DATE/oyamada linco

 

いろいろあって - 2003年09月06日(土)

日記は書けませんでした★(←森田センパイふうに)

「ハチミツとクローバー」は面白いよ! 切ない恋愛まんがですが、わらえるんですう。


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モノは壊れる人は死ぬ、そしてバンドは解散する。 - 2003年09月05日(金)

 会社の友人、ヒノさんがMOPに行くんだけど、と話しかけて来たのは前回公演のとき。MOPっていうのは、大阪を中心に活動している劇団である。わたしは仕事が忙しくて、先の予定を入れられないので行く予定はなかったのだが、「5人組制度がある」と聞かされて詳細を乞うた。それは、5人分を一緒に買うと(1公演で)、1人頭500円安くなるという。「おお、500円!」大阪人だからという訳ではないが、得すると聞くと盛り上がってしまう。「んじゃあ、アレだな、もう1人はMつもと(仮名)を呼べばいいし…それから」「うちの姉を動員するか」と相談を速攻したのだが、後1人が思い当たらない。それにみんな仕事をもっている。そうそう上手いこと日程が合うだろうか。「まあ、当日になって行けないってこともあるしね。それだと無駄にするしかないしね」と一気に事態は沈静化したのであった。
 その場を離れ、自分の職場へと帰るとき、わたしは思ったのである。「バンドはこの数百倍日程合わせが大変に違いない」
 5人が一日合わせるにも、いろいろ事情があり、どうだろうと思われるのにバンドは更に厳しい(くらべるな、という向きもあろうが、不肖小山田は、バンド結成に憧れたことがない。今思えばさみしいわね、と思わないでもないが、自分の身に置き換えて考えられる状況はコレくらいなのである)。「そんなバンド名はごめんだ」「その日はバイトが」「あのときはやりたいって思ったけどさ」などなど、些末な、そして無理もない理由は山ほどあるだろう。それでも一応、お前ベース、俺ボーカル! とか決めて一応メンバーが集まったとしよう。それってもう奇跡としかいいようがなくないだろうか? その時点でもうミラクルは満ち満ちている状態なのだ。
基本的に、CDを出してるバンドなんてほぼ100%ミラクル。だからHMVやTOWERやWAVEや新星堂に行くと、簡単にわたしたちは奇跡に囲まれることができる。だがもちろん、そこには終了した奇跡や、見る影もないつわものどもの跡も含まれる。
 一瞬、一瞬、バンドはありえない奇跡のつながりであり、出来事の連続である。中学生や高校生や、あまつさえ大の大人が一緒に歌ったり演奏したり、そのために集まって練習したり。日にちを決めてCDを作ったり、人前でみんなに歌を聞かせたりする。みんなひとりひとり用事があったりするけど、それを差し置いたり、都合つけたり、嘘ついてごまかしたりしながらも、バンドを続けようとする。
 そして、それがどうにもこうにもダメになっていく。ダメという表現を変えるなら、おしまいになってゆく。終わりが来る。世界の終わりならぬ、たったひとつのバンドの終わりが来る。
 ミッシェル・ガン・エレファントはつい先日解散を発表した。本当にバンドというものは当たり前のように解散するし脱退するのである。毎日どこかのバンドにそれは起きている。ミッシェルのような人気のバンドだったり、中学生が生まれて初めて組んだバンドであったり。8月にわたしが知った解散/脱退/休止したバンドをここにあげてみる(ミュージックマシーンさんのサイトで知ったもの)。

◎10月をもって「たま」解散。

◎BEAT CRUSADERS、2003年8月をもってthai, umu, arakiが脱退、レコード会社との契約も終了した様子。

◎ザ・コブラツイスターズからベース棗田泰之が5月に既に脱退。

◎SOBUTから2003年8月30日のLIVEをもってギターのMOTOAKIが脱退。

◎SKAD MISSILEが9月21日渋谷CHELSEA HOTELのワンマンライブを最後に活動休止。

◎embodysが9月15日の渋谷Eggsiteワンマンにて活動休止。

 バンドとは普通解散するものだということが分かる。解散まで行かなくてもメンバーの変更は日常茶飯事である。数人脱退して残ったのが一人ということもよくある。残った一人はバンドなのだろうか、と思ってしまうが、やはりバンドなんだろう。メンバーを集めてもう一度と思う。もう一人でいいやと思う。そのバンドの名前は捨てて、別のバンドを組むぞと思う。

 もう一度書くが、バンドは瞬間瞬間の出来事の連続である。音楽で身を立ててみたいと思うような人間が、複数集まって行動する、なんてこと自体無理があるといえないか。メンバーを引き付ける共通の意識、それがある個人の才能への奉仕であったり、ある個人への献身であったり、ただ一緒にいるのが楽しかったり、ただ一緒にいることしかできなかったりと、それぞれバンドに引き付けられる理由は多々あるだろうが、その何かに引き換えられない魅力にとらえられてメンバーはともにいるのだろう。それが不意に手を離れてしまい、「音楽性の違い」などという、そんな言葉を残して壊れて行く。魔法が解けた後、魔法にかかっていた自分のことなど分からないのが当たり前だ。わたしたち、ただ聴いているものはまず「なぜ終わるのか」なんて聞いてもムダだ。向こうだって分からないんだ。

 有名無実のバンドがある。バンドの魔法がとけて、残ったのは契約ばかり、という事態も珍しいことではない。普段ロクに活動していないが、思い出したようにシングルが出たり、やっつけなTV出演をしたり。わたしはバンドマジックが消えたかどうかの判断をするきっかけを、「ベストアルバム発売」に見る。まずタイトルが適当な「THE BEST〜〜」みたいなものだと、ちょっとあやしいと思いはじめる。中身がアレンジも変えていないただの再録だとなおさらだ。意味がとりにくいベスト盤の発売は、大きくなり過ぎたバンドが死地を求めてさまよいもできない状態にあるように見える。レコード会社の移籍の際のお土産だったりする場合あるが。彼らは解散したいんだろうか。メンバーを、バンドを好きでたまらなかった時期を思い出したりするだろうか。それとも今も変わらず好きでい続けているのだろうか。バンドを好きでたまらなかった自分と現実世界にある自分が離れて行くのを逐一感じながら生きているとしたら、それは地獄に違いない。気付かないでも地獄だ。それに慣れてしまうのが一番地獄だ。

 氣志團がどうなるかは分からない。確かなことはメンバーにも分からない。ただ、團長はいつか解散/脱退に自分の明確なる意志のメスを入れるだろう。スタイルが他のバンドとあまりにも違うため、時間に委ねられない部分が多い。メンバーをひきつける共通の意識、氣志團のそれは、他のバンドよりも強く、強くあらねばならない。團長そのものが、5人を惹き付ける意識そのものでなければならないことは実に明確である。では團長は何をもって氣志團を打ち立てているのか。
 案外、バンドを続けていける奇跡に酔っているかも知れない。頭脳を回転させて指示しながら、嬉しいなあ、幸せだよな、ありえないよな。誰も終わることを予期してバンドなんかを始められないに決まっているから、今奇跡を起こし続けているバンドはみんな危ういながらも、どこか確実に幸せそうなのは、そのためだろう。


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- 2003年09月03日(水)

■広島・新井選手は、凹んでいたときの中川家礼二に似ている。
■阪神・中村豊選手は、顔の輪郭は似ていないが、パーツは雨上がり決死隊・宮迫そのもの。
■阪神・藤本選手は、拙者ムニエル・加藤啓さんにそっくし。
■「英雄」を観ていたら、ドニー・イェンが手塚とおるに見えてきた。
■同じく「英雄」に出ていた秦の始皇帝役のチェン・ダオミンは、中村勘九郎のイメージそのもの。


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かわいそう。 - 2003年09月02日(火)

 誰が、と云ってわたしが。みんながそろそろ万博の感想を(それも楽しそうな)を書き始めている頃に、妙な雑誌の感想をあんなに長々と。…だって1000円出したのが口惜しかったのですよ。いや、1050円だ! くそう。
 その上、懲りずにチラ見をしていたら、その中に北野作品「キッズリターン」を適当にあしらったコメントをみつけてしまった。こんな小さなコラムの枠内だけど、そのとき僕は北野武より偉くなれるんだ! よかったね。
 カツアゲのシーンは良かった、とか書いていたのだが、それならせめてそのカツアゲされている生徒役を宮藤官九郎がやってるよ、くらいの情報を書いたらいいじゃないか。ホントですよ、興味がある人はチェックよ! わたしはこの映画好きです。


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さあ9月だ! 各々ぬかるなよ - 2003年09月01日(月)

 病院へ行ったら受付が夕方の時点で終わっていたという、まあいきなり自分からぬかってしまったのだけれども。そのまま梅田へ出、阪神百貨店8階へ行ったり、映画(「英雄」)を観たり、適当に遊んで来た。そして「別冊宝島 音楽誌が書かないJポップ批評 氣志團と『俺たちのヤンキー・ロック』」を買ったのだった。
 1000円出して分かったのは、1000円払って買うこともないなということであった。まあとにかく、まず云いたいのは折々に挿まれているイラストだ。あのうすいイラストが余計だ。字数を少なくするためなのか、結構多い。
 それから紹介されている不良映画の中に「ロックよ、静かに流れよ」が紹介されていないのに驚いた。不満だ。ヤンキー漫画の中に松本美緒がないし、「今日から俺は!!」もない。不満だ。同じ千葉のヤンキーなのにさ。音楽を取り上げてても、テーマが「ヤンキー・ロック」だからか、冴えないというか、氣志團の本質からほど遠い特集が虚しい。岡村靖幸とかをもっと大きく書いてもいいんじゃないかと。ジャニーズだけで最低2ページはさかなきゃ嘘だと。
 氣志團はヤンキーロックじゃないよね、ヤンクロックだよね。ヤンクロックについて、ロクに考察されていないのは心底がっかりだ。宝島だけじゃなくてオリーブのコアな読者でもあった團長である。結局あの観点からだと、氣志團は全く見えて来ないんじゃないのかなあーと思いましたよ。銀蠅をわざわざページを割いて(それも結構な量)いるところに、宝島はやっぱりオッサン、のイメージを強くする。
 細かい用語なんかは初心者にはうれしい、のだろうか。初心者には面白いのだろうか。他のコラムでは「もう細かい元ネタへの言及なんて」などと云っておきながら、用語解説のページはあった。編集長さんはどんなイメージでまとめたのかなあ。
 初心者が知りたかったら、インディーズマガジンや、それが手に入れにくかったらクイックジャパンの特集号でいいんじゃないか。というより、「瞬きもせずに」があるし。このJポップ批評(中に批評なんか無い訳だけども)とやらに書かれていることで氣志團を分かったような気になられると、ファンとして、はっきり嫌である。嫌もしくは「ウザい」。
 それから「ふーん」と思ったのは、クイックジャパンを揶揄した文章を見つけたときだ。クイックジャパンが最高だなんて勿論思う訳がないのだが、それに輪をかけて勿論、この雑誌よりかは面白い。
 結論として、まだ買ってない人は1〜2分立ち読みしてからちょっと考えてみてください。1000円っていろんなことができる。カラーページのきうちかずひろがケンドーコバヤシに見えるのをチェックしたら、後は別段、コレと云ったものはないので買うことはないと思う。どうしてもというなら、わたしの分をあげようじゃないか。
 ところで、家にあった岡田斗司夫の「オタクの迷い道」をあらためて読んでいたら、冗談まじりで(でも真理かなと思いましたが)コラムの書き方・売り込み方というテーマの文章があった。その中でオタキングが第一にあげているのが、「自分のウリを決定する」というものだ。これは独自の視点をもて、ということなんですけれど、これこそJポップ批評なライターには必要無いものだろうな。水増し文章をあれだけ読まされたのは久々である。本当に、まるごと特集号というのは読者を油断させる。「まるごとなんだから、買っても損はないんじゃないか」と思わせるところがある。この雑誌は氣志團と全く関係のない雑誌であった、と今さら気がついても遅い。コンビニで流通している自己満足の同人誌に他ならないのである。ああ1000円もったいなかった。いやしかし、「TVブロスにコラム書かせてあげる」って云ったら、ここらへんのライター志望の人たち、なんでもしそうだ。

 あっ、「英雄」は面白いです。トニー・レオンのタレ目があんなにいいものだとは。タレ目さいこう。藤本敦士もタレ目だよねー、顔はおさるさんだけどねえ。チャリが結構かわいいんよ。

※チャリは自転車のことじゃなくて、もみあげのことです。


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返歌 - 2003年08月31日(日)

あなたなら出来ると思ったんです。
新しい木更津のために、新しい世界のために
ロックフェスティバルを興すことが貴方なら出来ると思ったんです。
あたし今度こそ勇気をもって大きく手を広げて
あなたの愛を受け止めることが出来ると思うんです。
どんなGIGなんでしょうね。
激しく熱いGIGなんでしょうね。
この私にも受け止められるでしょうか。




※…sorry、受け止めきれんかった。というか、受け止めにいかれへんかった。11月からのツアーは行くぜ(12/8&9の大阪、正月の武道館には参加するぜ!)
 元ネタはつかこうへいの「広島に原爆を落とす日」。翔ちゃんがディープ山崎。小山田が夏枝。ふざけんな!


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無題。830に寄せて - 2003年08月30日(土)

この綾小路翔が、
いかに房総を愛したか、
いかに木更津を愛したか、いかに木更津の街並を愛したか、
いかにあなたを愛したか。
愛しても、愛しても運命ゆえに決して結ばれることのなかった愛。

ただ郷土の誇りを胸に
身を粉にして働いてきたいたいけな房総魂。
その誇り高き房総魂がどれ程のものであったか、
その真骨頂をみせてやる。








私は、この美しい房総を心から愛しております。
私を幼い頃から育ててくれた木更津の街並をそして木更津市民を、誰よりも愛しております。
その私が木更津にロックフェスティバルを興すのであります。
新しい世界のために。
新しい日本のために。

かずさクローバーパークで待っていて頂けませんか。あなたの頭山に私の魂を降らせます。
受けていただきたいのです。
それが私の、あなたに対する想いだと思っていただきたいのです。
私はあなたに向けて歌うのであります。怖くはありません。
私のあなたに対する想いは、
あの木更津122,413(平成15年3月1日現在)市民をすべて巻き込んで余りあるものなのです。



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●氣志團現象最終章LAST SONG大阪公演2Days感想&氣志團現象総括……長いので、覚悟して読んで下さい。

☆井川がたくさん活躍しますように。

●テキスト
●氣志團現象最終章LAST SONG in 東京ドーム のまとめ。
……少しつけたしたりしています。

●「氣志團のバックダンサーについてちょっと考えてみた。」

忘れ去られた座談会企画の焼き直し。あまりに古いので、話題の鮮度が低くてお見苦しいやも。

なにか意見、感想があれば、気軽によろしくお願いします。


★ここは氣志團総合プロデューサー・綾小路“セロニアス”翔をリスペクトしていたサイトです。

INDEX(LINK&占い以外工事中)
◎GIGレポート…今までのレポート。しかし未完のものもあり。とりあえず、前回のツアーの対談はこちら

◎木更津 in DEEP…氣志團に関する様々な文章、座談会企画など。

めくってがっかり★ゆっき占い…つまり氣志團点取り占い。ネタはかなり古い。リニューアルに向け、刷新する予定。

おやまだアンテナ…そんなアンテナ。

◎LINK …とりあえず、以下の通り。
 

氣志團公式サイト
Sony Music Artiss:氣志團
東芝EMI


★氣志團の小説はありませんが、それなりにマニアックな傾向があります。これからいろいろ補完していきますので、よろしく。それにしても「氣志團の小説」というワードにひっかかってやってくる人多すぎる。いや、ランマ事件以降、ほんっとに多いんですけど。私、書きませんからね。ドリーム小説とか、冗談やめてよう。

☆知らない間にUFOが美味しくなっていました。その他、いろんなカップやきそばを試していますが、総じてみなうまいです。ソース系はUFO以外はあまり意味ないですが、塩系は新しいのを発掘するのが非常に楽しいです。外れがほとんどない!

★たまに氣志團の話をしないときもありますが、実は結構しています。というか最近はしすぎです。しすぎ、しすぎ。

☆そういえば、世界が100人の村だったら、ってあったなあ。いや、ほんとにあったなあ〜。

★このサイトは、since2002/4/26〜です。まだまだやる予定なので、ひきつづきよろしくしてください。

☆微妙って言葉、ほんと大嫌いだ。

★ところで、このサイトには載っていない、2001年の12/24のイベントのレポが、Hello,Helloというサイトにあります。コレもよければ読んでみて頂戴。

☆サイトの企画はちょこちょこ考えてはいるものの、なかなか実現化しないなあ…。もう夏ですよね。盛夏ですよね。というか、晩夏ですね………。っていうか、秋じゃん!とかいってたら、もう冬のよそおい。冬真っ最中。とか云ってたら春!春来た! 年とるはずですよ。初夏の前になって、ようやく新コンテンツきた。盛夏きました。でもあんまり暑くないよう。そのかわり残暑がきびしいようです。とかいってたら、秋がすぎ、冬もすぎ、春めいていますよ!といってたら真夏のような6月の一日があり、梅雨だってもうすぐそこです。洗濯物が辛いね。なにが辛いってこの凄まじい暑さですね。でもそれももうそろそろですよ。秋、秋が来る。早く来て!来た来た、そして過ぎた。もう冬らしいが、厳しい冷え込みと無縁。大阪に限らず暖冬モードだ。早起きの身には助かるよ。しかし大晦日から寒くなっちゃった。まいるね。2月もしょっぱなから寒波、寒波でえらいことです。なーんて更新を怠っている内に、もう初夏。そして入梅。入梅ですって、今はもう盛夏も晩夏も初秋も秋真っ盛りも過ぎ、明らかに冬です。更新を怠るとこういう無様なことになります。さむっ。それにしても今年は絶対厳冬ですよ。