高円寺、中野を散策。地球の歩き方を買って今日もヴィオロンへ。音楽などまったく聴いていない客が多い。でも態々駅からここまで歩いてくるのだから、通りがかりで入ってるわけじゃないんだろう。Ｒがドヴォルザークをリクエスト。東欧・旧ソ系の音楽は日本人に好まれるらしい。私は西系だな。ラテン系ていうかー。踊りたくなるやつ。パガニーニのバイオリンの高音がヴィオロンの真空管ではちょっと欠けるんだよなあ。ジェノバにも行きたいな。ヴェネツィアもいいけど。女性ヴィオラ奏者がきたところで席を立つと、日曜のバイト嬢に「今日はお帰りですか？」と言われる。今日は帰るってもんじゃ。

吉ぶら。ミュズリ、洋服、レコード、本など購入。ストーンで喫茶。店内に掛かっているラテンジャズのＣＤを持っているけど、何トリオだったか、名前を覚えていない。シュガー・レコードって店を探して行ったら、すごく小さな店で、４万２千円とか目が潰れるようなレコードばっかり売っている。今時こんな商売があるのか。でもホワイト・ハイランド・スコッチ・テリアが一匹いて、人懐こくてかわいかった。
阿佐ヶ谷に戻ってヴィオロン。トロンボーンとアコーディオンのジャズのライブがあった。それが、ジャズの人っていうのは、時間にルーズだし、変な笛を持ってきて飛び入り参加するお呼びでない輩がいたりして、まったく聞かせるという意識がない。オリジナルのフリージャズで、自己満足の極み。調和とかハーモニーというものがなくて、二人が勝手に弾いていて意味不明。音楽って基礎がなっていればいいってもんじゃないと思う。やっぱり調和と観客って大事だとおもうけど。
ライブが終わる頃にはやっぱり、マスタはいない。そら、聴きたくないよね。

勤労。胃腸ほぼ復調。人事厚生の仕事を引き継がされる。銭の計算は苦手なのよねえ。数えたことないしぃ。
32型のテレビジョンが壊れかかっているので捨てたいのだけど、家電リサイクル法により粗大塵に出せないというので、困り果てる。そもそも何人いれば二階から下ろせるかどうか不明。

会社に行きかけたところで腹痛。西友でトイレットを拝借して遅刻して出社。でも昨日よりは調子がいい。
会社のドアの前でウロウロしているの人に、「どこが入り口ですか」などと訊かれる。どう考えてもこの観音開きのところに決まってるのにと思って教えると、中が暗いからやっていないのかと思った、省エネですか？と言われる。「いえ、会長の演出で、宇宙の入り口をイメージしています」と言っておいた。

安息日。朝からヒドい下痢。蝶はデリケート。微熱。それでも掃除機で家中掃除する。楽し。青林檎ゼリーの素、中華麺など来訪。
夜、悪寒、咽喉痛。Ｒに林檎ジュースを買ってくるように頼んだところ、蜜柑ジュースを買ってくる。外道。下痢のときは柑橘類はけっして食べてはいけないと、散々教えているのに。外道邪道。
布団に潜り込んで不貞寝。

宅配便が来るのをすっかり忘れ、大久保へ行きビビン冷麺など食べ、そのまま新宿へ。暑いので珍しくイタリアン・ソーダなるものを飲んだら急激に腹が冷える。蝸牛型掃除機を購入。阿佐ヶ谷に戻って駅前でパンを買って、ヴィオロンへ。持ち込み自由だと言うのでむしゃむしゃと食べる。Ｒなどは店を抜け出し、向かいのありん堂で御手洗し団子を食べに行っている。
品のない若い男女が入ってきて、女の方の声が煩い。血圧が高いに違いない。店内が混んでいたので珈琲がなかなか出てこないと文句を言って、オーダー逃げしてゆく。外道め。貴様らにはマックの珈琲で十分だ。
七時よりコンチェルト。ヴィオラとピアノのソナタ。今回はちゃんと音楽で食べている人達だったのでさすがミスがない。
ヴィオロンにはいくつかの古時計があるけれど、時の止まった時計しかない。それもマスターの仕業かもしれないと、一寸思った。

早くも冷房病か。喉と頭が痛い。しかも雨ときているので、午にピッツァをデリ。午后よりお約束のヴィオロン。珍しく落ち着いていて、一見らしい客がいない。まず、どこにも売っていないパガニニの４番をリクエスト♪ 次いで、ザルツブルグで聴いて以来のモーツァルトのザルツブルガー♪
途中からバイトにタイ人と思しき女性が入った。老若男女国籍問わず受け入れる神父のようなマスタの心の広さ。ヴィオロンはまさに方舟。そこらの薀蓄煩い名曲喫茶とは違うのです。
夜、煮込み饂飩、うな肝を食。