週末に買ったスカートをはいていたら、思いきり雨に降られてしまいました。 予報を見れば、雨の確率高かったんだから、やめれば良かったんでしょうけれど、いかにも今年のです!といったラメ入りツイードだったので、早くおろしていっぱい着たかったんですよね。 夏に買ったカーキのワンピースが、結局1回しか着れなかったから; 私よりも妹の方が有効に活用していたところが、ちょっと哀しいです。
ところで、友人が今年流行のボレロってどうなの?と言っていたのですが、私はボレロ大好きです! 小さくて可愛いですよね。見ているだけで心が和みます。 でも、さすがにボレロを着るにはちょっと年齢的に(だけじゃないけど)キツイものがあるんですよね。 これが、身長160以下の丸顔の人(芸能人でいうなら、渡辺満里奈とか、黒木瞳とか)なら、着ても大丈夫だと思うんけどね! 以前、『〜から騒ぎ』でわりと好きだった美人が、可愛い格好をしてたとき、他にもっと似合う服があるでしょうにと思ったのが、いまだに忘れられません。
フォーマルでもボレロって多いですよね。 ボレロにロングフレアのブラックフォーマルは、若い女性の必須アイテムだと思いますが、私は予算の関係でそのタイプは買えませんでした;(ああいうのって持っていない時に、突然必要になりますからね)これは、年相応になったら、買い換えた方が無難だと思います; でも、本人がそれをわかって着てるんなら、問題ないとも思います。だって、好きなんだもん。(だもんってオイ)まだ、見つけてないけど、惹かれるボレロと出会ったら、買っちゃうでしょう! 現に、揃いのワンピースが着られなくなっても、ボレロだけは捨てられずに、他のワンピースと合わせて使ってたりしますし。
ボレロと同じくらい好きなのが、ハイウエストなんですが、つい最近それでちょっとした失敗をしてしまいました。 母が従妹の作った(=着た)ウェディングドレスを借りてきまして。(うちは、従姉妹4人ほぼ同サイズなのです) それがノースリーブにハイウェストのシンプルなデザインで、デコルテと切り返しにファーが使ってある、ちょっと可愛いタイプだったんです。 一通り合わせてみた後、せっかくだから私も着てみたらということになったんですが、うっかり妹より似合ってしまったんですよね。なぜなら、私の方が丸いから; 結局、そのドレスは返すことになりました;(他にも理由はあるんですけどね)
そういえば、予定もないのにウェディングドレス着ると、婚期遅れると言いますよね。すでに遅れているので、今更です。貴重な体験をしたと思います(笑…えないのかな?)
お月見というと、我が家では毎年、一升瓶に挿したススキと萩に、お団子と栗のお決まりのパターンなのですが、今年はそのススキと萩が花瓶に飾ってあったので、ちょっと驚きました。 一升瓶にススキって、丈とか妙に合っていたので…いや、それしか見たことなかったので、花瓶に挿してあると、違うものみたいです(言い過ぎか;) 天気が悪かったのが残念でしたが、それでもさすがというか、うす曇の中でも、しっかり自己主張するお月さまを見ながら、栗など食べたりして。 そういえば、ゆっくり空を見上げるのも久しぶりかも、などと感慨に耽っておりました。 10月は晴れるかしら。
日曜の朝という時間帯に、うっかり見逃していた『マリみて』ですが、最終回はさすがに観なくてはと、早起きして観ていると、部屋の掃除の手を止めて母も一緒に観入っていました。 1話だけ観て、面白いのかな〜と思いつつも、自分だってわけのわからない話でも、絵が綺麗なら観ちゃうので、そのまま2人で観ていると、 「誰が誰のお姉さんなの?」 と、さすがに祥子様と祐巳ちゃんは実の姉妹には見えなかったようです。 「学校のシステムなの」 と答えると 「なるほど」 と、女子高とはそういうものと思っているのか、驚くほどあっさりと納得してくれました。 そうこうしているうちに、話は佳境に差し掛かり、画面の中の二人が、手を取り合ったとたんにくるくると回り(アングルだけ)、周りには薔薇が飛び始め……。 その素晴らしい演出に拍手!と思いましたが、無言のまま見ている母が隣にいるので、はしゃげないのが哀しかったのでした; しかし、思いつめた様子の祥子様に「あなたか好きなの」と言われてしまうと、やっぱりどう見ても百合の世界だわ〜と思うのでした。
百合と薔薇といえば、数日前、新聞を読んでいた父が、「おまえ薔薇族って知ってるか」と聞いてきまして……。 たぶん印刷業に従事しているからだと思うんですが(と思いたい;)、何ごとかと思ったら、廃刊のニュースが出ていたんですね。親切にも読み上げてくれたりしたのでした。本当、びっくりしました。
2004年09月21日(火) |
丸の内のOLも変わるのかしら…? |
毎月1回、給与振込のために某金融機関に行くのですが、ついていたTV番組の情報コーナーで「新丸の内スポット(?)」なる特集をやっていたんです。丸の内に大型書店ができたという、惹かれるコメントが聞えてきて、じーっと見ていると、その店舗には「ブックアドバイザー」 (どうやらシューフィッターみたいなものらしい)がいて、 リポーターの女の人が本を選んでもらっていたのです。
希望は「文字が大きくて、挿絵もあって、恋愛があって……etc、なんですが、そんな本ありますか?」と、次々と上げる条件に、「はい、あります!」と自身たっぷりに微笑む彼女は、いったいどんな本を選ぶんだろうと観ていると、 「これです!」 差し出された本は「ボーイズラブ」……(以下略「BL」) −−−っ!! いいのかそれで!? 自信を持って差出した本が「BL」…
そして、TVの中では「BL」がどんな本か、解説してるわけです。 「今まで専門店(ってどこだ?)でしかなかなか手に入らなかった本が、ここでは、1000冊以上も揃っているんです」 (たしかに壁1面にそれらしき本が…;) しかも、新職業として、華々しく紹介された「知的でいかにも仕事できます」といった女性が選んだ本が「BL」 『本当に良いんですかっ!?』とTVに向かって言いたくなりました。
こういうとき、世の中変わった、と実感するんですが……
でも、もしも私が丸の内のOLだったら、そこでは買わないと思います。 こういうところが、変に見栄っ張りなんですけれどね。 やっぱり、同じ会社の人が出入りするのが明らか本屋で、そんな本を選ぶことは…、できないのでした; (あ、ジュニア小説系なら大丈夫かな。問題は帯なのよね;)
今日の午後は栗剥きで終わってしまいました。今年の栗ご飯は3升作ることになって (自宅で食べるのはせいぜい1升なんですが、おすそ分け分が〜多い;)、 そうすると栗は4kg剥かなくちゃいけないんですよね。目減りしますから(苦笑) 休みの日に家にいて、なおかつ手が空いているときもそうそうないので、珍しく手伝うことにしたんですが、やりなれないことは時間が余計にかかるものですね。 よくTVなどで、製菓担当の職人がせっせと果物の皮剥きをしているのを思い出しました。刀の当たる場所に豆ができないように、バンドエイドとか貼ったりして…。それも、初めはどこが痛くなるか予想できないので、痛くなり始めてからしか貼れない(笑) 生栗の外皮を包丁で剥いて、それから渋皮をせっせと栗剥き専用刀で剥いていくんですが、初めてから2時間半で、ようやく1kg終わりました。 剥いた栗はとりあえず冷凍庫に保存して、食べられるのは10月の予定です;
スーパーに行くと無花果がひっそりと並んでいたりするのですが、我が家の無花果は8月で打ち止めのようです。今生っているのは、どう見てもおいしそうではなく、鳥たちのおやつ用みたいです。 今年は、今まで経験したことのないくらいの豊作で、2日に一回くらい割と大き目のものが獲れたんですよね。雨が降ると、とたんに水っぽくなって、下手をするとカビてしまうので、天候に注意しつつ収穫して、結構食べました。 だから、無花果は夏の果物のイメージがあります。
梨もね、幸水とか豊水とかはお盆のころに出まわっているので、秋なんだろうなと思いつつも、どうしても夏に食べるものというイメージがあります。
ところで、栗って分類は何? 果物でもないし、野菜でもないですよね? 木の実? ……って野菜の分類か? 家庭科でやった食品群の分類って、確か「いも」と「豆」は別分類だったような。木の実はいったいどこへ? やっぱり野菜か…? それとも豆類か…?
2004年09月12日(日) |
『プリンセスチュチュ』 |
日記を読んだ親切な方が、『絶対好きだと思います〜』と貸してくれた、アニメです。 借りてからちょっと寝かせてもらって、週末に26話まとめて観たのですが、すっかりはまりました。 1部(卵の章)と2部(雛の章)に別れていたのですが、特に2部が面白かった。そんな展開で…、そんなラストか! 本当びっくりです。 ストーリーは 「昔々、一人の男が死にました。男が最後に書いた物語は、大カラスを退治する王子の話でしたが、物語は途中で終わってしまったため、カラスと王子は物語から現実の世界に抜け出して戦い、王子は心臓を砕き、カラスを封印しました。 〜止まってしまった物語を進めるために男が選んだのは、1羽のあひる〜」
このアニメのすごいところって、毎回こんなお話ナレーション(各話ごとに違う)から入るのですが、それが岸田今日子さんなんですよ! 初めから、現実感吹き飛ばしてくれます。 懐かしい『世界昔話』を思い出しました。あれって、宮城まりこさんが全キャラの声を一人でやっていたんですよね(『日本昔ばなし』は2人だったのに)。老若男女すべてですよ。語り聞かせのイメージだったんでしょう。観ていて怖かったのに、再放送のときには面白くなってきて、平日朝6時くらいからなのに、必死に起きて観てました(笑)。
チュチュというくらいなので、バレエモチーフのアニメなんですが、本当にメルヘンの世界で、『人魚姫』と『白鳥の湖』を足した話でしょうか? はじめ、どうして主人公のあひるちゃんの声がこんなに可愛くないんだろうと思っていたら、「あひる」だったから……。人魚じゃなくてあひる。この辺『みにくいアヒルの子』? 各話のモチーフには、バレエストーリーが使われていたりして、音楽もほぼバレエ音楽、そしておもむろに踊り出しちゃうあたりが、とってもバレエチック。これって、ダメな人はダメなんだろうなぁと思いながら、私は思いきり楽しんでました。
王子と騎士の関係とか、王子とお姫様の関係とか、騎士とあひるの関係とか…観ていてとっても面白かったです。 プロモーション映像が特に笑えました。 「王子様と幸せになるのは誰? るうちゃん?(姫) ふぁきあ?(騎士) それとも私?(あひる)」 ……どこか間違ってます(笑)
かなり混んでいて、前から3列目でしたが、字幕が下だったので、なんとか堪能できました。読みやすい書体で良かった; たまに、とっても凝った書体使われて、読みにくいことってありますよね。(特に斜体は、やめて欲しい)
牡丹房での小妹(チャンツィイー)はとっても綺麗でした〜。 CMで流れている広がる袖が観たくて行ったようなもので、牡丹房での鼓打ちのシーンは本当に見事としか言い様がありませんでした。これだけでも、観る価値ありだわ〜と思いながら観てました。 荒野の中の一面の花畑は…、ちょっと涙を誘われました。本当に嬉しそうで、楽しそうだから。野の花、なんですよね。 この場所での戦いは飛刀が飛び交って、竹林の戦いは人間業じゃないことが次々と起こるので、観ていてハラハラしっぱなしです。竹が突き刺さりそうになるたびに痛そうで…。だって、人間の串刺しですからね! 怖っ!
そんな戦いのシーンばかりに目をとらわれていたので、肝心の「愛」があまり感じられなかったりして。もちろん、あったんですが、コピーの「とった武器は愛」…そんなシーンはなかったような?(と私は思いました) 劉(アンディ・ラウ)の「本気になるな」という言葉がとっても重いんですよね。2転3転する中で、彼が一番苦しい立場なのは確かでしょう。金(金城武)は、ずーっと美女と一緒な分だけオイシイです。 掟と愛と自由と、小妹の決断が切なかった。
ラストの戦いの風景と新頭目の違和感は、パンフを読むと理由がわかったので、とりあえず、仕方ないのかな、と。些細なことですし。 鼓打ちと竹林の戦いを観るために、もう一度観に行きたいですね。できれば今度はもっと後ろの方で観たい…。
金曜に『ゴーストハント』(漫画)の文庫版を見つけたのですが、とりあえず内容は知ってるし、持ち合わせの都合もあったので、1巻だけを買って帰宅したんですよ。 でも、2巻が出ているのを知っていて、1巻で止められるわけもなく………。 土曜に外出した先の本屋を巡ったら……ない、ない、ない! どうして1巻はあるのに、2巻はないの? 3軒目で聞いたら、「売りきれ」と即答されたので、恐らく私と同じように聞いた人がいたのでしょうね。 こうなると、初めに買った本屋に行けば良いのですが、会社の最寄駅前なので休日にわざわざ行くには非常に虚しい場所なんですよね。 仕方なく、ずーっと昔に買った、同じ漫画家さんの同人誌で我慢してました:(可愛くて、楽しい話ばかりなので、しばらく満足)
ということで、今日ドキドキしながら、文庫コーナーに行ったら、1冊だけ残っていて、ほっとしました。良かった。これで、売りきれてたら、きっとその場で注文してたと思います。 それにしても、KC8巻で100万部ってかなりの売れ行きだったんですね。知らなかった…。
2004年09月03日(金) |
pt900タンザナイト |
昼間たまたま入った卸問屋みたいな店で、14KWGのタンザナイト&ダイヤがいっぱいついたものを見つけたのですが、14Kってサイズの修理が効かないんですよね。大抵の店で断られるから、長く使うにはちょっと。 それにやっぱりデザインがね、購買意欲に火をつけてはくれませんでした。 いや、逆に悩んでいたものを決めるきっかけになりました。
というわけで、夏からすーっと悩んでいたリングを、とうとう買うことにしたのでした。残っていなければ、縁がなかったものとして、諦めもつくだろうと思っていたのですが、縁は繋がっていた様で、ちゃーんと残っていたのでした。 家に帰って、今まで持っていた同じ石と比べると、色も濃くて、デザインも変わっているので、今のところ1番のお気に入りです。
ところで、貴金属を見る時に、金具や裏面を見るのがクセのようになってます。(もちろんそれ以前に、デザインに惹かれないと立ち止まりもしないのですが) 売っていくばくかの金に替えるほどに窮することは、おそらくないと思うのですが、保証書がないこんな品の時は、気になってしまうんですよね。 親切な作りのものだと、メレダイヤの重さまで彫ってあるので、面白いです。 「イヤらしい女だね」と妹に言われましたが、そう言った口が「でも、造幣局のマークとか見ると、ワクワクするよね」と、私より更に上を行くことを言うので、心の中で『似たもの姉妹だ;』と思ったのでした。
週末が涼しかったので、2台出していた扇風機をしまったり、麦茶を沸かすヤカン(3L用)をしまったりと、今年は7月が暑かったから早く秋が来るのかしら〜なんて思っていたんですよね。 まぁ、これが正しい残暑なんでしょう。
友人が勧めていた『DIVE!!』(森絵都:著)を読んだんですが、面白かったです。 1.2.3巻と視点が変わっているんですよね。しかも、同じシーンを違う人の視点で書いてあるのかと思ったら、話はそのまま先に進んでいくのが、初めて出会う構成でした。 4巻は今まで脇役だった人の視点も加わって、色々な角度からオリンピック選考に対するイキゴミ(?)が伝わってきました。
1巻を読んでいる時には知季が好きかなと思っていたんですが、巻を追う事に苦手な方向に…。少女マンガの主人公に見えてきたんですけど。 年上のかっこいい要一と、自然児の飛沫に憧れるヒロイン……。普通に夢を追いかける少年でいいのか(苦笑) 「ダイヤモンドの瞳」っていう表現も新鮮。 「ここにもバカがいる」と言い合ってる、3巻の最後が3人が一番楽しげで好きです。
オリンピックを目指すには、やっぱり並の努力じゃいけないのだと、思いましたね。普通にやってたら、普通にしかなれない。 スポーツって本当に才能以前に根性だと思うんですよね。精神的にも、肉体的にも、根性なかったら絶対続けられないと思います。 だから、私は観戦だけ楽しんでます。
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