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| 2004年07月12日(月) | 冒険者たち |
このサイトの主宰者である僕は元々は生物学者の卵だった。
いろんな生物に興味を持ったが、特に興味を持ったのは特殊化した生物だった。
植物で言うなら、寒冷地に生育する高山植物・乾燥地帯に適応した多肉植物・虫を捕らえて栄養とする食虫植物などだ。
こうした植物は生き方が特殊なだけでなく形も特殊だ。
高山植物は背が低く特に高山に適応したものは地面に張り付くような姿をしているものが多い。
日本の高山植物はクッション状のものが多いけれど、ヒマラヤの5000ｍで見たものはまるで岩のようだった！僕はそんな姿に感動するのだ。
ところで、そんな特殊化した生き物たちは、特殊でない場所では他の生き物たちに負けてしまう弱い存在でもある。弱い存在であるからこそ自分が生きられる所を探さざるを得なかった。厳しい環境にも挑まざるを得なかった。冒険せざるを得なかったとも言えるだろう。
所で、人間についても考えてみる。
エジソンは学校で劣等性だった。だから学校をやめて独自の道を歩まざるを得なかった。
エジソンほどの優秀な人なら学校でも優等生に成れるのではなく、学校ではやって行けない存在だったからこそ、他の人が歩まない道を行き､前人未到の地で開花したのだと思う。
