Turn, Turn, Turn
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なんか今月はいろんな業界に顔を出すことがあって、例えばソフトウェア産業の会社とか不動産の会社に訪問して話を聞く機会があったんだけど、SEやってみたい、家づくり手がけてみたいとか浮気してしまうね。友人にもバリバリの大手の情報サービス会社で頑張ってるのがいるけど、話聴いたりして。当たり前だけど、どんな仕事も面白そうでかっこいい。こういう勉強ができるのは役得だな。
んで、資格魔になりそう。今になって勉強が楽しくなるっていうけど、マジでそうですな。遠からず近からずどれも仕事に必ず直結するから勉強も面白くなるんだろな。マクロ経済とか全然興味無かったけど、分かるようになったらすげー面白いし。
とりあえず基本情報技術者を受験します(笑) こんなん取得して会社でシステム担当とかになったら微妙ではあるな。それはそれで面白いかもだけど。
2003年08月20日(水) |
magnet、THE RAVEONETTES、Rooney |
最近、ここで取り上げたマンドゥ・ディアオやザ・スリルズ以外だと、デビューアルバムとしては、マグネットとザ・レヴォネッツとルーニーは良いね。
まあ、どれもこれもとにかく曲が良い。それで、曲が良いって言うにはいろいろな理由があるんだろうけど、こいつらは万人を喜ばせるだろうっていう意味において良いね。メロディーは勿論グッドなんですが、どれも陳腐な表現ながら心の琴線に触れるっつうか、記憶にいたずらしてくれる曲なんだよねー。名曲指向というんかね。みんな方法論は違うけど、クラシックになるような名曲を書いている。
マグネットはもろビョークとトム・ヨークメロディーの折衷だから、たぶんあのデュエットからの発想であって反則なんだけど、まあやったもん勝ちで、男声では聴いたことの無い世界が表現されてる。まさに幻想的なメルヘンな映画のような音楽ですね。これは逆らえんな。
ザ・レヴォネッツは完璧なセンス。ロックンロール・リヴァイヴァルっつって玉石混交な中で、まさに玉。曲で使うキーやリズムなんかを制限して、そこから最高の曲を生み出すという荒行に挑戦しているんだけど、だからこそ生まれる至高のアートだね。めっちゃセンスが素晴らしい。一つ一つ分解すれば既聴感ばりばりのエッセンスが、美しい化学反応を起こして3分ポップを構築してる。
ルーニーはパワーポップなんかじゃなくて、めちゃくちゃ王道ロックなんだけど、夏を感じるねー。スリルズとまた違った音でこっちは結構、っていうか非常に現代的なんだけど、なんか夏ですね。青春の鼓動っていうかまさに学生時代のサウンドトラックというか、なんか切ない思い出の中の劇中歌として元気に鳴ってくれるような感じ。サマソニで観たかったね。まあポリフォニック・スプリーは最強だったわけだから悔いはないけど、少しある。
あと、どうでもいいけどジェリーフィッシュとそこからクイーン聴いてます。ヴァン・ヘイレンとかも無しかと見えて最近良い。音楽聴くのって、新鮮さがかなり重要ですから。たまに聴く時代錯誤なそんな重くないハードロックは、良い。
あとミュー。こいつら、スタジアムバンドになってもおかしくないな。ちょっと他のアーティストとは違う個性と輝きと世界観はあると思う。プログレでシューゲイザーでディズニーでメタルなんだけど、衝撃的なほどそれが合わさって昇華されて聴いたことの無い音楽を聴かせてくれる。
飽きんわ、音楽は。
車を買おう。何を買おう。
なんか俺って典型的な神経質なA型だから、買い物する時ってもうパンフレット集めたり雑誌集めたりして悩むんだよね。CDは気になったもんはとりあえず全部買うけど。他の買い物は、例えば今使ってるパソコンにしろ、最近買い換えた携帯にしろかなりの思い悩みの末に決定したもう選出品なわけです。
車、となるともうあまり詳しくないワケで、たぶん買うまで一年かかりますな。冗談じゃなく。中学高校時代の友人に、めっちゃ詳しくて、マニュアルのスポーツカー乗っとるのがいるから、彼に教授してもらおう。運転も上手いんだよなー。ほんと車は分からん。でも運転は俺も得意みたい。乗り心地が良いってよく言われる。逆に言えばめちゃくちゃ飛ばしたりしないからね。日本のあの狭い道路では飛ばせん。
そういやさー、何気にスバルの星のマークってカッコイイよね。
2003年08月15日(金) |
北米大停電&ブラスターウイルス |
今日は終戦記念日でした。戦後58年か……。もう現実味が無くなってますね。遠い遠い過去の話になってしまっている。日本の若い世代はみんなそういう感じだろうな。昔話と同列というか。
そんな、今日。めちゃくちゃタイムリーな感じで、世界的な大事件が二つ現在進行系で起こってます。まあ、言うまでも無いが、北米の大停電と、超強力なウイルスであるブラスターの感染拡大。
別に恐怖を宣伝するわけではないんだけど、なーんか、ね。怖いね。この二大事件で何か直接の危機が突如起こるとかいう懸念ももちろんあるんだけど、これって大規模な恐ろしい計画の一つの章に加えられてるような気がしないこともない。
しかしそこまで憎悪される傲慢さを、俺はなんとか排除したいね。ちょっとやりすぎだとさすがの俺も思うようになってきた。でも、問題がでか過ぎてどうにもならん。一人の力では、もちろんだけどマジどうにもならん。
んで、こじつけに聞こえるかもしれないけど、サマソニのあの感動のライヴでトラヴィスのフランはこうMCしたんだよね。オリジナルの反戦名曲で、すでにコンピには収録されたけど、来る新作にも収録される"Peace The Fuck Out"を歌う前に。確か、「この世の中は何だか色々あるけど、われわれに必要なのは平和だよね? ほんの少しの平和が必要なんだよね!」っていうメッセージ。
例えば、"イマジン"を涙を流しながら聞いてても、どうしようもない、何も解決しないって言う人がたくさんいるけれど、こういった反戦歌なんかを聞いて、一人一人が泣きながらでも、平和ってのを強く意識すれば変わっていくんじゃないかなーとも思うようになってきた。みんなで殺し合いを無くす平和の曲を聴いて、泣きながら、平和を強く胸に誓って。そして、そういう殺し合わない「平和の意識」が当たり前の様になれば、誰も悲惨を決断できなくなるというか。大甘ですな。
そういう意識を広めるには難しくてはどうしようもない。「ほんの少しの」という気楽な意識から。今日はあのむかつくやつの話を聞いてみよう、本音で争わずに話してみよう、とかね。少しの歩み寄りと話し合いから、始めてみるしかないな。
いや、大甘ですな。でも、じゃあ、どうしよう。
個人的には、仙台に松屋ができるっちゅうのは、ブラスターウイルスとか株価上昇のニュースよりもかなりの大ニュースなんですが。まあ今は仙台に住んではいないけどさ。今日はすごく日記らしい極私的なテーマですね。
しかし、そうか……、これはおそらく松屋の一人勝ちになるだろうな。なんでこんなおいしい商圏に今まで進出してなかったんだろう、松屋。まあいろいろな物流とかの障害があったんかね。場所っていう点で行ったら、超不況で空き店舗だらけの仙台だったら余裕で問題無いからね。
松屋は、牛丼だけじゃないとこがもう完全に勝利宣言。定食やカレーがあのクオリティと安さで気軽に放り込める店は仙台には無かったからね。明らかに優勢。吉野家はまあ頑張れるだろうけど、他の牛丼屋は危機だね。
あとはふらんす亭だな。あるっけ、あそこ仙台に? デフレ時代の最強のステーキ&カレーレストラン。今だから伸びざるをえない、ふらんす亭。
うーむ、しかしひところよりは落ちついたけど、仙台とかの地方都市を見ていると、ほんとに大手企業のグローバル戦略っていうのに見事に食われとるね。スタバ、マツキヨ、ABCマート……。地元の商店や企業は完全に力失なっとるからなー。
こういう仙台とかに、たまに帰って街を見てくると、反対に言えば、東京はまだまだ潤ってるし、ビジネスの規模もでかいんだなーってのを実感しますね。地方のビジネスは焼畑みたいなもんだ。まあ日本のビジネス規模の約8、9割が東京とか言ってた気がするからな。あと1割だかが大阪で、それ以外のあまりのパイを全都市で分け合ってるらしい。
景気回復とかってのも東京だけの先走りじゃないの? 地方はどうなんよ、実際。
2003年08月03日(日) |
CREEPCREEPCREEPCREEP |
レディオヘッドの本質が最大限の感動に昇華された歴史に残る日。成田へと向かう飛行機が上空を轟音とともに突き抜ける空、快晴となり星空が暗闇を彩る空の下、この世界が永遠(FOREVER)に続きますようにという願いと、そして、そう願わざるをえない絶望が、人口都市幕張の野球場に音楽の知性と肉体性の極点をもって鳴り響いた。
2003年08月01日(金) |
SUMMER SONIC 03 |
完璧な観戦プログラム。自分仕様。
8/2(土) レイザーライト → ザ・ダットサンズ → ミュー → キングス・オブ・レオン → ザ・キルズ → スターセイラー → トラヴィス
8/3(日) ザ・ポリフォニック・スプリー → ルーニー → ザ・ラプチャー → マンドゥ・ディアオ → インターポール → ステレオフォニックス → ザ・ストロークス → レディオヘッド
今年のサマソニはどんな趣向の人も満足させるメンツ。奇跡的なブッキング。触れたくてうずうずしていた音が、ここ日本でこんなにもたくさん聴けるってだけで嬉しい。
フェスにおいて、ライヴを観る、アーティストの描く音像に飛び込んでいくっていう本質を、ここまでの質と量で実現してくれたサマーソニックは素晴らしい。そのわずかな小遣いの中で、ロックを自分の思春期の最大の勇気にした中学生、高校生にとってはめちゃくちゃ素晴らしい機会だよね。俺ら世代ですら至福って感じなのに、ロックへのデビュー間も無いチルドレンには、次々と目が開かれる瞬間を提供してくれるだろう。
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