ディリー?闇鍋アラカルト
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2003年04月24日(木) |
100%植物性という欺瞞 |
最近お掃除しているお店のコンパニオンが「アトピーだ」と言うので、「シャンプーは何を使っているの?」と聞いたら、「カネボウナイーブ」という返事が返ってきた。 そこで、カネボウナイーブで調べてみたら、100%植物性原料という触れ込みで、結構人気も有るらしい。 WAYS SHOPというサイトでは人気のあるシャンプーアンケート上位の2位がナイーブという事だった。 http://www.ways.co.jp/column/skincare/shampoo.htm このアンケートの5位までは、因みに 1.メリット 2.ナイーブ 3.植物物語 4.サラ 5.マシェリ このアンケートの記事では成分についても書いてあるので、一読を勧めたい。 このベスト5はしかし・・・揃いも揃って・・・・トホホホホ・・・ 人体に有害なので、配合する時には成分表示が義務付けられている表示指定成分のオンパレード! 原料が植物性である事は、それだけの意味しかない。その原料から化学合成物質は簡単に作れるのだから・・・ 天然のナチュラルモイスチャーファクターを配合したら同時に防腐剤が必要になる可能性も大きい。 メーカーはそれを承知で、そんな製品を作り、「植物性の原料100%」などと宣伝しているのだ。 植物性であれば肌にやさしいとか有害ではないという事はない。 消費者の無知に付け込む商売! それは作られたイメージ商売に過ぎない。 しかし、それらが人気のベストであるとするなら、この国の文化の程度の低さ・メーカーによる洗脳の徹底・厚生労働省の健康に対する認識の低さ・・・などがそういう事象に表われていると言えよう。 厚生労働省はアトピーに対して真剣に取り組む気があるのだろうか?
トホホの世界とは現代の人間の世界の事だ。 最近は不景気のせいで、豊かな世の中だとは言われなくなって来たが、豊かだと言われていた時代にしたって、豊かだとは思っていなかった。 沢山の商品に溢れている世界だとは思っていたけれど、それらの商品の内容は果たして豊かだったのだろうか? スーパーに行ってみれば沢山の商品がある。 沢山の化粧品が並んでいる。その化粧品を手にとって、品質表示を見るなら、有害物質のオンパレード!それを肌を生き生きさせるなどと言って売っているのだ。 沢山の石鹸やシャンプー。その成分表示を見るなら、エディト酸塩・パラベン・合成香料・・・石鹸という名がついていながら合成洗剤も多い。 僕自身は乾燥肌にはならなかった人なので合成洗剤の有害さを過小評価していたと思う。僕が石けんを手作りするようになって、それを多くの人に伝えたら、乾燥肌・アトピー・手荒れが改善された人が何人もいた・・・という事は、市販の洗剤がいかに有害なものが多いのかという一つの証と言えよう。 僕自身もトホホのひどさを過小評価していたんだ。 それらの商品は一流大学?を卒業した一流企業?によって作られている。 では、一流大学で何を学んだというのか!人々の皮膚を荒らすのが一流企業の仕事なのか! それらを管理する厚生省にしても、一流?大学で学んだはずの人たちが沢山仕事をしているはずなのに、人々の肌も健康も守れていないじゃないか! 一流?企業や上級国家公務員に所属している事は何の自慢にもならない。 実際に人々の健康を守れてこそ胸を張れるのじゃないのか。 商品も企業も経済も官庁も政治も教育も・・・トホホの世界! しなくちゃならない事が沢山!!!! 生き甲斐だらけだよ!
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