ジョージ・エルスの日記...ジョージ・エルス

 

 

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ラマダン�� - 2003年11月18日(火)

イスラム国家であるこの国マレーシア。

宗教上、禁酒等、何かと制限の多い日常生活送って
いるせいか、食事を最も重要視してるマレー人達だ
が、この時期だけは別だ。

今月はじめから、ラマダン(断食月:日の出から日
没まで一切水、食べ物を口にできない。)に入って
いる。

普段なら一日5〜6回食事をするマレー人達も、こ
の時期、日中は一切食べない。そして一様に日中、
元気がない。

国民の60%がマレー人であるゆえ、この国全体の
生産性に深刻な影響を及ぼしてるに違いない。

それでもあえて、宗教を重んじるところに、人間の
尊厳を抱いてしまう。なかなか立派な姿勢だとは思
うが。




僕の務める工場のオフィスには4人のローカル従業
員が働いている。


そのうち2人がイスラム教徒のマレー人、ムハマド
とシャミーラ。


残りの2人は中国人で仏教徒のジャネットとポルト
ガルとマレーの混血であるカトリック教徒のマリア。

いつもは全員、食器棚の上に置かれたお菓子をたて
つづけに食べ間食してるが、この時期だけは別。

ムハマドとシャミーラは一切 手をつけない。

しかし、イスラム教徒ではないジャネットとマリア
はいつもと変わらず、ひっきりなしに間食してる。



そして僕は、イスラム教とは全く関係ないはずなの
に、”遠慮”というささやかな日本的良心ゆえに、
マレー人ほどでないにしろ、日中、空腹と戦わざる
をえないのだった。











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