先日の議会運営委員会開始直前に、同じ会派の荒木秀樹議員から電話があった。「会派離脱届」を提出したい、との内容だ。彼は会派結成当初から「ある理由」で、いつでも会派を解消する用意がある旨聞いていたので、さほど驚かなかった。が、だ。定例会開会中に会派の異動があると、えらく迷惑なことは、前回、自民党が3つに分裂した時に経験している。
幹事長会で再三「その迷惑と不見識」に言及してきたのに、まさか自分の会派が同じ轍を踏むとは思わなかった。慰留をしたが彼の意志は変わらない。彼のいい点でもあり、悪い点でもある「ピュア」の結果だ。
彼は、区職員が決めたことは「賛成」、議会の委員会で多数決で決まったことは「賛成」。そんなことよりも地元の意見を大切に行動するタイプである。質問も「ホ−ムレスネコ対策」「かわいそうな人について」など、感情に訴える、例えは悪いかもしれないが「寅さん」のような議員だ。
「寅さん」は、こうと決めたら一直線。譲らない。やむなく、本日の議員運営委員会において「会派解散」を宣言し、ただひたすら陳謝した。まったく冗談じゃないぜ!
年度当初の幹事長会では、なんとしても消防団運営委員会の委員になりたい荒木議員と総務財政委員になりたい奈須議員のために、どれほど頭を下げ、苦労したのか。嗚呼!!!
民主・自由・未来という会派の時も、一部議員が「耐えられなくなって」離脱。解散してしまった。そんな弱い精神でどうするのよ。議員なら耐えなさいって。
まあ、しかたない。それぞれの人生の責任は各人が取るのだから。お二人の議員の1年半にわたる会派運営へののご協力に感謝する。そして、新たな会派は、改革110番。どうぞよろしく!
| 2008年09月28日(日) |
せんたく(洗濯・選択)八策署名議員に |
今日は都内のホテルで、せんたく「地方政府創造会議」(北川元三重県知事代表)主催の、八策決起大会が行われ、署名議員として出席した。結成当初は「新党の準備か?」と騒がれたが、各政党に呼びかける政策提言集団にとどまっている。
本日採択され、記者発表された「せんたく(洗濯・選択)八策」は以下のとおりである。
来るべき総選挙は、明治以来の中央集権型の統治構造を根本から改め、地域生活者起点で国づくりを行う「真の政権選択選挙」にしなければならない。このため、わらわれ地方は自己改革を行いながら、この国を「洗濯・選択」するため、以下八策を決議するものであり、志ある政党・政治家は立場を明確にし、賛同するよう強く求めるものである。
一策 天下の政権を官僚から国民に取り戻すこと。そのため、多様で自立した「地方政府」を確立すること。また、憲法に中央と対等な「地方政府」を明記すること。
二策 中央集権型の陳情政治、バラマキ型の補助金政治と決別すること。そのため、国から立法権を含めて権限を移譲し、人材と税財源を地方に明け渡すこと。
三策 行政の無駄使いをなくすこと。そのため、国の出先機関・外郭団体を廃止・縮小するとともに、国に対する国民監査請求制度を制定すること。
四策 首長は、裏金や隠れ借金などを明らかにし、徹底して自治体改革を断行すること。また、権力に執着するなれあい型の多選は自らの意思で排除すること。
五策 首長と地方議会は、あらゆる癒着を排除すること。利益誘導的な口利き・斡旋を禁止し、外部からの働きかけはすべて文書化を行い、不明朗な労使慣行を含めた情報の全面公開を行うこと。
六策 地方議会は、その役割、使命を根本から見直すこと。議会運営や政務調査費の使途を透明化し、議会基本条例の制定をはじめ、あらゆる改革に取り組むこと。
七策 地域・生活者起点の住民自治を確立すること。そのため、住民投票や住民参画の拡充により、住民が主役となる地域づくり・国づくりをすすめること。
八策 政党・政治家は国民との約束を護り、国民は「おまかせ民主主義」を捨て去ること。マニュフェスト選挙を徹底し、国民の「選択」による政治を実現すること。
平成20年9月28日
地域・生活者起点で日本を洗濯・選択する国民連合(せんたく) 「地方政府創造会議」 署名人:知事12名市長83名町村長20名議員209名総計324名
| 2008年09月24日(水) |
全国学力検査・学習状況調査の結果 |
大田区教育委員会が重い腰をあげ、やっと全国学力検査の結果を公表した。が、学校別、地域別の公開は「数字が一人歩き」することや「差別」が拡大することなどを理由に公開しなかった。
この数字だけみると「まあ、普通じゃん」ということで終わってしまうが、地域別、学校別、もっと深めれば指導教員別まで踏み込んで、この結果を真摯に受け止め、授業改善に努める必要があろう。評価されることを躊躇する学校や教員であってはならない。
小学校
国語A(主として知識) 大田区 68.8 東京都 68.5 全国 65.4 国語B(主として活用) 大田区 53.4 東京都 54.1 全国 50.5 算数A(主として知識) 大田区 74.8 東京都 74.2 全国 72.2 算数B(主として活用) 大田区 55.6 東京都 55.7 全国 51.6
中学校
国語A(主として知識) 大田区 71.5 東京都 73.5 全国 73.6 国語B(主として活用) 大田区 58.1 東京都 61.4 全国 60.8 数学A(主として知識) 大田区 58.1 東京都 62.6 全国 63.1 数学B(主として活用) 大田区 45.4 東京都 48.9 全国 49.2
小学校では、ほぼ全国レベルを上回り、東京都の平均とも変わらない成績が、中学になるとガタンと下がる。これはどういうことだろうか。基礎的学力の不足から、積み上げの必要な数学の学力に差がつくのは理解できる。が、それは、全国どこでも同じことだろう。
とすると、20%程度の小学卒業生が私立中学に進学してしまう結果だろうか。都市部では、私学が多くあり、親の経済負担が可能であれば、ごった煮状態の公立中学よりも私立を選択するだろう。
このことは、地域所得格差と成績を対比しなければわからない。公教育の再生と、教員の指導力向上のためにも、早急に地域別、学校別成績公開が望まれる。
| 2008年09月21日(日) |
忘れてはいけない!63年前の今日の屈辱を! |
63年前昭和20年の今日、大田区(当時は蒲田区)の穴守町、鈴木町、羽田江戸見町の住民1200世帯、3000名に対し、区長より48時間以内に地域外へ退去せよ、との命令が下された。
これは、その地にGHQが飛行場(当時は羽田飛行場があった)を拡張駐留するために出したものだった。最初の命令は24時間以内だたが、住民が懇願して48時間に延ばされたそうだ。
勿論車などない時代、人々は荷車に最低限の荷物を乗せ退去したそうだ。物のない時代、去る家を解体し、その廃材を地域外に持ち出してバラックを作った方もいたそうである。
48時間後には、退去地域に繋がる橋にはMP(憲兵)が立ち、立ち入ろうとする住民に対し、威嚇射撃までしたそうだ。
その後には、米軍第808飛行場建設隊が進駐し、大林組、間組などが受注して突貫工事で米軍飛行場が建設された。周辺の糀谷、萩中、本羽田などには軍人用のカマボコ兵舎が建築され、専用の慰安施設AAA(アメリカン アミュ−ズメント アソシエ−ション)が作られた。
戦争に負けるとは、こういうことだったのかと痛感する辛い歴史の一日である。そして、63年。米軍GHQの情報戦略と、それに見事に乗せられた左翼、日教組などにより「自虐的歴史感」は、わが国に浸透した。
ありえない人数の南京大虐殺は認めながら、史実の東京大虐殺(大空襲)や広島、長崎大虐殺(原爆)には何も言わず、商業ベ−スだった慰安婦を「従軍」と言い、明らかに米国とGHQに命令され我が国内務省が設置したAAA(米国軍人向け性的慰安組織)には目をつぶる政府と「反日知識人」たち。
いま、羽田空港の沖合移転に伴う跡地53ヘクタ−ルの処遇と、その利用計画の綱引きが、国、都、大田区と神奈川県などで行われている。しかし、どのような計画になろうとも、跡地はには1200世帯3000人の辛い歴史があることを忘れてはならない。
大田区も素案を発表した。その中には言葉では「辛い歴史を‥」と書かれているが、実際には何ら具体的なものは書かれていない。跡地が、また羽田の地域とかけ離れた開発至上主義により議論されるとしたら、余りにも悲しい。

跡地近くの国有地には、当時地域内にあった穴守稲荷神社の鳥居が「所有者不明の落し物」として移設保管されている。さらに、その鳥居から空港側500mの場所には、63年前退去の際、住民の村石鈴乃助さんが植えたアキニレの木が、その辛い日を憂いるように欝蒼鬱と茂っている。

跡地活用の際には、絶対にこの木を切ることの無いよう。そして、この辛い日を末代に伝えて行く事が我々の務めでもある。国交省の天下り役人と一部の人々の利権のために、この人々の犠牲の土地を使ってはならない。
| 2008年09月20日(土) |
代表質問答弁。誰かがウソを言っている! |
昨日の私の代表質問の答弁要旨は以下のようなものである。なお、正確な答弁内容は大田区議会HPをご覧いただきたい。
私:区長就任後1年間に行われた人事異動の価値判断、基準はなにか。
区長:人は石垣、人は城と言われる。私は長年の経験からその人の持っている潜在能力を判断できる。適材適所で人事を決めた。
私:池上長寿園の田崎理事長に野田副区長、遠藤経営管理部長、森総務担当部長が辞任を強要し、断られると区OBの嶋理事に圧力をかけ、理事会で更迭したとの情報があるが区長はご存知か。
区長:社会福祉法人の理事会での決定と聞いている。今後も指定管理者として適正に運営し欲しい。
私:加藤代表監査委員に対し、遠藤経営管理部長が酒席で、野田、秋山両副区長が庁内で辞任を迫ったと聞いている。両副区長は松原区長の意思であると加藤氏に話したそうだが、区長の指示か。
区長:監査委員は地方自治法に基づき、非行など以外では罷免されない。今後も適正な監査を行っていただきたい。
私:このような報復人事ともとれる人事で何をしたいのか。
区長:区職員は優秀で、宝である。区長として選ばれた私の理念を具現化するための補助機関として適当な最も相応しい方々を選んだ。
私:地域行政センタ−を廃止するそうだが、旧政権のものはぶっ壊す一貫なのか。
区長:より区民サ−ビス向上を目指し、新たな組織を考えていく。
私:全国学力検査の結果を公開するつもりはないのか。
教育長:公開することとした。ただ、学校別は公開しない。
私:新年度から中学校1校をモデル校として選び、塾の講師に土曜日に授業をさせるとの方針がPTAで発表されたが事実か。
教育長:PTA役員の方々とは、日頃様々な可能性について話をしている。そのなかで出た選択肢のひとつで決定したわけではない。
私:小中一貫校を作ると教育長がPTAに話したらしいが、教育委員会の考えか。
教育長:そのように断言したことはない。
私:教員の地域活動を正規の勤務とするために職務命令を出せ。でないと、事故など安心して参加できない。
教育長:現行法制度では勤務命令は出せない。どのようなことが出来るか検討していく。
人事の辞任強要については、様々な情報源の確認を通じ、私の代表質問にあるようなことが実際にあったのはまぎれもない事実である。区長はそれを否定したが、とすると「区長の指示」と偽って、両副区長、両部長が行動したことになる。
さあ、次は、この点を明らかにしなければ、志ある職員、OBの士気にかかわる。乞う、ご期待!
| 2008年09月19日(金) |
報復人事?いえ適材適所ですby大田区長 |
(犬伏秀一 代表質問全文) わが国の官僚制民主主義を、政治主導に戻すと手をあげた小泉政権。そして、その路線を踏襲し、さらに戦後レジ−ムからの脱却を訴えた安倍政権。私を含め、わが国の将来を憂いる多くの良識ある国民が安倍総理大臣に大いなる期待をしたのも束の間、あまりにあっけなく崩壊したのは、誠に残念至極でありました。その後誕生した福田政権は、せっかく「フツ−」の国になりかけたわが国を、また、妥協の国家、官僚の言いなり国家へと逆戻りさせてしまったことは、その支持率が物語っております。同じ政党のリ−ダ−の方向がこうもコロコロ変わったのでは、国民はその政党を信ずることはできません。 小手先の戦術ではなく、わが国の進むべき道筋、ビジョンを示したうえでの戦略から、それにいたる戦術を国民に示す司令官があまりにも少ないのは残念なことです。そのことは、民主党においても同様です。小沢一郎代表の豹変ぶりに、大いなる疑問を感じるのは私だけではないでしょう。ご本人の公明党大田代表の選挙区へお国替えとの報道などは、戦術に頼りすぎ戦略なき政党と言わざるを得ない愚行であります。そのような劇場型政治ではなく、堂々と政策で対峙すべきが2大政党制の本来の姿であります。自由民主党の次期総裁には、ぶれることなくわが国のすすむべき姿を、そして、国家としての在り様を明確に示せるステ−ツマンの就任を強く望むものであります。ころころ変わる国の官僚の政策、すぐさま政権を放棄する総理大臣など、無責任な国の体質は、地方自治体の仕事量を増大させまったく迷惑千番なことでもあります。 それでは、わが大田区はどうでありましょうか。 松原新区長をお迎えして1年余りがたち、新政権について区役所内外で様々な評価がされていることは、区長はじめ理事者、議員の皆さんもお聞き及びかと思います。特に大きな驚きは、報復人事ともいえる人事異動の多さであります。 旧政権で中枢にいた参事級職員の多くは、閑職か大田区以外に転出をさせられてしまいました。また、いくつかのポストが新設され、ここには旧政権からは距離をおいていた人々や一部のグル−プに属する方々が就いたのは誰でも知っている事実であります。 勿論、政権交代の後は、米国大統領のように極端でないにしても、ある程度の人事異動は常套であることは理解できます。しかしながら、この1年間の人事は異常でありました。 私は、旧政権で冷遇をされ、現政権で要職につかれている何人かの方が、酒の席で「いかに旧政権で冷遇され辛かったか」を、涙ながらに語った場面に遭遇したことが何度かありました。男としてなんとも情けない姿であったし、いかに酒席であろうとも、あまりにも哀れむべき姿でした。確かに、そうでありましょう。辛かったでしょう。が、だからとて、同じ思いを他人にさせるのは賢者の採りうる道ではありません。 大田区OBが管理職に就くのが慣例の社会福祉法人の理事長更迭を巡っても、同様のウワサが流れておりますし、現政権幹部による、旧政権中枢の方の再就職先に対しての辞職要請とも取れる言動も風聞聞くところであります。さらには、議会同意が必要な特別職に対し、同じメンバ−が辞職を要請する恫喝とも取れる言動があった、との情報も流れてまいります。いずれも、にわかには信じがたい行為であり、ガセネタであろうと信じたいのですが、火のないところに煙はたたないと申します。はたして事実はどうだったのでしょうか。 住友銀行から関西銀行に出向して、頭取として見事再生に成功した伊藤忠彦氏は「宇宙の進化の気流」ということを説いておられます。それは、人々、社会のためになることが「天の配材」により必ずうまくいき、それに反することは、いつか崩壊するということだそうです。彼が就任するまで、関西銀行は「稼げる案件」「担保が硬い案件」だけに融資を集中していたそうです。が、結果は地銀でワ−スト3、破綻寸前。そこで彼がとった戦略は「この融資は人々のためになるか」という視点だったそうです。なんと、その方向転換で6年後にはこの銀行は東証1部に上場を果たしているのです。 氏は「出世自体を目的にしてしまうと、善悪の違いもわからなくなり、人を裏切ったり、収益増大のために周囲の人々に迷惑をかける」と断じています。その結果、会社にとって役に立つこと、自分の出世にとってプラスになることがすべての判断の基準になる、というのです。こうした考えは、人生の100%が会社や役所という人にありがちだ、とも述べています。 さて、このような視点で大田区のこれまでの人事を見てみると、はたして宇宙の進化の気流や宇宙の摂理にあっていたでしょうか。あえて私は「否」と申し上げたいのです。勿論、人事は首長の専決事項であります。そして、誰一人心から信じられる味方なしに、突然、区役所の外から飛び込んできた新区長には、旧政権の重鎮は「敵」に思えたのかもしれません。 確かに旧政権の人事は様々な意味でとても厳しいものでした。だからこそ新区長には、ロイヤリテイ−や新旧どちらか、という視点ではなく人事配置を考えていただきたかったのです。 区役所で課長なのか、部長なのか、そんなことは100年後には何の意味を持たないことは誰もが知っています。それよりも、自らの良心とSomething Greatさん、すなわち宇宙の摂理に恥じない生き方を私は尊敬するのです。 そこでおうかがいいたします。過去1年余りの間に行われてきた人事異動につき、どのような価値判断、基準で行われてきたのでしょうか。そして、それは区長ご自身が判断されてのことでしょうか。 また、社会福祉法人池上長寿園の田崎前理事長に対し、野田副区長、遠藤経営管理部長、森総務担当部長が「辞職」を迫ったところ、「理事会マタ−」だと突き返され、区OBの嶋理事をもってして「理事長解任動議」を出させた、との情報があります。実際、この嶋理事は「経営管理部長から強い要請があった」と周囲に漏らしています。区長はご存知でしょうか。 区執行部の意思で新理事長に就任された区OBは、インタ−ネット上では職員と思しき人々から「仕事をせずに読書三昧」「朝礼では、仕事に関係ない経済批評ばかり」とネット上で批判されています。はたしそうなのでしょうか。 さらには、加藤代表監査委員に対しても遠藤経営管理部長が酒の席で、野田、秋山両副区長が区役所内で、それぞれ辞任を強要したと聞いております。監査委員は地方自治法第197条の2の定めにより、職務上の義務違反、非行があると認められた場合で、議会における公聴会を開催したうえでなければ意に反して罷免されないのです。特に、議員選出の委員ではない識見を有する者としての、加藤監査委員への辞任強要は、区政への監査制度を蔑ろにするものであると危惧するのです。両副区長は、松原区長のご指示だと言っているそうですが、まさかそのようなことはないと思いますが、区長いかがでしょうか。 我々議会が同意した、細嶋前教育長の辞表提出も同じような経緯と聞いています。百歩譲って、区長が推薦し議会が同意した人事につき、政治的判断から辞任を要請するとしたら、区長自らが礼を尽くしてお引取り願うのがわが国の礼儀作法のしきたりであろうと思います。それを、元の部下であった者が辞任を迫るとしたら、あまりにも僭越、役人である以前に人として悲しくなってしまいます。区長の意思でしょうか。この方々は「区長にキズがつく」ことを理由に、辞任要請を区長に代わり行っているとのことですが、まったく筋違いだと思うのは、私だけではないはずです。 区長!私は、様々な会合を通じて都議会議員だったあなたと交流をし、最後の都議選では地元の演説会で応援弁士も勤めました。自民党の区議会議員の支援がほとんどない中、あえて応援をさせて頂いたのはまさかお忘れではないと思います。しかるに、その新区長の人事政策がこのようなものであるとしたら、誠に慙愧に耐えないのであります。 本当にあなたのマニフェストを実現するのに、田崎さんが、細嶋さんが、加藤さんが、さらには、区から遠ざけた参事級の方々が必要ないのだとしたら、民間出身の区長として礼を以ってその意を伝えるべきではなかったのでしょうか。そのことが、立派なリ−ダ−として評価こそされ、決して区長の権威にキズなどつけることはないでしょう。 区長、私はさる8月19日に行われた大田区倫理法人会800回記念講演会でのあなたの講演を聞き、深く感銘をいたしました。当選直後の同じ会場での講演を拝聴した時と、まったく違い、自信と内容に満ち溢れていたからです。どうか、その自信とリ−ダ−シップをあらゆる場面に発揮をしていただきたいと思うのです。 私は平成13年、会社を倒産させるまで、一坪でも大きな家に住むこと、1メ−トルでも大きな車に乗ることが幸せだと信じ猛進してまいりました。ところが、それらが一瞬にして崩壊したとき、そんなものは何の意味を持たないことを知らされたのです。一番大切なこと、それは宇宙の摂理に従うことであります。私は特段宗教を信じているものではありませんが、我々人間には及ばない大きな力、Something Greatさんの存在を信じています。それをあえて宇宙の摂理と呼びます。 どうか、迷われたら、取り巻きのお役人の言葉より、この天の声に耳をかしてください。今、この数年間で、出世するとか、いくら儲かるとか、そんなことは地球の40億年余りの歴史の中では些末なことです。どうせ50億年後には太陽はなくなってしまうのですから。 いささか、神がかり的な話をしてしまいましたが、どうか、心のどこかにお書きとめいただきたいと思います。5000名の組織を活かすも殺すも、リ−ダ−次第です。知らぬうちに裸の王様にならないよう、敢えて苦言を呈するものです。 そして、今までの私の質問には、どうか区長ご自身がお答えください。区長の身の上を心配する副区長の言葉では説明できないものであります。どうか区長、金正日やヒットラ−にならないためにも、ご自身の言葉でお考えをお聞かせください。 次に、現在4つある地域行政センタ−についてお尋ねいたします。大田区職員の本音が見えるインタ−ネット2チャンネルの情報によれば、この4行政センタ−は来年4月から廃止の方針がすでに決定している、とのことです。旧政権時代の最も大きな組織改正が、このセンタ−制でありました。それぞれの地域事情にあわせて、本庁舎まで持ち込まないでも現場で判断できる、ことをスロ−ガンに出来た制度でしたが、実際には管理職の人数が増えただけで、案件を区役所本庁舎に持ち込む構図が多く、屋上屋根を作る組織であった、との批判も相次ぎました。そこで、では廃止というのは、あまりにも乱暴な方法だと考えます。ましてや、西行政センタ−はその機能向上の理由のもと新築をされたばかりでありますし、今定例会に上程される交通事業本部が入居予定の民間ビル賃貸も、南センタ−が廃止されるとすれば、無駄な出費と言えましょう。 当初想定していた本来の地域行政センタ−としての権限と役割を明確にし、その実効性を高めることこそが、継続性ある行政のすべき仕事であると思います。それとも、先ほど来申し上げていた「旧政権のものは、すべてぶっ壊す」行動の一貫なのでしょうか。もしそうなら、大田区役所がナチスドイツか北朝鮮と同様の意識構造に陥ってしまった証左と言わざるを得ません。ナチスは敗北し、そして北朝鮮金正日体制もいずれ崩壊をすることは自明であります。異常なまでの中央集権は崩壊する、このことは歴史が証明しています。 この程、各行政センタ−を廃止しようとする具体的理由、さらには、その後の各地域で代る組織を作るおつもりなのか、地域力を標榜する松原区長にとって、地域行政センタ−の活性化のほうが、よりお考えにあっていると思いますが、いかがでしょうか。 次に大田区の公立学校における諸問題につきおうかがいをいたします。 昨年に続き、全国学力検査が実施され、その結果が各教育委員会、学校に配布をされました。しかし、大田区教育委員会はこの結果については公開をしないとの態度を所管委員会で表明をされました。その際、教育長は「結果を公開した場合、地域の町会長たちのリアクションが心配」と理由を述べられました。これは民は愚か、お上たるお役所は賢いという愚民行政の考え方で到底納得できるものではありあません。 鳥取県教育委員会では、教育長が開示に積極的で、さらには県情報公開審議会においても公開の結論が出たにもかかわらず、教育委員会が「序列化や過度の競争を招く」として非開示としてしまいました。甚だ疑問な行為です。大阪府では橋下知事の開示要請に対し消極的な府教育委員会を知事が「クソ教育委員会」とまで断じているのです。 23区では墨田区をはじめ5区が公開、17区が非公開、大田区は唯一検討中としているのもいささか奇異であります。図書館のインタ−ネット接続など、23区のうち22区が実施したら大田区もやるという伝統から、多分最終的には「非開示」の結論を出されるのでしょう。 全国学力検査は、入学試験のように学力差により選抜をするような性質のものではなく、学習指導要領に基づいた学習が行われているかの確認の意味が大きいものであります。区立学校の教員のなかには、指導力不足により教科書の1/3以上を残して学年を終わる者もいると聞きます。学校や教師は自分が評価されることを極端に嫌う傾向にあります。22歳で若干多く単位を取り、ペ−パ−試験に合格すると「先生」と呼ばれ、教室では王様。そんな構図のなか、競争や評価を恐れていては、自己の改善や反省は生まれないのです。 この検査の結果、生活習慣と学力の相関関係も明らかになりました。朝食を取った子供達の結果が、とらなかった子供達の1.5倍にもなったことは驚愕に値します。塾に通わせるより「朝飯を食わせろ!」と、保護者に訴えるよい材料にもなります。 この結果を公表し、成績のよい学校と悪い学校の差異を検証し、教員が自らの指導法を反省改善をする努力こそ望まれる姿であろうと思います。9月6日現在23区中ただ一区公開を「検討中」とされていた当区は開示につき決定をされたのでしょうか。おうかがいいたします。 平成18年度に実施された東京都の学力検査の結果、23区中最下位だった大田区では、特に上位の生徒が国立、私立中学に進学してしまう中学校の成績差が著しいと聞きます。 過日行われた区立中学校PTAの役員会において、会長より「来年度より、蒲田地区の中学校にモデル校を指定して土曜日に塾の講師などにより授業を行う。詳細は10月下旬に教育長から発表がある。」との説明がなされました。 所管委員会にも何ら情報提供がありませんでしたが、そのような計画があるのでしょうか。清水教育長から直接聞いた方からの情報もあり、おっしゃったのは事実だと思いますが、はたして大田区教育委員会としての決定なのでしょうか。おうかがいいたします。 区立学校の中で、塾の講師が授業をして学力があがるのだとしたら、週5日間教えている正規教員はなんなのでありましょうか。また、モデル校以外の学校の子供達はどうするのでしょうか。そんな付け焼刃ではない、大田の教育の目指すもの、つまり戦略を明らかにして取り組むべき重要な課題であります。だからこそ、デ−タ−を公開して全区的な議論を行うべきなのです。 さらに、おなじく教育長がPTA関係者に「小中一貫校と作る」と名言されていると聞きますが、現在、小中連携の取り組みすらうまく機能していないなか、はやりに乗るがごとき「小中一貫」発言の真意をおうかがいいたします。 最後に、教員の地域活動についておうかがいいたします。大田区の教育は、学校、家庭、地域が一体となって取り組むと示されております。そして、夏休みなどの長期休暇、春秋の土日になると、区立学校の校長、副校長、一部の先生方は我々区議会議員より忙しく地元行事に顔を出します。そこでは、教室や学校の中では見ることのできない教え子達の姿があり、そのような場面に教員が来てくれたことによる新たな信頼関係も醸造されるのです。 ところが、この行為は残念ながら、すべて教員自らの意思に基づくボランテイア活動と位置づけられているのです。つまり、この地域活動中に教員がケガをしたり、場合によっては不幸にしてお亡くなりになった場合、公務傷害や公務死亡ではなく、私生活での扱いとなってしまうのです。 職務にするためには、学校長の職務命令が必要。休日に職務命令で強制することは「学校の管理強化」になると、日教組をはじめ教員の職員団体が反発するので出来ない、という構図なのでしょうが、主客転倒のロジックであります。教員団体は、教員の働きやすい環境作りがミッションであるはずが、政治的応援団に成り下がっているのではないでしょうか。 教員が、地域活動に積極的に参加することはもはや時代の要請でもあります。それを労働強化などと、戯言を言っていないで、正式な職務として認め、休日出勤手当や、長期休暇中の代休取得などで公務にすべきなのです。そうでないと、「私達は労働者」とばかり、地域行事になど参加しない教員だけが楽をし、ボランテイアとして参加してくださる志ある教員は「公務ではない」リスクを自ら負うことになります。このような教員が、安心して地域活動に参加できるよう、公務として参加するようにすべきですし、制度上難しいのであれば、事故発生の場合、公務に準じた補償が出来るよう民間の保険付保などを検討すべきだと考えますがいかがでしょうか。事故が起きてから「陳謝」や「再発防止」では手遅れです。前向きな検討をお願いいたします。 頑張る教員は徹底して応援し、教えられない教員、教えない教員は教育現場からお引取り願うこと、それが公教育再生の第一歩であると信じております。大田区から教育が変わった、そういわれる歴史を作ろうではありませんか。 職場での昇任、権限の確保だけに明け暮れる人生ほど、その立場を終えたときに虚しいものはありません。与えられた立場、権限を人々のため区民のために徹底して使う、そこにはうらみもそねみも争いもない。そんな大田区役所に早くなることを、松原区政に大いに期待して私の質問を終わります。
(答弁は明日の日記に)
動画はこちら。
| 2008年09月16日(火) |
お願い!全部持ってって!蒲田清掃事務所さん |
今朝は、毎週火曜日恒例の経営者モ−ニングセミナ−に早朝6時半から出席し、一度家へ帰るべく車を走らせた。家のすぐ手前の路地で、大田区の清掃車が可燃ゴミを収集していた。道幅が狭いので終わるのを待つ。
量の多い集積場なので、作業員の方が申し訳なさそうにこちらに手を振る。どしゃぶりの雨の中大変だな〜ご苦労さん、などど考えて待機していると、清掃車が動き出した。
あれ?まだゴミが路上にあるのに。さては、作業員が気を利かして私の車を通過させてからさらに収集するのか、申し訳ないな。と、いや、そうではない。車は次なる収集場所へ移動してしまった。
それでもまだ善意に考え、後で残ったものを集めるのか、と改めて現場に戻ってみたが、そこはご覧のとおり、無残な、とても公務員たる清掃職員が収集した直後とは思えない有様である。

勿論、このように袋から出てしまうような出し方をする区民のモラルも問題である。また、大雨の中、早く仕事を終えたいという作業員の気持ちもわからないでもない。
しかし、そこは公務員。我慢して作業を行い「街をキレイにする」というミッションを忘れてもらっては困る。今、日本中の自治体で、市場化テストが義務付けられている。これは、役所と民間が公務現場の仕事を競争し、民間に任せたほうが効率的なものは任せよう、という取り組みである。
当然、現業職たる公務現場はまっさきに市場化テストの対象になる。すでに、給食調理員や学童擁護員(通称みどりのおばさん)などは「退職不補充」として、今いる職員が全員退職したら、すべて民間委託となる。
ゴミ収集も例外ではない。公務員だからこそ出来ること、公務員でなければ出来ないこと、それを訴えずして自分達の権利や既得権の堅持の主張だけでは、納税者、区民を納得させることはできない。
| 2008年09月09日(火) |
ありがとう荒木秀樹議員とお母さん! |
議員などという仕事をしていると人間不信になることが多々ある。自分を応援してくれていると信じていた後援者が、ライバルに知人の名前を紹介する名簿を大量に出したり、議員同志では足の引っ張り合い。まして、一番の敵は同じ政党内などという構図を見ると情けない。
さらに、お役人と議員は「腹の探り合い」。大田区役所では政権交代が終わった途端に、昨日まで世話になっていた旧政権側の先輩を、新権力側にいち早く尻尾を振った後輩が恫喝する、という信じられない姿が日常のように見られる。
一番力を持っている人間は誰かを瞬時に嗅ぎわけ、その配下に入り(または忠誠を誓い)、仕事よりロイヤリテイを重んじ、波風を立てず、逆鱗には絶対にふれない生き方をする人間が厚遇される世界。
こんな世界には、普通の感覚を持った人間は住み辛い。心の底から信じられる人は、はたして区議会や区役所という、恐ろしい摩天楼の中にはいるのだろうか‥
そんな疑問をいつも持ちながら活動をしている。ところが昨日、嬉しい電話が先輩の荒木秀樹議員からあった。
犬伏君、引越しおめでとう!本当によく頑張ったな。兄とも話したんだが、一度こけた中小企業が立ち直るのは、本当に大変なことだ。よくぞ短期間のうちに復活したな。うちのおふくろなんか、よかった!よかった!と涙流して喜んでたぞ。おめでとう!
嬉しくて、電話口で泣いてしまった。お母さんの温情も嬉しい。まだまだ、途は半ばだし、今回は妻の実家のおかげだが、それを自分のことのように喜んで下さった電話だ。
他議員の失敗は自分の票が増えると喜び、党を去った者とは口も聞かない、などというお付き合いは私には出来ない。そして、そんな世界に、荒木議員や、そのお母さんのような「フツ−」の方がいることは、本当に、ほっとする。
また、忙しい中、お祝いに駆けつけてくれた現職議員、前議員、経営者の仲間にも感謝である。これからも、お役人や一部議員からは「異常」と言われながら、人の喜びを我が喜びに、人の悲しみを我が悲しみに出来る「フツ−」の人生を送りたいと思う。
| 2008年09月08日(月) |
「クソ教育委員会」よく言った!橋下知事 |
大阪府の橋下徹知事は7日、同府箕面市で地元FM局の公開生放送に出演。全国学力テストの結果公表に消極的な市町村教育委員会などを指して「くそ教育委員会がみんな『発表しない』と言うんです」と発言した。(MSN産経ニュ−スより)
よくぞ言ったと拍手を贈りたい。大田区教育委員会が「クソ」かどうかは別にして、同様に結果公開には超消極的である。その理由は「数字が一人歩きして区民に動揺が走る(清水教育長)」なんだそうだ。
教員が独りよがりの授業をしていないか、自らの学校が全国レベルでどの程度なのか、その結果を冷静に判断する力が「地域」や「区民」にはなく、教育委員会やお役人には「ある」とおっしゃる。典型的な「愚民行政」の考え方である。
ところが、流石に大田区が都内23区中最下位の学力検査結果には驚いたようで「緊急事態宣言」を出し、来年度から蒲田地区にモデル校1校を指定し、土曜日に予備校などの講師を招いて授業を実施するという。
モデル校なんて呑気なこと言っている状況ではないだろう。では、モデル校に指定されなかった学校の児童、生徒はどうするのだ。まして、公務員たる教員は「左様か」と傍観している場合ではない。
土曜日に予備校の講師が、自分達の教え子に区立学校の校舎で授業をして、成績があがるとしたら「本職」が、週5日間やっている授業はなんなんだ、となるのは自明。まあ、教員の意識改革の起爆剤になるのなら、やってもいいと思うが「いい訳づくり」の施策にならないよう望む。
それにしても、このモデル校のプラン、PTAなどには公表しておきながら、所管である区議会こども文教委員会には「まだ」報告がない。いつもの議会軽視だろうか?
| 2008年09月07日(日) |
郵政民営化?ウソつけ!まだお役人だ |
一昨日、CDを日本郵便(郵便局)のエクスパックで送った。エクスパックとは、500円で何を入れてもOK。ポストに投函できて、書留なみの追跡が出来るから安心、という触書の簡易小包サ−ビスである。便利なので、よく利用している。
ところが、相手先からCDが割れている、と苦情があった。さっそく、配達した鶴見郵便局に連絡したところ、対応した集配課課長代理からビックリする回答があった。
課長代理:エクスパックは、ゆうパックと違って、補償がないのです。どこかに書いているはずですが。
私:今ホ−ムペジを見ているが『便利で安心』としか書いていない。どこに補償がないと書いてあるのか?
課長代理:どこかに書いてあるはずです。
私:プロのあなたもわからない場所に書いて、それでいいのか。何が民営化だ。お役所感覚ではないか。
課長代理:では、送料500円を返金します。
そして、今日。自宅に現金書留が届いた。差出人は、鶴見郵便局集配課とあった。切手欄には500円。中には500円硬貨が1枚同封されていた。 お役人感覚である。500円送るのに、送料500円かけるなどということは民間では絶対にしない。
自分のとこころに還元するなら、500円分の切手でいいですか?と聞くべきだし、それでダメなら、定額小為替で500円おくればいい。500円送るために、500円の経費をかける感覚は、決して日本郵便が民間になったわけではないことを物語っている。
ちなみに、補償が必要な可能性のあるものは絶対に、エクスパック500で送ってはいけない。佐川急便で同じサイズなら500円補償付き。ヤフ−ゆうパックなら補償付き550円である。
知らなかった!反省!流石,元お役人!日本郵便株式会社社員!!!!

| 2008年09月06日(土) |
貸すときは100坪29万円。借りるときは77坪122万円。区役所の賃貸料 |
大田区は、区役所が手狭になったとして、蒲田5丁目の民間ビル4階約77坪を、10月から月額122万円で賃借することになった。はたして、本当に手狭のだろうか。まして、本庁舎から離れた雑居ビルの4階に賃貸事務所を借りる理由はいかに‥
どこの部署が入るかの説明もなく、区民の血税が毎月122万円も費消されることになる。当該のビルは、平成10年11月に日本橋にある法人が取得し、相当期間空室だったものだ。
当初想定した如何わしさは、
�|聾気陵�力者が所有するビルが空室で困って区幹部に泣きついた
��如何わしい企業が、区の裏ネタをつかんで、それを材料に賃貸を迫った
というものだった。如何わしさを感じながら所有者の謄本を取得したが、権利関係からは如何わしさを見つけることはできなかった。
例えば、本当に区民対応の窓口が不足するのであれば、区役所2階のレストラン約100坪の賃貸契約を解約すれば、区民の利便も向上するはずだ。まして、このレストラン、駅から1分の好立地の100坪が、な、なんと月額29万円で貸されているのだ。本当に必要ならば、このレストラン業者に1年分ぐらいの賃料を補償して退去してもらっても、たかだか350万円である。122万円の家賃で区役所から離れたわかりにくい雑居ビルを借りるより、よほどいい。
または、9階にある区職員労働組合事務所や、元理髪室など、区役所にある必要はないはずだ。そんな検討もなく、ましてや『なんとなく足りない』で、不動産を借りるだろうか。
私の勝手な邪推だが、この貸事務所の本当の目的は『区民対応』などではなく、『業者対応』の窓口ではないか、と思っている。
つまり、これから� ̄�田空港跡地開発��蒲々線計画�3�田駅東西再開発など、大型開発案件が山積みの大田区にとって、様々な利権が蠢く案件を、さすがに、大田区役所本庁舎では話にくいし、目立ちすぎる。
であれば、JR蒲田駅と京急蒲田駅の中間に位置する、誰もが出入りする『目立たない』民間雑居ビルは『好都合』な物件、となる。賃貸期間が5年間というのも、蒲々線計画、羽田空港跡地計画の『佳境』の時期とドンピシャである。
今後10月からこのビルに『区民対応』の窓口は多分入らないだろう。想定される部署は、ズバリ『空港臨海部担当』か『交通事業本部』だ、と思っているが如何だろうか。
新たに借りるスペースに、どこの部署が移転するかさえ説明の無いままに、10月から借りることを区は決定した。
そんなことは、民間ではあり得ない!民間出身の区長さんをお迎えしたのに、どういうことだろうか。10月が楽しみである。
| 2008年09月05日(金) |
大田区が六郷地区に600坪余の土地を取得! |
大田区執行部に対して楯突いているように思われている私は、以前、経営管理部長から「我われのお友達ではない」とまで断言されてしまった。まあ、議員は常に執行側と緊張感を持つべきが持論なので、お褒めの言葉と受け止めているが…
その後も、露骨に見える旧政権中枢の人々に対する左遷人事にも苦言を呈してきたが、その動きはさらに止らなかった。先般も、区の外郭団体とも言える社会福祉法人の理事長を更迭したり、区元幹部の再就職先に対し、圧力と思われる言動を続けている行為は、お役人以前に「人として」どうかと思う。志ある職員はやる気をなくし、昇任こそが生甲斐の人が多くなる組織はいつか崩壊する。くれぐれも、ご再考を!
とまあ、けんか腰の前置きの後になんだが、今日はすばらしい!!!と、敬意を表する案件があった。それは、大田区仲六郷にある国道沿いのファミレス跡地約600坪余りを、雑色駅前にある六郷特別出張所の移転先として区が購入したのだ。
実は、この話は旧政権時代から出ていた話で、六郷出張所にアスベスト含有建材が使われていたり(現在は安全です!)、雑色駅立体化に伴う駅前広場予定地に出張所がかかっているなど、地元からも早期取得が望まれていた案件だった。
が、かなわないまま、該当する土地にはゴーストタウンとなったファミレスが残り、様々な購入先がウワサにのぼっては消えた。隣接するス−パ−も触手をのばしたが叶わず、急転直下の英断で本日、大田区土地開発公社が購入した。
土地購入は、お役所仕事で行っていては時期を逃してしまう。今回は、話が机上にのぼって1ケ月もたたないでの結論とは、いかにも早かった。様々な人々の努力の結果だと思うが、この好立地の取得は様々な意味でよかったと思う。
また、道路予定地を除いても600坪は出張所だけには広すぎて、地域のために様々な意見を取り入れた有機複合的な公的施設が出来る可能性があり、楽しみである。さらには、出張所の移転先が決まったことにより、雑色駅前再開発の大きな種地が出来たことも拍手喝采の出来事だ。
大田区執行部のすばやい英断に敬意と拍手を贈りたい!!!!!
| 2008年09月03日(水) |
懐かしい同期に再開@千歳基地 |
今日は区議会行政視察最終日。札幌市にある科学青年館を視察した。視察と言っても、札幌市が議会中ということもあって、ただ客として見ただけである。
バブルの頃はやった施設、という感想が誰もの口から出た。平日だからだろうか小学生の団体だけが目立った。多分、家族連れでは来ないだろうと思う施設。札幌市の予算を食いつぶしているに違いない。
お役人がくだらないハコモノ集客施設を作ってはいけない、という好例の視察先であった。
夕方のフライトまで時間があったので、同僚議員を誘って航空自衛隊千歳基地を訪問した。ここは、対ロシアの最前線の戦略航空団である第二航空団が所在する基地だ。冷戦構造華やかだったころは毎日のようにスクランブル(領空侵犯対処)が行われていた。
なんと、この基地の広報係長に自衛隊生徒同期のH准尉が就任していたのは驚きだった。自衛隊生徒は基本的に『技術者養成』というミッションを帯びているので、広報など事務系に行くことは少ない。
戦闘機の機上電子機材のエンジニアだったH君は、11年前から広報担当となったそうだ。彼の手配により、短時間だったが有意義な千歳基地視察が出来たことは感謝に耐えない。視察中に同基地所在の同期、先輩、後輩が入れ替わり訪ねてくれたのも、大いにありがたかった。
同期のO君は、糖尿病の影響でゲキ痩せだったが、100坪の自宅で畑仕事にせいを出しているそうだ。反面、E君は、いったい誰?というぐらい太ってしまって、びっくり。2期後輩で、旅行会社を経営していたときに新婚旅行を手配したS君は、もういっぱしのオヤジになっていた。
見合いで、絶世の美女をゲットしたと羨望のまとだったT君は、定年に備えて、大型免許の講習中で会えなかった。(自衛隊の定年は階級によるが、概ね54歳〜)
以前、中部航空方面隊(埼玉県入間市)の予備自衛官担当だった、千歳基地業務隊長は訪問者名簿に私の名前を見つけて、わざわざ訪ねてくださった。こんな時は、面倒くさい苗字に感謝である。(佐藤とか鈴木だったらわからなかっただろう)
最後に基地司令を表敬訪問。私より3歳年下のイケメンの司令から、それぞれの名前入りの識別帽(アポロキップ)の贈呈には一同感激だった。
大急ぎで千歳基地を後にして、空路羽田へ。次は、午後6時から品川から屋形船で宴会。ふう〜帰宅は深夜だった。お疲れ様! ↓F-15戦闘機の前で、いやがる(?)広報担当女性自衛官とともに
| 2008年09月02日(火) |
いつでもどこでも誰でも読書を@恵庭市 |
こども文教委員会行政視察2日目は、北海道恵庭市である。釧路から列車で3時間半かけてたどり着いた。こんな行程を旅行会社が組んだらクレームの嵐だろうが、行政視察の場合は、相手側の日程と、こちらの調査項目がうまくあわないことが多く、事務局が苦労してうまくマッチングした自治体を回ることになり、こんな恐ろしい行程になる。
人口7万人弱の小さな恵庭市には、以前より馴染みがある。先代の市長さんは自衛隊生徒の6期先輩で、私の選挙の時には激励のメッセージをいただいた。今の市長さんは、全国のマニュフェストを学んでいる議員の間では、神様のような存在の方だ。私も何度か講演をお聞きし、名刺交換もさせていただいた。
自衛隊関係者が1万人以上いると言われる恵庭市で、政党の支援もなく、団体の推薦もない候補者が当選するはずがない、と誰もが思っていたという。が、この市長さん、絵本のようなわかりやすいマニュフェストを全戸配布して見事当選されたのだ。曰く、恵庭のような保守的な町でもマニュフェスト選挙ができるのですから、全国どこでも出来るはずです。
さて、今日の調査項目は市長さんもマニュフェストで掲げていた、読書による子育てと地域づくり事業についてである。
まず市内にをまわってびっくりしたのは、本当に「恵まれた庭」という市名のとおりの街であることだ。まさにガーデンシテイとお呼ぶにふさわしいキレイで公園と緑が多い。住んでみたいと思わせるこの市の人口は、毎年増加していることもうなずける。
図書館でお話をうかがった。 �〇圓了�業としてブックスタート(乳児に読み聞かせを始める)を全国に先駆けて始めた。
�△修侶覯漫�家庭で夫が子育てに参加する、という副次的効果があった。
��市立小中学校すべてに、司書を配置し、年間100冊読書運動を開始した。
�こ惺賛渊餞曚鮖堽�図書館の管轄として、有機的に結びつけて、市民と児童生徒の読書活動を支援している。
その結果、小学生の平均貸出数は41冊。図書館登録市民数42000名(総人口の約6割)という素晴らしい実績を残すことができたそうだ。
なぜこんなに読書に力を入れるのかとの私の質問の回答には、簡潔明瞭な答えが返ってきた。
今の市長は図書館長でしたから…
何事も、首長の思い入れ次第である。
| 2008年09月01日(月) |
学校から廊下と職員室をとっちまった@釧路市 |
今日から3日間、こども文教委員会の行政視察で北海道に来ている。行政視察とは、各委員会で年1回所管事項について「先進的自治体」を視察し、区政に反映しようというものだ。
ただ、夏は北海道、秋は九州方面の「先進的自治体」が多いのは偶然だろうか。また、いまどきの格安なセット旅行は主催旅行会社と「業務委託契約」を締結する必要がある、との意味不明な理由で使えず、今回も2泊3日で一人約10万円が支出されている。
今回は統廃合にあわせて、学校から廊下と職員室を取ってしまった釧路市立東雲小学校にお伺いした。どの委員会で視察しても「刑務所」しか見ない「北海道某市」より期待できる視察だ。
急激な少子化と、都市部から郊外への人口流出で学校間の児童数の格差が7.7倍も開いた釧路市では平成11年から統廃合をすすめてきたそうだ。その際、いずれの学校の名前も残さず、あらたな校名、校歌、校章を作り、校舎も新築または大規模改修をしたそうだ。
そのことにより、以前と同じ校舎を使用する児童と移ってくる児童の間に感情の差異をなくすことができたという。
東雲小学校は、開校104年の桂恋小学校と40年の白樺台小学校を統合して平成17年に開校された。校舎はその時新築されたもので、いくつかのコンセプトがある。
� 崔六挫肋叩廚寮鎖世如�地域の特産品である木材を多用した校舎。 カラマツをはじめ校舎内外は木材がふんだんに使用されており、木のぬくもりを感じさせられるとてもよい校舎だった。
��教室と廊下の仕切りがない。 これはビックリした。本当に廊下がないのだ。また、各教室は自由に行き来ができる構造で、開放感があふれていてとてもいい感じだ。

��職員室を廃止し、教室脇にテーチャーズステイションを配置。 高学年棟と低学年棟それぞれのフロアーすべてを見渡せる場所に、病院のナースステーションのような開放型の「テイチャーズステーション」が配置され、職員室はない。このことにより、常に子供たちの状況を見ることができ、また子供たちもいつでも先生に会いにいける環境が作られている。

�す残梗爾稜兒漾� 校長は教頭などともに事務室に常駐し、来客時や部外秘を扱う時には、応接室を使う、との説明だったが、チラっと見えた応接室の奥には、どこにでもある校長先生の大きな机と椅子が鎮座しており、この部分は説明といささか違うな、と感じた。
確かに、囲われた教室という空間は、生徒児童にとっても、教員の資質向上というメンからも問題があろう。今後、大田区でも大規模改修や建て替えの機会に検討に値することだ。が、やらねんだな〜大田区は先進的なことは。保守的だからね。やるとしたら23区で一番最後か?????
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