筋肉激痛。午前、不動産コンサルのH氏が来客。大きい買物なので慎重になるのは当然のこと。午后よりヴィオロン。350円の濃厚な珈琲にブランデーを入れてもらって、ボッケリーニとブラームスの四重奏などRと二曲ずつリクエストする。考えてみればかなり図々しい客かもしれない。やっぱり少人数でやる演奏の方が好みである。サンサンでパガニーニのヴァイオリン協奏曲六番(遺作)を買ってかえる。
起床四時四四分。各駅停車で奥多摩。そこから六つ石山を登山する。今回、登山口と山頂の標高差は1100Mで、これが急坂続きで正直きつかったなり。寝不足の上、新しいトレッキング・シューズで肉刺ができたし、耳もつんつん。ところが、すれ違う人話しを交わす人は殆ど、東京最高峰の雲取山から歩いてきましたとか言っている。一体何者なのか。凄過ぎる。中にはこんな山中を自転車で走行している人あり、恐ろしき。 午后六時過ぎに戻って、デルソルでピザ、パスタ、サラダなど食して、足を引きずって帰宅。
ステンド硝子の作品展でがあり、四谷に向かう途中、神明宮の骨董市を覗いていたらヴィオロンのマスタに会った。まったく良く会うなあ。 自分はフォトフレームにザルツブルグの雪景色の写真を入れ込んだのを出展。先生や先輩方々に挨拶だけそて、混み合っているのですぐ引き上げて、四谷三丁目で香港料理の昼餐。そのまま新宿まで歩く。淀橋カメラでレコードの針を買おうと思ったけど、取り扱ってないと言われる。阿佐ヶ谷に戻って、ヴィオロン。最近何故か、空いている。一時期、一見が増えて常連が少し減った所為かも知れない。弦とピアノの音だけ聞きながら暫し昼寝。交響曲はほとんど聴きません。音が多すぎるので。 サンサンで十数枚買って2200円。Rが最近持ち歩いているレコード用マイバックに入りきらず。牡蠣フライ食べて帰宅。
安息の日。ネガ・ファイルをポジにしてもらっている間に、固定資産税を納めたり駅前をうろついていると、石原のぶてるが凱旋していた。テレビで見るより男前だった。それから、またもや自転車に乗っているヴィオロンのマスタとすれ違う。ストラヴィンスキとかシベリウスが鬱病に良いとかいうので聴いてみたら、確かに一聴、旋律が重くて暗い感じだけど、リズムが軽い心音みたいで心地よい。その後、夜のテレビで偶然にもモーツァルトを聴くと免疫力がUPすると言っていた。モーツァルトの耳は奇形で、耳の穴の渦の巻き方が普通の人と逆だったという。やっぱり天才は生まれながらにしてだと思った。
一日中、雨。欅の枯葉が地面にたくさん貼り付いているのを見て、もう随分黄葉していることに気付く。上を見て歩いてない証拠かもしれない。 引き続き三鷹で勤労。社食でカリーフェアをやっていたので、グリーンカリーで昼餐。平日にこんな激短期労働をするのは余程のぷーばかりかと思いきや、ペアを組まされた2歳下の女の子は手話通訳士を目指して勉強中だと言う。皆、結構、目的を持って頑張ってるんだなと感心。
三鷹で短期契約労働。右脳を刺激する知的労働で疲労する。家から徒歩3分ぐらいのところから来ている人があって、五差路とバザール阿佐ヶ谷の話題で盛り上ってみた。帰り西友で秋刀魚を買ったのだけど、態々トングでつかんで細長いビニールに入れるのが嫌だ。確かに、自分で活きのいいのを選べるかもしれないけれど、日没後は傷だらけで目が窪んだ痩せた秋刀魚しか残っていないのだし、手が血生臭くなるし、面倒なので、店でビニールに入れておいてくれたらいいじゃないかと提案したい。
大田黒公園のベンチでランチ。「が、しかし」と書いてあるトレーナーを着た、みうらじゅん似の人在り。今日偶然にもSPレコードのコンサート(無料)があるというので大田黒先生の客室でティボーなどを聴く。でも蓄音機じゃなくて普通のプレイヤー。中央沿線にはヴィオロンといい、大田黒公園といい、クラシックの聖地が歩いて行けるところにまだまだ残在するというのは奇跡。荻窪でRが最近専ら凝っているフォーレを二枚購入してヴィオロン。 夜半、父を呼びたててシャブシャブ(国産牛)を食べに行く。
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