浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2001年12月11日(火) |
「浪人街」を見逃したのだ(T_T)/蓮司様と魔子様の第七病棟 |
深夜ネット巡回中ふとTVをつけたら、深夜映画の「浪人街」の最後の数十分。 うわあ、原田芳雄、勝新太郎、田中邦衛、石橋蓮司、中尾彬....、クセモノで私好みの俳優ばかり。それが大人数で血みどろ大立ち回り。原田芳雄なんぞ半裸で血刀ふるって、男らしさが匂い立たんばかり。ちいいっ、わかってたらタイマー録画しておいたのにぃ。 石橋蓮司が悪役やってないのは珍しい。最近は三枚目な上司役とか多いけど。
蓮司の異様な迫力に最初にひかれたのは、横溝正史原作の映画「悪霊島」。『ぬえの鳴く夜は怖ろしい』な角川映画で、金田一耕助役は加賀丈史。岩下志摩をその夫の篠田正浩監督が撮ると遠慮会釈もなくすさまじいと感じたのを覚えてる。 この映画の予告編やオープニングのナレーションは『1980年、ジョン・レノンが死んだ。金田一さん、あの時代はいったいなんだったのでしょう』。そんで「レット・イット・ビー」が流されるんだ。『あの時代』じゃなく『僕らの青春』だったかもしれんけど。 蓮司の演じた男の部屋には、なぜか詩人の中原中也の写真が飾ってあった。私も中也の詩や伝記を読んでたので、その写真に「うっわー、きっついのう(^^;)」と思ったよ。
TVでは悪役や時代劇のバカ殿役の蓮司さんだったが、ある日「ぴあ」の欄外情報に花園神社で行われる「状況劇場」公演に『客演:石橋蓮司』の文字。昔は根津甚八も在籍していたという唐十郎の「状況劇場」赤テント。その次が石橋蓮司主催の劇団「第七病棟」の公演、唐十郎作の「ビニールの城」。いやー、すごかった。 浅草の閉鎖した映画館「常盤座」の舞台に水をはった穴を作りそれを効果的に使っていた。蓮司自身が演出、緑魔子とともに主演して、ゴールデンアロー賞の演劇部門をとった。 「第七病棟」は数年ごとにしか公演をしない。緑魔子様いわく「蓮司がね、お金は自分がTVで作ってくるから、おまえは舞台のことだけ考えてなさいって言うの」だそうである。演劇人の愛だあ〜。 というわけで、蓮司様をTVで見かけると、『今日も蓮司様は「第七病棟」と魔子様のために頑張ってるのだ〜』と思ってしまう。 小さい劇団出身の人って、アクが強くていいな。舞台ではどんな姿なんだろうとよく思う。風間杜夫や萩原流行を見かけると、いまだに舞台でテンション上げて目がギラギラしてた姿を思い出す。すっごいかっこよかったんだよ〜!
帰ったら、玄関の屋根が雨漏りしてました。玄関に置いてた靴はビショビショ。 やばいな〜。着てた服も靴も濡れて、風邪ひきそう。(^^;) 着替えてからコタツに首まで潜り込んでぬくぬくしてました。 ほんわか身体が暖まってから、テレホタイムに起き出す私。 だんだんと膝掛けだけではパソコン置いてる部屋の寒さがしのげなくなってきました。 そろそろストーブ用の灯油やパソコン打つときに使う冬用の指出し手袋がいりそうです。そんな手袋してまで何をしてるやら。>自分(笑)
2001年11月02日(金) |
海外ドラマ、おもしろいよねえ |
羅さんちの板は「Xファイル」、土方さんちの板は「ナイトライダー」で盛り上がってる〜。 みなさん、けっこう見てはったのね。懐かしい番組の会話ができるのは、楽しいにゃあ。 最近日本のドラマはあまり見ないけれど、海外ドラマは面白いから、深夜放映のモノも録画しては見るようにしている。見逃すと、すごく損をした気持ちになる。 物語のアウトラインが決まっててそのルーティンの中で展開する話も多いけど、キャラに魅力があるとそれも肩の力抜いて楽しめるんだよね。 そして、複数のエピソードが同時に進行して、ダイナミックに動いていく物語。これは長期でじっくり描いていくTVシリーズならではの醍醐味だ。少しずつ重苦しく垂れ込めていく暗雲。登場人物達の心の動き、成長と破局。ああ、たまんねえ〜。 F1も、筋書きのない長いドラマを思わせるから好きなのかもしれません。(笑)
「Xファイル」や「ミレニアム」の続き、見たいなあ。「Xファイル」は放映時に見逃してたのも多いし。 鳥取には地上波未放映分のビデオ置いてるレンタル店もあるけど、駅から遠くて友人の車にでも乗せてもらわないと行けないんだよね。 まあ、これは先々の楽しみにとっておこうか。(^^;)
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