ねろえび日記
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新年初めての「どっちだ」は、なかなか重い内容だった。牛専門の獣医師。「産業動物」という括り。見入ってしまった。
昨日の今日で。今朝の新聞の「いま子どもたちは」で、日本の「果て」的な「通学路」のシリーズが始まった。「1日1本次はない」という北海道の汽車通学女子高生の話です。登校だけでなく下校のことも書かれていた。 結局、「いつものことだから慣れました」なのかな。昨日の世界の果ての子どもたちも。
テレビにて。予告編見ただけで涙ぐんだ。
タイトルのつけ方がうまいなあ。「通学路」と「果て」の組み合わせ。ただ、当事者にとってはそこが「ど真ん中」なのではと思わなくもない、「果て」て失礼じゃないのか。ま、いいか。
ケニア、モロッコ、アルゼンチン、インドの4組の子どもたちの登校の様子を描いたドキュメンタリー映画。ホントに大変なんだわ。君の行く道は〜果てし〜なく遠い、だのに〜な〜ぜ〜なのよ。そんな子どもたちに対して親は祈るしかないのよ。子どもたち、健気、逞しい。そして、大変な中にもユーモラスな部分もあり。
全員大変だけど、特にケニアの兄妹、象やキリンに襲われるかもしれない命懸けの通学。
インドの車椅子のお兄ちゃんと二人の弟たちは健気、えらい。お兄ちゃんのクラスメートたちもいい子。「スタンリーのお弁当箱」思い出した。
そんなにまでして、学校に通っている子どもたち、当然しっかりしてます。将来いい仕事につきたい、立派な大人になりたい、お医者さんになりたい、などなど明確な目標がある。勉強がおもしろいとか知的好奇心が満たされるとかそんな甘っちょろいもんじゃねえ。
頭が下がります。
ところで、映画が始まってまなしから気になってたことがある。登校してるってことは下校もするんだよね。そっちも大変じゃないの〜、帰りのほうが恐そう。案の定映画では下校はスルーだったけど。寮に入ってるモロッコの女の子は一週間ごとだけど、それ以外の子どもたちは毎日往復してるのね。1回行くだけでも大変な道のりを。ふう〜。
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