いぬぶし秀一の激辛活動日誌

2009年10月31日(土) 危機管理の甘さがまたまた露呈@大田区アスベスト除去

 大森南4丁目のアスベスト工場の跡地に、大田区は特別出張所などを建設する工事をすすめている。そして、この土壌からアスベストがみつかった。そこで、この除去工事などを行う業者を入札を行い決定したのだが、例によって「極めて談合くさい」、予定価格ぴったりの金額に、私は議決の際、退席をした。

 その後、奈須りえ議員の呼びかけで、この土壌置換工事が「あまりにもいい加減」なので、中止せよ、と超党派(共産党を除く)の区議で申し入れたそうだ。(私は連絡がつかず欠席)これも異例である。区長与党を標榜する、自民、公明、民主(民主は最近は少し変わったが)は、区長側の提案には異論を唱えることは、ほとんどない。

 この超党派の申し入れには、暢気な大田区のお役人もたまげたのだろう。区長は中国北京、大連へ、影の実力者、総務担当森部長はヨ−ロッパへご外遊中おっと、公務出張中にも関わらず、以下のような重大な決定をされた。なんだ、出来るじゃん!!おお、そういえば、お役人だけじゃない。多くの大田区議も今日現在海外滞在中だったな。(友好親善を目的に、北京、大連に自民5名、公明2名、民主1名。米国とカナダには自民5名、公明2名。合計区議会から15名海外出張中!)

 まあ、実は、超党派の中止申し入れを、日本経済新聞や東京新聞が報道してしまった、ということが「早急な対応」を可能にしたことの大きな要因でもあるのだろうが、とりあえずは、よしとしよう。何でも業者任せ、業者の言いなりの大田区の工事発注の実態を現すような事件だった。


平成21年10月29日

経営管理部長

大森南四丁目9番アスベスト含有土壌置換工事について

 大森南四丁目9番のアスベスト含有土壌置換工事につきましては、大森東特別出張所改築事業等に先立ち9月30日に着手したところです。

 10月22日(木)、事業予定地内のうち、今回工事指定外エリアでタイヤ洗浄機を設置するため土壌の掘削を行ったところ、翌23日(金)、アスベストの疑いのある物質が確認されました。このことから、直ちに掘削土並びに掘削箇所を覆い、飛散防止措置を取りました。現在、掘削土は、アスベスト処理に用いる袋に梱包いたしました。しかしながら、措置するまでの間、掘削した土を露出させてしまいました。

 指示が徹底せず、土壌処理を予定した工事方法によらずに掘削したことにつきまして、深くお詫び申し上げます。

 なお、工事着手後、定期的に大気中のアスベストを測定しており、27日(火)測定の速報値では、飛散は確認されておりません。

今後の対応につきましては、土壌掘削を一時中断した上で、引き続き検討してまいります。





2009年10月30日(金) 火を着ける一歩を誰かが〜村上市の地域活性化

 昨日の地方自治経営学会の講演の中で、新聞記者や首長に混ざって自らの体験を披露してくれた、この方は秀悦だった。国土交通大臣認定観光カリスマ(そんな資格があったんだ)吉川真嗣氏である。

 吉川氏は昭和63年、早稲田大学を卒業後、平成2年に家業である「味匠 喜っ川」に入社。平成9年に地元商店街に大規模な近代化計画が浮上すると、「近代化で城下町の価値は失われ、町は衰退する」と、たった一人から、近代化反対運動に取り組んだ。ところが、近代化反対を叫べば叫ぶほど、商店街からは異端児扱いをされることになる。

 そこで、作戦をかえ、反対という否定的な言葉ではなく、古いものを活かし活性化していこうという風に訴え方を変えていった。その手始めが、一枚の手作りマップだった。村上の商店街の手作りマップへの賛同者を募った。無料なので、多くの商店が参加してくれた。

 次は、「町屋の公開」だ。村上の家屋は間口が狭く奥行きが長いのが特徴で、これを「町屋」と呼んでいる。家に一歩入ると、イロリや梁、大黒柱に神棚、仏壇など豪快な吹き抜け造りが現れる。これを、一般の人に公開しようとの取り組みだ。マップと町屋の公開で、村上に新たな観光客が来るようになった。

 さらに彼の挑戦は続く。家に伝わる雛人形や武者人形など江戸から現代までの人形を町屋で展示披露する「町屋の人形さま巡り」を企画したのだ。60軒ほどの町屋に人形と展示して、観光客が見てまわる、というイベントだ。ただ、見るのではなく、町屋の主人が人形の由来などを説明するのだ。

 吉川氏のすごいのは、その並外れた行動力だ。この企画を全国ネットで放送してもらおうと渋谷のNHKに、ノ−アポで出かけたそうだ。そこで、番組のプロヂュ−サ−に面会し、ついに全国放送を成し遂げたのだ。その効果もあり、このイベントには全国から3万人もの人が訪れたそうだ。その費用はしめて35万円。

 このように、古き町並みによる活性化が成功してくると、冷ややかだった「近代化推進派」も心を開いてkじゅれるようになり、ついには、推進派の市長をして「近代化中止」を宣言させてしまったのだ。

 彼のユニ−クな町おこしの企画は、多すぎて書ききれないが、そのひとつ「黒塀プロジェクト」は素晴らしい。せっかくの古い町並みがあっても、家屋の塀がブロックでは味気がない。そこで、市民に一人1000円で一枚の壁板を買ってもらう。それを、ブロック塀の上に打ちつけ、黒いペンキで塗る。これで小路を埋めていった。そして、いつの間にか、景観が変わった。

 以下、彼の観光への総括である。

景観が変わると、人々の心が変わった。観光に刺激を受けてまちづくりがすすみ、その結果観光客が来て町が活性化する、これが観光とまちづくりの大切な関係である。観光客増のみに気をとられ、観光の本当の良さを見失ってはいけない。観光客に媚びるのではなく、あくまで誇りある町をつくるという信念が必要である。観光政策が日本人の日本に対する誇りを高揚させる国づくりにつながり、世界の人からも評価を高め、国を富ます力になることを心より期待したい。

 そして、以下の最後の言葉には、思わず泣いてしまった。この男、なぜこれほどまでに、走り続けることが出来るのだろう。素晴らしい。

火をつける一歩を誰かが始めなければならない。行政が何かやってくれると頼むのではなく、自分が何が出来るか。それで町は変わる。理想を掲げるのではなく、目に見えることで示していくことが大切だ。

困難な問題、壁をクリアすると、また、次の壁が出てくる。それを越えるとまた新たな壁が立ち塞がる。もうだめだ、とあきれめないで挑戦していると、必ず壁の向こう側から、誰かが「これにつかまれ」と手を差し伸べてくれる。

 このセッションだけで、新潟まで来た意味があった。すばらしい学会研究大会であった。



2009年10月29日(木) 地方自治経営学会 研究大会@新潟

 私が学会に行きます、と言うと多くの方が「え〜」と驚かれる。学会=学術的学会、という構図はどうも私の雰囲気には似合わないらしい。といって、いまひとつの「宗教団体」たる「学会」も違うだろう、ということで、皆さん驚かれるのだ。

 さて、今日から、その不似合いな学会が始まる。地方自治経営学会というものだ。これは、今から20年以上も前に志ある地方議員と学者が、三菱銀行(当時)の会議室を借りてはじめたものが、全国規模になり、地方自治体の共催が恒例にまでなったものだ。

 毎年、春と秋に研究大会を開催することになっており、多くの志高い地方議員と議論することは、日頃「超田舎役場」の大田区役所でのストレスを解消してくれる。

 今回も、200名を超える参加者名簿には23区の議員は、世田谷の女性と私だけ。都内だけで2000名を超える地方議員がいるはずだが、この体たらくはなんだ。票にもならない、宴会もない「まじめな勉強会」など興味がない、ということだろうか。

 今回のテ−マは「これからの政治・行政の方向と新しいまちづくり」で、以下、各講師と演題である。(敬称略)

新型政令指定都市、合併新潟市の新しいまちづくり
新潟市長 篠田昭

総選挙を終わって、これからの日本の政治、行政はどう変わるか
朝日新聞編集委員 坪井ゆづる

平成の大合併、その総合評価 日本経済新聞社編集委員兼論説委員 谷隆徳

城下町町屋の再生 観光カリスマ 吉川真嗣

市民の手による日本海夕日キャンペ−ン 
夕日キャンペ−ン実行委員会 木戸敏雄

地方分権と市民協働による都市経営 長岡市長 森民夫

 これだけのセッションであると、「あたり」も「はずれ」もある。どれが、そうだとは講師に無礼なので論述しないが、私は、たったひとつでも「感動」を受けることが出来れば、その講演会は大満足だと思っている。

 その意味では、たった一人から村上市のまちづくりに挑戦した、観光カリスマ吉川氏の後援はすばらしかった。詳細は長くなるので、明日に。

 終了後、楽しいのは全国各地から参集した地方議員との交流会である。新たな気づきやパワ−を毎回頂く。午後8時、二次会のお誘いをお断りして、旧知の友人と待ち合わせた。

 Kさん、彼は新潟から慶応大学に進み、JTB(当時は日本交通公社)に入社。広報など本社のエリ−トコ−スを歩み、新潟支店長、公務営業本部部長職などを経て、新潟県知事に乞われ「新潟県観光監」になり、第二の人生を歩み始めようとしている矢先に、突如、新潟県議会議員の候補者に。

 そして、見事当選されたのだ。彼とは、昭和の終わりにJTBの総会で初めて出会い「JTBらしくない」雰囲気と仕事ぶりにいたく感銘して、以来親しくお付き合いをさせて頂いている。

 いまでこそお馴染みになった「赤いJTBマ−ク」の作成をアメリカのCI会社とともに行ったのは、彼である。当時、JTB代理店会でも売り上げ上位だった私は、このCI導入を、JTBだけでなくJTB代理店、提携店にも広げることが、JTBマ−クを広げる最良の方法だ、と進言し、実際、そのようになった。懐かしい思い出である。

 さて、議員になった彼に会うのは初めてである。ホテルのロビ−で再開した彼は、まったく変わらないJTBのKさんだった。私同様に議員バッチをつけていない、お互い「民間人」の感覚を忘れていないことを再確認できた。

 それから、彼の行きつけのお店で、例によって「いぬぶし独演会」をやっちまった。大反省!Kさん、ありがとう。



2009年10月28日(水) ここでも謝罪かい?鳩山総理

 以前何かで読んだのだが、東南アジアのどこぞの国に我が国の総理が訪問した際、例によって「過去の過ちそ謝罪」したところ、かの国の元首(マハテイ−ルさんだったような)から、「いつまで、あなたの国は謝っているのだ」と、諭されたという。

 そして「友愛」最前線の総理大臣、今朝もやってくれた。昨日起きた関門海峡での海自護衛艦と韓国コンテナ船の衝突事故で記者団に対し「国民の皆様に迷惑をかけた」と謝罪したそうな。

 報道などによれば、韓国船は、通常右から追い抜くべきを、海上保安庁管制官の指示により、左から前方の船舶を追い抜こうとしたらしい。そこで、強い潮流に流され、左前方から来た護衛艦の左から右にかけて衝突したようだ。

 私は、たかだか小型船舶2級だが海の法律を学んだ。それによれば、狭い水路などでは右側通行が定められ、相手の進路を横切ったりする可能性がある場合は、相手の船(今回は護衛艦)を右に見る船(韓国籍のコンテナ船)を避行船と行って、右転して衝突を回避するよう定められている。

 避行船ではない船(今回は護衛艦)は、保持船と呼ばれ、�/墨�、速力を
保持��避航船が避航しない場合は警告信号��それでも衝突の危機がある場合には全速後進、と決められている。新聞報道では、警告音を周囲の人が聞いており、艦長も「全速後進したが間に合わなかった」と述べている点からも、護衛艦は適法な操船だったと言えよう。

 そして、謝罪外交、友愛外交がお得意の鳩山総理は「ご迷惑を」と謝ってしまった。福嶋みづほや左派勢力はさぞかし歓喜したことだろう。何しろ、ご本人が知っていようが、自衛隊の最高指揮官は総理大臣なのだから。

 警視庁のパトカ−が片側一車線の車道を直進していたとしよう。反対斜線から、追い越しをしようとダンプが車線をはみ出して近づいてきた。ダンプはハンドルが切れなくて、パトカ−の進路に突進してくる。パトカ−乗員は、クラクションを鳴らし、パトカ−をバックさせたが、間に合わず、パトカ−の前部の右から左にかけて(車は左側通行なので、船とはぶつかる場所が逆転する)えぐられた。

 さて、この事故に際し、警視庁の上部組織の長である、石原都知事なり国家公安委員長が「都民にご迷惑をおかけした」と謝るであろうか。勿論NOである。

 なぜ、当たり雨のことが、あたりまえに出来ないのだろうか。この国の坊ちゃんたちは。哀れなのは、自衛官である。常に悪者。日陰者。冗談じゃないぜ!!ソマリア沖で警護頼んだピ−スボ−トは、「派兵反対」を叫んでいたな〜いいかげんなもんだ。



2009年10月27日(火) いつもながら自分勝手な左翼さん!

 午前中区役所から出ようとすると、何やら庁舎前が騒がしい。大田労連だの民主商工会だのと書かれたゼッケン、幟をあげた一団がアジ演説をしている。見れば、大田区役所の敷地内である。

 さっそく総務課庁舎管理に電話すると「担当者が現場で対応している」と言う。であれば、応援せねば、と駆けつけた。まずは相手側責任者を確認すべく話をすると「なんだ!」と来た。

私:いかなる意見を発言するのも自由だが、ここは大田区役所の庁舎用地だ。庁舎管理者の許可は取ったのか?

民商:お前は誰だ?名刺を出せ。

私:人に名前を聞くときは、自分から名乗り、名刺を差し出すのが礼儀だ。礼儀知らずだな。

民商の男は名刺を出そうとすると、別の人間が「こいつは議員だ。議員になんか名刺を出す必要はない」ときた。

私:で、庁舎管理者の許可は受けたのか?

民商:阿吽の呼吸だ。暗黙の了解ってやつだ。

民商(別の):俺たちは普通の区民だ。区民が区役所の土地で演説するのに、なぜ許可がいるのか?そんなに言うなら松原区長を呼んで来い!

私:民商が普通の区民かどうかは別にして、誰であってもル−ルに従うべきだろう。

赤旗記者:なぜ文句を言うのか。さっき、区役所の人と話していましたよ。

私:何人も憲法により表現の自由は保障されている。したがって、何を発言されてもかまわない。がだ、ここは区役所の庁舎用地だ。公道でやりなさいよ。ところで、許可したの?(大田区庁舎管理の担当者を向いて)

庁舎管理担当:首を横に振り、許可していないと表現。

 押し問答が続き、次の予定があったので、立ち去ったが、この演説の趣旨は、11月12日に区民ホ−ルで開催される「大田区の工場集積と労働者の雇用を守る危機突破緊急大会」のアピ−ルらしい。しかし「危機」のわりには、平日の午前中から、よくぞ演説などしていられるものだ。さては「専従」か、公務員の「時間休」か?

 会議で離席しているという経営管理部長には、�|�であってもル−ルを守らせる毅然とした庁舎管理�⊆蕕譴覆な�々には、法治国家として取るべき手段を躊躇なく行え、という点を申し入れ、部長からは後刻「そのとおりである」旨の伝言を頂いた。傍観はダメよ!「暗黙の了解」などと都合よく解釈されちゃうから。

 勿論、ご主張の大田区の工場が大変な危機にあることは理解するし、そのとおりである。しかし、その処方箋は、チラシに書かれているような「工場維持費を支援しろ」「従業員の賃金を補助せよ」「税、健保、公共料金を減免しろ」「派遣義理をやめろ」というような事ではないはずだ。

 お口を開いて、お国や自治体からの補助や給付で食いつなぐ経営は、遅かれ早かれ破綻する。企業が万一存続したとしたら、国家が破綻するだろう。いずれにせよ抜本的な解決法ではない。日本の中小零細工業の生き残りは、労働集約型の経営ではない、人件費の多寡で競争することのない業態への転換しかあるまい。

 そのための、支援こそ、未来につなぐ中小企業政策であろう。そのためには、従業員が赤旗をあげて経営陣と対立していては、決して成し遂げられるものではない。経営者、従業員一丸となって、経営と雇用を守り抜き気概と絆こそ求められよう。

がんばれ!大田のものづくり!



2009年10月25日(日) ご苦労さん!大田区消防団合同点検

 秋の日曜日は行事が目白押しである。が、生来「面倒くさがりや」の私は、ついついいくつかの行事をパスしてしまう。5分刻みでイベント会場をまわる猛者も区議の中にはいるが、到底私には出来ない芸当である。そんないいかげんな私が、絶対に欠かさないのが「消防団合同点検」である。


 これは、区内4地区の消防団の団員が、日頃の訓練の成果を披露する、自衛隊で言えば「観閲式」のような行事である。生業の傍ら、非常勤の公務員として、夜間、休日などに訓練にあたられている姿には、頭が下がる。

 実際に火災現場に出向くと、灼熱の炎と消火水の中、現職消防官に混じって、後方支援する消防団員の姿を見ることが出来る。私が所属する予備自衛官も制度としては似ているが、その「実戦」の多さは到底かなわない。

 特に、今年度は、大森消防団が消防操法発表会東京都大会において優勝をし、来年の全国大会に都代表として出場するというので、一層気合が入っていた。(まさか、わが盟友の荒木秀樹議員は全国大会には出場しないだろうな‥)



 区議会でも、多くの議員が「区民のため(票のため?)」消防団員として日夜訓練に励んでいる。会場でも、制服が不釣合いの区議に何人か出くわしたが、現場感覚会得のため、がんばっていただきたい。

 消防団のみなさん、いつもありがとう!



2009年10月23日(金) 革命閣僚 福嶋瑞穂を退陣させよう〜民主党都議より

 売国政権「民主党」の迷走が続いている。外国人地方参政権、夫婦別姓など旧社会党を中心とした「反日フェミニスト」が狂喜する法案提出を狙っている民主党とは、いったいいかなる団体か。千葉法務大臣、福嶋国務大臣ともに旧社会党出身で、世が世なら「公安要監視人物」である。それの人物を警護しなければいけないSPさんの心中は察するに余りある。

 さて、本日、そのような左傾した民主党の数少ない「保守派都議」である土屋敬之氏から、以下のメルマガの配信を頂いたので転載する。(原文ママ)


この女性? 男女共同参画担当大臣を拝命している。
そもそも、熱心な「ジェンダーフリー」を振りかざしている当人をこのような地位に就けること自体問題だが、早速、法務大臣千葉景子と一緒になって「夫婦別姓」をすすめている。

そもそも、この夫婦別姓は、マニフェストに載っていない。三党合意をしたとも聞いていない。それを同じ閣僚であるサヨクの同志と法案の作成をすすめていいものか、重要な問題がある。
と言うと、「答申が出ている」と反論がありそうだが、審議会答申など、官僚の思うがまま。当時のサヨク官僚が結託して、そうした答申を出したに過ぎない。第一、「官僚政治の打破」と言っておきながら、「夫婦別姓」推進の理由に「官僚」の作った答申を当てるとは、論理的に矛盾する。

そもそも、この福島瑞穂、ロシア革命後にソ連で「夫婦別姓」が行われたことはすばらしいことだと言っている。前にも書いたが、家庭が崩壊し、堕胎が蔓延し、わずか数年で別姓は終わりになったことのどこが「すばらしい」のか教えて欲しい。

「子どもが18歳になったら『ご勝手に』といいたい」そうだ。子供を育てる”雑事”から解放されたい」のだそうだ。これには、動物学者もびっくりで、独り立ちするまで、狩の仕方を教える動物は一体何なのか。ひばりは、鷲か鷹だったか天敵が来ると、傷ついた振りをして巣から遠ざける。身を挺して子供を守る。これは動物の本能だ。

つまり、福島瑞穂の行動思考は動物の本能を超えていると言える。自分では進歩的と言いたいのだろうが、そんな本能を消し去り、三歳児神話だとか言って、三歳までは親が育てる方いいと言う通説を批判した結果、子供たちがどのようになったのかは現状を見れば明らかだ。

そりゃあ、生活者ネットの議員のように、旦那も奥さんも高学歴、高収入の世帯もあろう。そんな家は個が確立しているから、別姓も可能かも知れないがそこでの家族とは、世間通常「家族」とは呼べない。
福島瑞穂は「家族とは個人のネットワーク」だと言っているが、そんな無機質な糸一本でつながっているものは、果たして家族か。庶民には理解が出来ない。

造語であるジェンダーフリーの本質は、男女同質。
夫婦別姓は家族解体。

そんな革命法案を通していい訳はない。そもそも、国民的議論はしたのか。
答えはしていない。
民主党のマニフェストにも書いていない。

どうしてもやりたいのなら、
�”徂慂明�
��外国人参政権
��婚外子の実子との同等の権利
�ぐ岼舵悗悗猟ぐ峩�
�テ�本の過去を断罪する、国会図書館法改正

などについて、マニフェストに明記し、国民的議論の中、総選挙を実施すべきだ。

「猫騙し」のように、マニフェストには甘い蜜。実際は革命法案の準備では、国民を騙すことになりはしないか?

大体、あなたたち、陛下から親任されたのだけど、天皇・国旗・国歌に反対なのでしょう。自己矛盾を感じないのですかねえ。
「革命のためなら、そのくらいは我慢をする」と言うのなら、立派な革命の戦士だ。

となれば、国民諸氏!とんでもない「閣僚」がいると言うことだ。

福島と言い、千葉といい。あきれて物が言えない。

「政策は正直に!!!」もう一度、総選挙をやろうじゃないか!正直な政策を掲げて!

民主党を国民政党に!保守改革政党にしよう!

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 東京都議会議員  土屋たかゆき  板橋区 当選4回 民主党改革派





2009年10月19日(月) おやおや!またですか!自民党大田区議また分裂

 議会というのは、国政から地方議会まで概ね「サル山のボス争い」が多発するところらしい。わが大田区でも、政権を取った民主党が都議選の公認をめぐり、ボス都議ザルを中心に割れた結果の「まさかの惨敗」は記憶に新しい。

 自民党区議はといえば「オッパイモミ事件」で辞任した衆議院議員の補欠選挙で、自民党公認の平将明氏を支援せず、補欠選挙の原因を作った前自民党衆議院議員(無所属)を応援した議員と、それ以外の議員の対立が長い。

 その結果、現在いや正確には先週までの自民党の会派は次のようなものだった。

自由民主党大田区議団(区長、役所には是々非々、時として批判的):
議長含め8名、
大田区議会自民党(親区長派):9名、
自由民主党大田区議会:1名

 ところが、先週16日、また会派が出来た、との連絡が机上に配布されていた。それによると、新たな会派は以下のとおりである。

自由民主党政友会:議員数6名(自民区議団から4名、大田自民から2名)

 結果として、自民大田区議団4名、大田自民7名、政友会6名、自民大田1名、という自民党4会派が出来、区議会交渉会派最小の会派から議長が、一人会派から監査委員が出る、という異常な状態となった。

 この動きに先立ち、大田区の二人の部長さんが、大田自民の「結束を誓う」会合に雁首を揃えて参加したり、また、この会派離脱を熟慮中だった1年生議員に松原忠義区長自ら電話で翻意を促す等、地方自治の「二元代表制」を覆すような、大田区執行部や区長の行動には、今更ながらあきれかえってしまう。

 また、この親区長派の自民会派から出されたとされる「会派統一問題」と題し「部外秘」とされている文章がマコトしやかに議会内外に流れている。
そこには、自民会派を統一するための11の問題が記載されているのだが、なんとその4番目には「ある議員との関係には注意を払え(原文ママ)」と、名前すらないが、いぬぶしとの関係を注意しないと、会派統一の支障になる、と書かれているのだ。そいつはどうも、ありがとう!

 その内容の稚拙さ、独善さもさることながら「文章力と論理的感性の欠落した」記述法(語尾すら統一されていない)から見て、まさか有能なる自由民主党区議の書いたものではない事は明らかで、何者かの仕業であろう。

 いずにせよ、今、下野した自由民主党区議のすべきは「大田区」という小さなサル山のボス争いではなく、なんとしても真正保守政党として再構築し、一致団結政権を民主党から奪取することだろう。でないと、区議会議員選挙でも惨敗してしまうだろう。

 まあ、せいぜい、もう一枚議会控え室に「壁」を税金で作らないよう、がんばっておくれ!(前回の自民分離の際は、税金で250万円かけて壁を作った)



2009年10月17日(土) 「違法」町会会館は「合法」by東京地裁鑑定人

 平成16年1月に竣工した「東六郷2丁目町会会館」につき、その施工が違法であり、町会は「詐欺」だ「税金泥棒」だ、その町会に加担した「いぬぶしはとんでもない議員」だ、と町内どころか太田区中にチラシをばら撒いたSさん。

 あまりの被害妄想的、独善的内容に、町会長をはじめ私を含め名指しされた8名が、損害賠償請求を東京地方裁判所に提訴をしたのが2年前である。当初は、すぐにでも判決が出ると予想されていたが、Sさんもなかなかで「町会会館が違法建築なので、チラシを入れた」と、争点を「建築紛争」に置き換えてきた。

 つまり、名誉毀損にもあたるチラシの記載は「違法状態を改善するため止むを得なかった」と反論した。また、町会や町会役員に対する言動に怒った町会は、理事会においてSさんを「除名処分」とした。

 そこでSさんは、「除名処分無効」「慰謝料支払い」「無効公告掲示」を町会理事40名相手に提訴した。この裁判はすばやく、一審では「除名無効」「慰謝料却下」「無効公告1ケ所」というものだった。ところが「慰謝料却下」を不服としてSさんは東京高等裁判所に控訴。

 ここでも、「除名無効」「慰謝料却下」は変わらなかったが、「無効公告」の場所を、町会全掲示板に広げられた。Sさんご本人は「勝訴だ」と言っているようだが、法曹関係者によれば「除名無効」で「慰謝料なし」は聞いたことがない、そうで、これは、裁判所がSさんの「チラシ」の責任を相殺した結果だ、とも。

 さて、残る「町会会館の違法建築か」を争っている「損害賠償事件」では、原告(町会側)、被告(Sさん側)双方から建築士が作成した意見書が裁判所に提出された。困惑した裁判官は、裁判所選定の公正な「鑑定人」に鑑定させることとした。

 そして、先日、ついに鑑定書が提出された。内容は多岐にわたり長文なので、概略だけを示す。(カッコ内はSさんの主張である)

1.接合工事は通常の水準内である。(Sさん主張、以下同じ:ひどい工事)
2.工事業者へは指示を与えている。(指示されていない)
3.工事業者への指示は適正である。(指示が適正ではない)
4.設計図書の指示を守った施工である。(施工方法を守っていない)
5.本件工事は適正であるので、被告が主張する耐震性への影響、是正措置については論ずる必要がない。(違法であるならば、耐震への影響、是正はどうするか)
6.設計図書を参照しなくても本件工事が不適当と結論付けるものはない。(設計図書を参照するまでもなく本件工事が不適当と結論付ける余地がある)

 上述の鑑定人の鑑定書だけを見れば、本件裁判の争点になってしまった「町会会館の建築違法性」は否定されたようだ。



2009年10月16日(金) 観光・開発対策特別委員会視察 2日目

 昨日は、前置きが長く視察内容が書けなかったので、昨日分から。

 昨日の岐阜市では岐阜シテイ・タワ−43の会議室で、岐阜駅周辺整備事業につき、担当部長より説明を受けた。

 土木畑出身という迫力ある部長さんは、昭和63年に都市計画決定された現在の場所が、途中平成2年に頓挫して、大変な苦労をして現在の43階建てのビルになった事情をウラ事情を含めお話くださった。

 驚きは、岐阜市も権利者として床を所有しており、特に最上階のレストラン部分は、固定家賃のほかに売り上げ歩合8%をプラスして市の収入にしているというから立派である。大田区でも似たようなケ−スでは「区で区分所有することは困難」と意味不明な答弁がされていたが‥

 現在岐阜駅周辺では、なんと12の再開発を主体としたまちづくりがすすんでいるが、この「三井物産出身の市長」をも説得できる豪腕部長さんの手腕に負うところが多いのだろうな、と多くの区議が思ったことだろう。大田区にはいないタイプの管理職である。

 ただ、視察終了後歩いた岐阜市の繁華街は、目抜き通りでも「貸し物件」の看板が目立ち、はたして、12件もの再開発は大丈夫なのか、気になった。さらに面白かったのは、夕食を食べに他の区議と一団となって商店街を歩いて歩いていると、公務員風の数人が「まったく視察ばかりきやがって‥」と話していたことだ。きっと、我々以外にも視察の議員団が来ていて、説明に追われた岐阜県か岐阜市の職員さんだろう。そういえば、昨日は「鵜飼い」の最終日だった。(当区は厳しくて、鵜飼いにはいけません!)

 そして本日は大垣市の視察である。岐阜の比べて小ぶりの大垣では、景観条例を交付しているとのこと。その内容は、岐阜の豪腕部長の説明より余程参考になったのだが、それ以上の興味を持ったのは次の2件である。

1.大田区の役人が頑なに「出来ない理由」を述べている、住民票、印鑑証明の自動発行機が大垣市にもあった。さらに、「絶対ダメ」と大田区が拒否している「戸籍抄本」まで自動発行しているではないか。地方都市で出来て、大田区で出来ない理由、それは大田区が言っている「法的問題」ではなく、「職員の仕事がなくなる」ことであろう。毎日本庁舎1階で並んでいる人々の多くが、住民票や印鑑証明取得だ。これを機械発行にしてしまったら、「職員がいらなくなる」!そりゃ大変!!!区民の利便より、区職員の雇用対?????

2.大田区議会の常任、特別委員会は本会議開催中以外は月1回しか開かれない。川崎市などでは、毎週開催している自治体もある。もっと開け、と要望しているのだが‥なんと、大垣市議会は、年4日の開催だけだそうだ。そして、そのうち1日は大田区議会で10日ほどかける「決算委員会」。予算も1日。すると、それ以外の調査事件の審査には、年2回しかあたれないことになる。あらあら!!市議会事務局さんにうかがうと「議員さんは、他にやることがたくさんありますから」だそうだ。日本は広い!!!

 大田区の区政に資するかかどうかは、いささか疑問ではあるが、見聞は広がった。



2009年10月15日(木) 開発・観光対策特別委員会視察

 本日から2日間、観光・開発対策特別委員会の視察で岐阜県方面へ出かける。議会には常任委員会5つ、特別委員会4つ(今年度)が設置されており、区議会議員(議長、副議長、監査委員は常任のみ)は各1つの委員会に所属している。

 そして、常任委員会は2泊3日一人10万円、特別委員会は1泊2日で4万円の予算で、概ねこの時期に視察に出かける。視察先の選定は、何を、よりも「どっち方面」が優先され、方面が決まると、その周辺自治体の「先進的施策」につき、委員会担当書記(職員)が、様々資料から見つけ出し、その自治体の議会事務局に視察を打診するのだ。

 ところが、まだこの時期、決算議会開催中の自治体もあり、また、視察ラッショの時期でもあることから、視察先「確保」は、書記さんの努力に負うところが非常に大きい。

 何度も書いているが、北海道網走市に異なった委員会で1年おきに視察に行ったことがあるが、出迎えた議長さんは2回とも「網走には大田区さんに誇れるような施策はありません。刑務所でも見て行ってください」と言われた。そして、そのとおり、2回とも網走刑務所博物館を「視察」した。

 来週には、都市環境委員会が宮古島、那覇、総務財政委員会が福岡、那覇を「視察」するそうである。宮古島に大田区の「都市環境」に必要な視察項目があるのか、はなはだ疑問ではある。2日目の「ご夕食」は、両委員会合同で那覇市で行われるらしい。

 さて、当方の視察は以下のような日程である。

10/15 9:50品川駅集合 10:17品川駅発→12:00名古屋駅着
12:40岐阜駅着 岐阜駅周辺で各自昼食
14:00岐阜シテイ・タワ−43視察「岐阜シテイ・タワ−43と岐阜駅周辺   整備事業について」
15:30視察終了 宿泊ホテルへ

10/16  8:30ホテル発 08:45岐阜駅発→9:00大垣駅 大垣市のバスにて市役所へ。「大垣市景観条例の制定と景観計画について」
11:00視察終了。各自帰京。

 まあ、なんのことはない。2日間で合計3時間の視察時間である。初日に少し時間を取れば、日帰りで出来てしまうのだが「予算の関係」で、そうもいかないらしい。また、あまり「早い」集合時間は議員の評判が悪い。

 さて、同行する書記さんの最初の「心配ごと」は、ちゃんと集合時間に議員が集まるか、である。一癖も二癖もある人種の団体旅行は大変だ。

 12名の議員中集合時間に間に合ったのは9名。共産党1名は品川駅から乗車のはずが、なぜか東京駅に!相変わらず遅刻、突発欠席常習犯の民主党女性区議は「キップを忘れた」とかで、またまた遅刻。一番困ったのは、「腰痛で行けない」と当日の朝連絡してきた区議さん。腰痛はお気の毒だが、もっとお気の毒は、議会事務局だ。

 なんと。お役所の旅費規程には「取り消し料」を支出出来る定めがないのだ。当日取り消した場合の、JR指定席回数券は、JR側が全額没収。シテイホテルの当日取り消しは、同様に宿泊料全額を支払わなければならない。ところが、大田区を含め公費では「視察に参加しない議員や公務員」に旅費なり、取り消し料を支給出来る規定がないので、払えない。事務局としては、この金額をなんとかやりくりしなければいけない。せめて、前日までに連絡すべきだった。

 まあ、「裏金作りの達人」千葉県あたりであれば「参加したことにして」取り消し料を捻出するのだろうが、その点、大田区は真面目である。

 前置きが長くなったので、視察内容は明日に。

 

 



2009年10月14日(水) 平成20年度決算認定反対討論

 改革110番犬伏秀一は、只今上程されました、第80号議案平成20年度大田区一般会計歳入歳出決算の認定に反対の立場から討論をいたします。
私が議員になって、早くも11回目の決算特別委員会を迎えることとなりました。その間、区政の諸問題については、常に是々非々で取り組んでまいりましたが、最終的な決算認定については、様々な問題提起をしつつ賛成の態度を表明してまいりました。
 しかし、今回は、あまりにも変わらない硬直した「お役人社会、大田区」に楔を打ち込む意味で、あえて反対をいたします。
本年8月に行われた総選挙の結果、国政においては政権交代が起き、各官庁は大混乱に陥っております。マニフェストに頼り過ぎたファシスト的な予算削減や政策変更には、大きな憤りを覚えますが、なんでも思い通りに進めてきた霞が関の官僚や官庁、公益法人には、まことに結構な緊張感を与えてくれたとも言えましょう。国民の「変化」を期待する結果だとマスコミは伝えていますが、無責任な報道に誤魔化された成果と、長い間政権を司っていた自民党のエラ−とフア−ボールのおかげである、と思っているのは、私だけではないはずです。
 わが大田区においても、一昨年20年間続いた西野区長から、松原区長への「政権交代」が行われました。こちらも、西野前区長の出馬断念決定のタイミングと後継指名の異常なまでの遅さ、自民党内のゴタゴタ等がもたらした結果と分析するのが適当かと思われます。しかし、国政の「政権交代」というフレ−ズと同様に、松原区長自ら選挙中に訴えておられた「民間出身」という言葉に、多くの有権者が変化を期待したことも事実でありましょう。
その結果はどうだったか。私が、再三指摘している、院政区政、さらには側近人事、強引なまでの施策決定等、到底「民間出身」に託した区民の期待に応えるものではありませんでした。
 庁舎内では、誰が主流派か、がささやかれ、反体制派と思われる言動の密告が常態化し、オリンピック開催地に手を挙げるような、先進的都市の基礎的自治体とは思えない実態となってしまいました。当然の帰結として志ある現場職員は士気を失い、職場規律は低下し、一昨年来、服務事故や、個人情報紛失などが多発したのです。
 また、最近では、エレベ−タ−からの発煙事故の際、警報器の電源が切られていた為消防への通報が相当遅れて、消防署より警告を受けるという失態も起こしてしまいました。さらには、この教訓が活かされず、先日の3連休には、煙探知器の誤作動警報を15分以上も区役所防災センタ−が放置する、という誠にお粗末な事件をも起こしてしまいました。本丸を守れない大名が領地、領民を守れるはずがありません。いずれも危機管理意識の欠落が原因です。
 私は、毎週火曜日の早朝、経営者の勉強会に参加しております。そこで、様々な立場の講師が手を変え品を変え訴えていることは「会社は経営者次第」ということであります。すなわち、経営者が変われば会社が変わる、ということでありましょう。大田区の経営者は、松原忠義区長であります。誰がどう行動しようが、院政であろうが、そうなのです。松原区長は長い間、区議会議員、都議会議員をお勤めになり、謂わば個人商店主でありました。一昨年、区民の信託を得て区長に就任されましたが、突如、大企業の経営者となられた訳であります。戸惑いもあるでしょう、初めて経験されることも多かったことでしょう。しかし、区長の言動で組織が動き、その可否により組織は良くも悪くもなってしまうものであります。その意味では、区長として、経営者として初めて骨組みから取り組まれた平成20年度決算には「民間出身」との、フレ−ズはまったく感じられないのです。であるばかりか、より一層、お役人的な決算内容になっていることは、誠に残念至極でございます。首長たる区長の「想い」が、お役人の「想い」に打ち消された感すらあるのです。
 次に本決算につき若干意見を申し述べます。
区の財政状況を推しはかるもっとも簡単な数字は、区債残高と基金残高でありましょう。平成20年度末の区債残高、つまり区の借金の額は635億8700万円余り、反面基金残高、わかりやすく言えば定期預金残高は1072億2151万円余りと、借金の2倍近い基金残高を誇っております。これは一応、健全財政として評価できるものの、ビジョンなき基金積立には異論を唱えるものであります。また、監査意見にもあるように、基金の積立、取り崩しに関する資金計画がないため、せっかくの巨額の基金の運用益がきわめて低いことも「民間」ではあり得ないことでしょう。
 大田区の取りっぱぐれである「不納欠損額」も問題です。平成20年度の特別区民税、などの諸税の不納付欠損額は4億5百万円であり、国民健康保険の15億円を加えると、実に約20億円が「取りっぱぐれて」いることになるのです。これも民間企業ではあり得ない数字でありましょう。徴収努力の結果、年々、この割合は低下する傾向にはありますが、公平感からも問題です。自らの会社の売上売掛金の回収を必死に行う、という発想が必要です。
 昨年起こった、羽田中学校改築工事の契約拒否の案件も不思議でした。官製談合、いや業者の談合破り排除だ、など様々な憶測が飛びましたが、真相は藪の中になってしまいました。昨年度に行われた「入札改革」を標ぼうする電子入札による一般競争入札の落札率99%以上の案件、つまり大田区の予定価格ドンピシャリの割合は51%にもなっています。議決が必要なより高額な案件になると、この割合はさらに高まるのです。はたして、これが公正な競争の結果でありましょうか。区執行部は、このような数字を見ても、相変わらず「適正な競争の結果」と、あきれる答弁、認識を示しているのは、区長がどう変わっても、お役所は変わらない好例かもしれません。
 社会体育費の大田総合体育館の建設にかかわる公有財産購入費も問題です。当初予定になかった隣接地を、更地としてではなく、解体するマンションの建物まで評価して購入したのは、あまりにもやりすぎでした。いったい、いかなる力学が働いたのでありましょうか。
 縷々、意見を述べましたが、今、大田区役所を含め、多くの官公庁に欠落しているのは、「自分のお財布」感覚であります。自分が自分のお財布から支出するとしたら、このような使い方をするだろうか、との認識が欠落しているのです。今ある「自分のお財布」感覚は、まるで公金を自分のお金のように、好き放題使う「お財布」でしょう。他の自治体では、組織ぐるみ、摘発すべき警察までもが公金で裏金を作っていることが暴露されました。幸い、大田区では、そのような事例は発覚しておりません。が、目的のない土地購入、意味不明な調査、ビジョンなきまちづくり、その場限りの施策など、その公金執行の理念を疑う事例が多数散見されるのは、極めて残念なことであります。
 ところで、この決算審査において、議会の空気は以前といささか変化してまいりました。それは与党会派と呼ばれる方々が、様々な問題につき反対や異論とも思える意見を表明されたことであります。私は、再三、2元代表制の地方議会に与野党は存在しない、と、制度上、理論的には当たり前のことを訴えてまいりました。そのことが、少し具現しはじめているのかな、と些か安堵しております。
 松原区長の任期も、そして我々議員の任期も、残すところ1年半を切ってしまいました。どうか、決算特別委員会で提起された様々な問題点を、区長は真摯に受け止められ、「お役人の目」ではなく、「民間の目線」で、さらには、それぞれの事業課の各級職員が「自分のお金で行うなら」という観点で、松原区政の今任期最終となってしまった来年度予算の編成にあたられるよう強く要望し、あえて今回反対を表明した私の討論といたします。





2009年10月08日(木) 平均人件費年901万円@大田区立伊豆高原学園

 今日は決算特別委員会の都市整備費と教育費の審査である。まずは、質問前に次の二点を発言した。

1.私の一般質問で指摘した区役所内の執行部によるイジメなどにつき、その本質を調査するのではなく「誰がいぬぶしにちくったのか」という、極めて稚拙な調査が管理職によって行われていることは遺憾である。自らの保身や、ゴマすりに終始するこれらの役人を我が国の日本語では「木っ端役人」と呼ぶ。私は、このような木っ端役人には用はない。反面、昨日から泊りがけで、台風18号の被害から大田区民を護っていただいている、特別出張所長をはじめ、防災課、まちなみ整備、関係職員の皆さんには、心より感謝を捧げる。

2.私の質問をめぐり、一部木っ端役人や議員らが「誰かの指示」で行っているだの「裏に誰かがいる」という、極めてバカらしい発言、文書を配布している。私は、昭和31年12月2日に産まれて以来「人の話」を聞いたことがない事が自慢である。ましてや、誰かに頼まれて質問することなどありえない。お前らと違う、くだらないウワサを流すな!と申し上げておきたい。

 都市整備費については、「住民参加を装った大田区のまちづくり」「区長の人脈により専門的知識ありとして採用された、専門的知識もなく過去の経験だけで仕事をする東京都の天下り課長」について質問した。

 まあ、答弁は毎度のことで書くに値しない内容だった。民間出身を標榜する区長になっても、民主党政権になっても、強い結束の痴呆自治いや変換ミス、地方自治は不滅である。

 次は、平成23年度に改築が決まっている、伊東市にある大田区立伊豆高原学園職員について質問した。ここは、大田区立小学校が移動教室に使うことが主たる目的の施設である。

 昨年度は、年間106日間区立学校が使用した。残り259日は、公務員たる職員は何をしているのか?そのほとんどが、伊東で現地採用された「給食調理員」である。区内の学校では、民間委託がすすんでいるが、伊東に生活基盤がある職員を大田区の転勤させられない(そんなことはあるもんか!)で、やむなく雇用しているのが実態である。

 はたして、その人件費はどうか。

 伊豆高原学園に勤務する大田区公務員は兼務を入れて8名である。伊豆高原荘と兼務の職員の年間人件費(社会保険、年金事業者負担含む)は、な、なんと年額1102万6620円である。

 給食のおばさんを主とする、伊豆高原学園職員7名の人件費は、一人当たりなんとこれまた、901万9712円という額である。事業者負担の法定福利厚生費を除いても、一人756万円は、年間106日調理をする仕事、それも、伊東という物価と人件費の安い場所での仕事としてはどうだろうか。

 そして、この職員さんたち平成23年から、この施設の建替えを行うのだが、その間はどうするのだろうか。最高裁判所判例によれば「職場がなくなった場合の分限免職は適法」とされている。が、心優しい大田区管理職、執行部の皆さんは、なんだかんだと理由をつけて、この方々の「雇用を死守」するのだろう。

 ときまさに民主党政権。行政刷新担当大臣は自治労組織内候補。よかったね!国民の生活第一の影に隠された「地方公務員と日教組が第一」の政権交代!



2009年10月04日(日) 3つの顔の日曜日

 秋の週末は行事が目白押しである。私などは、ダブると「先約優先」「関係度2番目」という基準で、最低でもその行事の趣旨が理解できる時間は会場にいるように努めている。

 ところが、国会議員や都議会議員になると区内全域を回らなければならないので件数が半端ではない。従って、趣旨や先約などとは言っていられない。挨拶だけで中座することになる。いやはや、傍で見ていても可哀そうになる。

 さて、そんな私でも、流石に日曜日は3つぐらいはまわる。朝7時半、住んでいる町会の防災訓練準備のため、町会会館に集合。今月から「町会市民消火隊」に入ったのだが、まだ制服がないので、大田区防災服(区から初当選時に貸与)を着ての参加である。


↑上の写真は私ではない。女子市民消火隊々員である妻

 午前中は、小学校で行われた防災訓練の庶務係として「街頭演説用」のスピ−カ−を使って町内広報、アルファ−米炊飯係などを担当した。そして、13時、自衛隊が地元商店街のお祭りで広報活動をするので、そのテント設営などの調整に、商店街へ。

 設営終了後、町会会館へ戻り「防災訓練反省会?」おっと、昼間から呑んじまった。そして、今度は、航空自衛隊の制服に着替えて商店街へ。現職自衛官に交って広報活動をお手伝いした。

 夕方近くになって、地元青少年対策委員会の行事の「反省会」が商店街近くのレストランであるという。私も地区の青少年対策委員である。さっそく、こちらにも顔を出した。

 結局、今日は3つの顔を使い分けることになった。ふう〜



2009年10月02日(金) やっと出てきた検討資料@子供文教委員会

 昨日は、区議会子供文教委員会だった。本来の文字は「こども」と表記するのだが、日本語の表記で漢字があるのに、くだらない理由をつけてフェミニストたちがひらがなにしているのには腹がたつ。ちなみに、障害者を障がい者と書いたりするが、本質的な問題解決ではないと思う。

 さて、大体議会では、議員が「感情的に」なんとかならないのか、と意見を言い、役人が「出来ない理由」を一生懸命説明してチャンチャン、というのが既定路線である。万一、役人が「ぜひ、実施したい」などと答弁したとしたら、デキレ−スで事前に打ち合わせがあったと考えていい。まあ、私みたいなハグレ者議員には、絶対にない仕組みではあるが‥

 そのような攻防戦で欠落しているのは「客観的に判断するデ−タ−」の提示である。ところが、このデ−タ−を分析して、客観的に判断するということは、議員も役人も極めて不得意である。いや、そもそも地方自治に、そぐわないのかもしれない。

 首長(区長など)は支援団体の「団体要望(ときにはエゴ)」をいかに政策に取り入れるかで次期選挙の応援度合いが変わるだろうし、議員とて地元要望や、後援者の「陳情」をどうやって、とりいれさせるのかが「良い議員」と勘違いしている輩も存在する。

 そのようなシ−ンでは「客観的なデ−タ−」は、かえって邪魔にすらなる。したがって、このような文化のなかでは、なかなか適正な資料が提示されないのだ。

 今回の笑い話は、「認証保育所の補助金を倍にして欲しい」との陳情審査の資料である。9月24日の委員会では、役人側から資料の提示はなく「補助金の増額は検討課題である」という、役人用語の「やりません」という説明がなされた。

 そこで、私が「区立保育園、私立保育園、認証保育所、私立幼稚園の公費負担についてデ−タ−を出せ」と噛み付いた。次の委員会で出てきた資料は、保育園は子供家庭部(正式には、子ども家庭部)が資料を、幼稚園は教育委員会が別々に、別々の基準で出してきた。まさに縦割り行政である。デ−タ−としての体をなしていない。

 また怒った。「縦割りではなく、同じ基準で比較できるデ−タ−を1枚に作ってくれ」と。そして、やって昨日出てきたデ−タ−は次のようなものだ。

保育園と幼稚園の公費、保護者負担(全年齢平均一人当たり年額)

        税金による負担額    保護者負担額
区立保育園    1,813,000円      227,390円
私立保育園    1,384,000円      234,800円
認証保育所    1,041,000円      720,330円
私立幼稚園     325,000円      368,440円

 これで、やっと陳情にあった認証保育所の保護者負担が他の施設に比べて高額であることがわかる。また、保護者負担はさほど高額ではないが、保育園、保育所に比べて、私立幼稚園の税金による負担が低いことが、よくわかる。

 このような「比較検討」や「タイムスタデイ」は、お役人は「あまりやらない」。主権者、雇用主たる区民には「知られたくない」のかも知れない。
もはや、お役人=お上の時代は終焉したのだが、オツムの中はまだお上??



2009年10月01日(木) 1500万円の無駄遣い!議案反対討論

 私、改革110番の犬伏秀一はただいま上程されました、第85号議案平成21年度大田区一般会計補正予算第二次、ならびに第90号議案「公益的法人等への職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例」および第91号議案、「職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」に反対の立場から討論を行います。

 補正予算中、大田区仲六郷2丁目11番所在の土地約1000平方メ−トルを蒲田開発事業株式会社に総額3億7224万円余で購入させ、将来にわたってこの資金返済原資を大田区が負担し買い戻すためのものが「雑色駅周辺地区のまちづくり事業用地の取得」に関する債務負担行為であります。

 本件は本定例会2日目の一般質問においても指摘いたしましたが、将来の雑色駅前広場、また再開発の種地として極めて重要な、そして稀有な土地であり、購入について疑義を申し上げるつもりはございません。が、この取得先が問題であります。当初、大田区土地開発公社により取得を考えていた大田区は、土地の一部489平米に平成28年5月31日までの事業用定期借地権が設定されており、飲食店がビルを所有していることから、公社での取得を断念し、大田区が出資している蒲田開発事業株式会社に取得させる、と説明されました。その理由は、大田区土地開発公社事業方法書という書面に、「公社が取得する土地は所有権以外の権利を抹消した後に取得する」、と書かれているからだ、と説明されました。さらには、この方法書は東京都の認可事項なので変えられない、とも。しかしながら私が東京都に確認すると、方法書は区独自で変更出来ること、東京都には認可どころか報告もいらないことがわかりました。
 また、区が買えないとしている理由の権利たる事業用定期借地権設定のための契約書は土地所有者と建物所有者の間で公正証書により交わされており、その中には特約として都市計画事業着手の場合には土地を明け渡す旨が記載されているのです。公正証書は判決と同様の強制力を持っているものですから、その点からもこの土地取得に問題はないはずであります。
さらには、所管主務官庁である総務省は「土地開発公社が土地を購入する際、所有権以外の権利があっては買えない」とする法令、政令、省令、通達はない、ただ、公有地として所有権以外の権利は好ましくない、今回のような抵当権ではない有期の借地権の場合は、自治体で判断されればいい、と述べています。
 つまり、東京都も主務官庁も「土地開発公社での取得」に法的問題はない、と断言しているのです。蒲田開発事業株式会社が取得した場合には、公社では支払いが不要である不動産取得税380万円余、不動産業者の仲介手数料1122万円余の合計1500万円余が取得時に必要となり、さらには来年度からの固定資産税、都市計画税が課税されます。これらは、事務経費として税金から蒲田開発事業株式会社に支払われ、余計な歳出となってしまいます。大田区の理事者らが、公金を自らのお金の使い方と同じように「節約しよう」と考えていたら決して出来ない行為です。
 私の一般質問への野田副区長の答弁は「大田区としては土地開発公社での取得は困難と考えている」「売主が一括での売却を希望している」と論理的になんら理由とならない説明をされました。
 唯一わかりやすい理由を想像するとすれば、仲介不動産業者が、当初は売主側からしか頂けないと理解していた仲介手数料1122万円を買主側からもダブルで頂けること位でしょうか。通常であれば、当初払わない条件で交渉したのですから、買主側の名義が変わったとしても仲介手数料はゼロで交渉できるはずです。このように、本当の思惑がわからない蒲田開発事業株式会社を利用しての公有地所得のための補正予算には、私の良心に基づいて到底賛成することは出来ません。あらためて、土地開発公社において取得されるよう再考を強く促します。
 
 続いて、90号、91号議案について申し上げます。この2件の条例改正案は今述べた蒲田開発事業株式会社に大田区職員たる公務員を派遣できるようにするためのものです。派遣する職員には蒲田の開発につき担当させる、との情報が漏れ聞こえてきますが、私の一般質問、ならびに議案質疑の「いつ、誰を(属性)、何人、いくらの給与で、なんのために、いつから派遣するのか」との疑問にも、「条例改正が議決された後に具体的内容につき検討する」という、なんとも無責任な場当たり的な答弁が返ってまいりました。庁内所管課や蒲田開発事業株式会社どこに聞いても具体的なプランがわかりません。
 蒲田開発事業株式会社は、大田区OB9名が細々と区営住宅の営繕などを主とした業務を行っており、国庫補助の京浜急行の委託事業は、丸投げをして手数料収入を得ているのが実情です。そんな会社に公務員を派遣するということは、大きな政策転換であります。その政策転換の理念もビジョンも「後で考える」という無責任、議会軽視の条例は問題です。ひょっとして、すでに具体的な計画が一部の方の頭の中にあって、この場では開陳しないとしたらさらに問題の根は深くなります。
 いままで永年にわたり区長与党として、区政を、区理事者の発言を支えてこられた区政与党と言われる議員各位には、今一度われわれ議員の、議会の使命を考え直して欲しいのです。ここ、議会は大田区の意思決定機関であり、お役人の諮問機関や追認機関ではありません。国政においては、脱官僚を標榜された民主党が政権を取り政治主導の改革をすすめようとしています。その具体策は必ずしも賛成するものではありませんが、国会が主体的に政策を決めよう、との動きは歓迎するものであります。
 地方とて同じであります。いままで、なんでもかんでもお役人が政策を決め、議会は追認をしているという全国の地方議会もこの機会に変わるいいチャンスでありましょう。どうか、良識ある大田区議会議員各位が、それぞれの良心に基づいて、与党かどうかではなく、区民の.目線にたって、このような1500万円も多く税金を支出しなければならない土地取得の手法、ビジョンや具体策のまったく示されない第三セクタ−への大田区職員派遣のための条例改正案には「ノ−」と議会の権能を示そうではありませんか。
 本議案に賛成を予定されている議員各位のご再考を強くお願いして私の反対討論といたします。


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