2005年01月19日(水)   変化


ヨマさんの変化には日々驚くばかり
今日は一瞬 呼び捨てにされたような
人見知りしなくなったね
気遣って仕事を手伝ってくれたりね(キャンペーンの店内放送をしてくれる)
寒がりだけど 元気そうだしね
嬉しいことだあな
彼氏(スポーツ選手)とは しばらく全然会えなかったらしいのだけど
今は試合もないようだし こっちに帰って来てるんでないかな
ヨマさんが元気なのは そのせいもあるんじゃないかと思う


経費削減の為 電気代の節約とか
掃除用具が減らされたりとか
ついには スタッフの勤務時間も減らされた
いよいよかな…


チグは就職が決まらず 店にずるずると残っている
かわりに 19歳主婦が 旦那の転勤の為 3月で辞めることになった








2005年01月18日(火)   


細木数子の声 たまにドラえもん




7時間+30分残業
いつも通り朝の挨拶をした
ヨマさんは 丸くて 色素の薄い目をこっちに真っ直ぐ向ける
以前とは違い ためらいがない
うわっ 胸がドキリ 初めてヨマさんに ときめいてしまった
やべえやべえ… と 意味もなくトイレへ入る私




ヨマさん 「あ〜、100円ありがとうねぇ」
あたし  「ああ、うん、びっくりしたべー」
ヨマさん 「うん、なんかベトベトしてて(笑)」
あたし  「あははは。それはね、ずっとロッカーにくっつけて置いた100円だったから。
      困ったときに使おうと思って、半年ぐらい、ずーっと貼りっぱなしだったの」
ヨマさん 「はははは」




ヨマさん 「は〜、さっき電話で間違ったこと言っちゃって」
あたし  「あらら」
ヨマさん 「それで、もうへこんじゃって。クレーム来たらゴメン」
あたし  「いいよ、そんくらい。ほら、みつをも言ってるよ。
      『つまづいたっていいじゃないか、にんげんだもの』(笑)」
(何故か、事務所の壁に、相田みつをが貼ってあるのです。)
ヨマさん 「そうか!そうだよね!そういうことにしておこう」
あたし  「開き直りやがった」
ヨマさん 「はははは」



よく笑うようになったなあ。







2005年01月17日(月)   


ホリデイ
18時
ニヨコと食事へ
彼氏のことが気に入っているけれど 家庭の事情があって 別れようとしている
しかし彼氏の悪いところが見つからず
なんて別れを切り出せば良いのか…と ニヨコは悩んでいた
本当のことが言えないのなら 他にもっと好きな人が出来たと言えば良い と言ったら
ああそうか と納得して
すっきりとお茶を飲み干した
彼女は 彼氏よりも家族を選んだ。



自分のことを考えた。
私は男性よりも女性が好きで 女性と恋愛をしたいと思うし 結婚できたらいいのにと 思う
でも 結婚というのは現実には難しい
出来たとしても 家族や友人に認められて 心から祝福されるのだろうか
パートナーが出来て あぁ幸せだなと思えても 私の家族はそれで本当に幸せだろうか


10代 自分が同性愛者なのだと自覚した頃 ずっとそんなことを考えていて
自分の幸せと 家族の幸せが どうしても重ならないことに悔し涙を流した
結婚をしたい 家庭を持ちたい 安心させたい
その願いは同じなのに 望んだ性別だけが 違った


20代 同性愛者の自分 女性である自分を ようやく受け入れるようになった
同性が好きと言えるようになり 結婚がきっと出来ないことも
たぶん 一人で死んでいくんじゃないかということも 自分の人生だと
女性を好きになったとき 迷わないで愛そうと 思えるようになった
しかし同時に 家族を悲しませることになるのかな、なるのだろうな と思うと
何も言えない私は 心の中で詫びを入れることしか出来ないでいる



ニヨコのように いつか家族の為に結婚を選ぶことが 自分にあるのだろうか
どうなるのか さっぱりわからないけれど
自分の気持ちに嘘は付けない ただそのままで 生きていこうと思う









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