くるくるくろりくくろにくる
いんでっくす|ふるいの|あたらしいの
と言ってもだな、その瞬間は所謂、0コンマ00000000秒とかの世界ではなく、実にアナログにゆっくりと悠長にシミジミ、うんこらしょ、どっこらしょ、「やれ、ばあさん、もう一息じゃのぉ〜(←常田富士夫氏の声でお願いします)」な感じで、「えー、マジでー、やばいよー、それってー、シュンカンじゃないじゃーん!おかしくね?(←JRの中でアイラインを引いている女子高生風でお願いします)」 なんてツッコミも有りましょうが、でもねぇ…瞬間なんだよなぁ。
夜間診療が売り、オイラのかかり付け歯科医。 その日午後9時の診察の為夜風に吹かれて歩いていたと思いねぇ! 途中に在る桜並木の歩道。 一本の細枝が低く下がって揺れておりました。 細っこい先っぽに、何やら突起が… 近付き、よーーーーーく見るとだなぁ、5センチ程の透明で濡れた膜のようなものが街灯の明りでキラキラ。 『あら?何かしら?』
脱皮したてのセミ。
抜け殻、もしくは死んで転がっている奴は良く見かけたが、今正に、背中を割って出てきたばかりのニューフェエイスは初めてだ。 未だ透明で柔らかそうな羽に、少しずつ張りが表れて、一人前に近付いていく。 頑張れって、応援したくなるね。
でも、来週末にはもういないんだよね、君は…
2004年07月21日(水) |
最近の月刊誌は体力増強を目的としているのか? |
タイトルで言いたいことの99%を表現しちまったぃ。 ま、そんなわけです。←あ、手抜き。
近頃のお子様はゲームだマンガだアニメだインターネットだ(あ、耳が痛い)と引篭もってばかりで身体を使わない。おかげで、体力は落ちてるし、体格も貧弱になっているとかなんとか。
それを憂いているのかいないのか、角川&スクエアーエニックス。
近頃の少年漫画の傾向を探るべく(いやいや、結してハガレンやらケロロ軍曹が読みたかった訳では無く…←墓穴?)月刊誌を友人と一冊づつ購入して読み終わったらとりかえっこしようと約束したまでは良かったが、馬鹿みたいに重いぜこの野郎〜!のコミックエースとコミックガンガン。 昔抱いていた月刊誌のイメージの軽く倍の厚さだぜ。 「わーーー!たくさん読めてお得〜!!」とは1mm足りとも思わず、 「いやいやいや、おかしいって、この厚み」と中々に正常な成人の思考で判断。 持って帰るのも一苦労だったが、読むのが又一苦労。 寝ながら読むのがマンガ雑誌の醍醐味の筈なのに、上腕がプルプルで読み続けられませんって。
だから、おかしいって、あの厚みは。
小中学生どもの腕力増強を目的としているのか?
あ、ちなみに枕にするにも高すぎッス。
500億年ぐらいまえにチケットぴあに電話をした事があったようななかったような…
久方ぶりにと言うか、ポール・マッカートニー(成田でとっつかまっちゃいましたの時ね)依頼、初めて積極的にコンサートに行こうと思い立った不思議はこの際省きますが、ともかく、イーグルスに行きたくなっちゃったわけで。
朝も9時前からドッキドキ。
リダイヤルボタンの確認(家電は買い換えてからあまり使ってないので、操作ボタンの位置も今ひとつ不明瞭だったわけさ)したり、時報ぴったりに腕時計合わせたり。
まぁ想像通り、発売開始から何万回「只今、大変混み合ってかかり難くなっております。暫らく経ってからおかけ直しください」を聞いた事やら。 又そのアナウンスに「だから!暫らく経ってからだと無くなっちまうんだよぉ!」と一々心の中で応えるオイラの律儀さったら。
で、5分ぐらいしてから、あ、左手で携帯からもかければ確立2倍じゃないですか?って気が付いたわけっすわ。 さっそく実行。 もう、右脳・左脳のトレーニングのよう。
右手の操作はオンフックボタン(繋ぐ)→リダイヤルボタン→混み合って懸かりませ ん確認→オンフックボタン(切る)→オンフックボタン(繋ぐ)〜以下繰り返し
左手はリダイヤルボタン→通話ボタン→混み合って懸かりません確認→切るボタン→リダイヤルボタン〜以下繰り返し
そのうちどんどん集中してくると、マシンのように左右の手が動き出して、速い速い。
で、あんまりリダイヤルに集中するあまり、発売から17分後、奇跡的に繋がったのにも係わらず、機械的に切るのボタンを押してしまい、切腹しそうでした。 いやいや、ガンバレ、死んでも報われんぞ!の根性でその5分後にもう一度繋げてみまして、ヤレヤレ。
あああああああチケット取るのって大変なのね。 今迄、オイラの分を買ってくれてた人々に多謝多謝。
向かい側の席のOLさんが、昨日Windows95(今時ねぇ)からXPにマシンを替えてもらっていた。
アイコンが気に入らねーとか、エクスプローラーが何処にあるか判んねーとか、色々ミクロな愚痴をこぼし、あんまりうるさいので、「いいじゃん速くなったんでしょ?」って聞いたら、「すごく速くて、今迄慣れていた仕事のリズムが逆に狂いそう」とのたまった。
典型的なアナログ派(生活・思考・言動)のOLなんで、本当にこいつオイラより年若い(確か7歳ぐらい)のか疑いたくなる。
OLさんの初歩、住所録をエクセルで作って封筒印刷、なんて技は絶対に使わない。(使えないのか?怖くて聞いた事がないぞ) 名刺ホルダー+手書きの住所録を見ながら、毎日毎日伝票の送り先を手で書いている。
彼女を見ていると、本当はPCなんか使って事務仕事したくないんだろうなぁと思う。もう30年早く生まれて来てればねぇ、きっと君の大好きな事務員さんの時代を謳歌出来たのに。
いとあはれ
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