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斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」

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2003年08月31日(日) キャプテンハーロックが始まるらしい

10月7日から日本テレビでキャプテンハーロックが放映されるらしい。
24年ぶりなのだそうだ。

キャプテンハーロックは僕が子供の頃に見ていたテレビ番組で最も好きなアニメだった。
僕はひたすらアルカディア号の絵を書き続けていたような記憶がある。
メカメカしいアルカディア号の細部までミリミリと描き込むのが好きだった。

さすがに24年前のことなので、ストーリーはもはやほとんど覚えていない。
ただ唯一、記憶に残っているのは、アルカディア号の乗組員達が平時はだらだらと酒を飲み、ダメぶりを発揮しているのに、いざ、戦闘になると突如、シャキーンとして機敏に動く事である。
確か、非戦闘時からピリピリとして規律正しく過ごしていては、集中力が持たないし、やってられないから、という理由からだったと思う。
子供の僕は、そこに妙に感銘を受けた。

「やる時はやるけど、やらない時はやらない」
「やる時はやる」は良く聞くけれど、僕にとっては「やらない時はやらない」のほうが重要だ。
「やる時はやる」なんていうのは当たり前の事で、誰だってやる。
でも、「やらない時はやらない」の実践は難しい。
クソマジメな僕らは、「やらない時もやってるフリ」とか、「やらない時もちょっとやる」になってしまう。
僕も同じだ。
「やらない時はやらない」は実践しようとしてもなかなか難しい。

僕はアニメはほとんど見ないのだけれど、キャプテンハーロックは全部録画して見るぞ。

■キャプテンハーロック
http://www.vap.co.jp/herlock/main.html


2003年08月30日(土) 久しぶりのフル土日休日

今週は久しぶりにフル土日休日。
20日間も間が空いてしまった大型二輪の教習所に行った。

ここ何ヶ月か、土日の両方を休む、ということがあまりなかった。
それほど大変な状況だった、というワケではないのだけれど、よくよく考えてみれば、ここ最近は、土日のどちらかはオフィスに出ていた。

原因は、僕が余計な仕事をしていたせいである。
僕らのようなコンサルタントは時間単位で仕事をしている。
「チャージ」と呼ばれ、全ての時間は予算化されている。
基本的にはチャージはクライアントに請求する。
プロポーザルを書いたり、社内ミーティングは別途予算を計上する。

と、すると予算化されていない仕事は、平日深夜か休日にしかできない。
そして、予算化されていない仕事は、「チャージ」が存在していないので、その時間は僕は仕事をしていないことになっている。
コンサルタントは予算化されていない仕事は基本的にできないしくみなのである。

でも、実際にはワザワザ予算化するまでもない仕事とか、闇の仕事、みたいなものはたくさん存在する。
予算化されていなくても、まとまった時間が必要な仕事も多い。
と、するとそのような仕事は休日にやるしかない。

僕は新しい領域の仕事をすることが多いので、どうしてもクライアントプロジェクトとは関係ないボランティアワークが多い。
平日は本来の仕事でいっぱいいっぱいなので、ボランティアワークは休日にしかできない。
と、いうワケで僕は休日出勤が多い。

まあ僕が勝手にやっているの事なので、自己責任なのだけれど。
おかげで、大型二輪の教習が遅々として進まないのであった。


2003年08月29日(金) 異常に狭い行動範囲からの脱出

せっかく福岡まで出張してきたのに、異常に狭い行動範囲。
ホテル、オフィス、クライアントのトライアングルが200メートルくらい。
そもそもクライアントの近くにオフィスを借り、その近くのホテルに泊まっているのだから当然なのだけれど。

福岡空港からこのトライアングルまではタクシーで往復なので、福岡に出張しておきながら、福岡の街は全くわからない。
1泊2日の福岡出張はこの200メートルのトライアングルから全く出ることなく終了。
出張につきもののお遊び要素はなし。

そもそも僕の仕事的な行動範囲は異常に狭い。
仕事で移動する先は港区、中央区、千代田区の都心3区がほとんどである。
そのなかでも、大半は港区。
仕事では港区から外に出る事はほとんどない。

前職のオフィスも港区だったので、もう10年以上、多くのの時間を港区のごくごく一界隈で過ごしてきたことになる。

今回の福岡出張は、新しいプロジェクトの準備である。
僕は、この異常に狭い行動範囲から脱出すべく、福岡でのプロジェクトに参加しようとしている。
福岡プロジェクトが開始されれば、週のうち3−4日は福岡、残りは東京、という二重生活がはじまる。
普通に考えれば大変なのだけれど、僕としては歓迎モード。
僕の異常に狭い行動範囲に風穴を開けたい。

と、いう事で来週も月曜日から福岡。


2003年08月28日(木) 朝が早いとつらい

今日は朝5時起床。
7時にオフィスに入り、資料の整理。
8時半に六本木にあるクライアントのオフィスに向かい、ガイジン社長にプレゼン。
プレゼンが終わったら、速攻で羽田に向かう。
午後は福岡。
新しいプロジェクトの準備。
夜は福岡に借りているオフィスの近くで夕食。
ホテル入りは午前1時。

なんだか疲れた。
夜が遅いのは平気だけど、朝が早いとつらい。


2003年08月27日(水) 手ぶらモバイラーへの道 〜2.8グラムのUSBフラッシュメモリ

2.8グラムのUSBフラッシュメモリを買ってきた。
さすがに小さい。
SDカードとかメモリースティックDuo程度の大きさしかない。
これで128MB。
PCのUSBポートに挿せば、さくっと使える。

これは僕が目指す「手ぶらモバイラー推進施策」の一環である。
僕は今、iPodのHDDに仕事のファイルを入れてみたり、携帯電話のiアプリだけで、PDAの代用をしてみたり、と手ぶらモバイラー推進のためにいくつかの極私的実証実験を行なっている。

このUSBメモリは確かに小さい。
通常のUSBメモリは2−30グラムでキーホルダーくらいのサイズだけれど、このUSBメモリは2.8グラムでアホほど小さい。
コインとサイズがかわらないので、小銭入れにいれても良いかもしれない。
机の上などにおいておくと、速攻で紛失するだろう。

結局、首からぶら下げているIDカードホルダーのなかに入れることにした。
IDカードならいつでも持ち歩いているし、さすがに紛失することもないと思われる。

また、これで手ぶらモバイラーに一歩近づいた。

■超小型・軽量/USBポート対応フラッシュメモリ インテリジェントスティックAD-UIS
http://www.adtec.co.jp/parts/AD-UIS.html


2003年08月26日(火) 万景峰号へのPSCの真の目的は嫌がらせだって言えばいいのにね

万景峰号へのPSCの真の目的は北朝鮮に対する嫌がらせである。
日本としては、万景峰号が安全性を満たしていようが、いなかろうが関係ない。
どうせよその国の船だし、日本と北朝鮮など距離的にみても大した事はないので、安全基準を満たしていなくても、知った事ではない。

日本人のほぼ全員が万景峰号へのPSCは北朝鮮に対する嫌がらせである、という事を認識しているにもかかわらず、マスコミ報道では国際基準がどうのこうの、というタテマエの報道をしている。
日本国民は万景峰号に不備が見つかり、北朝鮮にいかにして嫌がらせができるか、について期待している。
日本国民としては、北朝鮮が困っている様子を見るのが楽しみであり、エンターテインメントなのである。

なので、PSCで国土交通省は何が何でも不備を見つけなくてはならない。
国土交通省は意地でも不備を見つけなくてはならない。
結局、PSCでは無事、いくつかのセコい不備を発見できることができ、万景峰号に対し、数時間の出港を遅らせる、という嫌がらせを達成することができた。

でも、日本国民と日本政府が一丸となって、北朝鮮に対するセコイ嫌がらせを続けていることを認識しているにもかかわらず、マスメディアは万景峰号へのPSCは嫌がらせが真の目的だとは一言も言わない。
一方で、マスメディアがどのような報道しようと日本国民は万景峰号へのPSCの真の目的が北朝鮮に対する嫌がらせである認識している。
日本人はマスメディアがどのような報道をしようと、報道には関係なく共通認識が存在する。
日本人はホンネとタテマエを使い分け、マスメディアに頼らなくとも共通の認識を持つことができる。

「万景峰号へのPSCの真の目的は北朝鮮に対する嫌がらせでーす」と北朝鮮に宣言すれば、野次馬的には面白いのだけれど。


2003年08月25日(月) リモワのケース

リモワのサルサというポリカーカーボネイト製の黒いケースを買った。
夜にドンキに行くと安く売っていたので、つい買ってしまった。
国際線の機内持込可の小さなケース。

僕は既にリモワの巨大なアルミの旅行ケースを愛用している。
リモワの最大サイズで、確か13万円くらいした。
たまにしか使わない旅行ケースに13万円もアホだと思うが、その当時はスゲー欲しかったのである。
ただ、デカ過ぎて僕のクルマのトランクには入らない。

僕の家には旅行用のスーツケースが計4個ある。
それほど海外旅行に出かけるわけではないのだけれど、国内旅行にも僕はスーツケースを使うので、意外に利用頻度は高い。

今回買ったのは、リモワのなかでも最も小さく、かつ安いモデルである。
僕はマネーの虎の吉田栄作的に言えば、「無類のリモワ好き」である。

どうでも良いが、なぜマネーの虎の吉田栄作は「無類のキムチ好き」、「無類のラーメン好き」、「無類のカレー好き」なのか?
まあ、確信犯的なネタなのだろうけれど。

今回、また旅行ケースを買ったのは、今後、出張が増える見込みだからだ。
海外ではないのだけれど、これからの僕は国内の出張回数が激増する。
で、一応、買っといたのであった。
まあ、単に欲しかったからだけど。


2003年08月24日(日) 教習が遅々として進まない

大型二輪の教習所に行く時間が全然取れない。
最初の予定では、夏休みを利用して教習所に通う予定だったのだけれど、今年の夏休みは台風と大雨。
結局、教習所には通うことができなかった。

土日は土日で、最近はほとんど出勤している。
土日の片方の一日が空くと、今度は教習所の予約が取れない。

僕の教習所は細かく、教習内容が決まっているので、先まで教習の予約が取れない。
ハンコを確実にもらえれば、良いのだけれど、15年ぶりのバイクである僕はハンコが確実にもらえるとは限らないので、先の予想がつかないので、予約が思うように取れないのである。

ハンコがもらえる、と思って、先まで予約しているとハンコがもらえないし、ハンコがもらえないだろう、と思って、同じコースを予約しているとハンコがもらえたり、ことごとく予想をハズしまくり、結果的に教習の予約がうまく取れない。

予定ではサクサクっと免許が取れるハズだったのだけれど、長くなりそうである。


2003年08月20日(水) キャリアダウンのためのキャリアップ

今の僕の仕事は結構ハードである。
自由時間や休暇どころか、睡眠時間もマトモに取れない。
プレッシャーも大きい。
マトモな人間であれば長く続けられる仕事ではない。

なぜそんな仕事を続けているのか?
一般的に中途採用で、戦略コンサルタントを職に選ぶ人間はキャリアアップを目指している。
大企業出身で、MBAを取得して、戦略コンサルタントを2年ほど勤めて、またどこかへ転職していく。
中途採用者の多くは2年程度で退職する。
履歴書に「戦略コンサルタント」と書けた時点でもう用はないのである。

僕はそんな世界だとはつゆ知らず、戦略コンサルタントになってしまった。
と、いうかそもそも戦略コンサルタントがどのような仕事をするのかも知らなかった。
単なる転職先として今の仕事に就いたのである。

なので、僕は偉くなりたいわけでもないし、お金持ちになりたいわけでもない。

僕の目標は「廃人人生」である。

僕の目標とする人生は、平日昼間の公園で、ワンカップの日本酒を飲みながら、鳩にエサをやって過ごすような生活である。
非生産的なダメダメ生活を送りたい。

今、睡眠時間すたマトモに取れないような仕事をしている理由は、将来の夢であるキャリアダウン人生のためなのである。
キャリアダウンのためのキャリアップ。
とりあえず、高収入の職業につき、稼げる間に稼いでおいて、将来、僕の目標であるダメダメ生活に入った時の生活費を貯めておくために今、死ぬほど働いているのである。

目標とする廃人人生のため、僕は今、せっせと働き、カネをかせぐ。
キャリアダウンのためにキャリアップして働くって、ある意味デフレ社会では正当だと思う。


2003年08月19日(火) 天候不順と現代のアニミズム

今日で僕の夏休みはおしまい。
明日からは、仕事に戻る。
久しぶりにメールを開くと、次の週末はつぶれることを覚悟してください、とのこと。
鬱。

今年の夏はとにかく寒かった。
僕のクルマには外気温計がついているのだけれど、夜など外気よりもエアコンの設定温度のほうが高かいこともあった。
外気温が24度、クルマのエアコンの設定温度が25度。
真夏だというのに、これでは暖房である。

世の人々は、どうしても異常気象を自然破壊と結びつけたいらしい。
ヨーロッパは暑いぞ、日本は寒いぞ。
変な季節に台風が来たぞ。
地震が多発している。
ついでに停電だ。

「これは、きっと人類が自然破壊を続けて来たからに違いない」
「人類が自然を破壊し続けて来た結果、地球がバランスを失いつつあるのだ」

アニミズム。

アニミズム的に人類にちょっとした天候不順でも「これは神の怒りだ!」と考えてしまう。
マゾヒズムかも知れない。
天候不順は全て愚かな人類の悪行のせい。
悪いのは全て私達人類です。

地球は温暖化しているのではなかったのか?
ここまでの冷夏になるのであれば、もっと二酸化炭素を排出しなければならない。
二酸化炭素の排出が足りんぞ。

異常気象などと、言ったところで、ちょっとした冷夏など地球環境にとって誤差の範囲だろう。

自然破壊、とか言いつつ、人類も広い意味では自然の一部。
人類も地球で生活する生き物。
人類は地球にとっては「がん細胞」みたいなものかも知れないけれど。

まだ僕らはアニミズムの時代に生きているようだ。


2003年08月18日(月) 何気に1周年。

本日で僕がWEBLOGを書き始めてちょうど1年。
一人ではじめたオクノ総研も5人体制になった。

もともとオクノ総研は、某外資系コンサルティングファームのイントラネット上で活動していた。
オクノ総研はインターネットでの活動は1年に過ぎないのだけれど、通算すればもう3年くらいになる。
それ以前の自分メディアも含めると、結構、長くいろいろと勝手な活動を行ってきた。
僕の自分メディアの歴史を振り返ってみたい。

■93年 FAXニュース発行開始
某コンピュータメーカー社内で個人編集FAXニュースを勝手に発行開始。題名は「No Review」。社内上層部の一切の検閲、レビューを無視した個人的な情報誌。読者は800人ほどいた。約50号続く。

■94年 社内報乗っ取り
某コンピュータメーカーの社内報を乗っ取り。特集記事と称して、好き勝手な事を書き始める。書いていた内容、トーンは今のWEBLOGに限りなく近い。発行部数は約3,000部。DTP制作で編集、デザインも自分で行っていた。

■95年 雑誌発行
勝手に会社を設立し、出版社登録をして雑誌の発行人になる。CD−ROMつきの雑誌としてはじめて、コンビニにも並ぶ。3号で廃刊。「印刷」部数は10万部。実売部数は・・・。

■97年 ポータルサイト乗っ取り
某コンピュータメーカーの運営していたTVの深夜番組と連動しているポータルサイトを乗っ取り。ウェブマスターとして全権掌握。全権掌握、という事で自分でデザインをして、HTMLまで書いていた。97年当時で月に38万ページビューだった。「○○の歩き方」というこのサイトのムック本まで存在した。

■98年 クラッキングDB開始
某コンピュータメーカー社内のNotesにクラッキング情報DBを立ち上げ。フォースの暗黒面が目立ちはじめる。オクノ総研の原型。

■00年 オクノ総研Notes版開始
某コンサルティングファーム社内のNotesで個人DB、「オクノ総研」開始。社内のイントラネット上に個人でDBを持っているのは、某ファーム内で、僕だけである。

■02年 オクノ総研開始
ウェブ版のオクノ総研開始。

こうやって振り返ってみると、自前メディアばっかり。
僕はなぜか自分用のメディアじゃなきゃ、納得できないのであった。

さて、次はどういう展開になるのだろう。


2003年08月17日(日) 住基ネット反対派はラッダイトにしか見えない

朝のテレビを見てみると、長野県知事のやっしーが住基ネットのセキュリティーはいかに甘いか、について力説していた。
長野県では、住基ネットへの侵入実験等も行うそうである。
やっしーはこんな危険な住基ネットには参加するものか、という立場である。

アホだな、と思う。
僕は住基ネットに関して反対派ではない。

IT原理主義者の僕にとってはIT化は全てにおいて善なのである。

情報がIT化され、ネットワーク化されることは避けるべきではない。
IT化を避ける事ははラッダイト(機械打ち壊し運動)と意味的には同じである。

住基ネットにはいくつかの問題もあるのだろう。
だけど、IT化を避けてはならない。
IT化は推進すべきである。
全てをネットワークに接続する、IP化する、という事は僕の野望(陰謀)でもある。

住基ネットのセキュリティーは万全を期すべきではあるけれど、セキュリティーに万全はない。
総務省は「暗号化」、「ファイアーウォール」により、セキュリティーは万全だ、という説明をしている。
暗号化もファイアーウォールもセキュリティーとしては、基本中の基本であって、万全とはとてもいえない。
解読できない暗号も、侵入できないネットワークも存在しない。
せいぜいのところ、解読が面倒な暗号、侵入が難しいネットワークである。
住基ネットのセキュリティーレベルがどこまで高いのかは良く知らないけれど、システムのセキュリティーに完全はない。

総務省も適当なシステムで、安全です、などと自信満々に宣言するから叩かれる。
正直に「まあ、どちらかというと結構、まあまあ、そこそこ安全なほうではないかと思います」くらいにとどめておけば良いのに。
それでは国民が不安がるだけかもしれないが、それがシステムセキュリティーの真実である。

住基ネットのセキュリティーを万全に保つのであれば、システムはスタンドアローンでなければならない。
ネットに接続された時点で、どのような対策を講じようと、侵入はされ、攻撃対象となる。
一般のネットワークであれば、侵入されないかも知れないけれど、住基ネットはクラッカーにとっては格好の攻撃目標であり、おもちゃだ。

一方で、システム犯罪の多くは、内部犯行である。
システムへの侵入はネットを通じてではなく、内部の人間により、物理的に行われる。
ネットワークに接続されているか否かは、関係ない。
住基ネットも同様だろう。
公務員だけではなく、システムの運用にかかわる外注ベンダー、外注ベンダーの下請け、更に孫請け。
住基ネットのメンテナンスを行うベンダーの孫請けスタッフにでも紛れ込み、自分のPCかPDAにデータを移して、AirH^ででも送ってしまえば良いのである。

やっしーが何と言おうと、住基ネットは完全に繋がる時が来るだろう。
反対する自治体により、すぐには繋がらないかも知れないけれど、何年か先には完全に接続される。
これは必然なのだ。
避けられない。

で、あるならば、接続しない、という反対運動をすることではなく、安全に住基ネットを運用する術を議論するほうがずっと生産的だと僕は思う。


2003年08月16日(土) 腕時計を右手につけてみた

少し前から、左手首が痛い。
大型二輪教習でクソ重いクラッチをガチャガチャとやり続けたせいである。
教習所は狭いので、教習時間中、ずっとクラッチ握っている。

手首が痛いので、いつもは左手に装着している腕時計を右手にはめてみた。
僕は、寝るときも風呂に入るときも腕時計はつけっぱなしである。
数本の時計を所有しているが、付け替えるだけで、時計をはずした状態でいることはほとんどない。
腕時計は左手の一部と化しているので、腕時計をはずすと、パンツをはいていないのと同じくらい違和感がある。

腕時計を右手にすると、すごーーーーーーーーく違和感があった。
気持ち悪い。
左手に腕時計をつけていると、しっくり来るのだけれど、右手だとなんだか変。
3分もたたないうちに、気持ち悪くて腕時計を左手に戻してしまった。

腕時計と同様に、財布の位置も決まっている。
パンツの右後ろポケットである。
パンツの左ポケットに財布を入れてみたら、同じく気持ち悪かった。
僕のおしりの右側は財布センサーと化しているので、財布が右後ろのポケットに入っている限り、財布が入っているかどうかは、常に把握できる。
が、左後ろのポケットに入っていると、おしりの左側は財布センサー未対応なので、財布が入っているかどうかもわからない。

これって、僕だけ?


2003年08月15日(金) マシンガントークのマッサージ屋

実家の近所のマッサージ屋に行ってきた。

2時間みっちりやってもらって4,000円。
激安である。

母親がハマっているらしく、いろんな人に奨めまくっている。
僕の家族、親戚のうち、そのマッサージ屋に行ったことの無いのは、既に僕を残すのみであった。

僕はサウナ、温泉好きなのだけれど、なぜかマッサージを受けたことはほとんどない。
クイックマッサージは受けたことがあるが、2時間ものホンキのマッサージは初めてである。

8時間ほど運転して実家に帰ってきたせいで、身体がこわばっていたので、素直にマッサージを受けてみることにした。

マッサージに出かける前、母親は言った。
「あのマッサージ屋さんは、腕はええんやけど、しゃべりっぱなしやからなあ」

マッサージ師は僕と同じくらいの年齢の兄ちゃんだった。
母親の言った通り、マシンガンのようにしゃべりまくる。
僕は、美容院やタクシーでもやたらと話し掛けられ易い体質なのだけれど、ここでは2時間である。
関西人のマシンガントーク。
僕はマッサージ用のベッドにうつぶせになったまま、2時間、相槌を打ちつづけた。
しかも、スーパーローカルネタ。
○○屋のたこ焼きが値上がりした、とか○○パチンコのスロットは○曜日が良く出る、とか。
いわゆる関西の典型的な気のいい兄ちゃんなのだけれど、さすがにうつぶせになったまま、2時間も相槌を打ちつづけるのはつらい。
でも、たまにはこのような何の害もない会話も良いかもしれない。

2時間もマッサージを受けたので、さすがに身体は楽になった。
横浜に帰ったら、近所でもマッサージ屋を探してみようかな、と思う。

しかし、僕はなぜ、どこでも知らない人からやたらと話し掛けられてしまうのか?
謎である。


2003年08月14日(木) 街の中心部がどんどんとさびれていく

僕の実家はアーケードの商店街にぐるりと囲まれた場所にある。
実家周辺はアーケードに囲まれているので、雨が降っても傘がほとんどいらない。
レンガ舗装の車両進入禁止のアーケードの商店街。
クルマが侵入してこないので、子供の僕の遊び場としても安全だった。
商店街のお店が閉まった後も、アーケードには照明がついていたので、夜も明るい。
買いものは徒歩5分以内でなんでも揃っていた。
夏になると毎週土曜日は夜店の屋台が出て、にぎやかだった。

が、しかし。

帰省するたびに、その商店街はどんどん、どんどん、どんどんとさびれていった。
半年くらいの間を空けて、帰省すると2−3軒ずつのお店が潰れている。
とうとうアーケードまでとりはずされてしまった。
このところは虫食いの空き地だらけである。

全国どこでも見られるように、街の商業機能が郊外へと少しずつ移転していったためである。
数年前、国道沿いに、巨大なショッピングセンターができた。
そのショッピングセンターは夜の10時まで営業している。
同じように、国道沿いにはお店が続々と増えつづけている。
ファミレス、ハンバーガーショップ、コンビニ、家電量販店、ディスカウントショップ、カー用品店、本屋、レンタルビデオ屋。
それらは全て、広い駐車場を備え、夜遅くまで営業しているチェーン店。

ショッピング機能が郊外に流出するにつれ、昔ながらのアーケードの商店街はお店の経営者も客も老人ばかりになり、さびれていった。
僕の実家のアーケードの商店街は狭くて駐車スペースもないにもかかわらず、店舗の家賃だけは高いのだそうだ。
新しく店を作ろうにも、土地は狭いし、家賃は高い。
郊外に移転するはずである。

日本全国、というか世界中の街の風景がどんどんと同質化しているような気がする。
アメリカに行ってもヨーロッパに行っても、ショッピングセンターは街の中心部ではなく、大きな道路沿いにあり、巨大な駐車場を備えている。
街の中心部はさびれるばかり。

実家のさびれつつある街並みを見ると少しさみしい。
全国どこでも、いや世界中の都市の中心部は空洞化しつつある。

六本木ヒルズに見られるように、街の中心部が再度活性化している東京は先進的なモデルだ。
麻布十番だって、下手すりゃただの下町に成り下がっていたかもしれない。

これから数年後、日本の地方都市は街の中心部の活性化ブームに沸くのかもしれない。


2003年08月13日(水) 実家に帰るとやたらと高速道路が増えていた

久しぶりに関西の実家へクルマで帰省した。

ETCを装着しているので、今回は長距離割引も適用される。
長距離割引、と言っても300キロを超える部分だけにしか割引は適用されないので、たいしたことはない。

東名、名神、中国道を走行すると、やたらと新しい分岐が増えている。
第二東名の工事がところどころで進んでいるせいだろうか。

滋賀から京都にかけては京滋バイパスが8月10日に開通していた。
京滋バイパスは「バイパス」の名の通り、名神のバイパスの役割も果たしている。
名神から、京滋バイパスに抜けても、また元の名神に戻る。

京滋バイパス経由だと10分ほど余計に時間がかかりそうなのだけれど、おもしろそうなので、ワザと名神からはずれて京滋バイパスを走行してみた。
道路は新しいが、狭い。
ただのバイパスであるせいか、名神から京滋バイパスに入ると道路幅の狭さは首都高並である。
やはりお金をけちったのだろうか。

吹田を抜け、中国道に入ると、今度は神戸の山奥から阪神高速への分岐が新たにできていた。
先に行けば、今度は山陽道への分岐もある。

僕の実家は田舎なのだけれど、高速道路網だけは、妙に充実している。
高速道路やらバイパスやらがやたら多い。
実家周辺では高速道路がごく普通の生活道路と化している。
ほんの少し離れたところにいくにも、高速道路を使う。
高架だらけである。
田舎は土地買収が簡単なので、バカスカ道路が作れるのだろう。
僕の実家周辺では、まだ更に高速道路の計画があるのだそうだ。

道路公団は無限に道路を作りつづけているなあ、ホント。
これじゃあ、高速道路は永久に無料にはならないはずだ。

まあ、便利、といえば便利なのだけれど。
カーナビのマップが全然役にたたんぞ。


2003年08月12日(火) 手ぶらモバイラーへの道 〜PDAを捨て、街に出よう

最近、ワザとPDAを使っていない。
僕は、リナックスザウルスとHPのジョルナダ720というPDAを保有しているが、ほとんど使っていない。
PDAを使っていない、と言っても、たかだか数日のことなのだけれど。

PDAを使っていないのは、「携帯電話はPDAの代用に成りうるか」、について極私的実証実験を行っているためである。
僕は手帳を持ち歩く、という習慣は全くないので、あくまでも電子ツールにこだわりたい。
ザウルスの初号機が出た10年前から、僕は手帳を持たず、PDAのみを携帯してきた。

かつてのPDAの主な利用目的は住所録、スケジュール管理だった。
最近ではPDAは、ウェブブラウジングとメーラーの使用頻度が高い。

でも、良く良く考えてみれば、これらの機能は簡易版とはいえ、携帯電話で既に事足りているのである。
住所録に関しては携帯電話で全く問題なし。
スケジュール管理は本来はiアプリ版のきちんとしたPIMがあれば便利だけれど、SO505の標準機能のスケジューラーでも一応何とかなる。
ウェブブラウジングは基本的に2ちゃんねるとオクノ総研の管理さえできれば、僕にとっては用が足りる。
2ちゃんねるに関しては、「iMona」というiアプリ版の2ちゃんねるブラウザを使っているので問題なし。
「iMona」キチンと設定すれば、かなり使い物になる。
オクノ総研は、既に完全に携帯電話対応にしたので、全く問題なし。

今のところの問題はメーラーである。
常にPDAかPCが手もとにある生活を送っている僕は、携帯メールはほとんど使わない。
携帯電話のメールアドレスはスパムメールの元になるのがイヤなので、誰にも教えていない。
よって、携帯メールではない、通常のメールを見る必要がある。
幸い僕の契約しているプロバイダはウェブメール対応なので、携帯電話からもメールを見ることができるのだけれど、やっぱり使い勝手が悪い。
正直言って、まだ実用的ではない。
で、とりあえず利用しているのはフリーダムメールというiアプリ版のメーラー。
まあ、一応何とか使えないことはない。
メールを書いたり、編集したりする機能は全くないが、見るだけならなんとかなる。

と、いう事で今のところとりあえず、携帯電話だけでPDAの代わりを果たしている。

もうちょっと研究してみよう、っと。
iアプリをうまく使えば、PDAはなくても生きていけそうである。
ただし、「僕の掟」としてiアプリはフリーウエアしか使わない。

PDAが売れなくなるワケだ。

■iMona
http://soft.spdv.net/imona/
■フリーダムメール
http://ipop.crl.co.jp/index.html
■アプリゲット
http://appget.com/pc/


2003年08月11日(月) 大型二輪免許をナメてはいけない

大型二輪の教習に苦戦している。

いやあ、大型二輪、ナメてはいけません。
大型二輪免許を取ってしまえば、1300ccのバイクだろうと、最高速度300キロオーバーのバイクだろうと、何だって乗れる。
くさっても限定解除、教習所で取れるとは言え、甘くはないです。

ナナハンはやっぱり重い。
普通に走り始めてしまえば、重さなど関係ないのだけれど、教習所は低速走行大会である。
低速走行時のバランスの取り方がとても難しい。
教習所所のバイクは乾燥重量200キロ、教習用のワケのわからないランプ類やガード類、ガソリンを含めると250キロくらいはあると思われる。
その250キロもあるバイクでの低速走行は予想以上に難しい。

高校生の頃、中型二輪免許を取得した際には一本橋など楽勝だったので、今回も楽勝かな、と思いきや、思いのほか難しい。
大型二輪では一本橋は10秒以上かけて通過しなければならないのだけれど、僕は平均すると8秒台。
全然ダメである。
最高でも9.8秒しか持たなかった。
お蔭様で、ハンコをもらえず。
追加教習である。

15年のブランクがある割には運転はマトモ、とインストラクターには言ってもらえたが、追加教習は追加教習。
インストラクターによれば、通常、大型二輪免許を取得するには29時間の実技教習が必要なので、そこを15年ものブランクがある人間が最短の12時間で終えようなどと、考えるほうが無理なのだそうだ。

確かに僕も一本橋以外はこれと言って問題はない。
スラロームもクランクも坂道発進も問題なし。
でも、一本橋がどうも苦手。
大型教習の卒検では、一本橋は落ちさえしなければ、減点のみで通るのだけれど、卒検の前に、見極めが通らないのであった。

まあ、15年もバイクに乗っていないおっさんが、いきなり大型二輪免許を取得しようというのだから、ストレートで大型二輪免許が取れるはずもないのだけれど。

教習所のインストラクターは僕が中型二輪免許を取得した15年前からは、様変わりしている。
15年前、僕がバイクの教習に通ったときのインストラクターは族アガリかヤクザみたいな人が多かった。
今の教習所のインストラクターは礼儀正しい。
教え方やアドバイスもしごく的確である。
まあ、僕が一見、モノゴトの分別をわきまえたオトナのフリをしているせいかもしれないけれど。
教習所も「サービス業」として、まっとうに進化しているらしい。

ま、地道に頑張ります。


2003年08月10日(日) 携帯電話のインセンティブモデルの廃止されればユーザーもキャリアもハッピーになれる

地上波デジタル放送を受信可能な携帯電話の試作機の発表が相次いでいる。
KDDI、NECに続いて、三洋が地上波デジタル放送を受信可能な携帯電話の試作機を公開した。
携帯電話は依然として、とてつもない速度で進化を続けているのだけれど、最近は通信トラフィックに関係のない進化が多い。

携帯電話は携帯電話メーカーではなく、携帯電話キャリアから提供される。
P505はパナソニック、N505はNEC、SO505はソニーエリクソンが製造しているけれど、提供元はそれぞれのメーカーではなく、NTTドコモである。
NTTドコモにとって、通信トラフィックに直接関係のない携帯電話の進化はおもしろくない。
携帯電話の製造コストは上がる一方だが、それがトラフィックに結びつかない。
トラフィックが上がらなければ、NTTドコモの増収にはつながらない。
単に携帯電話のハードウエアの製造コストが上昇し、NTTドコモの補助が増え、収益を悪化させているだけである。

一方で、他の携帯電話事業者との競争を考えれば、機能の強化は避けられない。
携帯電話キャリアは自分達の直接的な収益に結びつかない、機能の強化競争に陥っている。

僕らのような利用者にとってみれば、携帯電話の機能強化はありがたいことだ。
しかも、メガピクセルカメラにしても地上波デジタル放送の受信機能にしても、通話料がかかるわけではない。
通話料が余計にかかるわけでもない僕らユーザーにとってはありがたく、通信キャリアにとってはハタ迷惑な機能がどんどん強化されているのである。

日本もそろそろ、アンバンドル化を本格化させるべきだと思う。
アンバンドル化とは、通信インフラ、プロバイダ機能、コンテンツ課金機能、携帯電話端末、といった携帯電話ビジネスの垂直統合されたバリューチェーンを解体することである。
携帯電話のハードウエアは今後、通信とは直接関係のない機能が進化していく。
携帯電話には「持ち歩くと便利な機能」がどんどん付加されていくだろう。
「持ち歩くと便利な機能」は必ずしも通信とは関係がない。
今のところはキャリア間の健全な競争により、通信トラフィックに関係のない機能の進化は続いているが、いつかキャリアはアホらしくなって、通信トラフィックに関係のない機能の追加は止めるときが来るだろう。
今の携帯電話の進化競争は単なるチキンレースでしかない。

でも、僕ら消費者は「持ち歩くと便利な機能」がどんどん携帯電話に付加されて欲しい。
と、なれば携帯電話機器の販売をキャリアから切り離すしかない。
いずれキャリアは、トラフィックに関係のない機能追加を止める時が来る。
そのとき、携帯電話(というかその時はもはや電話つき○○かも知れない)のインセンティブモデルは素直に崩れるべきである。
インセンティブモデルが崩れれば、携帯電話機器そのものの価格は上昇するが、通話料そのものは下落するはずである。
それが、透明性の高い、本来の携帯電話ビジネスのカタチだと思う。

インセンティブモデルは携帯電話の普及初期には有効に機能した。
でも、ここまで携帯電話が普及してしまったら、もはやインセンティブモデルの存在価値は何も無い。
携帯電話機器の販売を携帯電話キャリアから切り離し、インセンティブモデルを廃止すること。
キャリアもユーザーも幸せになれるはずである。

■三洋、地上デジタルTV対応携帯電話を開発
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0308/08/sanyo.html


2003年08月09日(土) 30,000アクセス突破〜!

気がつくと、カウンターが30,000を超えていた。
オクノ総研は、あと少しで1周年を迎えるのだけれど、何とか1年を待たずに30,000アクセスを超えることができた。

僕の思いつきだけの駄文につきあってくれた皆様、ありがとうございます。
感謝いたします。

僕にとってこのWEBLOGは「自分メモ」である。
僕が、日々くだらない事を思いついたり、考えたりしていることの備忘録である。

僕がコンサルタントになってすぐの頃、パートナーに説教されているコンサルタントがいた。
「コンサルタントは成果物があって、初めてコンサルタントなんだよ。アタマのなかでスゴイことを考えていても、紙に書かなきゃ、意味ないんだよ」
そのコンサルタントはアイディアを一生けんめいにアタマで考えていたのだけれど、成果物としては何も作っていなかった。

このパートナーの言っていることはとても正しい。
僕は100%同意する。

アタマのなかにいくら素晴らしいアイディアがあろうと、コトバにしなければ、そのアイディアは存在しないのと同じ事。
僕はいくらくだらないアイディアであってもすぐに書く。
書くことによって、あやふやだったアイディア、もやもやとしていた部分がクリアになる。

書くことによって、単なる思いつきが、思いつきではなくなっていく。
僕がWEBLOGに書いていることは、いつも正しいとは限らないし、すばらしい事が書かれているワケでもない。
でも、このアイディアのフラグメントが、このコトバのピースがいつかカタチになると、いいな、と思う。


2003年08月08日(金) 台風なので教習所はキャンセル

実は木曜日から夏休みに突入している。
夏休みの前半は大型二輪の教習に通い、後半は実家に帰省する。
前半、後半といっても1週間と少しの夏休みなのだけれど。

ところが、台風である。
前半は教習所に通おうと思っていたのに台風。
雨天でも大型二輪の教習はやっているので、キャンセルせずに実技教習を受ければ良いのだけれど、キャンセルした。

だって、雨のなかでバイクの教習なんて受けたくないもの。

僕は基本的に根性なしなので、雨のなか、台風のなか、バイクに乗ったりなんぞしない。
教習所も、遊びの一環として通っているのであって、誰かに強制されたり、大型二輪の免許を取らざるを得ない状況になったワケではない。
遊びなんだから、快適な日だけに通う。
ただ、天気が良すぎると暑くて死にそうになる。
でも、晴天の日に実技教習を受けると全身汗だくになるので、ダイエット効果も見込むことができる。

台風のせいで、2日間も台風情報とレンタルビデオを見て過ごす事になってしまった。
ああ、もったいない夏休みのはじまり。


2003年08月07日(木) プチ贅沢

贅沢な暮らし、ブルジョア気分って、何だろう。

僕にとってのプチ贅沢は、タオル、Tシャツをガシガシと惜しげなく使う事である。
ホテルに宿泊すると、なぜだか贅沢な気分になる。
それは、ベッドメイキングがなされている、という事もあるけれど、タオルをたくさん使えるからではないか、と僕は思う。

シャワーを浴びて、身体を拭くときにも3枚以上のタオルを使用。
1枚めのタオルでまず、身体をざっと拭く。
2枚めのタオルで仕上げ拭き。
カラッと乾いたタオルで仕上げ拭きをするとなんだか気分が良い。
そして、アタマを拭くのにもう一枚。
僕は短髪なので、タオルを分けるまでもないのだけれど、そこは気分である。

そして、Tシャツ。
最近は、クソ暑いので、一日に何回も着替える。
特に、今、僕は大型二輪の教習に通っているので、教習のたびにTシャツを着替える。
一日に2時限まで、乗車可能なのだけれど、朝、起きて、シャワーを浴びて、Tシャツを着替える、最初の教習を受けて、またシャワーを浴びて、Tシャツを着替える、次の教習を受けて、またシャワーを浴びて、Tシャツを着替える。
都合、一日に3回のシャワーと3枚のTシャツを着替える。
寝るまでにまた汗をかいたら、またシャワー、Tシャツ。

タオルにしても、Tシャツにしても、洗濯物が増えているだけで、経済的支出は何もない。
でも、プチ贅沢な気がする。
料理だって、フランス料理のように皿数が多ければ、贅沢な気がするし、アメリカのランチプレートみたいに、大量にぎちぎちにひとつの皿に山盛りの料理が載っていると、貧乏くさい。

不思議なもんだ。


2003年08月06日(水) ユビキタスの日本語訳は「時空自在」ではなく「電脳偏在環境」

また例によって、国語研究所が外来語の日本語への言い換え例の一覧を提示した。
僕ら外資系の人間は、英語だか日本語だかよくわからないコトバを話しているので、反省すべき点は多いが。

今回の言い換え例のなかでの注目は「ユビキタス」→「時空自在」である。
ユビキタスの通常の訳は「偏在する」である。
ネットワークに接続された、コンピューター機器があちらこちらに「偏在」し、コンピュータが個別の機器としてではなく、環境として機能することを言う。

国語研究所によると「ユビキタス」→「時空自在」。

うーん。
やりすぎです。

断言するが、「ユビキタス」を「時空自在」と言い換える新聞社は一社もないだろう。

あんたらはコピーライターか?
作りすぎ。

もし、正確にユビキタスを日本語で言い換えるなら、「電脳偏在環境」。
あ、これでは中国語ですね。

■ユビキタス=「時空自在」? 国語研究所の言い換え例
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0308/06/lp18.html


2003年08月05日(火) epは最も理にかなった次世代放送のはずだったのに

昨日、将来のTV放送について書いた。
将来のTV放送の三要素は「衛星」、「ブロードバンド」、「HDD」である。

実はこの三要素を満たしている放送サービスは既に存在する。
「ep」である。

epは約1年ほど前に放送を開始したCSデジタル放送。
CSデジタル放送とHDDを組み合わせた専用チューナによって構成されている。
蓄積放送サービスとして、衛星からHDDに番組を蓄積し、見たい時間にHDDから番組を再生する。
ブロードバンドは最初の機種では対応していないが、2世代めから対応する予定だった。
放送テクノロジーから見れば、非常に理にかなっている。
次世代型放送のあるべき姿である。

HDD内蔵チューナーは価格が高いため、携帯電話と同じビジネスモデルを志向した。
ハードウエア自体を安くし、会員費で回収しようと試みた。
携帯電話が実際の製造コストより、ずっと安く買えるのと同じビジネスモデル。

でも、epは失敗した。
大ゴケである。
300万人程度の加入者を目標としたにもかかわらず、現時点でまだ加入者は1万人もいないといわれている。

これは、戦術の失敗である。
epの目のつけどころは正しかった。
だけど、見事にコケた。

失敗の理由は下記の2点。

�”當未謀稿�で買えない等、サービス形態がややこし過ぎて消費者が理解できなかった
��蓄積番組があまりにもつまらなかった

epのHDD内蔵チューナーは店頭では買えない。
サービスとハードウエアが高度に融合しているのだけれど、消費者はそのややこしいサービスが理解できない。
それ以前に、機器が店頭に並んでいない。
店頭に並んでいても隅のほうに置かれ、ポップもなければ、店員が説明もしない。
epの加入チラシが置いてあるだけである。

HDD内蔵チューナーを安くするために、会員費を取るサービスを取ろうとしたのだけれど、蓄積番組があまりにもつまらないため、会員は会員費用を払うのがアホらしくなった。
epにしてみれば、ハードウエアを安くするための手段であったのに、蓄積番組がつまらないがために、ユーザーは会員費を払いたがらない。
しかも蓄積番組は基本的に広告エリアである。
広告のために、会員費など払えるか、とユーザーは感じた。
epサービスのややこしさを理解できた少数の消費者は、会費を払う事をアホらしいと感じ、epに加入しなかった。

まだ、放送は続いているけれど、時間の問題でサービスを停止するだろう。

とても残念である。
epこそは、最も理にかなった次世代放送サービスのはずだったのに。
本来なら、epは次世代放送の新しいカタチを切り開いたはずだ。
なのに、これ以上、選択の余地がないくらいに、最悪の戦略を取りつづけた。
全くもう・・・。
これは人災である。。

ep関係者の皆さん、もし良かったら僕にビジネスモデルの再構築をやらせてください。
まだ資本金が残っていたら、の話だけれど。

■イーピー
http://www.epep.jp/


2003年08月04日(月) ハイブリッドTV放送に関する整理

僕は以前からTV放送の将来像について勝手なことを何度も書いているのだけれど、この辺でちょっと整理しておきたいと思う。

地上波デジタル放送が今秋から実験放送を始めるが、地上にせこせことアンテナを立てるような地上波デジタル放送はテクノロジー面からもビジネス面からも必然性はない。
地上波デジタル放送は、地方局と在京キー局からなる日本の放送の枠組みを崩して混乱させないためのつなぎの放送手段にすぎない。
インフラを作ってしまった都合上、10年や20年は使うのだろうけれど、いずれは消滅する。

TV放送の将来像に影響を与えるであろう要素を整理したい。
法律やビジネスは後からついてくるので、テクノロジーを中心に整理する。
今の世の中を決めるのはテクノロジーである。
はじめにテクノロジーありき。
テクノロジーの進化が全てに先行する。

将来のTV放送に必要な要素は下記の3点である。

� ̄卆�
�▲屮蹇璽疋丱鵐�
��HDD

基本的な要素はこれだけ。
将来のTV放送はこの3つが組み合わさったものになる。
目新しくも何ともない。
他にも要素はあるけれど、面倒だし、本質的にはどうでも良いことなので無視する。
この3つの要素だけに注目していれば良い。

� ̄卆�
同じコンテンツを一斉に配信する場合、最も経済的効率の良い方式が衛星である。
空にひとつの衛星があれば、日本全国を対象に放送電波を送信することができる。
CS/BSデジタルは惨憺たる有り様だけれど、テクノロジーとしては最も経済効率が良いのである。

�▲屮蹇璽疋丱鵐�
同一コンテンツの一斉配信ではなく、ユーザーに個別のコンテンツを送信する場合に必要となるのが、ブロードバンドインフラである。
通常のTV放送をブロードバンドで流す、みたいな議論があるが、一斉配信にブロードバンドインフラを使用するのは経済効率が悪い。
あくまでも、ユーザー個別のニッチコンテンツやオンデマンドのコンテンツを流すためのインフラである。
また、コマース等のインタラクティブ放送にも使用する。

��HDD
急速な普及を見せるHDDビデオと同じ。
コンテンツを溜めておくために使用する。
ユーザーが見る、見ないを別にして、衛星からガンガンとHDDにコンテンツを送信し、溜め込む。
HDDの容量が足りない場合はユーザーが溜め込みたいコンテンツを選択受信しても良いかも知れない。
だが、HDDの容量の増加とコスト低下の速度を考えれば、近い将来、TSUTAYAの全DVDをHDDに保存することができるようになるだろう。
ユーザーはいわゆる「タイムシフト」でHDDのコンテンツを見る。
ニュース等のリアルタイム性が問われるコンテンツはHDDから見るワケにいかないが、ドラマや映画であれば、いつ見ても同じはずである。

将来のTV放送はこの3つの要素が組み合わさったものとなる。
リアルタイム性に関係のないコンテンツは衛星から降り注ぎ、HDDにどんどんと溜め込まれる。
映画やドラマのようなリアルタイム性を必要としない番組はHDD経由で見る。
衛星からHDDにコンテンツを流し込み、ユーザーが好きな時間にTV番組を見るようになれば、必然的にゴールデンタイム、という概念が消滅する。
深夜だろうと早朝だろうと24時間、HDDに対してコンテンツを送信し続ければ良い。
電波を使用する時間、電波利用効率は最適化されるはずだ。

リアルタイム性が必要なコンテンツ、ユーザーがオンデマンドで必要とするニッチコンテンツ、インタラクティブ性が必要な場合の上りの通信にはブロードバンドを使用する。
リアルタイム性が必要であっても、ニュースや天気予報等の「マス」が必要とするような情報は衛星から送信される。
衛星は全国区なので、特定の地域だけに必要なコンテンツはブロードバンドインフラを経由する。
地域に応じてCMを変える必要がある場合などは、衛星からは番組本体、CMはブロードバンドインフラ、といったハイブリッド放送になるのかも知れない。

TV放送の将来像はこの3つの要素のハイブリッド型になる、と僕は思っている。
法律、規制、行政指導、既得権益の壁は大小さまざまである。
だけど、テクノロジー的な必然性から見れば、「衛星」、「ブロードバンド」、「HDD」の3要素から構成されるハイブリッド放送にならざるを得ない。

このハイブリッド型のTV放送モデルは、現在のTV放送を中心としたメディアの構造をぶち壊す。
でも、いずれこうならざるを得ない。
放送局はハイブリッドTV放送モデルを前提として、長期計画を立てておくべきである。
最終的にはテクノロジー的に見て、最もリーズナブルなモデルに落ち着くはずだ。

だが、ゴールはこのハイブリッド型TV放送モデルであることはわかっていても、トランジションシナリオを描くことは難しい。
これから数年間のうちに、このハイブリッド型TV放送に向かって、様々な試行錯誤がなされるはずだ。
既存の既得権益者からは、すさまじい抵抗が見られるだろう。
これから、TV放送がどのようにしてこのハイブリッド型TV放送モデルに到達いくかに要注目である。


2003年08月03日(日) とうとう大型二輪教習を開始!

行って来ました教習所。
大型二輪教習。
実技教習の始まりです。

僕は今を去ること18年前に二輪免許を取得し、ここ15年間はバイクにまたがった事すらない。
そんな僕が、マトリックス・リローデットでトリニティーがドゥカティ996で高速道路を逆走するシーンを見て、大型二輪免許を突如、取るぜ、という気になってしまったのである。

例によって、教習コースを突っ切って、教習コース内にある駐車場にアウディーTTを駐車する。
大型二輪免許免許のきっかけはマトリックスリローデットだが、アウディーTTに関してはミッション・インポッシブル2でサンディー・ニュートン がトムクルーズの乗るポルシェボクスターとカーチェイスを繰り広げるシーンがある。
どうも僕は、映画に影響され易いらしい。

教習開始。
「普通二輪免許はいつ取得しましたか?」
「18年くらい前デース」
「バイクは日常的に乗っていますか?」
「15年くらい、跨った事すらありませーん」
「どうして大型二輪の免許を取ろうと思ったのですか?」
「おやぢになるとセンタースタンド掛けや引き起こしが体力的にきつそうなので、今のうちに取得しておきたいと思いましたー」
「では、センタースタンド掛けをしてみましょうか」

僕にとっての教習の最難関。
センタースタンド掛けである。
200キロを超す大型バイクのセンタースタンドが果たして掛かるのか?
腰を痛めないようにしなければ。
僕は若くはない。
右足をセンタースタンドに置いて、腰に余計な負担がかからないように気をつけながら、よいしょっと。
あれ?軽く上がってしまいました。
よっしゃあ。
最大の難関は突破!
これで大型二輪免許は取得できたも同然である。

「バイクのブランクが長いようなので、基本的なところからおさらいしましょう。これがブレーキです。これがウインカーです。これが・・・」
「ふむふむ。なるほど」
「では、エンジンをかけて見ましょう」
「?????」
「クルマじゃないので、キーを捻ってもエンジンはかかりません。セルを回してください」
どるるるるるうるるるる。

「では、とりあえず発進してみましょう」
クラッチを切ると、バイクは走り出した。
トロトロ。
なんだかんだ言っても750CCのバイクだ。
おそるおそる発進する。

「では、外周をぐるぐる回ってみましょう」
教官の後ろについて、外周コースをぐるぐる回る。
通常、大型二輪免許は普通二輪に飽きたらない人が挑戦する。
僕は15年もバイクに跨ったことすらないばかりか、エンジンのかけかたすら知らないのであった。

1時間めは教官の後ろをついて、ぐるぐるとコースを回って終わった。
エンジンのかけ方も知らずに大型二輪教習に来るとは、教官もあきれ果てたに違いない。

同じ日の夜、もう一時間技能コースをとった。
今度は狭路通過と発進、制動。
「発進したら、即、2速、3速と加速して40キロでキープ。ラインのところでブレーキをかけて、先のラインまでに停車してください」
「よっしゃあっ!」
急制動だなっ。

ばおーん。
ぎゃぎゃぎゃぎゃ。
指定された距離が短いので、急加速、急ブレーキ。
途中にコーナーもあるので、バイクを傾けてコースを回る。
第二段階の人も同じコースを走っているが、異様に遅い。
そんなスピードでは急制動の練習にも、加速の練習にもならんぞ。

僕は四輪で毎週、カーナビのリモコンと携帯電話を同時に操作しながら時速160キロで第三京浜を走行しているので、スピードに関する恐怖心はない。
40キロなど、停まっているのも同然である。
狭路通過も、かつてすり抜け小僧だった僕にとっては楽勝である。

「うむ、まずまずです。停車の瞬間にギアをローまで落としてください」
ん?最近は急制動でギアまで落とすのか?
僕はぱおーんと加速し、ギリギリまでブレーキをがまんし、急制動、瞬間的なギアダウン。
僕は延々とこの練習を繰り返した。
教習時間が終わりに近づいたとき、教官は言った。
「急制動の練習ではないので、スピードはそんなに出さなくても良いし、もっとゆっくり停まっていいですよ」

え?え?え?これって急加速と急制動の練習じゃなかったの?
単なる停止の練習なのであった。
教官はなんて乱暴な運転をする奴だと思った事だろう。
だって、僕は急制動の練習だと思ってたんだもの。
いきなり、勘違いなスタートなのであった。

「加速が急速すぎるし、ブレーキも急すぎるので、次の時間も停止の練習をしましょう」
おいっ、僕は意識的に急加速と急制動の練習をしていたんだよっ。

さて、一体何時間の教習オーバーで許してもらえるのだろうか?


2003年08月02日(土) エンジニアは経営を学んで日本を救え!

最近はMOT(Management Of Technology)が流行語のようで、あちこちで良く聞くようになった。
MOTとは技術経営と呼ばれる。

技術の事を全然理解できていない経営者。
経営やビジネスの事を全く考慮しないで開発を進めるエンジニア。
経営、営業系と技術系のギャップはとてつもなく大きい。

日本の経営者はアホが多いが、エンジニアは優秀だ。
だが、エンジニアが優秀なのは技術面に限った話であって、経営やマーケティングのことをきちんと理解できているエンジニアは少ない。

僕は「テクノロジーとマネジメントの両方がわかるコンサルタント」という事をウリにして仕事をしている。
テクノロジーとマネジメントの両方に精通している、というワケではないが、少なくとも両者の通訳にはなれる。
実際にはマネジメントが「7」、テクノロジーが「3」くらいの配分なのだけれど。
僕はマネジメント側の立場でエンジニアに接するのだけれど、エンジニアの人たちの言葉には毎度苦労させられる。
エンジニアの会話はジャーゴンだらけである。
ジャーゴンとは、ワケのわからない専門用語の事を指す。
エンジニアの言葉は三文字略語だらけだ。

僕;「それって、簡単に言えば、こういうことですよね」
エンジニア;「いや、ビミョーに違うんです」
僕;「ビジネスとしてみれば同じですよね」
エンジニア;「うーん、まあ、同じと言えば同じなんですけど、技術的にはビミョーに違うんです」
僕;「じゃあ、どこがビミョーに違うんですか?」
エンジニア;「だから、ビミョーなんです」

僕達は高校時代から「文系」と「理系」に分けられ、お互いに自分とは異なる人種だという思いが強い。
僕は文系のなかの文系、文学部の出身である。
しかも私立。
私立の文学部出身にもかかわらず、「工学博士」などと名刺に刷り込まれたエンジニアの方々に囲まれて、偉そうに講釈をたれているのである。

戦略系コンサルタントは理系出身者のほうが圧倒的に多い。
論理的な思考力が要求されるので、アタマの構造的には理系のほうが向いているのかもしれない。
私立の文学部出身の僕など、例外中の例外である。

僕は理系、技術系の人間が営業、経営を学ぶべきである、と思う。
僕を含めた文系出身者は基本的にアホなので、技術を学んでも習得できないからだ。
日本企業の経営者は、豪腕営業としていい成績をおさめて成り上がってきただけの「脳みそきんに君」で、基本的な経営知識さえない場合が多い。
なので、日本の経営者には期待できない。

日本を救うためには、理系出身のエンジニアが経営知識を身に付けて、がんばるしか道がない。
エンジニアの皆さん、経営の勉強をして、日本を救ってください。


2003年08月01日(金) どうしてこんなにTV放送の種類はたくさんあるのだ?

日本の放送って変だな、と思う。

地上波、CATV、スカパー、BS、CS。
光ファイバーやADSLを使った放送も本格化するだろう。

で、疑問。

どうしてこんなに何種類もの放送があるのだ?
別々にチューナーは用意しなければいけないし、有料放送はそれぞれ個別に契約しなくてはならない。
チューナーがバラバラだとリモコン操作もややこしくてたまらない。

地上波だけを見ても、地方局がたくさん存在する。
僕は関西出身なのだけれど、関西にはローカル番組は多い。
盆暮れに帰省すると、吉本と阪神タイガース関連の番組だらけである。
僕の実家がある兵庫県には「サンテレビ」という阪神戦を全試合完全生中継する、というとんでもないテレビ局も存在する。
だが、関東ではサンテレビは見られない。
今年に限って言えば、サンテレビを再送信すれば高視聴率は間違いない。

地域でコンテンツを分ける必要が本当にあるのか、と思う。
地方局など、衛星放送やCATVがなく、電波をタワーや山の上からしか飛ばせなかった時代の遺産でしかない。
地方局の経営は苦しい。
地上派デジタル、衛星放送によって、地方局の経営は益々苦しくなる。
地方局はその地域だけで放送していては、もはや経営的にやっていけない。

僕はひとつのチューナー、ひとつの契約で何でも見ることができるテレビが欲しい。
多数存在するTV放送のアグリゲーションサービスが可能になれば実現可能なことだ。
各家庭への通信回線が光化され、ベストエフォートではない、帯域保証型の100Mbpsの通信サービスが開始されれば、インフラ面での課題は存在しなくなる。

問題は法や規制だけだ。
放送の再送信をどこまで認めるか、著作権の処理をどうするか、というだけの話。
時間をずらした再送信では納得がいかないので、言葉的には変だけれど「同時再送信」、と言ったところか。

ビジネス上の問題で実現できないのではない。
法や規制の問題だ。
あとは既得権益。

TV放送が「公共の電波」を使用する、という大前提が崩れてしまった現在、地域で放送を分ける意味は何もない。
何種類もの放送方式が存在する事もおかしい。
「公共の電波」は光インフラが全国に浸透した時点で意味を失う。
放送に電波を使用する必然性など、存在しなくなる。
それほど遠い将来の話ではない。

もちろん、「放送」という性格上、オンデマンドに個別コンテンツを流すよりも、一括にマスでコンテンツを流したほうが効率は良い。
だけど、地上波で各地域でバラバラと流す意味があるのだろうか?
全て衛星放送にして全国的にまとめて流せば、コストも安い。
技術面では数Gくらいの速度でSTBの10TBくらいのHDDに、どかっと数百チャンネル、1週間分くらいのコンテンツが落ちてくる時代はすぐそこなだと思う。

日本の放送のビジネスモデルを根本から見直し、僕のリモコンの数を減らしてくれ。




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孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように

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