浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2001年09月22日(土) ロッキンガム500/イタリアGP続報

雨の遅延続きな開催になったCARTを、ライブタイミングで見てました。
テレホタイムにニュース探して接続したら、とっくに終わってるはずのレースがまだ始まってないんだもん。もうびっくり!
しかも日没でレース短縮、ロッキンガム500がロッキンガム400になっちゃったのね。
翌日に順延しなかったのは、CARTを初めて観戦するお客さん達のためかな?
英国初開催レース見に行って「今日はレースありません」じゃ、ズズンと盛り下がるわなあ。

AUTOSPORTのサイトでのアダム・クーパーのレポート
読んでるうちに、胸のつぶれるような圧迫感を感じました。
次々と起こる事故の知らせ。”2つめのシケインまで追い抜きしない”というミハエルの提案をめぐるドライバー達やチームのボス達の思惑。ミハエル案の確約とりにあちこち駆け回るザビーネおねえちゃん。
うぎゃあ、こんな状況でレースしてたのかよ〜。集中するもへったくれもあれへんがな。(汗)
放映であの提案を聞いた時、何故こんな中途半端なことを言い出したんだ?と思ってました。
危険は多少軽減されるだろうけど、スタート直後のマシンの状態はさまざまだから、追い越すまいとブレーキを踏んだ場合にも混乱の可能性はある。それに、グリッド後方のドライバー達になるほど、不利な状況を強いられる。あまりフェアじゃないと感じて、うなずけなかったんです。
どうやら、ローリングスタートの申し入れを却下されての代替案だったようですね。なんか苦しい印象だったのが、やっとわかったわい。
誰もが納得できる案じゃないし、「直前になってから提案するな」も正論ではあるわな。
でも、スタート直前の話し合いにまでドライバー達を追いつめたのは、意見の違うドライバーやチームボス達だとは思わない。主催する側がドライバー達の不安を払拭できんかったことが、最大の要因じゃなかったか。
少しでもチャンスをつかみたいと、ドライバーはみんな思ってる。そのために状況を整えるのは、誰の役目だ?
私らファンは、エキサイティングなレースを見たい。でも、それは不必要な危険に彼らの身をさらすこととは違う。迷いなく全力でバトルできる状況で戦ってほしいんだ。


2001年09月21日(金) グルグル状態/猫はケンカ三昧

昨日の今日なのに。泣かないと言いながら、またひんひん泣いてたりして。轟々という風の音を聞いてると、アンニュイな気分。いかんいかん、落ち込むとろくなこたぁないんだ。
わたしゃ、泣いたり怒ったり落ち込んだりすると、セルフコントロールが効かなくなるんですわ。思考が頭の中で堂々めぐりをはじめる。いつまでたっても、悩み事がぐるぐるぐるぐる。
ぐるぐる状態の鬱な自分は、好きじゃあない。落ち込んだはてに、ポジティブなことがほとんどできなくなってしまう。だからなるべく感情が極端に走らないように、視点をずらせてみたり天の邪鬼にひっくり返したりしてみるんですが。
なんか創作できるときは、悲しい話でも躁状態になってます。頭の中にぐるぐる回ってるのは物語。

猫のカイちゃんは、ここ数日近所のオス猫と喧嘩三昧。天気が悪いと、よその猫がウチの物置小屋に雨宿りに来る。深夜に、ナーゴナーゴと鳴きあったあげく、ガラガラといろんなモノをひっくり返しながら決闘開始。
今夜も盛大にやってます。あまりうるさいので様子を見に行くと、よその猫がジロリとこちらをにらんでから去っていく。うえーん、猫にガンつけられた〜。
興奮してるカイちゃんにさわるのもやばいので、すぐに撤収。喧嘩後は見境なしにこちらも襲撃して来るので、油断なりません。
2匹のオス猫のにおいツケ行動で、物置はとんでもない匂い。おかげで、カイちゃんが大人猫になってからは、物置に自転車をおけなくなってしまった。(笑)


2001年09月20日(木) ザナルディの事故のニュース

ここ数日、ザナルディのニュースを探してめぐっておりました。
それがどんなに重大な事故だったのか、事故の詳細が明らかになっていくほどに、言葉を失うばかりでした。
出先でネットをのぞいて知った時は泣くに泣けなくて、サットンさんちで路面に流れる血の画像を見たときは震えがきて、おうちに帰るJRの中で泣いて。
でも、たぶん、もう泣かない。涙あふれそうになるけど、もう泣かない。
つらい悲しい事故だったけれど、彼は今も戦っているから。健康と充実した人生を手にするために、頑張ってるんだから。こっちも泣いちゃあいられないって気がしてるんです。
激しい事故では骨折部位だけでなくショック症状や腎臓のトラブルが起きることもあるから、それで医療チームは昏睡状態にして経過を見守っていたのか?とも思っていましたが。投薬が減って意識も戻ったようで、山場は越えたかと思います。
今日までケガの状態知らされてなかったそうで、Alex just said I don't care as long as I have still got you (his wife) and Niccolo (their three-year-old son)って。(T-T)
彼には、愛する家族がいて、これから長い人生があって。
どうか、彼が一日も早く回復しますように。あの陽気でイタズラっ子のような笑顔をまた見られる日が早く来ますように。

今日「BOON!」で事故時の映像を見た時には、かなり落ちついた精神状態でした。
ああ、スピンの原因はわからないけど、グリーンゾーンでマシンの挙動がかわったんだ。ムーアの事故のときも、芝を踏んでマシンの動きがかわったんだった。(T_T)
誰にでも起きる可能性のあるアクシデント。数十センチのズレで、致命的な事故になったかもしれないし、逆に何事もなく済んだかもしれない。

こういう状況の中で起こった大きな事故に、関係者やドライバー達のショックも大きいだろう。安全対策やレギュレーションの変更も、話題にのぼるだろう。
しばらく前から、CARTからオーバルレースが減らされていくかもしれないという噂があった。いったい、どうなっていくんだろう。
ザナルディもムーアも、オーバルで輝いていた。オレ自身がCARTに魅了されたのは、ミシガン500での彼らの順位争いの熾烈さだった。
その思い出だけが残されて、レースそのものが姿を消していく。これほど寂しいことはない。


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