つばさの口元は腫瘍がポロリと落ちて以来、美しい状態を保っている。 前回の診察時に獣医さんに「また大きくなる可能性があるので薬は塗り続けてくだ さい」といわれて塗っていた。しかし、母の入院でつばさの世話を娘にお願いする事になったら、どうも薬塗りを忘れていたようだ。
10日間不在の不在でつばさは本来の飼い主(?)をすっかり忘れたようで 餌をあげようとすると、噛み付いたりして扱いにくい子に変ったいた。 そんな状態で前から嫌がっていた薬塗りをやる勇気はなく、アガリスク入りの サプリメントだけ大好きなスナックに振りかけていた。
それでもダイエットがきいたのか、全然腫瘍らしきものが口元にできないので ほっとしている。お腹の皮脂腺をおしても皮脂が出ないし、肥満の時に貯めこんだ 脂肪を燃焼しきったようだ。
やせて健康になったのはうれしいが、気が荒くなったようで昔のおっとりした 時代のつばさが懐かしい気もする。(ーー;)
昨日ケージを掃除して、お布団代わりにわたを入れた時はいつもと違って 全然家に運んでベッドメーキングをする様子がなかった。わたは入れた時の ままにほおって置かれていて、明日は暖いとつばさが教えているのかなと 思っていたら、とんでもなく予想が大はずれで、今日はまれに見る悪天候。
朝、トイレの砂をかえる時につばさの家を見たら、しっかりわたを家にいれて 入り口までわたで塞いで寒さ対策をしていた。昨日のあの態度はなんだったんだ ろう。つばさは天気予報の能力はないようだ。
しかし、ダイエットが成功したせいかとっても活発になってケージの金網(?) をよじ登って2階に上がれるようになった。それととっても敏感になってケージの 近くに寄ると何かくれコールをして食べ物をねだるようになった。
最近は一日にペレット6粒とおやつに野菜。一日おきに好物の煮干。 常にお腹が空いている状態らしい。」かわいそうだが腫瘍を再発させないために も心を鬼にして余分にあげない。そのせいかやたら噛まれる。(>_<)
今日は薄く切って皮をむいてりんごをあげたら、全部食べてしまった。 残りを飼い主が食べたらやっぱり美味しかった。最近娘が講談社の「食べては いけない」で農薬の怖さを読んだばかりでつばさにも残留農薬をあげないよう にというので皮をむいたが、過保護のような気がするが・・・・。
今日つばさを遊ばせている時に、2回も噛まれてしまった。多分飼い主の10日 にわたる不在で、飼い主の匂いをわすれてしまい確かめるためにちょっと軽く噛んだだけだが、すごく寂しい思いがした。(-_-;)。
しかも不在中の面倒見が良かったと見えて、体重が減りいっそうハンサムになり さらに身のこなしも軽やかになっている。衣装ケースの別荘でも元気に動き回り 以前とは別ハムのようだ。喜ばしい事だが、自分が関わっていないのでせつない ものがある。飼い主のセンチメンタリズムに関係なく元気なのでまあいいか。
と別荘を見たら脱走に成功していた。慌ててケージに戻してセーフ。油断も すきもなくなっている。それにしても、またブロッコリーをトイレに持ち込んで 食べようとしている。今回は上手くいかずあきらめたようだ。
1日にペレット6粒をきれいに食べ終わっている。ペレットと野菜しかあげない ので最近は食べないと後がないので方針をかえたようだ。人間もハムも美食は厳禁 なのがよくわかった感じ。
11日に青森の母が骨折したのでつばさを娘にお願いして実家に帰っていた。 青森にいる間もつばさの事が気がかりだったが、10ぶりのつばさは娘達の世話 が良かったのか、再会を喜ぶでもなくあっけらかんとしていて拍子抜け。(-_-)
犬や猫と違って飼い主でも「去る人は日々に疎し」で忘れてしまうのかなと少し 寂しい感情もおきてしまった。もっともしばしの別れを悲しまれても困るしね。
ケージの中にあるお菓子のおうちから顔をだして寝ている様子を久しぶりに見て やっぱり可愛い!ダイエットも順調だったようで健康そうでスリムのまま。
トイレの砂を替えようとしたら、もそもそとおき出してケージから出してコール をしたので、そっと手に乗せて再会のおしるしに大好きな煮干をひとつプレゼント したら、ちょっと口に入れてポイとした。それはないでしょつばさ、忘れたの。
気を取り直して少し遊んであげてから、食べ残しをもう一度あげたらさっきの 事を忘れたようにきっちり食べてひと安心。愛より食欲かな^_^;。
朝餌入れを見たら「おや、ペレットがない!」こんなことはめったにないのに 昨日に続いて2日目だ。乾燥コーンとか乾燥野菜を一緒にあげるのを止めたので つばさもこれはペレットしかもらえない事を学習したのかもしれない。
お風呂の砂お替えて、ボトルの水をケージにセットした頃に眠そうな細い目 で家から出てきたので、お変わりのペレットを4粒入れたあげた。と信じられ ないことに、つばさはペレット4粒をほお袋に全部しまってしまった。(@_@)
これってつばさの生きるためのサバイバル?いままでは最後までペレットを 残していたので、それを捨てて新しくあげていたのにね。賢いというのか、飼い 主が甘やかしていたのか。99パーセント後者だ。(ーー;)
ペレットをきちんと食べることは3週間で目標の3gのダイエットが可能と いうことだ。今度の検診日には、前回と違ってつばさが標準体重を達成すれば 厳しい先生が飼い主の努力をねぎらってくれるかも知れない。よろしく頼むね。
昨日つばさの体重が幾分だが増えていたので今日はもうおやつはなし。野菜 とペレットで3週間後の検診で3g減の52gを目標にダイエット再開した。
昨日の夜に、娘が孤独な高齢者は寂しいから、ついペットに餌を与えすぎて ペットの健康を損ねることが多いみたいだ、といったので、自分もその傾向が あることを反省。好きなおやつを食べるしぐさが可愛いので、甘やかし過ぎた。
今日は心を鬼にして、ペレットと少しのニンジン、ほうれん草をあげた。 ほうれん草はつばさは今日がはじめて。すぐに食べたので大丈夫そうだ。 おんなじ青菜でも青梗菜と菜花は嫌いなようで、やっぱり味がわかるのかな。
今日はつばさの検診日。獣医さんに呼ばれて診察室で恒例の体重を量ったら 55グラムだった。「先生にダイエットが停滞していますね」といわれてしまった。重ねて、「腫瘍の手術をがんばったから、甘やかしたかな」図星だ。
先生から基本的にペレットで栄養分は大丈夫なので、おやつは程々にとのア ドバイスをもらった。煮干は高カロリーなので、小さい物を1日おきでいいとの事。知らなかった。(+_+)毎日好きなので一匹はあげていた。
先生はおもむろにつばさをひっくり返して、お腹にある皮脂腺をつまんた。 「見てください。脂肪が出てきます。」本当につばさのお腹からチューブで絞っ たようににょろにょろと黄色いものが出ていた。(@_@)
今までお腹を触るのを嫌がったため、ここはある意味つばさの聖域だった。 先生の扱いがいいのか、泣きもせずにおとなしくしてされるがまま。さすがプロ。 時々押して余分な脂肪をださないと腫瘍の原因になるそうだ。
人間でもハムでも食事管理が健康の基本だ。家に帰って余分なおやつは早速 ゴミ箱行き。今日から心を鬼にして、ペレットとほんの少しの野菜でつばさの 健康を守ろう。嫌がられても、腫瘍予防のために薬も塗ろう。
自分の病院の帰りにわざわざ東急ハンズに寄ってつばさのために果物のおやつ と天然栽培のわらを購入した。つばさが花瓶にアクセントで巻いてある縄をいたく 気に入って、カリカリと気持ちよさそうにかじっていたのでこれはきっと喜ぶと 確信して家に帰った。
夜の遊んであげる時間にそっと細かいあられ状態の果物のおやつを上げたら これは食べてくれた。ダイエット中なので2粒だけで我慢。期待の高い稲わら ロングスティックをあげたら、あらら最初ちょっと匂いをかいで、それから後 はちょっとかじってそれでおしまい。
「それはないでしょつばさ、折角東京から千葉県までお前の喜ぶ顔を思い浮か べながら、ラッシュを耐えて持ってきたんだぞ。」といってみてもわれ関せず。 期待が高かっただけに本当にがっかり。お土産の空振りが多い。(+_+)
ペット売り場に行くたびに、目新しいハム用食品とかおもちゃに引かれる。 パッケージも可愛いし、値段も手ごろなのでつい買ってしまいがちだ。 ペットのためといいながら、飼い主が勝手に喜んでいるふしがあるのでつばさは 迷惑かな。たまにつばさのお気にいりになるものもあるから、まあいいか。
朝つばさのトイレの砂を替えて戻す時に、気がついたようで戦闘態勢のように もうダッシュ。おまけにめったに泣くはずがないハムなのにキーキー泣く。 なんだこれは、わたしはお前の敵じゃないよつばさ。
ビックリしてケージの扉を閉めて観察したら、おもむろに昨日いれておいた ミカンを食べはじめた。なんなのつばさ。これって老化のせいなの?おちついた のをみてそっと手に乗せてケージの外に出した。
落ち着いたのかいつもの可愛いつばさにもどっていたので愛をこめてマッサー ジをしてあげてケージに返した。腫瘍が治ってほっとしたあたりからなんとなく 性格が少しばかり粗くなった気がする。
餌はペレット、乾燥野菜、とうもろこし、ニンジン、ブロッコリー、ミカン。
スーパーで春の訪れを告げるように菜花を売っていたので、つばさにも春の 雰囲気を味わってもらおうと、喜んで食べることを期待してにケージに入れた。 念のために好きなブロッコリーも買ったが、こちらは結果を見てからと思いあげ ないでおいた。
朝にケージの簡単掃除の時にみたら、ほとんど菜花は食べていなかった。同じ 青菜なのにどこが違うのつばさ。自分ではおかゆに入れて食べたが癖がなくて 美味しかった。人間とハムとは味覚の仕組みが違う?
それで昨日買っておいたブロッコリーをあげたら、がさがさごそ家から出てきて 飛びつくように食べはじめた。がっくり。ハムには季節感なんか関係ないと実感。それから小松菜のスプラウトも嫌いなようだ。最近栄養価が高いことで注目されているのに、ぜんぜん関係ないみたい。説得できないのが悲しい?あきらめないで 他の野菜をあげないで目的のスプラウト等をあげ続けたら新しい味に馴れるかな。
そこまで根性がないので、いつもあっさり引き下がっている。それなりに青菜 は食べているし。ともかく腫瘍もきれいになり、毛並みもきれいだし食欲も変化 なし。このまま腫瘍が再発しませんように。
朝いつものようにトイレの砂と給水ボトルの水を替えてあげて、ふと餌いれ に目を移すと餌が全然ない。そういえば昨日は風邪気味で夜取りえず少し休もう と思って朝まで起きれなかった。餌をあげれなかったわけで「ごめん、つばさ」
罪悪感もあったので、お詫びの気持ちをこめて禁断のヒマワリの種を2粒あげ ようとつばさの家に差し出すとさすが匂いに敏感なハム。ごそごそと家から出て 来たのでそっと持ち上げて手に乗せた。2粒のヒマワリの種はしっかりほお袋に 保管したので、「もうないよ」といいながら口もとを見たら、あらら腫瘍の糸で 縛った先が消えてきれいな口元になっていた。
さすが獣医さん。いままでは薬を塗っていたのに、腫瘍が大きくなりついには 手術。先生が「糸で縛って壊死させてきれいになります」という言葉にも半信 半疑だったのに勝手なもので、今度は大信頼の気持ちになっている。
折角きれいになったのでこれを維持したいと思った。今までのいい加減気味だった薬塗りを反省して、今度はつばさの腫瘍を完全にやっつける心意気でやるぞ。 早速、手綿棒を避けようとするつばさに問答無用ときっちり薬をぬってやる。 もちろん後でお約束のアガリスクまぶしのヨーグリト味のスナックをあげた。
先生は腫瘍はまた再発する可能性があるといったが、このきれいな顔が続く様 に食事と手当てをキチンとやり、腫瘍ができる間隔をのばせたらと思っている。
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