ねろえび日記
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2014年01月12日(日)  坂東玉三郎初春特別舞踊公演

久しぶりに松竹座に行く。なんば駅が様変わりしていて驚く。14番出口がなかなか見つからなかった。ふう。


さて、玉三郎舞踊公演、というか、私にとっては玉&七。
生協で取ったチケットは2階最前まあまあセンター。花道のセリがちゃんと見える。

開演前の近くのおばちゃんたちのおしゃべり。
「白くお化粧してるから、誰が誰やらわからへんねえ〜。玉三郎とななのすけはわかるけど」
って、わかってねーしっ!

舞踊ということで不安はあったのだが、やはりちょっとだけ睡魔に襲われた。や、ちょっとだけですよ、ちょっとだけ。


村松風二人汐汲 
操り三番叟
二人藤娘
於染久松色読販

休憩合計1時間5分を挟んで3時間の公演。
玉&七以外の主な出演者は、笑三郎さん、月之助さん、猿弥さん、薪車さん。なかなかステキなラインナップ。

なんといっても、藤娘!
もうね、この世のものとは思われん。七之助くんの美しさ、可憐さ、可愛らしさ。表情も愛らしいんだ、酔っぱらった藤の精(オペラグラス、忘れんでよかったわあ) お互いに酌しあってるの。むろん玉三郎も美しい。美しい×美しいで、大変なことになっておる。衣装も綺麗だったなあ。

於染久松は、七之助七役早替えの公演を映像で見ているが、一部分だけどナマで観られてよかった。お六は玉三郎。お染と久松の早替えは趣向としてはおもしろいけど、お光ちゃんの哀れさ、美しさに注目。

三番叟は楽しかった。猿弥さんの操り人形、キュート。 操りの動きってパントマイムに通じるものがあって、わくわくする。


口上で、七之助くんもご挨拶。じんと来ちゃったよ。
守田屋のおじさまと堂々と舞台を勤めてましたよ。
こんな二人を観られるなんて、物凄い幸運なんだろうなあ、と思った。十代の終わりから歌舞伎を観ていて、玉三郎綺麗うっとりとかしていた頃は玉三郎ひとりだったのに、今は玉三郎と七之助がいる。これが歌舞伎、歌舞伎を観続けることなのねと、しみじみ。


2014年01月11日(土)  放鷹術

エレカシのさいたまスーパーアリーナのライブ生中継@WOWOWを、約2時間遅れの追っかけ再生で聴きつつ日記書いてます。なんか色々豪華ですげー。
【追記】
4時間きっちりで、中継を切られた。うわ。


さて、今日はぴあ店頭でが〜まるちょばのチケットを買い、その後二条城に出かけて、放鷹術を見てきました。諏訪流放鷹術。由緒ありげな。世界遺産になりたがってた(つまりまだなってない)

2時開演で、1時半に二条城に着いて会場の緑の園に向かって歩いていると、ピィー、ピィーと聞こえてくる。思わず走り出しそうになりましたよ。大人だから我慢したけど。
最前列は既に塞がってたが、2列目に座れた、充分。周囲には鳥ヲタもいる模様。自分は軽く猛禽類好き。


鷹匠さん、実演する7人と説明役1人、タカは7羽。
実演前にレクチャーがあって、なかなか勉強になりました。鷹狩というのは、世界的にも各地に見られる、4千年の歴史がある、日本では特に天皇や将軍など時の権力者と結びついているという特徴がある、などなど。
実演が始まると(待ってました!)、鷹匠さんたちがタカ(ハリスホークやなんとかノスリやかんとかノスリやオオタカやオオタカ若鳥やハイタカ×オオタカだかのハイブリッドなど各種)を左手に据えて(乗せること)大きな円を描いてグルグルまわる、これは輪まわりといって、場に慣れさす意味があるとのこと。これだけでも見てると楽しい。よく鳴くコとかおとなしいコとか色々。競馬のパドックみたい。

振り替え、こっちからあっちに飛ばすこと。えさの入った容器を叩いたコンコンという音に反応する。動作ごとにえさ(鶏肉)をもらいます。タカは鈴をつけている。
渡り、木に飛ばしたタカを鷹匠さんの手許に呼び戻す。
振り鳩(ふりばと)、空中に投げた疑似餌をタカに取らせる。

時たま鷹匠さんとこに帰るのをちょっと拒否る時もあるが、みんなお利口さん、上手。

選ばれたお客さんが実演するコーナー、手に据えたり振り替えたり、振り鳩も。う、うらやましい。

タカは視力がいいそうで、200m上空から野ネズミが見えるとかなんとか例えを連ねる中で50m先の新聞の字が読めるとぶっこんでたけど、ソコ笑うとこですよね、誰も笑ってなかったけども。私はしっかりキャッチしましたよ。


鷹匠さんの装束が、これまたカッコイイ、スタイリッシュ。
頭にはハンチング(鳥打ち帽)、上から道行(ガウン風のロングコートですね、スリットが入ってて動きやすい)、中に羽織、その中に野半纏、ボトムは鮫小紋の股引と脚絆、足元は地下足袋。これが正式で、人によってはジーパンとか中にダウンとかスニーカーとか多少現代的アレンジ。
背が高くてシュッとした体型の人でも、小太り眼鏡(カンニング竹山似)でも、どちらでも似合ってる。昔気質の職人って感じかな。


1時間あまりの実演と質疑応答。
振り鳩の時のタカとハヤブサとの違いについて質問してた人がいて、どうやら「明日はどっちだ」の及川さんとアンジーを見たっぽい。ふふふ。タカと違ってアンジーは1回で取らず旋回していたけど、それはツバメのように旋回する性質のあるハヤブサの特徴を活かしているのだそう。


その後、写真撮影がありました!
えええ〜! いつもはそういうの興味ないんだけど、今回ばかりはタカの写真が撮りたい! ので、えーと、タカを据えた鷹匠さんと2ショットってのに並びました。自分のケータイで。えへへ。3人(3羽)いて、カンニング竹山似さんをチョイス、はい。鳥は若いオオタカちゃんだったかなんとかノスリだったか、よくわからん、7組のメンツを覚えきれなかった。
鷹匠さんとタカを自由に撮影するのは上手く撮れなかったから、やっぱ2ショットに並んでおいてよかった。

いや〜、楽しかったなあ。満足。



医龍4
見たよ。
なんかもう、水戸黄門かスーパー戦隊モノ並みな話の展開で、わかってるんだけど、わかってるんだけどいろいろツッコミながら見るとおもしろい。テンポもいいし。
荒瀬がプラチナブロンドになって、きゃあ! よしっ!


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