委員会に命じられたのか、はたまた、本人も同種なのか、学校長が「戦争の悲惨さを教えるためで問題ない」と発言している。学校管理職たるものの、その発言こそ問題だろうに!

 全国の40歳代の教員の皆さん、きっと皆さんはマトモな常識をお持ちでしょうが、どうか同僚、先輩、後輩で「おかしな教員」がいたら、お早めに、学校長又は、教育委員会まで、ご報告を。それらが相手にしてくれなかったら、いつでもお力になりまっせ。

 



2005年12月15日(木) 40歳代の教員がヤバイ(?)@区立学校

 大田区議会議員47名中最多(といってもHPを持っていない議員も多いが‥)のHPアクセス数(延べ24万3千ビュ-)は自慢でもあり、また、そのお陰で、多くの情報がもたらされるようにもなった。(苦情も多い!)

 昨日は、ある区立小学校の保護者から、担任教員の「異常行動」について、悲痛な叫びがメ−ルで届けられた。文面から察するに、事は緊急を要するようなので、さっそく下記質問書を作成して当該校に出向いた。

 公務出張中の学校長に代わり、副校長(以前は教頭と言っていた)が対応。たまたま訪問中であった教育委員会指導主事も同席して事情をうかがった。

 区内で起こる「問題教員」のほとんどが「限度」というものを知らないことによって、問題を発生させている。極道というタスキを作った教員、バトルロワイヤルを授業中見せた教員、修学旅行中に酩酊してセクハラをした教員、PTAと飲酒して自転車をかっぱらった教員、給食費をピンハネした教頭など、すべて「こうしたら、こういう結果になる」という、通常の社会人が持っている常識が欠落している。

 今回の教員についても、概ね原因はそこら辺にあるように思う。しかし、学校側も教育委員会も「保護者との誤解とコミニユケーション不足」と認識しているようだが、そんな簡単な問題ではない。そこで、ある質問をした。私「その教員は40歳代でしょう」副校長「47歳です」

 やっぱりな〜。不思議なことに、過去に区内公立学校で問題をおこした教員はほとんどが40歳代なのだ。(給食費ピンハネ教頭は50歳代だった‥)なぜなんだろう。以下、私なりの推論をご披露する。

 それ以上の世代、つまり50歳代から定年までの世代は、火炎瓶をなげていた学生運動の所謂「横浜国大」世代で、その仲間内(日教組など)で、なんとか教育研究会などを組織して切磋琢磨をそれなりにして、もまれてきたのだろう。

 それ以下の世代、現在の新任教員から30歳代の教員は、初任者研修など、教育技術の研修がそれなりに充実してきたので、まあ、なんとか格好がついてきたし、そもそも難しい試験を勝ち抜いてきたエリート集団でもある。

 ところが、40歳代の教員は、採用時がバブルの頃で、優秀な学生は皆民間企業を目指した。そこで「教員にでも、仕方ないからなろう」という、デモ・シカ教員が誕生する。50歳代教員が若い頃されたような「板書指導」から始まる厳しいOJT(職場指導)もなく、なんとなく20数年自己流でやってきてしまった。と、思えるのだが、どうだろう。

 ただ、今回の問題教員は、向山式の教育技術を学んでいたというのだから、向上心はあったようだが、残念なことに「限度」を知らないようだった。

****但し、多くの40歳代の教員は、職務に忠実かつ、教育者としても優れた人材であることを申し添えておく****

 以下、質問書の内容である。

大田区立●●●小学校             平成17年12月15日
校長 ○○ ○○様
                        大田区議会議員
                        犬 伏 秀 一

謹啓 
時下益々ご清祥の段、お喜び申し上げます。
また、平素は児童の健全育成、学校運営にご尽力を賜り御礼申し上げます。
さて、過日、複数の貴校在学児童の保護者より、以下の情報が提供されました。にわかには信じがたい内容でありますが、事実関係を調査のうえ、早急にご回答いただきたくお願い申し上げます。


保護者からの情報

1.●●●小学校の○○校長は、向山式教育法の実践者である。その同志であるA教諭を本年4月に同校に呼び寄せ○年○組の担任とした。

2.A教諭は、以下の行為を行った
*多動症障害のある男子が体罰で、首にアザを作り帰宅した
*林間学校で、同児童に対し、ガムテープでぐるぐる巻きにした。
*プールサイドから水面にいる男子の頭を踏んだ。
*頭をつかんで黒板にたたきつける、えりをつかみイスから引き摺り下ろす、胸ぐらをつかみすごむなどの行為は日常的である
*保護者が抗議すると、覚えていない、そんなつもりではない、で逃げる。
*抗議に来た保護者の子供については、報復をした。
*「こんなことを親にいいつけた馬鹿がいる」とすごむ。
*A教諭の本(明治図書)を教室で宣伝している。
*テストではなんでXをつけたのかわからないものが多い。説明を求めると「面倒くさい」と逃げる。

3.教育委員会にも、向山式の信奉者がいて調査も打ち切られた。

4.学校長の前任校での問題を知っている人気教師B教諭を2年の在任期間で転勤させた。

5.向山式で開発した縄跳びを700円で売った。

6.11月の百人一首大会の景品に向山式の宣伝下敷きを学校で購入しようとしてPTAに阻止される。

7.A教諭のクラスの子供たちは、報復が怖くて、親には「絶対に抗議しないでくれ」と懇願している。

8.自殺者がでるのでは、と心配である。

以上
(写し)大田区教育委員会指導室長


 なお、私の質問に対する、本日の段階での、学校側、教育委員会の見解は以下のとおり。

1.については、校長、A教諭ともに向山式の会員であるが、だから呼び寄せたという事実はない。

2.については、誤解されている部分が多い。ガムテープは「ぐるぐる」ではなく「ぐる」だった。腋の下にいれて計る体温計を落とすので、とめるためにガムテ−プをまいた。A教諭の本は、教室から撤去した。

3.事実無根であり、現在も調査を継続している。

4.通常の人事異動である。

5.使いやすいから欲しければ安価で譲ると言ったもので、販売したのではないが、誤解を受けるので中止させる。

6.「阻止」されたのではなく、話し合いのなかで誤解を受けないよう、中止した。

7.8.については、現在、そのようなことのないよう指導中である。

 くれぐれも、教員本人の人生なんぞどうでもいいから(自己責任又は自業自得)、子ども達が、楽しく新学期に登校できるように善処されたい。頼むよ!







2005年12月14日(水) 2件のクレームが区役所に「売名議員」

 区役所の控え室にある私の机のうえに一通のハガキがあった。差出人は「愚劣行為を考える大田区民の一人」とある。信書であれば、ご本人の了解を頂戴して転載するのだが、匿名なので、勝手に公開させて頂く。以下要旨である。

テレビで区議がゴミ屋敷清掃をしていたのを見て疑問に思った。区議の仕事は周辺住民の被害迷惑を第一に考え、こういう人種には即刻この場を立ち退き、強制的に収容所に入れるという法律を議会で検討すべきである。こういう表面ヤサ男を選んだ区民も愚民である。日本社会の根本的ダラクは父心を忘れて母心のみになったからだ。このババアの立場にのみ立って周辺のまともな人間が迷惑をこうむっていることまったく無視のこういう議員を売名人気取りやというのであろう。売名よ、さようなら。

 ほんの20分弱の映像だけで、この問題のすべてを考えられるのは心外である。そこにいたるまでの、周囲の人々からの悲痛な懇願、関係法令との問題、ゴミ屋敷住民との信頼関係の醸造など、長い時間かけたうえでの、掃除大作戦である。その異様な臭さの中「区議のミッション」を自問自答しながらも、きれいな街を!の一念で作業した心境は、現場にいた人間なら皆共有しているはずだが、理解いただけないだろうな。

 さらに、区議会事務局職員より、電話受信メモが届いた。以下は、メモの内容である。

発信:区民(女性) 匿名希望
昨晩テレビで、ゴミ屋敷のことをやっていた。前にも片付けに行っている。一人のところへいったい何回片付けにいくのか?税金の無駄遣いだ。われわれの血税を使うな。議員の売名行為である。この意見を必ず議員に伝えて。
(10分経たないうちに同じ方より電話あり。内容は同じ)

 正論である。反論はしない。ただ、強制撤去以外に、周辺住民の皆さんが平和で異臭のない元旦を、どうやって迎えられるというのか、教えていただきたい。血税は、役所雇い上げ(地域行政センターに常駐している)のトラックの費用と、一部職員の人件費だ。あの膨大な量のゴミ袋代の半分は、私のポケットマネーである。すべて足しても、区議会議員一人の海外視察費用80万円には遠く及ばない。はたして、無駄だろうか?

 前回、テレビ朝日でちょこっと顔が出たときも、似たような趣旨のメール、ハガキなどが届いた。よくよく調査すると、ある特定の政党を支持する方のものだった。今回が、その種かどうかわからないが、このような意見があったことを、より広くお知らせする意味で公開させて頂く。

 この2件のクレームの後、別の電話があった。ゴミ屋敷周辺の顔見知りになった女性からだ。

お陰様できれいになり、ありがとうございました。ただ、マンションのゴミ捨て場にも侵入しているようなので、カギをつけるように管理会社に要請してもらえないでしょうか。費用は私が払いますから。どうぞよろしくお願いします。

 ふ〜!売名と言われようと、公務員、教職員の天敵となじられようが、私は現場第一主義!今やる!すぐやる!出来るまでやる!

 



2005年12月13日(火) 地域活性化等特別委員会視察@大阪市

 本日と明日、2日間の日程で、地域活性化等調査特別委員会の視察で大阪に来た。

 午前中は、大阪市経済局の大阪産業創造館を視察した。ここは、中小企業支援の中心的施設で運営は財団法人が行っており、仕組みとしては、大田区産業プラザと同様のものだ。

 ただ、実際に業務にあたっているのは、民間人スタッフで、1年間のミッションを渡し、それが達成できないと、翌年雇用しない、という公務員では到底できない厳しいモチベーションを与えている。

 そのせいか、非常に活発な活動が行われており、昨年度の施設利用者34万人、メルマガ発行3万部、新規商業者162社、売り上げ増65億円、という実績を残している。

 さらには、ネーミングが「お役所的」ではなく、とてもいい。例えば、施設のパンフレットには「儲かるネタの宝庫」とある。以下、一例をあげる。

なにわあきんど塾、ビジネスプラン鑑定団、うりうり教習所、売って儲ける社長道場、あきない虎の巻、いろはに創業等など…

 堅苦しくなく、名前だけで内容が理解でき、思わず参加したくなる、絶品である。行政のサポートもさることながら、きっと、自信に満ちた笑顔の担当部長さんの「属人的努力」が大きいのだろうな、と痛感した。

 行政が、組織としてシステムとして「活性化」することは、ひょっとしたら無理なのではないのだろうか。以前書いた、和光市役所にせよ、中小企業庁にせよ、ここ大阪にしても、先進的な行政組織には必ず「キーマン」が存在する。

 はたして、大田区には、その人財がいるのだろうか…



2005年12月12日(月) テレビの威力、魔力@区内ゴミ屋敷

 区内某所(高級住宅地)のゴミ屋敷の住民とは、すでに4年以上の「お付き合い」になる。好物の缶コーヒーを飲みながら談笑する時は、極めて聡明なお婆ちゃんなのに、ゴミについてだけはダメだ。

 3年前には、テレビ朝日の「黄金伝説」にメールして、バラエテイ番組の特番として、この屋敷をキレイにして頂いた。布川何某というタレントが導入されたが、お婆さんからクビになり、庶民派よゐ子のはまぐち氏を紹介したのも私だ。結果、お屋敷は完璧にリホームされ、婆さん幸せ。番組も23%という高視聴率をゲットし、周辺住民も含め、みんな幸せ!のはずだった。

 それが、以前ほどではないが、またまた同じ。そこで、今度は同僚議員(岸田哲治議員、田中けん議員、奈須りえ議員)と、大田区行政と共に、年末お掃除大作戦を挙行した。そして、事前打ち合わせの際、現場にたまたま取材に訪れていたフジテレビ報道スタッフに遭遇。本日、スーパーニュースという報道番組で20分間、放送されたらしい。(まだ、帰宅していないので見ていない)

 放映時間が終わったと思われる時間から、私の携帯は途切れることなくなった。懐かしい知人、友人から「見たよ」「ご苦労さん」とのメッセージだ。ホームページから検索して、見知らぬ方からもメールを頂いた。テレビの威力を痛感した。

 反面、この婆さんにとってのマスコミ、特にテレビな「魔力」である。前回の、テレビ朝日の「大盤ぶるまい」は桁違いだったが、それ以前にも、民放各局の報道が「いくばくかの謝礼」を払っていたらしい。それが、ゴミ問題の根源とは言わないが、一因にもなっている。

 つまり、ゴミを集める⇒苦情がくる⇒マスコミが取材にくる⇒お金が入る。という構図である。さらに、ゴミがあることによって、行政当局が、他の高齢者の何倍もの頻度で訪問してくれる。結果、淋しくない。ということもある。「一億総白痴化の元凶」とまで言われたテレビだが、現代社会の情報取得には、もはや欠くことは出来ない存在だ。

 だからこそ、発信側には高度の倫理観が求められる。他人の恥部を暴露し、楽しむような「ゴミ取材」で「報酬を払う」ような態度は、周辺住民にとっては「犯罪行為」ですらあるし、ゴミ屋敷の住民の更正には逆効果ですらある。今回のフジテレビは、会社の姿勢として絶対にしない!と明言されていたので安心だが‥

 また、一部議会関係者や行政、区民から「いぬぶしの選挙対策だろう」という、ヒソヒソ話が聞こえてきた。冗談じゃないよ!あの家で、一日ゴミと戦ってご覧よ!と、申し上げたい。

 ちなみに、本日、この住民からルス電が入っていた。「あなたが片付けたゴミの中に、イカ2ハイ、塩辛、焼きそば、アボガドが入っていました。20日までに返してください」ハイハイ、さっそくスーパーに出かけてお届けした。まんざら、ウソではないから怖いのだ。

 しかしさ、お婆さん!まだ片付けて1週間だろ。こりゃないだろう。来週までに、キレイにしといてね!

本日の映像↓






2005年12月10日(土) まずい!町会忘年会で一等賞を当てちまった!

 いよいよ忘年会シーズン真っ盛り。このシーズンには、私自身の中に、自己矛盾が発生する季節でもある。それは、以下の相反する私の行動規範にある。

1.酒(特にビール)大好き!騒ぐの大好き!宴会大好き!
2.意味もなくお酌するの嫌い!同様に、ペコペコ嫌い!
3.議員は仕事と行動で評価すべき。
4.貧乏で、会費が払えない!

 つまり、忘年会に誘われりゃ出かけたい。ビールも飲みたい。騒ぎたい!しかし、意味もなく「議員」だという理由で、ペコペコお酌をしてまわる姿は、自分にとっては許しがたい。さらには、一晩6件ものかけもちがあったりすると、4の理由で「行きたくない!」となってしまう。

 その点、今日の町会忘年会は気楽だ。自分の住んでいる町会の忘年会で、ここの元会長、現会長、婦人部長などは「町会会員なのだから」と、普通に扱ってくださる。他の議員が「会費」と称して、若干大目の会費を持参しても返す、というマトモな感覚をお持ちである。ありがたい。

 さて、そこで、そうは言っても、困った問題がおこってしまった。事件は、最大の盛り上がりのビンゴでおきた。ここのビンゴは幹事さんの工夫で「ビンゴ」になってから、賞品の番号クジをひく。従って、一番初めにビンゴになっったからといって、いいものが貰える訳ではない。

 40人近い参加者の中から、次々にビンゴが出るが、1,2等のハロゲンヒーターは当たらない。お!2等が一人でた。まだでない、まだでない。ついに、残った人は3人。私も入っている。だいたいクジ運がないのだが、今日は、運んあいのが幸いしてしまいそうなドキドキである。

 「ビンゴ!」でた。私がビンゴである。恐る恐る、クジをひく。ひいた番号は「1」。な、なんと一等賞、ハロゲンヒーターである。やった〜
いや、喜んではいられない。会場の羨望の眼差しをどうするか、である。いくら会員とはいえ「議員が1等賞をもっていった」という事実にはかわりはない。

 辞退するか、それとも、じゃんけんゲームでもするか‥聡明な議員諸兄なら、いずれかを選択するのだろう。


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2005年12月09日(金) 議員報酬値上げ(?)反対で議会が止まる‥

 今日は、第4回定例会最終日である。今回上程された各議案(補正予算、条例改正、人事同意など)がすべて採決される。すくなくとも、私が議員になって以来は、区長側が提出した議案で否決されたことはない。

 自民党、公明党の両区長与党が賛成すれば、それだけで過半数を超えてしまうからで、それ以外の与党会派や共産党の賛否は、その後のことはともかく、少なくとも議決には影響しない。

 とは言っても、自らの良心に恥じてまで「区長与党」として義理をはたすこともない、と常々「是々非々」で賛否に票を投じているので、お役人からは「野党」だと思われているかもしれない。

 今日も、議案4件、陳情1件で反対または退席をした。陳情に退席の理由は後日書くが、今日は、議案4件に反対した反対討論の原稿を読んで頂こう。

 この討論をするにあたっても、大騒ぎがあった。これらの議案に反対したのは、日本共産党の議員全員、ネット無所属連合3名のうち、生活者ネットワークの議員2名、民主・自由・未来の5名のうち、田中健議員と私の2名,
野呂けい子議員(緑の党)合計13名である。とくに、ネット無所属と、民主・自由の会派は、会派の中で意見がわかれた。

 そこで、大会派からクレームがついたようで、議長が両会派の幹事長を呼んで、副議長と議会事務局長を交えての「調整」が相当の時間行われた。結局、会派の中で、意見がわかれたまま、反対討論では「絶対に会派名を言わない」ことを申し渡されて、午後6時35分に本会議は再開された。

 国会を模倣して地方議会でも会派制度を実施しているが、国会と違って、区内の様々な価値観を代弁する区議会議員が、会派内ですべて「同一意見」になるなどということがあるのだろうか。

 以下、私の討論である。

 私、犬伏秀一はただ今上程されました、第152号議案、大田区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例、第154号議案大田区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例、第158号議案大田区教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例、および第159号議案、大田区議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論をいたします。
なお、関連する第153号議案大田区行政委員会の委員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例については、期末手当がなく、実質値下げのみであることから賛成いたします。
 当該4議案の報酬改定は、平成17年11月29日付、大田区特別職報酬等審議会の答申をうけて行われたものであります。
本答申では、4 特別職報酬等の改定の適否についての(3)において「職員の給料が減額されているにもかかわらずこれを引き下げないことは、区民の納得と理解を得にくい」と述べ、さらに(4)では「減額することが適当」と述べております。
 しかしながら、7 において、この(4)の答申文と矛盾する期末手当の増額に言及するという論理的矛盾を含有しているのであります。
現在、区長をはじめ私たち議員など特別職の期末手当は、「職員の.例による」とされており、これを明確に支給月数を規定する、との答申に基づいた条例改正には賛意を示すものであります。
 しかし、3.55ケ月として区報などに公開されている特別職の支給月数は、実は、その前段において1.45の支給係数をかけて計算されているのです。つまり、報酬月額は1.45倍されたうえで、3.55ケ月分支給されるのです。この実質支給月数は、6月期、12月期がそれぞれ1.65ケ月とされているものが、2.3625ケ月、3月期が0.25ヶ月とされているものが0.3525ケ月、年間では3.55ヶ月が5.0625ケ月となるのです。
このことは、区報などには一切公開されておらず、「お手盛り」と批判されてもいたし方ないものと考えます。
 今回の期末手当0.15ケ月増額は、ただいま申し上げましたように支給係数1.45をかけると、0.2175ケ月の値上げに相当いたします。
今回の改定により、月額報酬は区長で月額12000円、一般議員で7000円の減額と、区民や職員にはうつりますが、実際には、期末手当で区長約25万円、議員約134000円の値上げとなり、いずれも、月額報酬の減額分より多く、結果、報酬の値上げとなるのであります。
 特別職の報酬が少ない、との議論があるのだとすれば、このような、月額報酬を下げ、期末手当で補填するような姑息な増額をせず、正々堂々と月額報酬を増額し、期末手当は現行の3.55ケ月に支給係数をかけた実質支給月数で明示、公開すべきであります。それこそが、区民、納税者、有権者に対し高度の説明責任を有している我々特別職の責務であると考えるのは、私だけではないでしょう。
 見かけは、報酬の値下げを装いながら実質は値上げをするという、第152号、154号、158号、159号の4議案には、まさに答申文にあったように「区民の納得と理解は得にくい」と考え、議員各位の反対へのご賛同をお願いしつつ反対討論としたします。




2005年12月07日(水) はつらつとしていた大田区職員@中小企業庁

 環境や役職が人を作る、とはいい古された言葉だが、まったくその通りだと思う。古巣自衛隊は、階級が即役職なのでわかりやすい。陸・海・空(曹下士官)は、やはりそれなりの風格や顔つきだし、幹部は、その階級に応じた顔をしている。ウダツがあがらず、暗い貧相な男が高級幹部だった、などということはない。

 さて、今日は、地域活性化等調査特別委員会の視察で、霞ヶ関にある中小企業庁を訊ねた。我々のバスを入り口で出迎えた職員は、どこかで会ったような気がした。すると、同僚の議員が「大田区職員のAさんだ」と教えてくれた。エッ!Aさん?区役所で働いていたときと、まったく違うではないか。

 彼は、大田区から派遣で、中小企業庁の技術課で勤務している。大田区においても、産業経済畑や、企画財政の経験が長く、優秀であるので抜擢されたのだ。が、それでも、今日の彼のはつらつさは、区庁舎での彼とは別人である。思い込みかもしれないが、自信にあふれ、衣服などもシャレているように見えた。

 中小企業庁という、我が国産業の根幹を担う官庁での経験は、きっと彼に大きな自信と活力を与えたのだろう。多くのキャリア官僚、他県からの出向者との中で、きっと葛藤もあったろう。残りの任期、よい人脈と経験を積み、大田区に凱旋して欲しいものだ。

 さて、これまた、元気で利発そうな課長さんの、中小企業庁の説明には、そのテンポのよさと、内容の多さに圧倒されてしまった。この課長さんは、とりわけ優秀なのだろうが、国の役所の人材の厚さには恐れ入った。

 特に印象に残った説明を以下に記す。

中小企業の納税額3兆円⇒国の中小企業予算140億円
農業者の納税額数百億円⇒国の農業予算3兆円

政策の転換
すべてを救うのではなく、意欲ある企業を伸ばそう。
かわいそうだから、なんとかしよう、ではなく、中小企業が鍵を握っている。
政策官庁への転換。
ただし、日常的にしんどい所をどいうするかが、問題だ。

 2時間の説明時間一杯に説明していただいてたが、率直な感想は、北朝鮮の援助物資のようだ、と思った。つまり、川上である中小企業庁には、メニューがいくつもあり、それなりの予算も組まれているが、川下の都道府県をとおり、区市町村に降りてきたときには、はたして、この「熱き思い」は伝わらない。



2005年12月06日(火) あたりまえのことが出来ない国、社会

 随分前に、カトキチの社長でもあり、当時観音寺市長も務めていらした、加藤義和氏とパーテイで1時間近く懇談させて頂いたことがある。あまりに有名人のためか、参加者が遠慮して近づかなかったので、シメタとばかり独占した。

 私「どのようにすれば、政治家をしながら、企業経営と両立できるんですか?」
 加藤氏「簡単ですよ。知行合一です。皆、どうすればいいか知っている。しかし、実行する人は少ない。実行すれば100億ぐらいの会社は簡単につくれます。」

 中国陽明学の言葉であると知ったのは、相当たってからだった。行商の身から、カトキチを上場企業にまで作り上げた氏の言葉だけに、重みがあった。さらに驚いたのは、その翌年の年賀状まで頂いたことだ。さすが実践家である。知行合一、当たり前のこと、知っていることと行動を一致させること。わかっていてもなかなか出来ないのが人である。

 私が常に実行している実践例、それは「ハイ」という返事である。入学式、卒業式、その他来賓として紹介を受けたら、すかさず「ハイ」と返事をするのだ。これは、小学校以来、名前を呼ばれたら返事を‥と教えて頂いたことだ。

 ところが、ほとんどの来賓は返事をしないので「ハイ」と大きな声で返事をすると、会場から笑いが出る。まったくおかしなことだ。

 先日は、その「あたり前」の行動をされて感動されたことがあった。それは、取引先の小さな商店主さんからの一通のメールだった。

「毎度ありがとうございます。貴店よりの入金を確認致しました。今後とも宜しくお願い致します」とあった。

 私は、毎月末には、経営者として数十件の支払いを振り込みで行うのが常である。当たりまえのように振り込んでいたが、今まで「入金ありがとう」とメールや手紙が来た会社は、今回を含めて2回である。振り込まない(いえ、金がなくて振りる込めない)と、振り込め、という督促はよく来るが‥

 この商店とは、10月から取引を始めたので、振込みは今回が初めてだ。さらには、先月末の支払い金額は、数十件の振込先でも最も少ない額だった。であるのに、この「あたりまえ」のメールには感動した。

 社会がデジタル化し、ネットバンキングか一般化し、給料も振り込み、支払いも振込み。お金に対する感謝や、価値観がいささかおかしくなっているのかもしれない。

 朝起きたら「おはよう」と挨拶をし、呼ばれたら「ハイ」と返事をする。何かして頂いたら「ありがとう」と言う。まったく、あたりまえのことが出来なくなった、最近のこの国は心配だ。

 今月からは、当社も「ありがとう」を連発することにしよう。

 



2005年12月05日(月) あっぱれ公明党!防衛省と児童手当のバーター

 報道によれば、来年の国会において全自衛官の願いであった「防衛省」が実現することになった。これは、与党、自民党と公明党が合意したものだ。但し、その見返りに、公明党、創価学会の公約であった児童手当の小学6年生までの支給延長(現行は3年生まで)を自民党がのむことになった。

 まあ、政教分離の議論もあろうが、全有権者の5%程度(800万〜900万)しか票のない公明党が、その公約を実現させるのだから、あっぱれである。その過程には、なんら違法な行為はなく、自民党が公明党と連立を組まなければ小選挙区で勝てない、との事情があるだけだ。

 ある政治目的を達成するために、支持団体が、ある政党を応援する。その結果、その政党が与党になり、支持団体の要望を政策として実現する。この限りにおいては、創価学会、公明党の行動はまさに民主主義と言わざるをえない。情けないのは、文句を言いながら、投票にもこない有権者である。

 さて、永年、なぜか自民党が防衛庁を「省」にできなかったことが、公明党のおかげ(?)で実現することになった。よかった!よかった!

 そもそも、国家を守る省庁が「Agency(庁)」であることのほうが不思議だ。現在の防衛庁は、内閣府の外局である、が、さらに外局として、陸・海・空自衛隊を有している。そして、外局のくせに、長官は大臣である。ちなみに、国土交通省の外局である海上保安庁長官は、同じ「Agency」だが、国務大臣ではない。

 防衛庁長官は、閣議に出席する大臣ではあるが、庁であるが故に、閣議を招集する権限をもたない。「省」への昇格を機に、我が国が世界で認められるマトモな国家にあるよう切望する。

 また、公明党さんにおかれては、この調子でバーターで、人権擁護法案や外国人参政権法案など、日本をぶっ壊すような法案を要求しないようお願いしたい。



2005年12月04日(日) ふざけるな!六郷どんと焼き、環境保全の観点で中止

 最近、世の中は狂っている、と感じているのは私だけではないだろう。権利が以上なまでに尊重され、本来尊重すべき伝統文化や歴史がなおざりにされている。

 大田区の六郷地区では、多摩川の河川敷で、地元町会などの共催で「六郷どんと焼き」を1月初旬に行っている。子ども達は、家にあるお札やダルマなどを持ち寄って、我が国の伝統的な行事の災に、今年一年の安泰を願いながら、焼き芋をほおばる。私も、地元PTAのころから、お手伝いをさせて頂いていたが、来年の日程を聞いて驚愕した。

 来年は「中止」だというのだ。理由は、ダイオキシンなど有害物質を排出する可能性があるので、中止する、というのだ。アホ〜!誰だ、そんなくだらんことを言うのは!

 個人情報保護法だ、こども権利条約だ、ジェンダーだ、なんとか法だ、最近の世の中は狂っている。本来、あるべき伝統文化や、国家の歴史的行事などが、過剰に反応して中止される。

 千葉県のある保育園では、保育参観を申し出た保護者に対し、保育士(保母と呼べよ!)が「それは、園児の権利ですから聞いてみます」と答えたという。バカである。義務を果たせない者に権利はない!(生きる権利など基本的人権はあるが‥)

 ダイオキシンが発生するかもしれないから、どんと焼きをやめるだと!誰が、そんなくだらん決定をしたんだ。役人か?許さんぞ。狂ってる!

 怪我をするかもしれないから、運動会の騎馬戦をやめ、男女共同参画に反するから、桃の節句や端午の節句をやめる。この国は、バカだらけになってしまった。

 年に一回のどんと焼きで排出されるダイオキシンの量と、子ども達の、どんと焼きを見る笑顔、そして、その歴史的教育効果、地域の人々の交流等を天秤にかけたら、どっちが重要なのか。

 誰が決定したのか、週明けに殴りこみに行ってやる!バカ野郎!

 



2005年12月03日(土) 私がカラオケが下手な訳‥

 嫌なシーズンが始まった。忘年会、新年会のシーズンである。ビール大好き、騒ぐの大好きの私が、なぜ故「嫌か?」。理由は二つある。第一の理由は、件数が多く、会費ばかりが出て行くこと。多い日は、6件掛け持ちなんていうことになる。大体、午後6時開始の8時終了なので、その間120分に6件まわるとなると、移動時間を除けば、1件あたり滞在時間は10分程度となる。が、会費はしっかり請求される。ショック!

 第二の理由は、だいたい興がのってくるとカラオケが始まる。こいつが嫌いだ。まず、最近の歌を知らない。へたくそ、これが嫌いな理由。本人は意識していないのだが、ひょっとしたら母親のトラウマかもしれない。(詳細は5月20日頃の日記を参照)

 母は、私の中学校の音楽教員だった。歌のテストは、生徒一人一人が先生の前に出て行って、伴奏にあわせて歌う。他の生徒の時は、皆騒いでいるのに、私の順番になると「母と子の対決」にクラス中が期待する。

 姉は、国立音楽大学に幼稚園から通っていて、ピアノ教師や中学校音楽講師などをやっていたので、決して「血筋」は悪くないはずなのだが‥

 さらに、同じ地域から出ている議員さんが、めちゃくちゃ歌がうまい。昨日の忘年会でも「気持ちよさそうに」歌っていた。そうなると、司会者は「●●議員も歌ったのだから‥」とマイクを持ってくる。仕方なく「父親の遺言」を理由に断るのだが、司会者や参加者の心の中には、「つまらん議員だ。次は当選させないぞ」という思いが残るかも。

 まあ、いいか。ベストセラーにもなった「下流社会」の著者、三浦展氏は以下のように書いているしな〜

歌ったり踊ったりすることを自分らしさとして楽しむ下流は、まさにカーニヴアル化する社会を象徴していると言えよう。

 お願い!私にカラオケを歌わせないで!

(影の声)ウソ言うな!この前「奥飛騨慕情」の替え歌を、制止も無視して、気持ちよく歌っていたのは誰だ!



2005年12月02日(金) なんも変わらん「指定管理者制度」

 本日は、保健福祉委員会があった。今日のメインテーマは、指定管理者の指定である。これは、以下のような地方自治法の改正により、いままで「業務委託」をしていた施設を「指定管理者」にするために議決が必要となったためである。以下制度の概要を示す。

【地方自治法改正による指定管理者制度の導入】
 指定管理者制度は、平成15年9月2日、改正地方自治法が施行され、地方自治体の「公の施設」の管理に関する制度が改正されたことによって創設された制度である。
 この改正によって、民間事業者やNPO法人、ボランティア団体等幅広い団体にも管理運営を委ねることができるようになり(「指定管理者制度」)、「公の施設」の管理運営に民間の能力を積極的に導入していくことが可能となった。
 これにより、現在、管理委託をしている「公の施設」については、施行日から3年を経過する日(平成18年9月2日)までに、原則として指定管理者制度に移行することとなった。

【制度創設の目的】
 指定管理者制度とは、多様化する住民ニーズに、より効果的、効率的に対応するため、「公の施設」の管理に民間の能力を活用しつつ、住民サービスの向上を図るとともに、経費の節減等を図ることを目的とするものである。

 
 以上を踏まえて、本日委員会に提案された、特別養護老人ホームなどの指定管理者の議案は「あきれてしまった」というのが正直な感想である。すべての、指定管理者が今までの「業務委託先」なのだ。そして、選定候補は公募せずに、業務委託をしていた法人だけを候補として選定をした、というのだ。選定理由は「実績がある」という一点だけなのだ。まさにデキレースの典型である。

 さらに笑えるのは、一法人以外は、区の職員が大量に天下りしている法人ばかりだ。例えば、社会福祉法人池上長寿園。理事長は元助役。施設長は全員元区職員である。そのような法人について「人事については、たまたま当該法人が、区職員を採用した(担当課長答弁)」と言い切る感性は、相当研ぎ澄まされたお役人根性の持ち主か、先輩思いか、それとも、ほんものの「天然」かのいずれかである。

 選定委員会を開催して選定した、との報告に私は、以下のように反論した。

日本語の使用法が間違ってますよ。選定というのは、AとBとCから、Aを選定した、と使うべきもので、Aしか対象がない場合は「選定」とは言わない。Aを選定するという前提で、選定委員会が開催されているとしたら、なんのための指定管理者だ。先輩が就職した法人に仕事をあげて、将来自らも世話になる法人を選んだ、と思われてもしかたないじゃないか。

 さらには、今回の指定管理者で、旧業務委託業者以外が選ばれたのは、区営アロマ地下駐車場とプールだけ。アロマ駐車場は、現在まで、区助役が社長をつとめる蒲田開発事業�蠅�受託しており、絶対、ここが指定管理者になる、とウワサされていた。結果、パーク24という、コインパーキング大手が受託した。一箇所ぐらい、変えなければ、という思いが働いたのか‥それとも、結局、パーク24が、丸投げで、蒲田開発事業に下請けにだすのか、構図が楽しみである。

 いずれにしても、お役人は、すべてにおいて賢い人種である。



2005年12月01日(木) 平成17年第4回区議会定例会 一般質問全文

民主・自由・未来の犬伏秀一でございます。
今週月曜日に、拉致疑惑究明の先鋒でもあるわが師、西村真悟代議士が弁護士法違反容疑で逮捕されるという残念な事件がありました。さぞかし金正日が喜んでいるかと思うと、誠に残念至極であります。

さて、この国には、日本が嫌いで、この国をなんとかつぶしてやろうという輩がうようよ蠢いております。彼らは、時にはジェンダー問題を隠れ蓑にし、時には平和運動に名をかり、何も知らぬ区民、国民の間にジワリジワリと入り込んでいくのです。
そこで、今回は、大田区がいつでも敵国に占領されるようにする「無防備地域宣言」運動についておうかがいます。
これは、ジュネーブ条約追加第一議定書の「無防備地域」の宣言を自治体にさせ、紛争の巻き添えにならないようにしよう、という趣旨の運動であります。最近の報道や、運動のホームページなどによれば、お隣り品川区において組織的に署名運動がおこなわれており、その火種はわが大田区にも飛び火しているようです。すでに確認されているだけでも21区市町において運動が展開されており、すでに大阪市、大阪府枚方市、兵庫県西宮市では署名が法定数に達し、条例が議会に提出され否決をされました。
ジュネーブ条約第一追加議定書第59条には、無防備地区の条件として
1.すべての戦闘員ならびに移動兵器及び移動軍用設備が撤去されていること
2.固定した軍用の施設または営造物が敵対目的に使用されていないこと
3.当局または住民により敵対行為が行われていないこと
4.軍事行動を支援する活動がおこなわれていないこと
と規定されています。いずれも、国に所管する事項であり、地方自治体が宣言する権限がないことはあきらかであります。さらには、赤十字コメンタール(解釈集)2283には、宣言すべきは政府である、と記載されていることからも、この運動は法的根拠を持たない反日左翼に煽動されたプロ市民の「平和遊び」であることは明白であります。また、大きな誤りは、この宣言が仮におこなわれたとしても、それは「反撃しないので無血占領して結構、無条件降伏します」という宣言であることは、彼らの運動では明らかにされていないのであります。
有事において、国民、区民の生命財産を守ることは、国および地方自治体の最大の命題でもあり、その意味から国防は最大の福祉とも言えるでしょう。そのことを放棄し、無血入城、占領を可能とする本運動は、やはり日本を嫌いな方々の煽動であろうと思うのであります。
すでに、東京都においては国民保護法に基づく、国民保護協議会条例及び国民対策本部条例が、本年3月に施行され、国民保護計画の制定がすすめられており、来年には大田区も同様の条例および計画を策定しなければなりません。そこで、今後大田区において、無防備地域宣言の署名数が法定数を獲得した場合に備えて、この宣言や運動につきどのようにお考えになっているかおうかがいいたします。

次に、公文書開示についておうかがいをいたします。昨今、住民意識の高揚と、アカウンタビリテイ(説明責任)の要請により、全国的に公文書の開示が増加傾向にあるとのことであります。私も、教員の出勤簿など多くの開示請求をしたしましたが、その経験からも本区において開示の判断基準に明確なものがなく、開示に際しては、その都度、所管課と総務課が協議して「開示・非開示」を決定している印象を受けるのです。同様な案件でも、その担当者や管理職の異動により開示されたり、非開示だったりの事例を聞くこともあります。
ここに、一枚の非開示決定通知書があります。平成16年12月24日付けです。非開示になってので、この区民は、翌2月9日区情報公開・個人情報保護審査会に異議を申し出たのです。それから遅れること、2ケ月後の4月から6月の間、3回審査会が所管課職員出席のもと開催されました。そして、6月の段階で所管課は「部分開示」を決定。さらに遅れること4ケ月後の10月19日に部分開示決定通知をこの区民あてに送付しています。情報公開条例第13条2で規定されている実施機関すなわち区長の「決定または裁決」は、本日に至るまで行われていないのです。なぜ、突然非開示から部分開示にしたのか、その稟議過程を知るためには、また「部分開示にした稟議にかかる文書の開示請求」という、途方もないくだらない作業をしなければならないのです。審査会を形骸化させ自己保身にはしった当該課の行為も問題ですが、大田区では全庁的に開示は認めたくない、という思いがあるのではないでしょうか。個人情報保護法が施行されて以来、なんでもかんでも個人情報として「触らぬなんとか」になっていては困るのです。
区役所が所持している情報は、プライバシーに関する事項以外は、すべて区民と共有すべきものであるはずです。情報開示の判断基準、また、審査会を形骸化した行為、また、請求から実に10ケ月を経なければ開示できなかった区役所の体質について、いかがお考えかおうかがいいたします。

先般、「疑惑のデパート」と比喩された国会議員さんが再選をされましたが、私は初当選以来「学校は規則破りのデパート」である、と訴えてまいりました。実態のない自宅研修、違法な早帰り、自家用車通勤、給食の皿1枚削減問題、職場助成費8000円の現金支給問題など組織的な問題に始まり、ハレンチ教員、ピンハネ教員、泥酔泥棒教員など、たまげるばかりです。真剣にこどもたちの教育に取り組んでいる、マトモな教員には迷惑千万の行為でもあります。区立のある小学校では、教員として不適格である、と保護者も学校管理職も認めておりながら、休職扱いを3年近くも続けている教員がおります。この間、この教員には、通常の給与の80%が税金から払い続けられております。いかに、公務員の身分が守られているとは言え、常識を疑う愚行であります。本来休職とは、病気療養や研修、海外派遣など、「復帰」を想定したものであるはずです。大田区において、1年以上の長期にわたり休職している教員の数と、平成十六年度にこれら教員に支払われた給与の総額をお示しいただき、今後の対応をおおしえください。
また、教員の授業態度についておうかがいいたします。先日、区立中学1年生の保護者から相談を受けました。英語の教員が教科書を使わず、ドリルばかりやらせる。その内容も、現在形あり、過去形ありの、1年生では、さっぱりとんちんかんなので、教科書どおりすすめて欲しい、と、この教員に申し出たところ、逆ギレされた、というのです。
早速、教育委員会に報告したところ、学校長、指導主事が授業参観をされたのです。その当日の模様を当該生徒から聴取したところ「突然、全然違う授業になっておかしかった」とのことでした。
バトルロワイヤルを授業中に見せた教員、「極道」ののぼりを教室にかかげた教員、性器の長さや、初体験の相手を問う教員など、大田区には変わった教員がいらっしゃいます。行政職であれば、区民に影響のない部署に「隠して」しまえば、実害は給与だけですみますが、教員の場合は、その生徒、児童の一生の人格形成や進路に大きな影響を与えてしまいます。このような問題教員に限らず、全教員の授業を常に教育委員会、学校長など管理職、地域の人々が監査する制度を創設する必要があります。このような問題教員に対する処置と、授業監査制度導入につきおうかがいいたします。

私は、先月、超党派の議員で、予防介護で全国的にも有名になった埼玉県和光市の長寿あんしん課を視察してまいりました。熱血あふれる担当主査の言葉は胸に響きました。
彼曰く、今までの介護行政、いや、行政組織そのものが、制度や、それに基づく権限による指導、つまりヘッドシップによって行われていた。これからは、そのようなものに頼らない、共感や協働によるリーダーシップが行政に求められるのだ。と。

どうか、来たるべく2006年平成18年度の大田区が、制度や権限によるヘッドシップに頼ることなく、各級職員がそれぞれの立場で、区民と共感しながら、行政としてのリーダーシップを発揮されることを強く要望して質問を終わります。




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