| 2006年08月31日(木) |
秋風を感じると思い出す、あの辛かった日々のこと |
今日は月末である。普通の生活をしている人々にとっては「月末」というのはさほど大きな意味を持たない。お役人にいたっては、3月末以外は、その他の日と同じに、のどかな時間が過ぎていく。極めつけは、商工業者が対象の会議を月末の午前中から午後にかけて開く世間知らずまで、お役所にはいる。
さて、今日、月末も、朝から「零細企業経営者」として、銀行めぐりだった。ITの時代、銀行をまわらなくてもいいようなものだが、様々な事情があって、銀行(正確には金融機関)をまわる。
まずは、信用金庫に返済に行く。こちらは、過去20年以上経営して倒産させた旅行会社の連帯保証債務と、現在経営している会社の延滞債務、そして個人の借金を毎月現金で返している。
次は、信用組合。ここも、過去の連帯債務の返済用口座へ入金に寄った。 いずれも、振り込めば時間の節約になるが、昨今の振り込み料の金額を見ると、使えない。(1件840円、この2金融機関だけで、4口座3360円もかかってしまうのだから)
そして、蒲田に戻って、都市銀行で個人口座やら法人口座の振り替えなどをして、コンビニへ。コンビニでは、神奈川県と東京都の信用保証協会(中小企業の保証人肩代わり機関)への、債務返済金を支払う。(コンビニだと、振込み料がタダ。銀行だと有料)
最後は、事務所に戻って、パソコンを使って、ネットバンキングで取引先や社員さんに支払い。途中残高が不足すると、他の取引先からの入金をパソコンで監視し、入り次第すぐ振り込む。
こうして、最後の入金確認、支払いが済んだのが午後3時ギリギリ。これで「経営者」は終わり。急いで、市民団体の勉強会へ急ぐ。これからは「区議会議員」である。結局、昼食は取れず、勉強会で出されたお茶菓子で空腹を誤魔化す。
街を歩くと、いつの間にか秋の風だ。4年前の秋。同時多発テロで、我が人生は、大きく揺らいだ。6店舗あった旅行会社の預金口座からは、毎日残高が減る。9月末は、なんとかもった。10月はやばかったが、消費者金融から借りてなんとか切り抜けた。11月は、神奈川県信用保証協会と、ノンバンクから借りてギリギリ。12月は‥‥ だめだった。
あの、胃が口から出そうな秋の日々。寝ても覚めても、いや食事をしていても、酒を飲んでいても考えることは「明日の支払い」だ。意識がなくなること、つまり夜の布団の中の暫しの時間だけが、そのことを考えなくていい時間だった。
もう、早く逃げたい。自己破産でもいいから。そんな事をを考えたのも、秋から冬への季節の変わり目の頃だ。
だから、今でも秋風は嫌い。心地いいはずの風が、あの日々を思い起こさせる。
でも、負けないで頑張れるのは、多くの友人、家族、地域の方々の応援があったからだ。今でも、借金総額2億円余り。完済まで300年。でも、元気だ!
全国の社長さん、負けないで!!
| 2006年08月30日(水) |
若年性認知症発症@北海道 |
実は、一昨日から北海道方面に行政視察というのに行って来た。議員になって、色々「お役人の無駄遣い」を指摘してきたが、「隗より始めよ」足元の、こいつも変えなくてはいけない。
5つある常任委員会が行政視察を年1回行うのだが、それぞれ、2泊3日で、費用が一人10万円(日当を含む)。そして、概ね、夏は北海道と、相場が決まっているのも問題だ。
昨日の行程は、昼すぎの飛行機で女満別空港へ。そこから、路線バスで人口13万弱の○○市へ行き、市役所で説明を受ける。中心市街地活性化だの、商業活性化事業などだが、特別目新しいものではない。いかに、国の補助事業を活用するかが、地方都市の悩みであると感じた。夕方には、宿泊ホテルへ戻り、入浴。食事。
翌日は、ゆっくりジーゼル列車(!)で、1時間かけて、次の、○○市へ。ここは、別の委員会で3年前にも来たことがあったが、その時も議長さんが「借金も多くて、大田区から来られても、お見せするものは何もない」と、歓迎の挨拶をされた。
市税収入が年47億円余りなのに、起債が年21億円。民生費の支出が年45億円なのに、公債費(借金返済)が年51億円。この数字は厳しい。東京の税金を地方で使わなければならない訳が理解できる数字だ。
ここでの調査事項は、起業支援、ものづくり支援策などだが、大田区の同様の施昨策の「先進性」を確認しただけだった。市役所を後にして、3年前と同じ「全国的に有名な観光施設」を「視察」してホテルへ。翌日は、都内某区の議員がくるらしい。毎日迷惑だろうな‥
毎年、視察に参加した、多くの議員が「改善せねば‥」とホンネでは思っているが、結局、事務局のお膳立てした行程に沿ってまわってくる。どうせなら、堂々と温泉宿にでも泊まって、観光したほうが「効果」があると思うが、温泉があっても、あえてビジネスホテルを使い、観光地には、なるべく行かない。
議員8名、事務局職員2名、合計10名。しめて100万円也。はたして、その費用対効果はいかに‥‥訪問自治体や調査事項の選択と「行政視察」の意味を、真剣に考える必要がある。でないと、受け入れ側の市職員と、大田区職員双方に笑われてしまう。
まあ、しかし、今回受け入れて下さった自治体のご担当者の皆さん、同行された区職員さん、お疲れ様でした。問題提起とは別に感謝申し上げる。(なお、視察自治体名は、相手の名誉のため○○とさせて頂く。)
さて、その視察で、忘れ物を3件。ひとつは、初日のホテルにYシャツと、カミソリ。出発後に連絡があったが、Yシャツは価格800円の使い古し、カミソリは新製品の試供品だったので、捨ててもらった。
そして、今朝。北海道は大雨だったので、コンビニで、399円のビニ−ル傘を買った。ほんの、数分、空港行きのバス停まで使って、バスの車内に忘れてしまった。
ちょっとヤバイかも‥
| 2006年08月27日(日) |
久しぶりに緊張したNPO研修会講師役 |
私は、実は小心者だと思っている。結構人の目や、評価を気にするし、心配事があると眠れなかったりする。が、そんなことは、まったくない、と装っているだけなのに、世間一般では「心臓に毛が生えている」と思われているようだ。
とは言うものの、講演会の講師やら、街頭演説に弁士、パネルデスカッションのコーデイネーターなどとなると、場数をこなしているので、まあ「への河童」でお受けしている。
が、昨日はいささか勝手が違った。何しろ、身障者団体の幹部の皆さん100名を前に「障害者自立支援法について」という題目で研修会の講師をしなければならないのだった。小学生が大学教授相手に講演をするような気持ち、と表現してもまだまだ足りないぐらいの気分だった。
兎に角、私はお役人ではないので、法律解釈や手続を説明するのなら不適だ。そこで題名に一言加えて頂いた。「議会の窓から見た障害者自律支援法」と。
つまり、障害者自立支援法の成立や、区議会での陳情・請願審査のあり方を通じて、今日の我が国民主主義の問題点。地方自治の望むべき姿、区議会のあり方などを論じようとしたのである。
これなら、私の得意とする分野である。自立支援法については、区役所の配布している資料をコピーして配るだけにした。
さて、本番。私の前の講師が、GID(性同一障害)で聾唖者という方で、手話でとても豊かな表情で表現された講義だったので、これもプレッシャーだった。
さて、私の番だ。地方自治や議会の改革を語ると、どうしても現状の体性、すなわち、首長の追認機関、強い首長、弱い議会という構図を示さなければならない。会場には、区議会の先輩議員も来ていた。なんとか、彼らを否定しないで、議会改革を話すことを考えたが、多分それでも相当厳しいことを話してしまったかもしれない。
そして、最後は「3流の国、3流の政治は、3流の国民が作る」と、正しい選択と、自ら選んだ議員の言動に責任を持つようお願いしたが、講演後、主催者側から「あの言葉は反発がある」と指摘された。が、ホンネであるし、我が国民主主義が制度だけではなく、本来の形で機能するためには、絶対に必要なことである。
研修会主催者の皆さん、ボランテイアの方々、私の話を手話通訳してくださった手話通訳の皆さん、参加者の皆さん、ありがとうございました。
3流区議と、選んでいただいた有権者に恥をかかせないよう、頑張るぞ!
| 2006年08月26日(土) |
第20回自治体学会神奈川横浜大会 |
昨日は、朝から自治体学会という勉強会に出かけた。これは、20年前に「地方分権」を唱えて、心ある自治体職員が中心となって設立したものらしい。参加者名簿によれば、1000名近い参加者の大多数が、自治体職員で、議員の参加はチラホラ、都内の議員は私を含めてたった12名。
大会の副題は〜市民の政府を創る〜で、午前中の全体会は、そのことを実践されている豪華メンバーでのパネルデイスカッション、午後は13の分科会にわかれた。以下、私の印象に残った発言をピックアップ。
来賓:松沢成文氏(神奈川県知事) �.泪縫侫Д好箸鮗_鵝�統一地方選挙の選挙期間中配布できるように公職選挙法を改正しよう。「お願い」から「約束」の選挙へ。�⊆鹹垢稜ご�を各自治体で定められるようにしよう。どんなにりっぱな首長でも、長期政権によって弊害が出てくる。��住民投票を法律で位置づけよう。
(全体会) 北川正恭氏(早稲田大学大学院教授、元三重県知事) 地方自治体は、今までの管理から経営に脱皮しなければならない。管理とは、法律に基づいて国の指導のもとに粛々と事務を行うこと。経営の「経」とは、家を建てる時の設計図、「営」とは、その設計図に基づいて家を建てる工事のこと。戦後の地方政治は、この「経」の部分、つまり設計図を国に任せ、「営」の部分だけ担ってきた。そこでは、説明責任は国に対してのみ必要だった。三重県では、この「経」の部分も県で行った。こんな三重県を作りたいと。結果、説明責任は国ではなく、主権者たる県民になった。
中田宏氏(横浜市長) 国会議員の時代は、わからないまま語っていたが、市長になって、初めて地方自治がわかった。横浜市でゴミの分別収集をしようと提案すると、職員から出来ない理由が続出した。そこで、平成15年から2年間かけて「分別収集をします」と徹底してシャワーのように広報し昨年から実施した。結果、15種類の分別収集を行い、対前年ゴミ量は33.9%削減できた。そして、ゴミ工場を2ケ所廃止し、この改修費用1100億円、運転費用30億円が節約できた。これも、市民の「分別」という市政参加があったから達成できたことだ。
中島興世氏(恵庭市長) 恵庭市職員⇒市議会議員⇒市長 恵庭は3つの自衛隊駐屯地に3400人の自衛官とその家族などOBまで含むと自衛隊関係者15000人が住んでいるといわれる。その応援がないと市長にはなれないという地盤で、地盤・看板・カバンが圧倒的に「劣」の私が出馬宣言から46日の戦いで勝てたのは、政策と志だけだった。わかりやすく、親しみやすく、共感を持ってもらえるマニフェストを作り、私が市長になったら何をしたいか、を訴え続けた。話をさせてもらえた各種団体、企業、労働組合は1ケ所もなかった。しかし、勝利した。恵庭でマニフェスト選挙が出来たのだから全国どこでも出来るはずだ。
藤井絢子氏(滋賀県環境生活協同組合) 中田くん(横浜市長)が15年位前に松下政経塾にいた時にゴミ問題の勉強会で講師をした。その後、市長になってゴミ問題に取り組まれていて感銘しているが、国会議員の時にやってくれたら、我が国のゴミ問題は、もっとうまくいっただろう。国会議員は本質的に何もわかっていない。私は、琵琶湖の汚染問題を追っかけているが、この犯人は実は県民自身だった。生活廃水、浄化槽の排水などが琵琶湖を汚していたのだ。特に天ぷら油がダメ。今は、小さな町から「菜の花プロジェクト」を立ち上げ活動している。
(第一分科会) 福嶋浩彦氏(我孫子市長) 行政は、市民(主権者)の徹底したコントロール下におかれていなければならない。二元代表制だけではなく、行政の中に市民が関与するシステムがなければならない。地方自治体が次のステージにすすむには、議会が重要。議会は問題提起するだけでなく、自らが問題解決をして欲しい。私は、3期12回予算を議会に提出しているが、一度も原案のまま可決されたことはない。事前の根回しもしないし、与野党の色分けもしない。議場でオープンの議論をするからそうなる。重要議案を否決されることもある。しかし、それは、市長不信任ではなく、議会が正常に機能している証である。
そして、冷汗!!一発。 昼食は、某大学I教授とともに中華街でご一緒したのだが、そこで同席された別の大学Y教授を紹介された。ところが、I教授が「あ、この人を犬伏さんに紹介しちゃまずかったかな」と言いながら紹介されるのだ。な、なんと、5月に行われた市議会議員研修会の講師で「つまらん講義だった」と、私がこの日記に書いた、その方だったのだ。
いやいや、今更ですが、研修の講義では計り知れないお人柄が、よく解りました。すまんです!しかし、I先生、黙っててくれればわからなかったじゃん。でも、これだから人生は面白い。
| 2006年08月25日(金) |
大田区管理職の皆さんへ!ウワサの真相? |
複数の情報を総合すると、大田区役所管理職の間に次のような情報が流れているようだ。
いぬぶしは、清廉潔白を装っているが、実は腹黒い議員で、区役所幹部実力者某氏の指示で動いているらしい。気をつけろ!
あれあれ、本人が知らない間に、面白いもんだ。役所というのは、余程暇なのか、ウワサ話が好きなのか?
どこからどうつつかれても、この話はガセである。私は、ウワサされている某氏とは、1対1では、かれこれ半年以上あっていないし、複数でお会いしたのも、5月頃だったろうか。
多分、某氏筋は、決して私のことを味方だとは思っていないだろうと思う。いや、もっと言えば、嫌な野郎だ!ぐらいにしか思っていないと思う。
某氏と仲がいい、ということは、別の実力派幹部とは仲が悪い、という論法なのだろうが、いずれも違う。
私が望むのは、本来の二元代表制である、区長と議会が適度な緊張感を持って、それぞれの立場をわきまえつつも、地方自治の本旨を忘れない行政運営である。馴れ合いではない、行政と議会、それが今、大田区に求められている。
そのことを理解して頂ける、お役人であれば、どなたでもホンネでお話をさせて頂くが、出世と退職金の額にしか興味のない人々とは、口も聞きたくない、それだけである。
もし、ウワサが出たら、その真偽は、私に確認して欲しい。匿名のメールでもいい、掲示板への書き込みでもいい。正直にお答えする。
私は、区議会議員の立場や、執行部と親しいということに恋々とするような人生は送りたくない。常に是々非々、これだけである。
ここついでに、ひとつだけお役人にお詫びを!!!!!
今日、ある部局に資料を請求した。夜帰宅したところ、約束した自宅FAXに資料が届いていなかった。またかよ!お役人の情報操作か?と、担当者の自宅まで電話を入れてしまった。と、すぐ気付いた。私の連絡ミスだったのだ。FAX番号の局番、5710が正当なのに、5711と連絡してしまった。疑ってごめんなさい!陳謝!!本当に!!すまんです。
| 2006年08月24日(木) |
スカイパーフェクトTV767ch 2週連続収録 |
今日は、相変わらず暑かった。本当に、日本は亜熱帯入りしたのではないかと思うほどだ。その酷暑のなか、クールビズなんのその、とスーツで渋谷の街に繰り出した。
スカイパーフェクトTV767chに日本文化チャンネル桜というテレビ局があるが、その中の「地方議員アワー」という番組の収録があった。
この放送局は、偏向したマスコミ報道を正そうということで設立されたもので、我が国の伝統文化や、自衛隊、時事問題に特化してユニークな番組作りをされている。
私も何度か出演させて頂いたが、最近はご無沙汰で久しぶりのスタジオだった。この局の凄いのは、1時間番組であれば、1時間収録をするのだ。通常は、NGがあったらカットしたり、後ほど編集をして1時間の番組をつくるのだが、ここは、ノーカット。撮りきりで、そのままon airされる。ほとんど、生番組なみの臨場感である。
今回は、2週間分(2時間)の収録で、1週目が「安心・安全」について 2週目が「地方自治について」で、相変わらず、品のない激辛で語っているので、是非ご覧いただきたい。
ちなみに、通常は767chは、有料チャンネルだが、「地方議員アワー」は、スクランブルが解除されており、スカパが映るTVなら、どなたでもご覧頂ける。
*放送予定日:9月18日(月)12時〜13時(再放送 日曜日16時) 9月25日(火)12時〜13時(再放送 日曜日16時)
| 2006年08月22日(火) |
どうなる区長選挙・区議会議員選挙 |
来年の4月には、区長選挙と区議会議員選挙がある。区役所内部では、一般区民の無関心をよそに「誰それが区長選挙に出るらしい」などのウワサがまことしやかに飛び交う。
区民で、この手の話に興味があるのは、有権者の職業構成の中ではマイナーに属する、町会役員やら商工業団体役員の皆さんだ。最も多数を占める勤労世帯は、誰が区長になろうとも関係ない、とばかり「お任せ民主主義」を享受している。ここに、我が国、民主主義の弱点、問題点がある。
さて、区議選挙では、各党とも概ね公認候補が出揃い始めたようだ。現在、掌握している候補数は次の通り。
自民党12名、元自民党(離党・除名組)7名、民主党9名、公明党12名、共産党9名、生活者ネットワーク2名、緑の党2名、現職無所属4名、 合計58名(定数50名)自民党、民主党がさらに追加する可能性があるので、結構の激戦が予想される。
その中、区役所やら区議会では「いぬぶしが次回は自民党公認で出馬するらしい‥」というウワサが流れているようである。私は、体たらくな外交政策を見るにつけ、安倍総理大臣誕生は、我が国にとって良い選択である、と確信しているし、中途半端な自民党員より、よほど保守であるとも自負している。
しかし、現状では、私が自民党公認で出馬することはない、と断言しておこう。また、私から、公認が欲しいと言った事もない。複数のルートから、そんな話があったことは否定しないが‥
まあ、こんなアバレ馬のような、優秀な(?)議員を受け入れる、懐の広い会派は、区議会にはない。私には、是々非々、区民党が一番あっている。
| 2006年08月21日(月) |
リサイクル促進か?無駄使いか?リサイクル報奨金 |
区民や、区内団体の要望というのは、時として行政に対するタカリになる可能性を内在している。行政担当者や、区民のリーダーは、そのリスクを常に監視、自問せねばならない。
先日、街頭相談会(毎月18日開催)で聞いたある「報奨金」の話も、そんなひとつだろう。
「大田区リサイクル活動グル−プ報奨金」という長ったらしい、報奨金制度である。平成4年6月から施行され、区内の10世帯以上で構成された町会、自治会、マンション管理組合などがグル−プを作り、古紙などの集団回収をした場合に、報奨金を出す、というものである。
私は、その回収した売却代金から報奨金を捻出しているのだとばかり思っていたが、実情は違った。
�ゞ萍韻涼賃里蓮�区に登録をする。そして、同様に登録されている回収業者に回収の依頼をする。依頼を受けた業者は、その古紙等を問屋に持ち込み、現金化し自己の収入とする。(大田区への還元はしない)
��区民団体は、業者から計量証明書をもらい、回収実績報告書を区に提出し、区は、その回収量1キロにつき古紙の市場価格にリンク(逆比例)して、報奨金を支払う。(現在は、回収1キロあたり6円)
昨年度は、この制度で、区内518団体に、なんと9368万円余りが、区費(税金)から支払われているのだ。確かに、資源の有効活用は必要である。そのための啓発活動も必要である。が、なぜ、区費を1億円近くも投入する必要があるのだろうか。
資源ゴミは週1回、大田区が回収し、業者に売却し、その益金は区の歳入としている。勿論、排出した区民への報奨金などないし、事業者が出した場合は、反対に有料のゴミ処理券を貼る必要がある。
前者の仕組みであると、一円も収入にならず、区費が出て行く制度。得をするのは、営業活動せずに「商品」が入手できる回収業者と、区民団体。資源ゴミに出してもらえれば、出費はなく(雇上車の委託費はかかる)、売却益が大田区入ってくる。
はたして、この制度、存続の意義はあるのだろうか。議員も、行政も、こと町会、自治会が相手となると古紙、いや腰が引ける。どんな相手であろうと、常に是々非々と臨む事、それが公平公正な行政運営、議会運営に求められる。聖域とせず、議論をしようではないか。
| 2006年08月17日(木) |
幹事長会はなぜ「秘密」なの?? |
この国の議会は、村議会から市区議会から都道府県議会まで、概ね、国会のそれを模倣している。最も解りやすいのが「議員バッチ」であろう。各議会ごとに若干の違いはあるが、国会議員のものを真似ている。なんで議員バッチなど区議会にいるのか。私の場合、公の行事や、葬祭の時以外は、ポッケで寝ている。
議会の運営も、そっくり。理事者(役人)は、まず、各交渉会派(議員3名以上)の幹事長、議長からなる非公開の幹事長会に、施策などにつき諮る。そこで、下打ち合わせがすんだものを、公開の議会運営委員会(幹事長は全員メンバー)に提出して、初めて公の机上にのせるのだ。
下打ち合わせというのも、かっての55年体制の「国対政治」を彷彿させる仕組みだし、幹事長会が「秘密会」というのも、如何わしいではないか。幹事長会には、区民は勿論のこと、他の議員も傍聴に入れないのだ。
以前、幹事長会での発言の内容を、共産党議員が、新聞「赤旗」に掲載したところ「秘密会」の内容を口外した、と論議になったことがあった。調整機能が必要なことは理解するが、どうも釈然としないではないか。
はたして、区政について「秘密」にすることがあるのだろうか。まして、その前段で、お役人によって、情報は確実に操作選別され、議会や幹事長会に出てくる情報は、もはや「過去の遺物」とすら思えるのだ。
何か、意味もなく「秘密会」の名を、「凄いだろう」と、楽しんでいるような気がしてならない。議会本来の仕事は、公開の場での、下打ち合わせのない、真摯な議論ではないか。
原稿をすべて事前提出、答弁もあらかじめ調整済み、幹事長会の決定事項を、議事録に残すための議会運営委員会。そろそろ、日本全国の地方議会、こぞって、見直す時ではないだろうか。
でないと、益々、有権者には「地方議会不要」と、お役人には「ご用聞き議員」とバカにされてしまう。
| 2006年08月16日(水) |
ふざけるなロ助!対ロシア制裁発動せよ! |
報道によれば、本日未明、我が国領海内の貝殻島付近の海域でカニ漁船が、ロシア沿岸警備局の警備艇に銃撃拿捕された。銃撃の結果、乗組員1名が死亡したという。
政府は、ロシア駐日大使を呼び抗議したそうだが、何を考えているんだ。我が国の領土で、我が国国民が銃殺された。これは、宣戦布告に等しい主権侵害行為である。金大中拉致も同様、北朝鮮による日本人拉致もそう。国家の尊厳、主権に対し、もっと毅然とした態度を取るべきである。
以前、ロ助(ロシアをバカにした呼称。ろすけと読む)の偵察機が、我が国領空を侵犯し、沖縄嘉手納基地上空を2度に渡って飛行したことがある。当時の南西航空混成団司令は、スクランブル発進した迎撃機から、警告の実弾を発砲した。航空自衛隊はじまって以来の英断である。
結果、翌日、ロシア外務省は「計器の故障」として陳謝してきた。過去の領空侵犯で、ロ助が謝ったのは初めてである。つまり、国家として毅然とした処置を取れば、相手も謝罪する。いいかげんにするから、北朝鮮にも、ロ助にもなめられるのだ。
国民の生命すら護れない国家を我々は信じない。毅然として、ロシアに対し、制裁をせよ。我が国は困らない。困るのは、貧乏ロシアである。
情けない国家のため、亡くなった乗組員のご冥福をお祈りする。
| 2006年08月15日(火) |
終戦記念日=平和祈念の日@靖国神社 |
今日は、終戦記念日。昭和47年の自衛隊生徒入学以来、日程さえ合えばこの日には靖国神社に参拝している。今日も、議会の定例委員会(毎月15日開催)を、10日に変更して頂いて参拝した。

午前八時に、「靖国神社に参拝する地方議員の会」のお手伝い集合があったので、早めに神社に到着すると、なんと小泉首相が参拝された、というニュ−スが入って来た。いささか遅きに失したがよくぞ来られた。感謝!
午前9時、小雨の降る中、60名余りの同志(地方議員の会)と、幟を揚げて参拝した。昨年同様、百人斬り訴訟の団体や日本会議のテントからは「ありがとう」「ガンバレ」「いぬぶし!」の声援を頂き、涙が出た。
次は、師、西村真悟代議士と共に昇殿参拝である。ご存知のように、代議士は秘書の不手際から弁護士法違反の被告人である。どれ位の方がご一緒されるのか。集合時間の相当前から集合場所には、人、人、人である。多分500名は超えていたのではないだろうか。信念を持って立ち向かう勇者を応援する心意気を痛感したひと時だった。
その後、大田区に戻り、区議会主催の平和祈念コンサートの実行委員として、CDの売り子をやり、最後は、平和祈念花火大会を支援者と共に、マンションの屋上から堪能した。

戦没者の英霊に、平和の祈りと感謝の念が届くよう、ビールを頂戴しながら祈った。
夕刊は、小泉参拝の是非一色だ。国のために殉じた人々に、祈りを捧げることが、そんなに悪いことなのか? であるとすれば、我が国に原爆を投下した戦争犯罪人が葬られている、アーリントン墓地にブッシュ大統領が慰霊に行く場合には、我が国政府は大騒ぎをせねばなるまい。でも、しない。それは、我が国には、いかなる死者にも敬意を表するという伝統文化があるからだ。
そのような文化を持たない、被害者妄想を国民に与えないと国家統治の出来ない、三流国を相手にする必要はない。
246万柱よ、安らかにお休みください。本殿左右には一対の生花があった。「内閣総理大臣 小泉純一郎」Very Good Job!! Thanks!
| 2006年08月14日(月) |
合理化したら支払いが遅くなりました@ハローワーク |
小泉内閣も余命わずかだが、彼の「公務員削減計画」は、「総量削減」を指示したものだから、切りやすい現場がターゲットになっているような気がしてならない。航空自衛隊などは、第一線パイロットの登竜門である航空学生の定員を削減する案まで出ているらしい。減らすところが違うだろう、と申し上げたい。
さて、今日は、経営している会社が、もろにこの被害にあったお話を。
厚生労働省の雇用対策事業の一環として、特定求職者雇用開発助成金という制度がある。これは、母子家庭や、高齢者、または身体障害者など、求職が困難な方々を雇用した企業に、1年間賃金の30%(正確な計算では違うが…)を、国庫が補助する中小企業には、ありがたい制度である。
平成18年3月までは、補助の決定まで地元のハローワークで行っていたが、削減と合理化のため、4月からは文京区に作った、ハローワーク助成金事務センターというところで集中管理することになった。その結果、大幅に助成金の支給が遅れているのだ。
当社が、本年6月2日に、大森職業安定所に持ち込んだ補助金の支払日の確認を、本日行ったところ、次のような構図になっていることが判明した。
(旧体制) 地元ハローワーク(6/2受付・審査・7/31助成決定)→東京労働局(8/31支給決定)→9/25支払い
(現体制) 地元ハローワーク(6/2受付・書類確認)→助成金事務センター(審査・8/31助成決定)→東京労働局(9/30支給決定)→10/25支払い
そもそも、助成と支給決定を、それぞれの所管で月1回しかしないことに問題がある。書類は毎日流れているのだから、10日に一回とか月2回にするだけで、相当期間短縮になるはずだが、お役人には支給日なんて関係ないから、制度を変えるつもりは多分ない。
改革や合理化は世の流れ、時代の要請である。しかし、上級官庁や官邸に胡麻をするために、数合わせの減員では主客転倒となる。減らすべき箇所、充実すべき箇所を見極めることも為政者の責務であろう。
何が中小企業対策だ!笑っちゃうぜ!いえ間違い。早く払って!お願い!
| 2006年08月12日(土) |
これでいいのか?3つの市議会 |
地方制度調査会の中で、地方議会の改革が議論された。また、マスコミなどでも「はたして、地方議会は必要なのか?」との論調がよく見られる。議員である私自身「区長やお役人の追認機関、諮問機関」以上の存在感を示せない、区議会のあり方には、自虐的自問自答の悶々とした日々をおくっている。
よく言われるのが、二元代表制でありながら「強い首長」と「弱い議会」という構図である。その典型が「議会招集権」であろう。なんと、議会をその長たる議長は招集できないのだ。では、どうするか。議員の1/4以上が、首長に対し、臨時会の招集を請求しはじめて、首長は招集しなければならないことになっている。(地方自治法)
与党会派を3/4以上にしておけば、そのような「リスク」は起こりえないから、議会対策は万全である。大田区は、定数50名、現員48名なので、1/4は、12名である。明確な野党は共産党と緑の党で9名。是々非々で、賛否を表明している私と、生活者ネット計3名。合計12名で、かろうじて招集請求権が発生する。
さて、このような法規制の状況で、臨時会の開催を請求した市議会が2つある。ひとつは、市長が、横浜市港北区長(23区の区長とは違い、市の部長級職員)だったことから、市幹部あてに政治資金パーテイの参加依頼のメールを流した町田市である。市長の「長女と元市幹部への責任転嫁」は見苦しかったが、結局、罰金の略式命令。公民権停止はなかったので、失職もしない。
これに怒った、野党である、民主党・社民ネット10名と共産党5名、合計15名が100条委員会(地方自治法に定められた調査委員会)の設置を求めて、臨時会の開催を請求し、8月18日に開催される。(定数36名)
次は、流れるプール事件の埼玉県ふじみ野市議会。やはり100条委員会設置を、唯一の野党共産党11名が請求した。(合併特例で定数44名!)
いずれも、与党会派は調査委員会設置に反対しているらしい。いくら与党と言え、問題があれば明らかにするのが議員の務めではないだろうか。首長や行政の行為につき「疑義」を表明出来ない、また調査もしない議会であれば、二元代表制の議会などやめて、住民選出の諮問会議にでもしてしまえばいい。
最後に、のんびりされているのが、財政再建団体となった北海道夕張市議会。公費でゴルフの賞品を買ったり、市長の放漫経営を追認していた「当事者意識」が欠落している。第二回定例会の一般質問を見ても、財政破綻についての質問や、議会の責任についての質問は皆無!りっぱ!やるな〜
ちなみに、夕張市の行政職総員210名中係長以上が109名(さらに、その内課長42名部長10名!!)という、なんともあきれる組織である。全職員の平均給与は、6,187,000円。破綻した結果基本給5%下げ、管理職は賞与の管理職加算を5%カットされただけ。こんな予算否決してしまえ!
嗚呼!!痴呆議会、おっと、単純な変換ミスでした。地方議会!!
| 2006年08月11日(金) |
な、なんと、お祖父ちゃんになっちまった! |
今日は、長男と長男の彼女を車に乗せ、超強引な日帰りドライブに出かけた。行き先は、まず、私の父親の墓参り。そして、次の目的地は、妻の両親の家である。総移動距離は、400kmを超える大旅行を日帰りで強行したのには訳がある。
それは、わたくし、予期せずして、お祖父ちゃんになってしまったからだ!!
長男が、自衛官であることは再三書いている。その彼から、ある日、メールが来た。「今度の土曜日あけておいてくれ。」なんじゃい?気の短い私は、早速返事を打った。
「あらたまっての用事は、次のうちどれだ。1.結婚 2.妊娠 3.自衛隊辞めたい 4.金貸してくれ」彼からの返事は「2」だった。おいおい、まだ21歳じゃん。まいったな〜
しかし、世の中に起こることは「すべて必然」と思って生きてきた私である。次の瞬間「おめでとう!」と思っていた。
それから、相手のご両親への挨拶(相手も「若い」ことを心配していた)、 若い二人との話し合いなど、大変だった。しかし、世の中、実にうまく出来ている、と思ったことがひとつ。それは、長男は、今年初めに、3等陸曹(下士官)の試験に合格しており、来年1月1日には、その階級に昇任するということだ。
現在の、陸士という階級であると、原則として営内(部隊内の寮)に居住する義務があり、結婚しても「別居」の可能性があった。また、陸士のうちは、2年制の「契約社員」のようなもので、長く勤めることはできないのだ。
3曹になれば「正規社員」、勤務地最寄りの官舎(社宅)にも安価で入居できるかもしれない。丁度、よかったのではないだろうか。21歳でパパは、いささか早いような気もするが、「立場が人を作る」という言葉もある。いいんじゃない!
というような事情で、次なる「儀式」として、祖父母への報告となったのだ。妻の実家では、事前には「彼女を連れて行く」とだけ伝えてあったので、ビックリされたようだが、結局は祝福されてきた。
午前8時に出発した大旅行。帰宅は20時。12時間ドライブ。お二人さん、お疲れさん。でも、これから、もっと大変だよ。頑張れよ!お祖父ちゃんもがんばるから‥
| 2006年08月07日(月) |
ゴミが足りない!よしプラスチックを燃やせ!By23区 |
この国には、本当の意味での民主主義は存在しない、と再三訴えてきた。あるのは、制度としての民主主義。さらには、無責任な「お任せ民主主義」。その結果、議員は、お役人と親しくすることにより、自らの陳情を通す努力をし、それが「政治力」だと誤解する。
お役人や、首長は、いかに議員を丸め込んで、自らの政策を「追認させる」かに腐心する。結果、有権者、納税者の知らないうちに、政策は彼らの思い通りにすすんでいく。議会のチェック機能とは‥自問自答の日々が続く。
さて、最近、大田区当局は、さかんに「廃プラスチックを燃やす」ことの正当性を訴えている。過日の区報では、なんと一面を使って、いかに、プラスチックを燃やすことが区民の幸せになるかを訴え、同じく、職員向け「庁内報」でも一面を使って説明している。
これには、ある大きな力が働いているに違いない。
現在の状況:区民や行政の啓発により、23区の可燃ゴミの量は大幅に減っている。とすると、現在のゴミ焼却工場が一部閉鎖に追い込まれる可能性がある。
困る人々:民需に比べ、べらぼうに高い清掃工場を受注するプラントメーカー。職場が減る清掃公務員や委託業者。
そこで:23区清掃一部事務組合の某幹部(都職員)を中心として、とてつもない計画を作った。それは、プラスチックを「不燃物から可燃物」にして燃やしちまおう、といものだ。
そして:そのために、一部事務組合と東京ガスで、10月に資本金2億円の別会社を作り、ゴミ焼却工場の運転を委託し、その熱で発電を行い、東京ガスの売電事業を支援しよう。
このことにより:東京ガスは、年間安定した売電電力の供給を受けれる。清掃関係職員は、ゴミの量が減らずに職場が確保できる。東京都職員は、天下り先が、またひとつできる。23区区長は「ひょっとしたら、区長退職後の職場が‥」。23区事務組合は、議会から余計なことを言われず、新会社に委託できる。と、関係者はみんな幸せなのだ。
区民には:東京湾にある最終処分場が逼迫しており、プラスチックは埋め立て できない、と説明。さらには、ダイオキシン対策は万全と説明して「そいつは、いいことだ!」と、納得させてしまう。
と、以上が。今回の「事件?」の概要である。
私が認知している問題点:
�〆�まで、区民が分別をすすめて、ゴミを削減してきた努力はなんだったのだ ろうか。 �▲廛薀好船奪�を高熱で焼却することにより発生する発ガン性物質について は、説明されていない。 ��最終処分場は、30年近く余力があり、差し迫った問題ではない。 �げI融圈¬掌轍飴圓覆匹任蓮▲廛薀好船奪�なども、トレーやペットボトル同 様に回収、リサイクルをして、焼却、埋め立て、いずれもしていない。 �タ群饉劼飽兮�すると、競争原理が働くなり、高値の処理費で天下り役人を飼 うことになる。 �Δ燭世任気─�議会の監視がしにくい「一部事務組合」から「新会社」に移行 すれば、お役人のやりたい放題になる懸念がある。 �В横涯茲龍萃垢任眸紳个靴討い覿茲發△襪砲發�かわらず、強引にすすめよう としている。
さて、有権者、納税者、そして、区議会は、どう判断するんだろう。是非とも、多くの区民が関心をよせ、「お任せ民主主義」や「追認」にしないで欲しい。
なにしろ、あなたの街、あなたの空、あなたのゴミ、なのだから!
| 2006年08月05日(土) |
危うく、業務上過失傷害罪!! |
昨日の朝方、地元の狭い路地を車で走っていた。スピ−ドにしたら時速10km〜20kmというところだろうか。すると、右側わき道から全速力で女性の運転する自転車が進入してきた。
あわてて、急ブレーキをかけるが、車体は女性の自転車に接触。そのはずみで彼女は路上に倒れた。車を停車させ、駆け寄り声をかける。私「救急車を呼びますから、ちょっと待ってくださいね」彼女「いえ、ぼっとしていてすみません。大丈夫ですから‥」私「いえ、後で、後遺症が出るといけないので、とりあえず呼びましょう」彼女「本当に大丈夫ですから‥」
それでは、万一症状が出たら連絡を下さい、ということで私の自宅の電話と携帯の番号をお渡しして別れた。
彼女の道路は狭く、「止まれ」の表示を無視してのノーブレーキでの進入。こちらは最徐行での走行。明らかに、原因は誰にも明らかだ。が、これが、保険業界の保険請求となると違ってくる。過去の経験(日本損害保険協会上級資格)からすれば、5:5かへたすれば、4:6の割合で当方(自動車側)の過失になるだろう。
兎に角、歩行者、自転車対車の場合、圧倒的に車が不利である。過去に、酔っ払って道に寝ていた弁護士をはねて死亡させた運転者に2億円もの賠償判決が出たことがある。「注意義務違反」だそうだ。
今回は相手の方が、常識のある方で救われたが、場合によっては「業務上過失傷害」事件の可能性すらあった。
防衛運転(相手にぶつかられない運転)の必要性を感じた一日だった。
| 2006年08月04日(金) |
些細なことですが、お人柄が出ますね |
私は、結構いい加減な人間だと思われているが、繊細だと思っている。なにしろA型なのだから。特に好きなのは「形入法」というヤツだ。つまり、形から入って、精神をそれにあわせるという、我が国古来の「道」である。
私は剣道と銃剣道の有段者であるが、いずれも昇段審査の基本は、いかに相手に勝つかではない。その武道の基本である、礼儀作法や形がいかに出来るかに重点がおかれている。
我が国の伝統文化で「道」とつくもの、華道や茶道、書道、柔道など、みな形を重視し、その結果、精神性を高めていく。その意味で、経営者に早起きを奨励する倫理法人会や、トイレ掃除を行う「お掃除の会」などは、とても性に合っている。
さて、今日は、出勤途上で、マンションの廊下でこのような光景を見た。昨晩、出前を取って、そのお皿を玄関に出した、極普通の光景である。が、よく見て頂きたい。皿の下に、広告の紙が敷いてあるのだ。出前の皿の下に、そんなものを敷こうが、敷くまいがどうでもいい、と思うのが昨今の風潮である。

が、この家人は、次の人が食べる食器を、人の歩く廊下に直接置くということが出来なかったに違いない。食物や、物に対する感謝の念の現われかもしれない。
この家の主の顔は、残念ながらすぐさま思い出せないが、きっとステキな方に違いあるまい。いや、絶対にそうだ。
出勤前の慌しさを、払拭させてくれる、ほのぼのとした映像だった。
| 2006年08月03日(木) |
市議会議長会研究フオーラム |
今日は、全国市議会議長会研究フオーラム「地方議会と市民参加」が、日比谷公会堂で開催された。区は市なのか、という議論があるが、基本的には平成12年より「市」と、ほぼ同じ基礎的自治体となった。それとあわせて、全国市議会議長会にも加入したのだ。
だいたい、この種の勉強会は、東京など首都圏からの参加は少なく、自民党はほとんどいない、というのが一般的だが、今回は前者の原則はあてはまっていたが「議長会」だけあって、全国の自民党議長さんたちが「お供」の議会職員を連れて参加されていた。ちなみに、我が大田区からは共産党を除く各会派一人ずつ5名もの(?)議員が参加されていた。
さて、冒頭、北川元三重県知事現早稲田大学大学院教授が基調講演をされた。氏は、県議、衆議院議員、知事を勤められた経験から、以下のように熱く訴えられたが、早稲田での講演に比べて、随分と平易に語られたのは、参加者のレベルに合わされたのかもしれないが、物足りなかった。
中央集権という思い込みを捨てる時代になってきた。その時に必要なのは、首長の追認機関や、住民の御用聞きではない、地方議会である。首長への陳情合戦ではない、本来の2元代表制による政策議論をして欲しい。そのための、1匹の蝶になろうではないか。ここにお集まりの一人一人が、蝶のように、風をおこせば、その風は日本を変えるはずだ。
次に、パネルデイスカッションに移った。以下、印象に残った発言。
飯尾潤氏(政策研究大学院大学教授) 一元代表制である、国政においては与党が必要だが、二元代表制である地方自治体に与党はいらない。与党でいたいとのお気持ちはわかるが、首長への口利きをやめ、御用聞き議員として頑張るのではなく、議会として議論をしてもらいたい。現在の地方議員は、地元の名士であったり、建設業や農業だったり、住民の職業構成とは無関係な点が問題である。
世古一穂氏(金沢大学大学院教授・NPO代表理事) 政治は、人々のつぶやきを形にする、想いを仕組みにするものだ。議員は代表ではなく代理人である。現在の協働、市民参加は、あやつり、セラピー(慰め)、お知らせ、意見聴取という、印としての市民参加にすぎない。もっと、NPOを活用して真の市民参加をすすめるべき。
中西晴史氏(日本経済新聞論説委員) 夕張市では、自治体が破産した。あそこの議員は何をやっていたのか。地方議会において、予算の修正ぐらいして欲しい。予算の原案を否決すると、首長に対しての不信任案と同じだと思われるのだろうが、毎年毎年、原案可決であれば、議会は不要である。
中森慎二氏(四日市市議会議長) 議会改革の議論の中から、一部議員が自治条例を議員提案しようとの動きがあり、急遽、議会全体として自治基本条例(理念条例)を制定した。この条例は、理事者から出たものではなく、議会で議論を尽くして策定した。しかし、理事者に質問することには慣れている議員が、議員同士での議論には不慣れで、このことにより、議員の資質も向上したと思う。
それぞれに、持論を開陳されたが、個人的な好感度は次の順位だった。
�“喩���中西�C羶広だじ邸雰評領�)
飯尾氏と中西氏は、相当辛辣な意見を述べているが、語り口が柔らかなことと、再三「ここにいらっしゃる方の議会は違うと思うが‥」と延べ、地方議会、議員の問題点を鋭く指摘されていた。古参議長さんからは、ヤジも出ていた。
世古氏は、持論であるNPOが一番と、議員は代理人説を述べたが、ほとんど会場にケンカを売るような態度と、ニコリともしないお顔立ちには、彼女の2度目の発言に席を立つ議員が多かった。
反対意見を述べる場合の、話し方については、きっと大田区の役人には、私は世古氏のように映っているのだろうな、と反省しきりだった。
| 2006年08月02日(水) |
ちょと防衛庁長官甘いんじゃない‥ |
以前、ウイニーを通じて情報漏えいを犯した海上自衛隊において、またまた不祥事が起きた。対馬防備隊に所属する1等海曹が、海自が収集した各国海軍の艦艇の写真などを集めた「識別参考資料」をCDにコピーして持ち出していた、というのだ。
我が国には、多くの国際海峡があり、領海でありながら、外国艦船の「無害通航権」が認められている。潜水艦については、浮上して国旗を掲揚することにより「無害」となるのだが、某国あたりは潜航したまま通航することもある。
これら、無害、有害を問わず監視識別することは、四方を海に囲まれた我が国にとっては、重要な防衛情報である。海上自衛隊では、各海峡に警備所を設置して、この情報収集にあたっているのだ。
そこの、1曹がCDをコピーし自宅に保管していた。それだけでも問題なのに、再三、無許可で上海に渡航し、親しくなったカラオケ店女性に350万円を送金した、というのだから問題は複雑だ。このカラオケ店は、自殺した上海領事館員が、「ハニートラップ(色仕掛け)」にあった店だ。
この事件を受けて、額賀防衛庁長官は「大した問題じゃないと思う。彼は、機密情報にアクセスできる立場ではなかった。」とコメントしている。
防諜のため、わざと小さくして語っているのなら、よいが、ホンネで語ったのだとしたら、もはや防衛庁長官としての資質を疑う。再三の注意にも関わらず、情報が外部に持ち出せたこと、上海に無許可渡航が出来たこと、これだけでも大問題である。
さらに、1曹という階級にある人間が「機密情報にアクセスできない」と、思っているとしたら、自衛隊の現場のことをまったくご存知ない、又は、知らされていない。
陸海空各自衛隊において、実際に現場の仕事の中心をなしているのは、「曹」と呼ばれる階級の人々で、旧軍の下士官に相当する。下から、3曹、2曹、1曹、曹長と4階級に分かれており、多くの自衛官が曹長の階級で定年退職を迎える。1曹というのは、中堅中の中堅。仕事の中心である。
その人間が、機密情報にアクセスできなければ仕事にならない。ちなみに、今から30年前、18歳の若造、まだ自衛隊生徒空士長という階級だった私ですら、それらの一部は知り得たのだから。
このような不届き者は、極一部ではあろうが、防衛省への組織改編を目前に控えた時期だけに、関係上司の処分など、どうでもいいから、全組織あげて「情報」に対する認識を新たにする施策を緊急に実施すべきだと思う。
8月1日は、私の父の命日である。昭和42年8月1日の早朝、当時唯一人の肉親だった父が亡くなった。東京の虎ノ門病院の病床で昨日まで話してくれた父が冷たかった。小学校5年生の夏休みのことだ。
父は、5人兄弟の末っ子として生まれた。祖父は中部電力の社員で、名古屋と東京を家族を連れて転勤三昧だったようだ。長兄は東大から日立精機へ(常務で退職)、次男は東大から海軍短期現役5期生として、輸送艦「靖国丸」で南方洋上で戦死。(海軍少佐)3男は、中央大学を卒業後、某有名作家に、彼女を取られ名古屋で鉄道自殺。そして、父は唯一人大学に行かず、 松本高等専門学校に学んだらしい。
生涯、この学歴のことは父のコンプレックスになっていたようで、「秀一は大学に行くように」と、よく言われた。今、時間を作って放送大学に通っているのも、この言葉の仕業かもしれない。
専門学校を卒業した父は、長野の農業学校の教員として働いた。そこで年上の母と出会った。すでに母は、他の男性と離婚していて、娘(姉)がいたが、二人は結婚。上京し、母は公立中学の教員として、父は進駐軍の技師として働く間に私が生まれた。
昭和31年12月2日、私が生まれた日の父の日記には、ただひたすら嬉しい、嬉しい、との言葉が羅列されていた。こんなに喜ばれて生まれて来たのか、と今でも、この日記を読む度に涙が出てしまう。
3歳頃、両親は離婚。私は父と暮らすことになった。母はすぐ再婚し、男の子(弟)を生んだが、父は私が小学校に入学するまで再婚は控えていたようだった。小学校2年生の時に、父が再婚をしたが、病魔の訪れと前後して、新しい母は実家に戻ってしまった。(現在は、この継母とも親しく付き合っている)
父亡き後、止む無く、前述の日立精機の常務たる伯父の家に居候をすることになった。100坪の大きな邸宅に3畳間を頂き暮らしたが、どうも伯母とうまくいかない。洗濯は自分でしなさい、内風呂には入ってはいけない銭湯に行け、等、理不尽な扱いを受けたが、現在の伯父の家の実情を見るにつけ、因果応報、耐えてよかったと思っている。
まあ、父が亡くなったことによって、私の人生は相当の影響を受け、一時期は、そのことを怨んだこともあった。が、よく考えてみれば、父の死があったからこそ、私は自衛隊の高校に入り、多くの友人、先輩に巡り会えた。航空自衛隊で教育を受けたから、米国へ留学する気になった。米国に行ったから妻に出会った。妻に出会ったから、二人の子どもがいる。
米国から帰国した空港が、羽田だったので、大田区に住み着いた。大田区の自衛隊の忘年会で、落選中の松原仁都議候補(当時、現衆議院議員)の隣に座り、親しくなった。その後、松原氏の勧めで、区議になった。
と、人生はすべて、繋がっていることを自分自身の人生で痛感をしている。一見、辛い事であった、最愛の父親の死は、その後の私の人生のすべてと、綿密に繋がっていたのだった。そして、いかなる場面でも、私は「大きな力に護られている」と感じているのだ。
今日は、その「大きな力」の命日。ありがとう、オヤジ!いつも護ってくれて。

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