WEBLOG
斜めうえ行く「オクノ総研 WEBLOG」

β版

目次 | <<前へ| 次へ>> 


2005年06月25日(土) M1000予約となぜだか13本めのギター購入

7月1日発売予定のM1000を予約しようと思い、近所の家電量販店に徒歩で行った。
「予約は承っておりません」と軽くいなされる。
仕方がない、街まで出るか。
地下鉄に乗って、街に出る。

何軒かのお店で予約を断られつつ、某家電量販店でようやくM1000の予約を受け付けてくれた。
すごーく高圧的。
「当店では15台しか入荷しませんので、発売日の7月1日(金)に必ず受け取りに来てください」
サラリーマンが平日に受け取りに行けるわけないだろ。
「今回は特例として1日だけお待ちして土曜日まで取り置きます。今回だけですから」
特例ですか、どうもありがとうございます。
「価格はドコモからの情報がほとんど届いていませんのでわかりません」
別に価格がいくらだろうと構わないので、知った事ではない。
「機能もサービスも付属品もスペックも不確定です」
いいです何でも。
「MoperaUには300円コースと500円コースがありますが、どちらになさいますか?」
サービス内容の説明なしに金額だけで決めろ、ってか?
500円コースでお願いします。
ついでに無線LANコースも追加でお願い。
「無線LANは、エリアが限られており・・・その事をご理解・・・」
いいんだよっ、お布施だ。
予約させていただき大変申し訳ございませんどうぞよろしくお願い申し上げますモードで、予約完了。
発売日は仕事の予定が詰まっているので、発売日ゲットは断念。
週末にセットアップして、見せびらかすのは翌週の月曜日になるのでいいや。

街に出てきてしまったので、ウロウロする。
必ず立ち寄るのは楽器屋。
僕の頭の中には、ギターブックマークがある。
レアなギターの欲しいぞリストがあり、常に物色しているのである。

いつものごとく楽器屋に向かう。

出物ハケーン!

アコースティックギターコーナーで、値札を1桁間違えたとしか思えないギターを見つけた。
HEADWAYというブランドのアコギ。
HEADWAYというのは、メジャーではないのだけれど、日本製のアコギとしては最高のクオリティーである、と評判のブランド。
そのHEADWAYの限定モノを発見してしまったのである。
ボディーがオールマホガニー。
一般的にアコギのトップの素材はスプルースとかで、オールマホガニーは珍しい。
マホガニーは比重が軽い木材なので、枯れた音が出やすい。
中域が強調され、ドライな音が出る。
オールマホガニーだけでもレアなのに、そのHEADWAYのバインディングはべっ甲柄。
ゴールドパーツに貝殻の装飾もゴージャス。
カタチはマーチンで言うところの000。
MTVのアンプラグドでエリッククラプトンが弾いているマーチンD28-OOOとほぼ同型の小ぶりなサイズ。
そういや、自宅には「正式なスチール弦のアコギ」はなかったよな、と思った。
僕の自宅にあるアコギは、オベーションが2本と、ガットギターが2本。
アコギは4本あるものの、エレアコだったり、ナイロン弦だ。
勝手に頭のなかで、自分に言い訳。
フツーのスチール弦のアコギがない、という事は、MECE感に欠けるのではないか?
これはコンサルタントとして問題だ。

早速、弾かせてもらう。
アコギのくせに、ネックが細くて薄い。
弦高も低い。
エレアコみたい。
よく見たら、ドイツ製だかなんだかのピックアップを装備したエレアコだった。
見た目は完全なアコギ。
オベーションみたいにあからさまなエレアコではない。

予想通り、というか予想を超えた音。
すごーく鳴る。
普段、アダマス様とはいえ、基本はエレアコであるオベーションを愛用している僕にとって、フツーのアコギを鳴らすのは久しぶり。
音のでかさに驚く。
マホガニーボディーなので、予想通り、音は乾いていて枯れている。
いいじゃん、いいじゃん。
ネックはエレアコちっくで音と見た目はアコギ。
しかもゴージャス。
値段をつけ間違えてないか?
僕は、10倍の値札がついていても納得しただろう。
もしかしたら、本当に値札をつけ間違えているのかもしれない・・・。
相対値ではなく、絶対値で見ても、異常な安さだ。
どこをどう見てもアラがない。
速攻で売れてしまう危険大。
どこからどうみても限定のレア仕様なので、市場にはほとんど出回っていないだろう。

「これください」

あああああああああああああああああああ。

13本めのギター。
いつ弾くんだよ>僕。
OOOサイズだからテレビを見ながらでもいじれるし・・・。

自宅のギターが13本になってしまいました・・・。
限定モノとかレア仕様とかばかり。
もういいやっ。
どんどん買っちゃえ。
邪魔なのはハードケース。
13本のギターはともかくとして、ギターを買うと専用のハードケースがオマケについてくるのだけれど、かなり邪魔。
ギターが13本ということは、ケースも13個あるのである。

ああ、でもなあ、まだまだ僕のギターブックマークはあるんだよなあ・・・。
ギターを弾く時間もないのに、ひたすらギターの本数だけは増えていく。
楽器は別腹。
僕はギターコレクターではないのだけれど、ついつい買ってしまう。
楽器って、何か違うんですよ。
デジタル機器とは違って、何本あってもいいし、捨てるつもりも売るつもりもない。
古けりゃ古いで味が出てくるし、それぞれに個性がある。
結果的にどんどんギターは増えていく。

僕にとって、デジタル機器は道具だけれど、楽器は違う。
ギターには愛がある。
絶対に捨てられない。
楽器には、魂があるような気がする。

道具であるM1000は、高性能な新機種が出たら、即、見捨てることになるだろう。
M1000は携帯電話なので、肌身離さず持ち歩く事になるけれど、愛はない。
アナログな道具である楽器やクルマ、バイクには魂があるような気がする。
デジタル機器はとっかえひっかえ最新機種に買い換え、古いものは見捨てる。
一方でアナログな道具はずっと使いつづける。

この違いは何なんだろう?
デジタル機器は、データを移行すれば、同じ環境を引き継ぐことができる。
機器そのものは、ただの器だと割り切る事もできる。
データが魂であり、ハードウエアはただの器。
でも、僕はどうしてアナログな道具に愛を注ぐのだろう?


2005年06月21日(火) OutlookをBluetootth経由で携帯電話と連携させたいぞ

先週、パソコンが新しくなったのを機にOutlookをまじめに使ってみることにした。
僕は、Outlookは会社のご指定メールクライアントなので、イヤイヤ使用していたのだけれど、スケジュール管理やアドレス帳、ToDoリストなどの機能は完全無視していた。

僕が今までOutlookを無視してきた理由は、単純に動作が重過ぎだからである。
ソフトウエアとして重い。
Outlookを起動しているだけで、PCの動きが緩慢になるので、必要な時だけ起動していた。
反Outlookだった。

先日からPCが新しくなり、Pentium��900MHz 512MB から PentiumM 1.8GMHz 768MBに環境が変わった。
劇的とも言えるパフォーマンス向上。
Outlookがサクサク動く。
パワーポイントのファイルを30個同時起動しても問題なし。
Outlookを嫌う最大の理由がなくなった。

僕の会社のシステムでは、ブラウザさえあればOutlookの全機能をどこからでも使えるようになっている。
サーバー側で一元管理していので、余計な整合性を意識することがなくなった。
メールやPIM機能がサーバーで管理されているのである。

僕は、かつてスケジュール管理、アドレス帳、To DoリストといったPIM機能は10年くらいに渡って、PDAで管理してきた。
2年前くらいから携帯電話のPIM機能の向上により、PDAはいくつも保有しつつも、持ち歩かなくなり、携帯電話で情報管理を行なうようにしていた。
携帯電話は入力が面倒なので、入力は主にPCで行っていた。
PCと携帯電話を連携させた管理。
PIMに関しては、ネットワークは利用していない。

僕は4台のPCを使用している。
4台のPCの情報の同期が非常に面倒。
ついつい、どれが最新情報かがわからなくなり、情報の齟齬が起きるようになっていた。
携帯電話でスケジュール管理やメール確認を会議中にもやっているのだけれど、携帯電話をぱちぱちいじっていると、何だか印象が悪い。
情報が携帯電話に入っているんだから、しかたがないのだけれど、会議に集中していないように見られるのではないか、と不安になる。
それに僕は携帯電話で文字を打つのが嫌いなのである。

今年の正月からは、10年ぶりに紙の手帳を見直そう、という作戦に出た。
電子管理から最もレガシーな紙に戻してみた。
超整理手帳を購入し、オーダーでケースまで作り、気合いを入れて半年使ってみた。

結論から言うと、やっぱり紙媒体での情報管理は、今となっては却って不便だった。
PDAを10年も使い続けている人間にとって、今更紙媒体での管理などやってられない。
度重なるスケジュール変更やToDoの優先順位つけの変更等、紙の手帳では大変に不便だ。
紙の手帳は止めて、PDAか携帯電話に戻そうかな、と思っていた。
ハードウエアとしては、Linux Zaulus、Mio168(OSごと改造版)、HP Jornada720が手許にはある。
でも今更PDAでは芸がない。

Outlook環境を再考してみると、メールだけではなく、PIM機能もかなり使い物になる。
かつ、僕の場合はサーバー管理だ。
ブラウザ経由で使っているので、メール機能だけではなく、その他の機能も全てブラウザ経由で利用できる。
ネットワークに接続していない場合は、Outlookのクライアントソフトを使う。

僕が大急ぎでOutlookによるPIM管理を進めている理由は、7月1日発売予定のDoCoMo発売のビジネスフォーマであるM1000の活用を考えているからだ。
こいつをこのOutlook環境に統合できないかな、と画策中なのである。
Outlookをサーバー、PC、M1000で連携させ、複数環境での情報を自動的に整合性を取らせたい。
僕はそこにBluetoothも使いたい、と考えている。

僕がBluetoothでやりたいことは3点。
�.院璽屮襯譽垢�Bluetooth経由でPCのOutlookとM1000を連携させる。
��AirHの契約を廃止し、M1000+BluetoothでPCの通信を行なう
��Bluetoothヘッドセットが欲しい(VoIPまでは無理か?)

データソースをOutlookのサーバーで一元管理し、PCやクライアントとの情報の整合性を担保してみようか、と画策している。
PDAや手帳で管理していた情報をサーバーで一元管理し、クライアントはスマートフォン、って何だかイケてそうな気がする。
サーバー管理だと、仕事のメンバーとスケジュール管理等、グループウエア的に情報の共有ができたりもするので、何かと便利だ。

無線LANはもはや所与とものなってしまったので、次はBluetoothだ!
Outlook+ M1000 + PCブラウザ経由でのOutlook活用。
サーバー上のOutlookで一元管理し、ビューワーとしてPCとM1000を連携させる。
個人のOutlookではなく、会社のOutlookなので、変ちくりんなセキュリティー上の制約があったり、M1000のOutlookがどこまで使いやすいか、については全く知らない。
サーバー利用のモバイルOutlookは、Exchangeサーバーの対応が必要になっているので、M1000のOutlookクライアントとPCのアOutlookクライアントの整合性がどこまできちんと取れるかは現時点では不明である。
社内専用のOutlookサーバーにスマートフォンでアクセスできるかどうかも不明。
僕は、M1000のPOPのメールに関しては既にiアプリで読み書きができる環境を持っているので、あまり興味がない。
興味があるのはM1000のOutlookの全機能がどこまでサーバー上の情報と連携できるか、である。
PIM機能をBluetooth経由でM1000で管理したい。
複数台のPCの内容をサーバー側で管理する事により、M1000だけ持ち歩いて、情報の一元化ができるといいなあ・・・と。
僕たちの会社はグローバル企業なので、日本法人だけが特殊なアプリケーションを導入する事はできない。
僕は、コソーリとimode経由でも会社のメールを読めるようにしているが、アングラである。
M1000は、アングラではなく、正々堂々とOutlookとの連携ができるのだろうか?(反語)

情報がないときに僕が取るべき行動原理は決まっている。
とりあえず買ってみる。
情報を集めるのではなく、実機を購入していじくり倒して検証する。

と、いうことで7月1日のM1000発売日に合わせて、TransFlashの注文、OutlookのMSの公式解説本、紙の手帳からOutlookへのPIM機能の移行をはじめている。

M1000のビジネス活用方法に関する情報は本当に少ない。
ビジネスフォーマのくせに音楽や映像再生機能の情報ばかり。
ビジネスに使うんだったら、法人のOutlookの活用法をきちんと検証するほうが先だと思うのだけれど。
日本の携帯電話文化はおかしい。


2005年06月12日(日) 仕事用のPCが新しくなった

仕事用のPCが新しくなった。
会社から支給されているPCである。
僕の所属している会社では、3年間ごとに新しいPCに交換してもらえることになっている。
僕は3台め。
3回めのPC交換を経験する事は、一般企業でいえば永年勤続賞に近い。

・・・だって、不況でおいしい転職先がないんだもの・・・。
と、思いつつ3代めのPCへ。

新しいPCに交換するためには、古いPCからデータをバックアップしなくてはならない。
PC「交換」なので、古いPCと新しいPCを「交換」する。
同時に二台並べてLAN経由で並列化させることができない。
旧PCと引き替えに新PCが貸与されるのである。
なので、旧PCは事前にバックアップを取らなくてはならない。
1週間くらい新旧のPCを並行稼働させてくれれば楽なのに・・・。
融通の利かない会社だ。

まずは、旧PCのデータのバックアップ。
クソ忙しい時期なので、夜遅くにバックアップ作業開始。
僕は、データ類は、全て特定のディレクトリ下に保存することにしている。
ディレクトリをまるごとコピーするだけなので、喫煙コーナーから帰ってきたら作業完了。
問題は、個人データとアプリケーションである。
新PCに移行するためには、iniファイルやメールやIDファイルなどを漏れなくバックアップしなくてはならない。
これはアプリケーションごとにバラバラなので面倒。

そして、問題は個人情報。
旧PCは、厳重に管理されたなかで完全にフォーマットされるらしいのだけれど、僕は、そんなことは信用していない。
僕はセキュリティーに関しては、身内も信用しない。

ぜーんぶのアプリをアンインストール。
個人情報に結びつきそうなファイルは全て消去。
キャッシュやCookieやらメーラーやら個別のアプリやら。
これが意外に時間がかかる。
よくよく考えてみれば、PCは個人情報の塊。
個人情報を完全に消去しようと思うと、かなり面倒なのである。
結果的には、ほとんどOSだけの状態に戻して、OSの設定もリセットすることになった。
増設していたメモリも個人所有物なので、取り外す。
キーボードを取っ払った裏、というワケのわからない場所にあるので、工具でこじ開けてはずす。
気づくと、明け方。

データのバックアップを取りつつ、個人情報を消去する、という作業をしていると妙な気分になる。
データ、設定、個人情報は、新PCに完全に移行される。
いわば記憶だ。
僕の旧PCは記憶を抜き取られていく。
だけど、その記憶は新PCに移行できてしまう。
記憶を抜き取られたPCは何なのだろう?

身体は変わっても記憶は引き継がれる。

HDDの情報を完全に消去し、ドライバーでこじ開けてメモりをはずしつつ、なんだかおセンチになる。
明け方だし。
このメモリを抜き取ったら、このPCは僕の分身ではなくなる・・・。
メモリはHDDの情報とは違って、ただのワーク領域で情報が書き込まれているわけではないのだけれど、物理的にメモリを取り外そうとすると、なんだかおセンチ。

僕の記憶は旧PCから完全に消去された。
僕の痕跡はない。
機械に僕の魂は宿らない。
でも、僕の記憶は新PCに完全に移植される。
身体は死んでも、記憶は生き残る。
情報は引き継がれる。

翌朝、会社で新PCを受け取り、バックアップしたデータを入れ直す。
PC本体は変わったけれど、設定も環境も何も変わらない。
スクリーンセーバーや壁紙からデスクトップといった見た目や、Cookieやブックマーク、辞書、メール、アプリケーション設定にいたるまで、全て同じ。
僕の環境は何も変わらない。

新PCを受け取ったあと、近所のPC屋で中古のメモリを見つけたので、購入して増設。
体感速度は、異様なまでに速くなった。

体感速度は変わったし、筐体も変わったけれど、画面に映る設定も、環境は何ら変わらない。
身体は変わっても、記憶はそのまま。

PCって妙な存在だな、と思う。
「記憶能力」のない機械であれば、機械や道具そのものに何らかの思い入れみたいなものがあるだろう。
時計だとか楽器だとかクルマだとか人形やぬいぐるみ等々。

でも、PCには「記憶能力」があるがゆえに、記憶を抜き取られた機械は僕の抜け殻だ。
そこに僕の魂は存在しない。
ただの道具だ。

僕はPCには思い入れはない・・・。


2005年06月11日(土) ヒゲを剃ったりなんかしてみた

ヒゲを剃ったりなんかしてみた。

僕は、ここ何年かずっとヒゲを伸ばしていた。
かつてはヒゲを伸ばしたり剃ったりを繰り返していたのだけれど、ここ何年かはヒゲトリマーで3ミリヒゲをキープし続けていた。
以前の僕は変なメガネをたくさん持っている七変化の人、というイメージだったのだけれど、眼を義体化(レーシック)してしまったので、メガネをかけられなくなった。
で、しょうがないので怪しいヒゲの人になったのであった。

僕の顔は、いわゆるひとつの典型的日本人顔でインパクトにかける。
あんまり特徴がない。
なので、変なメガネをかけてみたり、ヒゲをはやしたりしていた。

が、最近気付いたのだけれど、僕は外見が凡庸でも目立つ存在だった。
外見が地味でも必要以上に目立つ。

と、まあこれは後付的な理由である。

本当にヒゲを剃った理由は、深夜のドンキでついつい安売りをしていたブラウンの髭剃りを衝動買いしてしまったせいである。
ドンキは僕の自宅から徒歩2分のところにある。
なので、しょっちゅうウロウロしていらんモノを買っている。
ジャングルショッピングにのせられている。

今回も同じく会社の帰りに豆乳とビールを買いにドンキに行った。
ついでにウロウロ。
と、するとブラウンのシェーバーが目についた。
定価3万円少々。
それが46%オフだかで1万数千円になっている。

ブラウンのクレードルみたいな洗浄ユニットに装着すると自動洗浄される機種。
ブラウンの高いやつ。
それが、一万数千円。
僕の自宅にはPDAやら携帯やらiPodやらクレードルがゴロゴロしている。
シェーバーもクレードルの時代か・・・。
僕は、電気シェーバー派ではなく、お風呂で使い捨て髭剃り派である。
徹夜対策用にカバンの中にはナショナルの髭剃りは入っているけど(常宿のフォンテーヌ赤坂に行けば髭剃りはある)。

このブラウンのシェーバーは、自動洗浄機能がついており、洗浄のためには専用カートリッジを月に一回交換しなくてはならない。
ビジネスモデル的には、電気シェーバーを売り切り商売から消耗品商売にしようとたくらんでおるな、ブラウンは替え刃商売のジレットモデルに切り替えようとたくらんでおるのだな、と思いつつ買っちゃおうかな〜と思った。

が、問題はヒゲである。

僕はヒゲを伸ばしているので、シェーバーは必要ない・・・。
でも、欲しいぞ。
定価3万円のシェーバーは、一体どのくらい剃れまくるのか?
試してみたい。
「朝、剃ってきたはずなんですけどねえ」のCMみたいに、ビシバシ剃れるに違いない。

しょうがない。
シェーバーが欲しいので、ヒゲを剃ることにしよう。

自宅に持ち帰って、クレードルに洗浄カートリッジをセット。
USBはついていない。
2年ほど伸ばしていたヒゲをワザと電気シェーバーで剃る。
伸ばしているヒゲが電気シェーバーで剃れるのか?
キワ剃り機能みたいなのもついているが、無視。
あくまでもシェーバーの本体の刃で剃るのだ。
定価3万円以上(購入価格は46%オフ)の力は如何に?

ばしばし剃れる。

3ミリヒゲ程度のしょぼいヒゲのせいか楽勝で剃れた。
あっという間に僕はヒゲのない人になってしまった。

ざっくりとヒゲを剃ったあと、丁寧に仕上げてみる。
ん〜。
安い電気シェーバーとの違いがわからん。
確かによく剃れているような「気がする」のだけれど、3万円(購入価格は46%オフ)の剃り味か?と問われると疑問。
シェーバーはシェーバーに過ぎない。
ヒゲを剃る以上の機能はない。
ヒゲを剃るだけ。
深剃りだかなんだか知らんが、ヒゲを剃っているだけであり、それ以上にこれといって面白いギミックはない。
つまらん・・・。

でも、クレードルがある。

クレードルにはLEDがいくつもついていて何やらハイテク感はある。
クレードルにシェーバーをセット。
LEDがチカチカと光り、オートでモードがセレクトされる。
ウィーン、とシェーバーがうなりはじめ、洗浄モードになる。
何度か音の調子が変わる。
何だかあれこれやっているようである。
でも、何をやっているんだかよくわからない。
どうせだったら、USBとかイーサネットの端子をつけて欲しいなあ。
洗浄の様子を携帯電話経由でモニターできるとか、髭剃りの最新モードをダウンロードするとかできんのか?
シェーバーのファームウエアのアップデートとか。

洗浄中のシェーバーをじっと観察していてもウィーンとうなっているだけでつまらないので、取り出してみる。
さっきヒゲを剃ったばかりなのに、また剃ってみる。

熱っー!!!

熱消毒をしているようである。
おーっと、やけどをするところであった。
ただ、洗浄しているだけではないらしい。
熱消毒だか、乾燥だかをやっているらしく、シェーバーは火傷するほど熱くなっていた。
中途半端にハイテクだなあ。
実験終了。
しばらくはヒゲなしです。

■BRAUNアクティベイター(↓アフィリエイトだけど買わんでいい)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0002Z7LS2/wwwjunokunoco-22/250-3756366-4457068?creative=1615&camp=243&link_code=as1


2005年06月07日(火) 消せない「殺気」

最近、50代の方々とチームを組んで仕事をしている。
「顧問」と呼ばれる政財界に顔が効く人たち。

僕にとって、50代の方々と仕事をするのは久しぶりだ。
前職では、早期退職勧奨により、50代の社員は限りなくゼロだった。
コンサルティングファームには50代の社員は元々いない。
コンサルタントの定年は40代前半。
40代後半以上の社員は、事実上存在しない。
クライアントの経営陣以外に50代の方々とは接する機会がない。

久々に50代の方々と同じチームとして仕事をしてみると、自分が未だにガキに過ぎないことがよくわかる。
政財界で活躍してきた人たちだけに、さすがに紳士。
僕がいかに品格に欠けているかを痛感する。
彼らは穏やかでありつつも強い意志がある。

僕は「殺気」が強い。

声が大きい。
しゃべりまくる。
早口。
せっかち。

僕はどこから見ても殺気が漂いまくっている。
50代の紳士の方には殺気がない。
あくまでも穏やかだ。
静かに、ゆっくりと、落ち着いて話す。
でも、きちんとメッセージは伝わるし、人も動く。

僕は、ガキの頃から目立つ子供だった。
今でも、ただオフィス内をぶらぶら歩いているだけでも目立つ。
存在しているだけでも、周囲から浮き立って見えるようだ。
僕の外見はごくごく普通だ。
僕は攻撃的なキャラクターではないのだけれど、「殺気のようなもの」は消せない。
戦略コンサルタントはもともと殺気が強い人間が多い。
そのなかでも目立つのだから、僕の殺気は相当強いのだろう。

僕は自分が50代になったとき、あのように穏やかで品格のある大人になれるのだろうか?(反語)


2005年06月06日(月) クルマ復活

クルマのバッテリーをはずして充電し、クルマを動く状態に戻した。
僕のクルマは放ったらかしにしておいた結果、バッテリーが完全に放電していた。

自宅にトリクル充電器もあるので、自宅で充電しよう、と思った。
バッテリーをはずして、自宅に持って帰ればいいじゃん。
サポートを呼ぶまでもないだろう。
以前、長期海外出張中にも同じくバッテリー上がりを経験しており、その際は、ローダー(クルマを乗せるトラック)に乗せられてディーラーまで運ばれる、という大げさな事になってしまった。
たかだかバッテリー上がりくらい、自分で何とかなるだろう。
自分で対処することにする。

実はこれが意外と大変なのであった。
僕はボンネットを空けて、バッテリーをはずそうと思った。
最近のクルマのエンジンルームはカバーが掛けられており、バッテリーがどこにあるのかもわからない。
僕はウィンドウウォッシャー液の充填以外の目的で自分のクルマのボンネットを空けることはない。
今時のクルマはボンネットを空けても、エンジンはカバーされており、何がどこにあるのやらさっぱりわからない。
エンジンカバーをはずすと、電気系統の配線だらけ。
クルマにはUSBとかFireWireという発想はないのか?
一対一で配線が繋がっているせいか、ケーブルだらけ。
ハブとかつけてTCP/IPで何とかしろ。

バッテリーを発見し、はずそうと試みる。
わからん・・・。
どうやったらバッテリーがはずせるのかわからない。
マニュアルを見る。

「ディーラーにお問い合わせください」とだけ書いてあり、バッテリーのはずしかたは書いていない。
それどころか、バッテリーの充電は危険なので、ディーラーにお任せを、と書いてある。
勝手に充電したら爆発するかもしれませんぜ、とまで書いてある。
バッテリーごときでディーラーに問い合わせるか!このバカチンが!

ボンネットを空けて、ごちゃごちゃやっていると、工具を持ったおっちゃんがやってきた。
僕の隣のクルマのボディーカバーを開ける。
何と、そこにはフェラーリ・ディノが現れた!
僕の隣はディノだったのか・・・。
僕が最も欲しいクルマの第一位だ。
自分でメンテできないし、実用性も限りなくゼロだろうから保有できるわけももない。
心の中で敬礼。
おっちゃんも僕と同じく、ミッドシップのエンジンルームを空けてごちゃごちゃやっている。
おっちゃんは、しばらくするとディノにカバーをかけ直して、向かいに停めてある別のクルマに向かった。
カバーをはずす。
ロータス・エリーゼ。
ディノは無理としても、何とかなるんじゃないか、というあこがれを持っているクルマ。
黒ちゃん(サーヤの婚約者)と同じ。
僕の欲しいクルマ一位はディノ、二位エリーゼ。
実用性と僕のクルマに対するスキルからいうと両方とも所有は難しい。
おっちゃんは両方持っているのか?
また、エンジンを空けてこちゃこちゃやっている。
ディノとエリーゼ、クルマオタクのあこがれの人生だよな、と思いつつAudi TTのエンジンをいじくり回す。

正しくいじくっている、というよりもただエンジンカバーをはずして、配線とかを確認しているだけである。
適当にネジをはずしてみたり・・・。
おお、こんなところにオイルタンクがあったのか、レベル。
これが、ターボか、インタークーラーか、ふむふむ。
本来の目的を忘れて、エンジンのあちこちのネジをはずして、パーツを観察しては、ふーむ、なるほど。

本来の目的はバッテリーをはずしたいだけである。
超初心者級。
ところが、マニュアルにはバッテリーのはずし方が書いていない。
今時のクルマはバッテリーさえはずしちゃいけないのかよ、と思いつつ手探りであちこちをいじる。
エンジンルームの奥は暗い。
口にマグライトを咥えて、照らしながらエンジンの中を探る。
うーむ。
「エンジン」のキムタク気分。
アタマの中で勝手にエアロスミスが流れる。
エンジンルームは狭い。
「エンジン」のキムタクと同じく腕時計がじゃま。
腕時計をはずす。
クルマの傷どうこうの前に、腕時計があると、狭い場所に手が入らない。

探っているうちに手持ちの工具ではバッテリーがはずれないことに気付く。
手持ちのラチェットハンドルだと、バッテリーをはずすためのネジまで届かない。
どうあがいても無理。
しかたがないので、ラチェットハンドルの延長工具を近所のホームセンターに出かけて購入。
自宅近くには工具がたくさん揃っているホームセンターがある。
バッテリーをはずしたいだけなのに、何で特殊工具が必要なんだよっ、と思いつつ、ある種の趣味性もあるので、工具を購入。
ラチェットハンドルに延長工具を二つかませて、ようやくバッテリーをはずすためのネジに到達。
無事、バッテリーをはずした。
バッテリーをはずすだけのために、車載工具はおろか、メンテナンス用の工具キットですら対応できないなんて・・・、とは思いつつも何とかバッテリーははずれた。

が。
バッテリーは20Kgはある。
大きさはたいしたことがないのだけれど、すんごく重い。
バッテリーがこんなに重いとは知らなかった。
駐車場から自宅までは徒歩数分。
はあはあ言いながら何とか自宅までバッテリーを持ち帰る。

トリクル充電器に接続!
と、思ったらバイク用の充電器なので、バッテリー側の端子が大きくて、充電器の端子が刺さらない。
しかたがないのでアルミ箔を使って、端子を作る。
こんなんで充電できるのか?
充電開始。

数時間経過。
充電が始まっていることはインジケーターで確認できるものの、充電完了の兆しなし。
1日経過。
変化なし。
2日経過。
変化なし。
3日経過。
ようやく充電完了。

バイク用の充電器でクルマのバッテリーの充電を行うと、3日もかかるのかよ・・・。
確かに携帯電話の数グラム程度のバッテリーの充電ですら数時間かかるのだから、20Kgのバッテリーの充電に3日くらいかかるのは当然かも。
バイク用の充電器だし、しかたがない。

充電完了したバッテリーを持って、はあはあ言いながら駐車場へバッテリーを持って行く。
バッテリーをはずした際に手順を覚えたので、取り付けは楽勝。
バッテリーの電極を試しに繋いでみたら、カーオーディオのラジオから音楽が流れ始めた。

生き返った!

エンジンルーム内の配線をきれいにし、ネジの増し締めを行って作業完了。
クルマのエンジンをかける。
見事にかかった。

何だかうれしい。
でも酔っぱらっていたので、運転はできない。


2005年06月05日(日) ビジネスFOMA M1000を買って笑われる覚悟を決めた

最近の悩みどころと言えば、携帯電話の買い換えである。
現在の僕は、PDCのPreminiとFOMAのF900iCをデュアルネットワークサービスで切り替えながら併用している。
まだ、古くないじゃん、という突っ込みは置いておく。
僕にとっては、携帯電話購入後のシバリ期間である10ヶ月を超過したら、携帯電話は買い換える掟になっておるのだ。
これは掟なので破ることができない。

PDCとFOMAを両方とも買い換えるつもりでいるので、物色中。
今週末から発売の始まったFOMAの901iSは期待を裏切ってくれた。
僕の評価ポイントでは、800MHz対応、PDF閲覧くらいしか進化していない。
僕が一番期待していたBluetooth対応はまたもや見送り。
Bluetoothは、クルマを運転する際の必須アイテムなので、対応は社会的責任だ。
僕のクルマは既にカーナビ対応のハンズフリーシステムがインストールされているので関係ないけど。
Bluetoothを使った女子高生にウケるアプリがない、などとほざいている場合ではない。
Bluetoothが見送られた時点で901iSは萎え萎え。
興味なし。

と、いうことでモトローラ製のスマートフォンであるM1000を買おうかな、と。
価格、発売日は未発表。
とんでもない価格でなければ買うつもり。
M1000はモトローラのA1000を日本語対応にして無線LAN機能をつけた製品。
PDAっぽい携帯電話。
GSMのトライバンドにも対応している。

M1000はキワモノである。
iモード、iアプリが使えない。
デュアルネットワークサービスに加入していて、かつ勇者でなければ買うのはキケン極まりないので、ほとんど売れないと思われる。

フルブラウザもPOP、IMAPメールも使えるんだからいいじゃん、とは思う。
2年前だったら。
僕はiモードメールは事実上使用していない。
携帯電話でもPCと共有のPOPメール、ウェブメールを使用している。
仕事用もプライベート用もメールに関しては携帯電話とPC共通。
なので、iモードメールが使えなくなることはそれほどのダメージはない。

問題はiアプリである。
僕はiアプリのヘビーユーザーなのである。
特にチャートもグラフィカルに表示できる株取引、乱数表なしの一発振り込みができるネットバンキング、そして・・・iMona。
M1000はGSMのトライバンドやIEEE802.11bにも対応していて通信環境としてはよく頑張りました賞をあげたいのだけれど、iアプリが使えないとは・・・。
勝手な期待としては、iアプリのエミュレーターを出せやコラ、である。
JAVAなんだからiアプリの実行環境をエミュレーションすりゃあいちいち新たにM1000専用のアプリなんぞ開発しなくても済むぞ。

M1000単体だと著しく不便なので、MoperaUというiMode契約と同じようなプラットフォームサービスが用意されている。
M1000買ったら、当然入れよな、的な位置づけ。
ついでに公衆無線LANサービスも入っておけ、と。
東京メトロの主要な駅は無線LAN対応だぞ、と。
MoperaU 500円+公衆無線LAN 500円=1000円はお布施。

僕は人柱人生なので、このM1000を既に買う気でいる。
買わずに語るな、が基本なのでチャレンジャーとしては買わなくてはならんのだ。

一方で、既に生命線と化している携帯電話インフラをキワモノであるM1000一本にするわけにもいかないので、PDCも同時に買い換えるつもり。
M1000をメインに据えると、チャレンジャー過ぎるので、PDCは506i相当のものにしておかないとマズい。
DoCoMoとしてはM1000一台でもじゅうぶん、と考えているのかも知れないけれど、現実問題として、僕はM1000一台で何とかやっていけるほどの勇者ではない。
M1000とPreminiの組み合わせでは、通話は問題ないのだけれど、iアプリが使えなくなる。
iアプリが使えるPDCがもう一台必要。

で、PDCを物色。
現行のDoCoMoのPDCラインナップを眺めるとショボい。
端末の開発は完全にFOMAに移行していることが良くわかる。
あらためてDoCoMoは既にPDCはやる気が全然ない事を再認識。
だが、僕としては、保険としてiアプリが使えるPDCを買っておかないとキケンなのだ。
欲しくはなくてもバックアップ機が必要。
Premini�兇砲靴茲Δ�な。
でもFelicaがついてない。
ただのバックアップ機としての位置づけで考えると、物欲がわかない。
普段は、電源が切られ、万一に備えてカバンの奥深くしまい込まれるためだけのバックアップ機。
面倒なので、眠っている古い携帯に番号を入れ直してもらおうかな、とも考える。

M1000でiアプリが動けば、何の問題もないのだけれどなあ。
最近はFOMAもようやく繋がるようになってきたし。
M1000はSDKが提供される、との事なのでいずれはiアプリなんてなくても大丈夫になる「かも」知れない。
だが、経験上から言うと、M1000はキワモノなので普及しない。
普及しないので、アプリケーションは特殊なものしか出てこないだろう。

携帯電話が普及しすぎた結果、携帯専用アプリが使えなくなると困る、というワケのわからない状況になっているのであった。
とりあえず、M1000を買って、人から笑われるだけの覚悟は決めた。

■ビジネスFOMA M1000
http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/foma/m1000/index.html


2005年06月02日(木) 新たなるファッションジャンルとしてのビジネスカジュアル

ビジネスカジュアルというのは微妙なファッションである。
ビジネス現場におけるカジュアルファッションが一般化してきたとはいえ、そこには一定の基準が存在する。

基本は「他人から見て」不快感を与えない事、である。
自分の基準ではない。
他人から見ての基準。
そこが難しい。

ビジネスカジュアルだからといって、自分の個性を出しまくってはならないのである。
スーツを着なくても良い、イコール、好きな服を着ても良い、ということにはつながらない。

ビジネスカジュアルとしての基準がいくつかある。

・デニム素材(ジーンズ)不可
・襟付きじゃなきゃダメ
・スポーツシューズ不可
・シャツはパンツの中に入れる事

女性の場合は、男性以上に自由度が高いので、個人で自覚してファッションを選ばなくてはならない。
僕の前職の女性陣は、「視線誘導か?」と思われるような露出度過多の方々が多く、個人的には眼福だったのだけれど、やり過ぎ感があった。

ビジネスカジュアルは、スーツを着なくても良い、程度で捉えておいたほうが無難だ。
スーツを着なくてもよくなった、ネクタイを締めなくても構わない、というだけで、完全なファッションの自由が認められたのではない。
そこに誤解が生じる。

ビジネスカジュアルはあくまでも「ビジネス」カジュアルである。
ビジネスなので、制約は大きい。
普段着で出社できる、と思ったら大間違いなのである。

「ビジネススタイル」、「ビジネスカジュアル」、「カジュアル」は明確に異なる。
自分の個性をいかんなく発揮できるのは「カジュアル」のみである。
ビジネスカジュアルでは、かなりの制約を受けることを忘れてはならない。

「ビジネスカジュアル」を初めて体験する人たちにとっては、今までの「ビジネススタイル」、「カジュアル」と異なるファッションであることの認識が薄い。
「ビジネスカジュアル」は、「ビジネススタイル」、「カジュアル」とは異なる。
スーツではないけれど、休日のカジュアルスタイルとは全く異なるのである。
それが、イマイチ認識されていない。
ネクタイをはずしただけ、上着を取っただけの「ビジネススタイル」であったり、これはくだけすぎだろう、という「カジュアル」過ぎたりすることが多い。

日本では「ビジネスカジュアル」がまだ未成熟であり、過渡期であるのでしかたがない部分はある。
例をあげれば、ライブドアの堀江氏のファッションは過剰にカジュアルであり、ビジネスカジュアルとしては認められない。

「ビジネススタイル」、「ビジネスカジュアル」、「カジュアル」は、はっきりと分かれている。
ビジネスカジュアルはアパレル業界としては、新たなビジネス領域だ。
明らかに今までと異なる領域なのだから、新規のビジネス領域のはずだ。
でも、服屋、ファッション誌を見る限りにおいて、ビジネスカジュアルは誤解を受けているように見える。
服屋はカジュアル過剰だし、ファッション誌は、スーツスタイルからネクタイをはずしただけ、シャツを少々変えただけに留まっている。
違うんだよ。
ビジネスカジュアルは。

「ビジネスの現場において他者から見て不快感を与えないファッション」、がビジネスカジュアルである。
「ラルフローレン一式」、というのが現状の無難な日本のビジネスカジュアル。
「個性を出さずに」、楽なファッション、というのが日本のビジネスカジュアル。
正しいビジネスカジュアルは、始まったばかりであるせいか、選択肢が狭い。
「ビジネス」と頭についている限り、ここ日本においては過剰な個性は出してはならない。
ビジネスの現場において、ファッションで個性を出す事はご法度だ。
おしゃれすぎても、ダサ過ぎてもいけない。
微妙なバランス感こそが、日本のサラリーマンのあるべき姿。
外見的には「没個性」。
個性を主張するのは、ファッション以外のところでやれ、というのが日本のビジネスの掟。
「イタリアンクラシコ」とか「フレンチカジュアル」とか毛唐に惑わされるんじゃないっ。
おしゃれ過ぎると、オフィスで浮くだけ。
「ラルフローレン一式」で無難にごまかしておけ。
それが一番目立たない。

ビジネスカジュアルが導入されると、おっさん連中はゴルフファッション、若造は貧乏学生と変わらない格好で出社してくる。
違う。
違うんだよ。
どちらも違う。
ビジネスカジュアルは新たなファッションジャンルなのだ。

と、いいつつ貧乏学生ファッションで会社に通う僕なのであった。


2005年06月01日(水) いい加減、スーツの呪縛から逃れよう

小泉さんを始めとする「偉い人」がノーネクタイ、ノー上着運動をはじめた。
僕は歓迎したい。
僕は、スーツスタイル反対主義者である。

僕の会社ではスーツは義務付けられていない。
年中、ビジネスカジュアルである。
スーツが大嫌いな僕は基本的カジュアルファッションで仕事をしている。

でも、クライアントと会う際には、黒系のガチガチのビジネススーツを着用している。
世の中の人がイメージとして持っている戦略コンサルタントに合わせた格好をしているわけだ。
クライアントがスーツなので、こちらとしてもスーツを着用せざるを得ない。
僕にとってはコスプレみたいたものかもしれない。
世間的に、戦略コンサルタントはエリートちゃんで、黒いスーツを着ているものだ、というイメージがある。
一応、サービス業なので、僕としても社外の人と接する場合には、戦略コンサルタントとしてのイメージを壊さないようにコスプレをしている。
ファッションもサービス(フィー)のうちだ。

僕の本音では、スーツは大嫌い。
ネクタイなんてつけたくない。
ネクタイに何の意味があるのか、さっぱりわからない。
おっさんに「ネクタイって何の意味があるんでしょうね?」と尋ねたところ「首輪」という言葉が返ってきた。
サラリーマンとして「首輪をつけられているんですよ、僕たちは犬ですよ。従順ですよ」、ということをアピールすることに意味があるのだ、という。
それは正しい。
ネクタイは、何の機能も持っていない。
記号としの隷属性の象徴。
もはやファッションではない。

僕は、日常的には、そこらの貧乏学生とほとんど変わらない格好でオフィスで仕事をしている。
意外な事に若い社員はスーツが多い。
スーツ着用が義務付けられているわけではない。
スーツを着ている理由を尋ねると「無難だ」、「生意気に見られない」、「スーツ以外の服を持っていない」という答え返って来た。
かくして、社内会議では、主催者の僕が貧乏くさい学生みたいな格好でリードし、偉そうなスーツの方々が、僕に従う、という映像的には奇妙な状況が生まれている。

僕もクライアントや社外の方と会う際には、相手がスーツなので、こちらとしてもスーツを着用している。
イヤイヤながらスーツを着る。
僕はスーツを着ると「気が引き締まる」というよりも「ああかったるい」という感覚しかない。
ただのコスプレだし。
「オクノさんが、スーツを着ていると、すごくマトモな戦略コンサルタントって感じっすよ」と言われた。
好意的に解釈すれば、外見上問題なし、なのだけれど、逆に言えば、カジュアルな僕、普段の僕は、マトモなコンサルタントには見えない、ということでもある。

小泉さん自らノーネクタイ、ノー上着運動を開始した。
おすぎ的、ドン小西的には問題ありありだとは、思う。
「かりゆし」はないだろう・・・。
ビジネスカジュアルとして、はダメ。
欧米を礼賛するわけではないけれど、ビジネスカジュアルが一般化している欧米においても、さすがにシャツを外に出した「かりゆし」やら某県のアロハは、認められない。
でも、反ネクタイには僕も賛成。

と、いいつつオフィスの冷房は強すぎる。
上着は必要。
ノー上着は冷房の強いオフィスではつらい。
ノー上着は寒い。
ファッションとしてどうこう言う前に、寒い。
スーツではない夏用の上着を用意しておかないと、過剰冷房のオフィスでは耐えられない。
オフィスの空調がスーツの上着を着ている男性社員を基準に決められている事がおかしい。
カジュアル用の上着がないとオフィスは寒い。
オフィスはスーツの人を基準にした空調。
オフィスの空調を調節して、上着が暑くて着れない状態にすればいいだろ。
地球にも多少は優しい。

現実はクライアントがガチガチのスーツなので、僕は、営業的にコスプレ黒スーツ。
閣僚の脱スーツ化によって、ビジネスにおけるカジュアルファッションが一般化して欲しい、と思う。
まずは、偉い人は、率先してスーツを脱ごう。
若い社員は、上の人間がスーツだとスーツを脱ぎづらい。
クライアントとのミーティングでいちいち「今日は暑いですし、上着はお取りになってください」などといちいち言わなくてはならないドレスコードがおかしい。
誰だ?、シャツは下着なので公式な場では上着を着用すべし、などと言い出したアホは?
僕がスーツを普段は着ないのは、スーツ撲滅運動のため、若い社員に対して安心感を与えるためでもある。

コスプレとしてのスーツは未だに必要なのだけれど、「他人に不快感を与えない」程度のビジネスカジュアルは認められてしかるべきだ、と思う。
毎朝、スケジュール帳を見て、会う相手を鑑みて、着ていく服を選ぶのは面倒なんだよっ。
ノーネクタイ、ノー上着による地球温暖化防止、冷房コスト削減、という前に、そもそも夏は事実上の熱帯に属する日本において、ぎちぎちのスーツを着続けることに何の意味があるのか、と思う。

でも、僕のクライアントはいつもスーツなんだよな・・・。




目次 | <<前へ| 次へ>> 
オクノ総研 |Mail|BBS |http://www.junokuno.com/

My追加
孤独に歩め 悪をなさず 求めるところは少なく 林の中の象のように

リンク、引用はご自由にどうぞ。@your own risk
当サイトの内容は筆者が勤務している企業の見解とは無関係です。