『彩雲国〜』3〜6 待つこと10日で、4冊まとめて返却した方いたらしく、ようやく順番が回ってきました。 (そんなに待ち遠しいなら買えば良いだろうというツッコミはなしで) 帰りの電車から延々読み続けてたら、外が明るくなっていました; 本で徹夜したのって久しぶりです。 秀麗や静蘭がトラブルに巻き込まれても、燕青がいてくれるおかげで、安心して読んでいられます。八仙を除けば父が一番優れた人間なんだろうけど、その次くらいなんじゃないかしら? 静蘭が「絶対本人には言わないけど」勝てないって思ってる相手ってのが良いです。 話が重くなってくると、精神的に読むのに疲れてきますが、彩雲国の良いところはその後に必ず救いの明るい描写が入るところです。とっても読みやすい。 何巻かのラストに「稀代の名官吏(秀麗)とそれを支える二人()」と書いてあったので、この先どんな困難があっても最終的には大丈夫! ライトノベルはこうでなくては。
『オタク論』 雑誌に掲載された対談をまとめたもので、中にはちょっとヘコむ内容もありましたが、色々なテーマで話されているのが面白かったです。SFはさすがについていけなかったけれど、アニメは共感できる部分が多かった; 『所轄刑事・麻生龍太郎』柴田よしき 龍太郎が若い; 及川との関係も淡々としていて、ここからどうして「殺す殺される」とかいう不穏な関係になってしまうのか、ちょっと疑問です。でも、龍太郎視点だから。及川視点だとちょっと違うかも。 所轄が舞台なので、事件も地味で龍太郎も黙々と地道な捜査をしています。白バイに憧れてる龍太郎が可愛かったです。
「親バカ」って人情としてどうしようもないと思うので、多少のバカっぷりは笑ってすませられるんですが、バカすぎる例が目の前に現れると、ついつい誰かに言いたい!と思ってしまうわけです。
うちの会社に、ある印刷会社の社長の息子が修行に来ていたんですが、ずっと営業をやっていたところ、いきなり現場に回されたのでどうしたのかと思ったら、辞めることになったからだったんですね。 つまり、辞める前に色々体験させてくださいという社長同士の話があったわけです。 ラスト1ヶ月でCTP(わからない人は調べてくれ)室に行ったのは良いんですが、その息子が親との会話で「今何にもやらずに座って見てるだけ」と言ったのです。 親の社長はそれを聞き、どうしたかと言えば、
うちの社長にクレーム電話かけてきました
30過ぎてて妻子まであった、大の大人の社会人生活に何て横槍を入れるんでしょう。
その電話のおかげで、その日の午後は社長、常務、係長、本人、何故か部長まで加わって、延々事実確認&お説教ですよ; でも、本人はどうしてこんな大事になって、自分が怒られなくちゃいけないのかまったくわかってないんですよね。自分は何も悪くない⇒だから反省しない⇒まったく進歩しない、という悪循環;
何もやってないって、あんた。何も手伝わなかったのかい? モニター覗いて、勉強しようとは思わなかったのかい? 学校じゃないんだからさ、給料もらってるんだからさ〜。
それ以前に、なんでウチの会社に来たのかもわかってなかったんですよね。親に言われたから来た! さすがボンボン。
それにしても、親バカ社長も世間ではリーダーシップもあって、しっかり者だというのに、息子のことになるとダメらしい。 話を聞いて、ついうっかり 「あ〜、だからあの息子が出来上がるわけですね。営業担当替えろって言ってきた、得意先担当者の気持ちがわかりますね」 と言ったら、部長に「それは思ってても言っちゃダメだよ」と窘められてしまいました。反省。
それにしても、ウチの社長は優しいな〜。 「あいつ自分(の親)の会社に戻ったら、社員から総スカンくらうんじゃないか」って心配してお説教してあげるんだもん。残念ながら本人には届かなかったらしいけど。
なんか、この話を聞いたら、奥さん本当に苦労したんだろうなって、改めて思ってしまって。 軽く付き合うにはあっけらかんとしてて、ものごとにこだわらないいい人に見えるんだけど、本当のところはわからないですからね。亡くなったときにも、夫婦のことは夫婦にしかわからないって思ったけれど…。 奥さんとお子さんのご冥福を、心からお祈り申し上げます。
ようやく総合テレビで放送されることになり、十二国と似たような話かな〜と思って、今までDVDにためていたのですが、観始めたら全部一気に観てしまいました。途中撮り逃したところがあってショックです。 でも、文庫があるわ! ということで、早速図書館で検索したら、予約待ち3人中…。他の巻は?と検索してみたら、現在TVは2巻の途中なのですが、本当に運よく2巻だけ借りられました。(その他の巻は貸し出し中)
とりあえず、全部借りてから、買おうか悩もう。それぐらいには好きです。
劉輝があまりにもバカで可愛くて。垂れ下がった耳とか、振り回してる尻尾の幻覚が見えます。こういうキャラどこかで観たと思ったら、『桜欄〜』の環でした。 でも、一番好きなのは静蘭です。顔が良くて、頭が良くて、剣の腕も一流で、しかも性格が悪い。思い切りツボです。 アニメでは性格の悪さはカケラも出ていないんですが、原作だと、随所にこれでもかって出てくるんですよね。なんでなんでしょう?
続きが早く読みたいな〜。
4冊ともです。 『支那そば館の謎』 『ぶぶ漬け伝説の謎』 元どろぼうの寺男の活躍も面白いけれど、ピンポイントで美味しいところを攫っていく住職も捨てがたいです。住職も精進料理の名人ですが、小料理やの旦那の料理も美味しそうです。 …いや、料理の本じゃないんですよ;
『親不孝通りディテクティブ』 『親不孝通りラプソディー』 屋台のテッキと結婚相談所の調査員キュータの話。 誰か、キョータをどうにかして欲しい。私がテッキだったら間違いなく見放してます。腐れ縁って断ち切れないから、もしも続編が出たら、またテッキが苦労することになるかと思うと辛い。
週末はDVDを観て終わってしまいました。最近の週末はほとんどそれで終わってしまうので、これはイカンと予約を4つ減らしました。 『セイントビースト』に萌えないのはどうしてだろうと、疑問に思いながらも観続けています。たぶん、ビジュアルが好みのキャラが、いつも悩んでいるからという結論に達しました。最近、俺様キャラばかり好きになっていたので、うっとうしい話に感じてしまいます。OPのように明るく楽しく魔物退治してくれればいいのに;
今日は妹が「PJ」最終回スペシャルを観にきて、これでやっとHDDから消せます。 PJ歴代の司会者が結構出ていたのに、光ちゃんはどうして出てくれないの? という話から、ついでに、ソロライブDVDとおまけのPVを観てたら、当然のように『獣王星』のOPが観たくなり、 (ライブOPの衣装は絶対アニメの提供をイメージしてると思うんですよね。腕にタトゥーも付けてるし) そんなこんなで、結局最終回まで観てしまいました。すでに何時間?
ところで、『地球へ…』を2週まとめてみたら、衝撃が! シロエが死んでしまった! ソルジャーブルーがまだ生きてた! ガンダムの予告が!
次のガンダム…;今度は大人のパイロットなんだ〜と思って眺めてたら、最後の1人が少年で、それはいいんだけど、あの衣装は何? 00●?
白い服に赤いマフラーしちゃダメでしょう!
で、タイトルが「00」(ダブルオー) …やっぱり「00●」なんだ; 加速装置とかあるのかなぁ。なかったらがっかりだよ。 3人目のあのメガネは女なのかしら? メガネっ子というには大人すぎる、とつぶやいたら、隣で観ていた妹から、「メガネじゃなくて、ツンデレなのよ!」というツッコミが。
次回作もツッコミどころ満載で面白そうです。楽しみだなぁ。 それにしても、SEEDの謎は、結局無視されて終わったことになるんでしょうか。司祭(?)の「彼もSEED持つもの」という意味深なセリフはなかったことになったの? カガリにあって、ラクスにないってことはなさそうだけど、ラクスにSEEDがあったのかもわからないままだった。(私には)DVDとか、設定本とかで書かれているのかしら?TVでやってよ!と言いたい。(それとも気づかなかっただけ?)
何かというと、膝小僧中心のエステコースです。 美容院で読んだ雑誌『LUCi』7月号に載っていた体験記事の、「1回でも効果アリ!」というのに乗せられて、早速昨日予約して行ってきました。 以前某有名エステで測ってもらったときに、平均よりも膝が太いと言われ、ちょっと気にしていたので、これは良いかも!と飛びついてしまったのでした。
表参道駅から2分ということですが、いつもとは反対の方向なので勝手がわからず、ビルを通り過ぎて結局電話を掛ける羽目に…。(あぁ、表参道ヒルズってこんなところにあったのね。ここは敷居が高くて一人では入れないわ;) 入口はちょっと高級エステ風でしたが、内装は普通で場違い感がなくてほっとしました。サイトで調べたら、他のメニューは高すぎてとても通えたものではありません; サイズを測って、揉み解してもらい、測りなおすと4〜6mm減っていました。 確かに1回でも効果ありです。
しかし、はっと我に返りました。 この後ちょっと歩いてむくめば、すぐに戻るんだろうなぁ…。最初のカウンセリングのときにも、以前と同じことを言われたし。つまり、痩せる(というより引き締めたい)には日常生活、食事、運動の3拍子が必要なわけです。 去年は社員旅行という目標があったので、なんとか3kg落とせたけれど、今年はどうだろう…。 (旅行に行くと食べまくって太るので、その前に少しでも落としておきたかったわけです)
会社の子と制服がきつくなった話をしていて、「会社に入って最も軽かった時から7kgも増えちゃった」と、言ったとたんに自分で愕然としましたよ; それでも同じサイズの制服を何とか着てるってことは、満遍なく一回り大きくなったってことなんでしょう(苦笑)
夏までにもうちょっとどうにかしたいです。このままでは買ったパンツが履けなくなってしまいます。いや、パンツそのものが履けなくなります。 地道にコツコツ。とにかく、夜の間食だけはやめよう。
2007年06月07日(木) |
『ノー・マンズ・ランド NO MAN’S LAND』 |
ボスニアとセビリアの戦争ものです。重かったです。 防空壕に閉じ込められた敵同士が、かつてユーゴという一つの国だったときのサッカー話や、好きなミュージシャンの話では一つになれるのに、どうしてこんなことになってしまったのか…。 そこに助けに来た国連兵の女が、また化粧ばっちりの小奇麗な格好で、ボロボロの2国の兵士との対比がものすごい。もちろん他人事感覚を付かれて非難されます。当たり前です。
ラストで一人の兵士の祖母の言葉が出てきまして、信心深い彼女は卒業して世間に出る孫に向かって、 「お前を苛める奴がいたら、その人を哀れみなさい」 という言葉を贈りました。 哀れみ、とはまた上段な言い方です。さすがキリスト教。
昔会社にいじめっ子といじめられっ子がいまして、傍から見ていてどっちもどっちだったんですが、いじめられっ子がまさにこの祖母のように、いじめっ子を哀れんでいたんですよね。 …その考え方がいじめの原因の一端でもあるんだけど。本人はわかっていたのか、いないのか;
憎しみを消すにはどうしたらいいのか。 本当に重い話でした。
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