浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2002年01月06日(日) ぴあ手帳入手

よその街まで出かけてぴあ手帳を手に入れました。毎年これがないと落ちつきません。住所録は去年のをそのまま差し込んじゃえばいいし、皮ジャンの胸ポケットに入ってチケットを折らずに入れられるサイズというのがいい。大きいカバン持たずにスーツで出かけるときは困るけどね。
電子手帳やシステム手帳などもいろいろ使ってみたが、持ち歩きや使い勝手が不便だとつい記入もしないままになってしまう。日記や家計簿も続かないんだよなー。
昔はどんなポケットにも入るような小さい手帳を使っていて、思い立ったときに書き込む日記がわりにもしていた。1日2行〜5行くらいでも、これが一番つづいたかな。
手帳や家計簿活用法なんて本や記事もいろいろ読んだけど、まず「手軽」でものぐさな自分にも長続きできるところから始めなきゃーね。肩に力入れたら、続かない。
今年もブランクが多いと思うけど、「思い立ったときの独り言」というノリでぼつぼつ書いていこう。(^^;)


2001年12月31日(月) 大晦日におばさん襲来/宝物も他人の目にはゴミの山

出勤前にレス書きをしていたら、朝7時半に親戚のおばさんが来訪。「ちゃんと掃除して片づけないと、正月も近いのに恥ずかしいぞ!」と叱られて。「どこに行くんだ!」と言われても、あの〜、わたしゃ他人様の会社が冬休みに入ってるこの時期も仕事ですがな。出勤ギリギリの時間までの貴重な自由時間が〜。このパターンよくあるんですが。(たたき起こされることもあったし(笑))
帰宅したら、廊下に置いてあった本の山がゴミとみなされて袋詰めにされていました。ああ、やっぱり。寝室のモノは無事だった。さわらないで、と言っといて良かったわ。(^^;)
そして今年の終わりもボロボロになった文庫本(ゴーストライターを主人公にしたデヴィッド・ハンドラーのホーギー・シリーズ)再読の喜びに浸ってます。

どうやら私の本は、親戚にとっては「大量のゴミの山」で、再読再々読の楽しみで捨てられない気持ちは理解してもらえないみたい。ボロ家の柱がたわむ本の量や文句を言われないように整理整頓できない自分も悪いんですが。
かつて自宅で葬儀や法事を行うために、留守中に本を捨てられたり、目の前で物置や玄関の外の地面に放り出されたことも何度かあります。
生活費を削って買った高価な写真集や洋書、辞書やソフトのマニュアル、CDのインナースリーブやブックレット、創刊号から買って資料にしていた音楽誌、10年以上かけて記事を切り抜き集めたスクラップブック、ミュージシャンの生写真、幾たびも読み返し喜びを与えてくれた数々の物語。
助けられるモノを生ゴミの袋や泥の中から拾い集める惨めさ。あの時のショックは思い出すだけで寒気がします。
救出が間に合わずゴミセンターに運ばれ失われたモノがどれだけあるか、いまだにわかりません。ファンジン活動や創作の材料でもあったから、自分の身体が切り取られた気さえしました。
人の価値観はさまざま、諸行は無常なり、永遠にすべてを抱え込んで置くことは出来ない。記憶は時折うそをつくけれど、一番大事なモノは頭の中にある。そう思って開き直るしかないんですが。いつか便利な街に引っ越したいから身軽に持ち物は少なく、とずっと思ってたはずの自分のこだわりがどんなに大きいか、あらためて驚いたりもして。(笑)
今はHP作成の材料用にネット接続してない我が友からミュージシャンの資料をたくさん預かってるので、これを返す前にぶっ倒れるわけにはまいりませんにゃ。


2001年12月30日(日) 冬景色/ブーツを履いて出勤

雲は低く垂れ込め、山間にけぶる霧とつながって見える。
このあたりは雲海の中にあるよな高地ではないけれど、そんな景色を見ると雲の中に住んでいるようで、なかなか気持ちがいい。

ウチの方は山間にぽつぽつと小さな集落があるという感じなので、ホンのひと駅違っても全然つもってない町もあります。そのときの風向きなどにもよるけれど、大きな市や町に発展している地域は他より積雪量が少ないor降雪してない場合も。たとえば数十センチの積雪(&屋根から玄関前に落ちた雪)をモコモコのアノラックに防水仕様のロングブーツ姿でかき分けて出勤したら、職場は雪の気配もない晴天でみんな軽やかにスカート姿で「その格好どうしたの?」と言われたりとかね。(笑)
これは、雨の場合も同じ。だもんで、折り畳み傘は必携、普通の黒スエード風に見える防水仕様のロングブーツを愛用。膝までのゴム長の方が雪国には便利だけど。たまには天気の悪い場所が逆のパターンもありますが、重装備の冬支度や傘はしばしば大恥かきなのです。(笑)


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