好きな人の好きな本でも合わないこともあるんだということを学びました。
『往復書簡』湊かなえ 手紙のやりとりで事件の真相が紐解かれてゆく、という中編集です。 「十年後の卒業文集」 「二十年後の宿題」 「十五年後の補習」の三話が収録されてますが、ひとつの事件が立場や視点で、まったく違う出来事に映るのが面白かったです。特に二十年後の宿題が…先生ってやっぱり大変; そして読み終わると、手紙を書きたくなります。でも、私は字が下手だから、今となってはせいぜいがメールですね(苦笑)
『若様組まいる!!』畠中恵 若様達が警官なるべく悪戦苦闘する話。園山が可愛くて可愛くて大好きです。若様組の頭である長瀬が、結構色々考えていたのが意外でした。ミナは『アイスクリン強し』よりも、さらに最強度がアップしてて園山との関係を考えると楽しかったです。福田は油断すると爆弾発言(行動)をするので、最後まで気が抜けませんでした。
『少年になり、本を買うのだ−桜庭一樹読書日記−』 著者がどんな本を読んでいるか気になったので、読んでみました。作家の日常エッセイとしては、わりと淡々とした感じがしました。
……で、下の2冊は桜庭さんお気に入り書から読んでみたのですが;
『小指の先の天使』神林長平 SFが苦手なことを、ひしひしと感じました。どうしてだろう? イメージする力が乏しいからかな? 一番初めの、恋人たちの話は切なかった。宇宙からの影響で、人同士が触れ合うと死んでしまうという話です。後半の話は、たぶんそれ以後の同じ世界の話で、観念的だから難しく感じたのかな?
『エレンディラ』ガルシア・マルケス 最後に載っている表題作は面白かった!エレンディラと祖母の関係がなんとも言えません。 しかしそこにたどり着くまでが遠かった…、車中にて、10頁読んでは眠り、5頁読んでは眠り…カメのごとく時間をかけて読みました。
整体に行ってから、珍しく頑張って身体の歪みを治そうと、先生に言われたことを守ってます。 といっても、「1日1分壁に背をつけて立つ」と「水を飲む」だけなんですけど; あ、「椅子に深く座って背もたれに背を付ける」ってのもあった。
電車で寝ちゃうのは改善しようがないしね; そして、最近の日課でダメなのは、風呂上りにマッサージチェアに横になって、寝覚ましをかけてるにも関わらず、4時半まで寝ちゃうことでしょうか…。 なんで??→止めてるからです。 止めた記憶ありますから; もうちょっと…と思って、再始動させてそのまま寝ちゃうという…まったくダメな人間です。 お肌のサイクルには良いのか?と思いつつも、せっかく日常で姿勢を治そうとしてても、布団で寝なくちゃ意味ないだろう!
マッサージを諦めて、ストレッチにすればいいんだな! ということで、健康診断まで2週間ほどになったので、健康体&減量に励まなくては。
今年は6日に休みを取ったので、6連休だったというのに、あっというまに過ぎ去ってしまい、予定していたことがほとんどできませんでした。 DVDは接続確認しただけで満足しちゃってるし、借りてきた本も読んでいない…。
おかしいな〜
ということで、スタドラはまだ手つかずで、4月スタートアニメもまったく観ていないという…。毎日何をしているんだろう私??? 4日以降は買ってきた本を繰り返し読んでいたってことなんだけど。あと、転寝して、さらに寝直したら、午前中まるまる過ぎてしまった…とかね。 休みの日にも目覚まし(携帯)は必要だと思います。その時間に起きないまでも、セットしておくと、とりあえずは起きますからね。寝室に時計がないので、携帯を枕元に置いておかないと本当に午前中をボウに振ってしまうのです。
昨年末に兄が危篤状態に陥って、何度検査しても原因不明だったのですが、その原因がわかったと、今ごろになって病院が言って来ました。
「骨折してました」
……骨折を5カ月近くも放置ってことかい!! なぜわかったかと言えば、年に一回の治療方針面談のために、以前骨折した大腿部のレントゲンを撮ったら、反対側の骨が折れてた、という……。 なんというか…もう…言葉もありません。 前の骨折も病院内で起きて、「最近立たなくなった」のがおかしいからと、レントゲン撮って発覚したのに、なんで今回それを疑わなかったのか。 最近座らなくなったのは、具合が悪くなったからだと思われていて、実は痛くて座れなかったことが5カ月も経ってからわかられて、今度は座るどころか寝返り打つこともできなくなりそうで…(現状できてない) 血液検査でどこかで炎症が起きているってわかったって、そりゃあ、内科でいくら検査したってわかるはずないよ! 「専門外を診てすぐわかる医者はこんな病院には務めていない」って父は達観してるけど、一応国立なんだけどな〜。 時間が経ちすぎたので、結局現状のまま痛みの範囲でリハビリを続けるしかないって言われたって、その「痛みの範囲」を訴えることができないんですけど……。 言葉で伝えられないんだから、もっとちゃんと調べて欲しかったと思いつつ、家族も気づかなかったわけだから……うーんうーん。
気づいてあげられなくてごめんよ兄ちゃん。
2011年05月01日(日) |
『名探偵コナン 沈黙の15分(クオーター)』 |
今回は推理を楽しむのではなくて、コナンくんのボードアクションを楽しむ話です。 平次も、キッド様も、黒の組織も出てこないので、話は少し地味でした。都知事脅迫のときに警視庁の面々は登場しますが、すぐに舞台は東京から白銀の世界へと移行してしまうので、少し残念でした。 あとは毛利探偵の出番が少なかったかな。 とにかくコナンくん大活躍の話でした(笑) 『瞳の中の暗殺者』のときも、アトラクションをボードで渡りまくってましたが、今回はスケートボードだけではなく、スノボー仕様が追加されて、林の中や雪山を滑りまくるスピード感が本当に素晴らしかった。 現実的に観てしまえば、ムリムリムリムリとか思っちゃうんですが、映画なんですから!アニメなんですから!ということで、そのシーンだけで見応えがあってとても楽しかったです。
〜〜ネタばれ多々あり〜〜
今回もつっこみどころは満載で、コナンの映画はそこも楽しいところの一つです(笑)
地下鉄が首都高に乗り上げるほどの大惨事でも、死者なしのあっぱれなコナンくんの活躍! 警視庁の発表で「工藤新一」はNGなのに、「江戸川コナン」は連呼して良いの!? 8年間も意識が戻らず寝た切りだった子が、いきなり外に出たり走ったりしちゃダメでしょう! ボード二人乗りにも関わらず、探偵団の危機にアクセルを踏み込む哀ちゃんがカッコいい。 手帳に挟んであったの新聞記事(強盗事件&ひき逃げ事件)に、白地があるってことは、あえて両面コピーなの!? 幼馴染カップルのメロドラマは大人鑑賞者向けでしょうか(笑)「戻ってくるまで何年でも待ってる」って…故意じゃないんだから、事情聴取で終わりじゃないの?殺意の有無はコナンくんが否定してるし。 ラストの「15分」のシーンはちょっとうるっときました。
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