ねろえび日記
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そろそろ春ドラマが始まる頃だが、冬ドラマの最終回について、ちょこっとメモメモ。
デート 最終回はイマイチなところもあった。うむ。 依子と巧の懇願合戦、ちょっとわざとらしくて少々白けた。 リンゴは何かのメタファーですか、エロスとか恋とか? そういうの好みではありません、悪い意味でウエット。せっかく今までカラッとしたセンスのいいテイストだったのに。ヘビ太郎の伏線があったとしても、だ。 バスに白石加代子が乗っている(ガクブル)からの、重々しい「恋は苦しいもの」説教も苦手。依子と巧は「ケンカするほど仲がいい」くらいの単純さでいいんじゃないの? 子ども時代の切符のエピソードは要るか? まあ可愛かったからいいか。
とはいえ、全編通して楽しんだ。満足です。
怪奇恋愛作戦 ラストの話もおもしろかった。 惨殺具合もそれぞれ凝ってたし。 生き返ってよかった〜と思わせての、永遠ループの不条理。 ガンガン攻めてまくしたてる夏美がステキだった、麻生久美子はこうでなくっちゃ。特に対植木職人。
ウロボロス あああ〜、段野死んじゃったよ、イクオも。まあそうするしかないんだけど。 今まであんだけ不死身だったのに、中坊(高坊?)に刺されて絶命なんて……。 トイレに捨てられて天涯孤独で裏社会に生きたたっちゃん、哀しい。父親に「愛してないからだ」と言い放たれたイクオも哀しい。 大人の達哉とイクオがオムライス食べてるのは蛇足な気がしたけど、絵としてうれしかったからいいや。
中年トリオ、カッコよかった。 深町も奇跡のようにカッコよかった。
最後のウラバラスも楽しかった。やっぱストパーなのね、段野。「斗真もオレも学がねーから」の物言いに職人的カッコよさを感じた。花沢類や家元やBORDERの時もそうだったけど、ドラマのキャラクターがステキだと途端に小栗旬のファンになります。 後半、ドラマをご覧くださいって黙っちゃったのが寂しかったよう。本編もちゃんと見てるし、別に静かにしてもらわなくてもいいんだよ、と。
天使のナイフ 犯罪者(それも少年犯罪)てんこ盛りだったけど、おもしろいドラマだった。
初回ぶりに「セカンド・ラブ」、久しぶりに「問題のあるレストラン」も見た。 セカラブは、まあ、ふ〜ん。 レストランは、なんだこりゃな最終回だった。フキコシちょっとしか出てなかったし。 そういえばハイジさんはNG出した時もちゃんとハイジさんだったな。ヤスケン、エライ。
夜ノヤッターマン う〜ん、最後まで見たけど、う〜ん。 絵は可愛かったんだけどな。話そのものと展開の仕方がどーにもこーにも。 ゴロー将軍と犬くんの正体とその最期はちょっとよかった。
関ジャニの仕分け∞ えーと、特に何も言うことなし。
明日はどっちだ。 終わってしまって、寂しい。
豆助っていいな。 終わってしまって、寂しい。数分の番組だけど、物凄く見応えがあった。リピートしまくった。 「和風総本家」は続いてるから(←見てないけど)、豆助もまだいるのかしらん、十五代目とか?
関西に野田地図が来ることなんて滅多にないのでオオ!と思い、キャストも魅力的だったし、随分前にチケットを取りました。BRAVA!閉館前のふんばりですかね。
で。
なんだこれ。う〜ん。
率直に言うと、結構な時間・金・体力ドロボーだと思ったよ。 時々睡魔に襲われ、帰宅後頭痛(←眠いの我慢したから)、寝込む。 おもしろそうでおもしろくなかった。わかりそうでわからなかった。心に響きそうで響かなかった。作り手の頭の中だけで作った(←確かにそうなんだけど)感じで、心に響くとかなかったな。うむ。まあ、しょーがないよね。合わなかったんだと思う。スタンディングオベーションしている人はいたもの。「THE BEE」とかおもしろかったんだけどな。
最後のほうで、野田秀樹が寺山修司に「エッグ」という作品はなかったとネタばらし的なことを言うのだけど、聞いた瞬間「だっさー!!」と思ったし、その台詞で観客がどよめいたのも「だっさー!」と思った。なんだこれ。
とはいえこれだけではあんまりなので、よかったところ。 期待通りキャストはよかった。 三階堂と悲別がいるよ。チケットを申し込んだ時には夢にも思わなかったことです。 秋山菜津子さん凛々しくてカッコよかった。ツナ様バリ。椿鬼奴にも見えるけど。 橋爪功さん。 深津絵里は、パスコのCMではおばちゃんみたいだが、舞台では充分アイドルだった、可愛い華奢。というか、ふかっちゃんだとわからない、歌も口パク(椎名林檎)だろうし、存在意義は? あらら。
追加訂正:深津絵里、口パクではなかった。ごめん、勘違いしてた。歌唱、すこぶる良かったです。車椅子押して出てきた時の歌、ほお〜と聴き惚れた。すげ〜と感心したものの、何の知識もなかったので、本人?→チラシ見て「音楽:椎名林檎」?→あー、椎名林檎なのという単細胞。それどころか椎名本人よりもあの歌に合ってたんじゃ……というね、もう。 追記終わり。
野田秀樹(愛人時)はまるでスチ子。 あと、妻夫木くんと藤井隆。
音楽(椎名林檎)はよかった! 衣装(ひびのこづえ)も、女性のも男性のもステキだった。 舞台装置(移動する木製のロッカーみたいなの)も印象的でおもしろかった。使い方色々。どこでもドア的。ぎっしりの花と鏡とか。
キャストが、舞台装置が、とか言っても、根本は「お話」だね。舞台装置がなくてもおもしろい芝居はおもしろいもの。 もしかしたら、自分は別に演劇好きではないのかもね、と思った次第。心が動いて、楽しめるモノが好きなだけで。1万円の使い方はよく吟味しなくてはとキモに命じた。映画なら何本観られることか。
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