ねろえび日記
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2008年03月10日(月)  スリーピー・ホロウ

ティム・バートンとジョニー・デップが組んだ6作品* のうちワタクシ的最後の未見。
いつかWOWOWかどっかで放送されるのを気長に待つ作戦だったのだが、急に観たくてたまらなくなったのでAmazonでDVDを購入。中古しかなかったよ。

* シザー・ハンズ
 エド・ウッド
 スリーピー・ホロウ
 ティム・バートンのコープス・ブライド
 チャーリーとチョコレート工場
 スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師


届いて即日観た。
感想は、まあまあ面白かったんだけど、諸々期待が大きすぎたのか、大きすぎたのね……。
あー、映画館で大きなスクリーンで観たかったな、この作品は。「エド・ウッド」なんかはテレビで観ても充分面白かったのだけど。


まず、自分は、首なし騎士の事件の謎をイカボッド・クレーン捜査官(ジョニー・デップ)が科学的に解明する物語だと思い込んでいたから(そっちのほうが好み)、ホントのファンタジー(ダーク・ファンタジーね)として、話がずんずん進んじゃって、問題は首なし騎士を裏で操っているのは誰だ?みたいな展開になったので、えええええ〜?!だった。

次に、パッケージにジョニーと一緒に映っている美少女は、10歳前後(に見える)で、利発でしっかり者で頼りないイカボッドを助ける探偵助手のポジションだと思い込んでいたのだが(そっちのほうが好み)、ホントはこの娘はお年頃でイカボッドと恋に落ちるのだった(ま、実際、映画の中では助手ポジには可愛い少年がいたわけですが)

そして、前半、首なし騎士に首を斬り落とされる被害者と怪しい村の名士たちが、人数が多いのと名前や肩書きを頭に入れるのが面倒で、ちょっと睡魔に襲われかける。

そのくせ、話のからくりは単純だったのだ。


が、そんなことを楽しむ映画ではない。
映 像 が と て も 美 し か っ た。
加えて、後半は、風車小屋が燃えるシーンとか、死者の木から騎士が出てくるシーンとか、馬車のアクションシーンとか、見どころ満載でした。

森の中の姉妹が美しかった。
薪をパキッ。

で、ジョニー・デップはもう好みストライクど真ん中に素晴らしい。
キャラクター設定といい、演技といい、見た目といい。
進歩的で職務に忠実で、でも気が弱くて何かと気絶してしまう、それでも愛しい娘を救うために必死!な捜査官。ステキ。ステキなんだけど、そこはかとなく乾いたユーモラスな雰囲気が漂っていて笑える。なんだろなー、この人、設定や見た目や動きや台詞が、二次元キャラかオモチャみたいな役が多いし、よく合うのね。というか、彼が演じるとそうなるのだな。

奇妙奇天烈な道具類を扱うシーンなど、楽しすぎてどーにかなりそうです。
クラシックな衣装が、これまたよく似合う。細身の黒いパンツにロングブーツ、白いシャツブラウスに黒いロングジャケット。
乱れる黒髪ー、片方だけぎゅんと上がる眉ー。
気絶してー、ふとん顎まで引き上げてベッドで小さくなってるー。
声とか喋り方、仕草がいちいち可愛らしくて、たまらん。

ふとんの破壊力も相当だったが、ラスト、馬車の中で眠っている時の彫りの深い目許にたっぷりのまつげの顔のアップから、カトリーヌに頬にキスされて目覚め、オカマみたいな驚きの声(他に言い方ないのか)をあげるまでのシーンは、きゅん死できます。


2008年03月09日(日)  罪と、罪なき罪

リリパット・アーミーII 罪と、罪なき罪
於:世界館

昼の部に行ってきました。座席は3列目センター、いい席です。

大阪の世界館は初めて行く劇場なもんで、方向音痴の自分はキンチョーして向かいました。大阪ドームや海遊館方面なので、少しは馴染みがあって、まあまあ行きやすかったかな。弁天町の駅からは少々歩かねばなりません。倉庫街。つーか、世界館自体が倉庫。終演後、帰途についたら、サイン当番の出演者が楽屋からロビーに回るのに衣装のまま外の歩道を歩いてきてすれ違ったからビックリしたぞ。


感想は、ん〜、まあまあ面白かったのですが、どこか垢抜けないというか、バランスがよくないというか、前半ちょっとだるい気がする。同じ明治シリーズの「一郎ちゃんがいく」のような緊迫感や爽快感もなく、「ちゃちゃちゃ」のようなまとまりもなく。
笑いを取る方法が、芝居自体の台詞や間の面白さというよりも、おふざけに走っている部分が目立つからかなあ。取ってつけた感じ。例えば、ディランのマネはどうかと思う。

でも、ラストのヨシの手紙のあたりでうるうる来ましたよ。

女中さん二人ヨシ(谷川未佳)とトキ(福井千夏)はなかなか可愛らしかった。進歩的で平等な考え方のご主人の元、素朴で素直で向学心のある姿勢が気持ちよかった。
そのご主人の日下先生(朝深大介)が、キャラクターも中の人の演技もよかった。そういえば、DVDを含めて今まで観たリリパの芝居で、いつもこの人のお芝居いいなあと思うのであった、朝深くん。観終わると忘れてしまうんだけどな。

その妻歌子役の美津乃あわさんは、ミョーな魅力というか破壊力がありました。
弁護士で皇族役の祖父江伸如くんは、藤井隆に似ているので気になった。

粟根さん(大倉伯爵)は、あまり期待してなくてよかったというか、いなくてもいい役ではないと思うけど、まあ、ちょっとお飾り的なね。衣装はステキでしたよ、正装。



1回の観劇でいいような気がするけど、千秋楽のチケットも取ってあるのでまた行きます。


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