くるくるくろりくくろにくる
いんでっくす|ふるいの|あたらしいの


2005年11月21日(月) 面白いほどに別人

週末からひどい風邪である。いや、今回のはここ数年のなかでも相当ひどい。唾液も通らない程激しく腫れ上がった咽喉の痛みに、満足に睡眠もとれないなんて、布団を本命枕を愛人と公言しているオイラらしくもない弱り様だ。
発作的に出てくる重い咳で胸元が熱く痛いし、呼吸が苦しいってのも初めての感じかも。
今では鼻の奥まで腫れてきたから、ますます呼吸困難。しかも無自覚に鼻水垂れっぱなし。
あんまり声が違うんで面白いからボイスレコーダーに録音する。鼻詰まりも手伝って相当にアホっぽい。
30分ぐらい遊んだのちに、己の年令を思い出し、冷えていく空気の中でそっとデータ消去のボタンを押す。誰か電話をくれれば笑わせてあげられたのになぁ…


2005年11月10日(木) イメージはフランス映画的アプローチの政府陰謀物

急に冷え始めた夜。
ちょと一杯引っ掛けて、あえて電車には乗らずに一駅歩く。
少し風が吹いてきた。
星が瞬きだす。
空気がキンキン尖ってくるのがほろ酔いの頬に心地よい。

住宅地の中、それほど広くは無い駐車場。
ちょうど、駐車場と道路を隔てる50�僂曚匹旅發気離灰鵐�リート塀の上に、街灯が丸く灯りを落としている。

その上に置かれた何かが、夜風に揺れているのが目に留まる。

『何だろう』

くろりくは近づく。

『本?』

形状は紛れも無く本。

立ち止まり眺める。

『JOHN GRISHAM BROKER?何故道端にpaperbackが?』

落ちているのがグリシャムなのだ。
何かの陰謀かもしれない。
CIAか?

くろりくは携帯のカメラで素早く証拠を収め、足早にその場を立ち去る。

50mほど離れてから一度だけ振り返ってみた。

あたりは相変わらず誰もいない。
ただ風だけが、グリシャムのページを悪戯に捲って見ているだけだった。









くろりく |MAIL

My追加