度々旅
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2002年04月27日(土) 真ん中の道

ゴールデンウィークは、貧乏学生らしくバイトなどをしようと
数日前に決心。今日が初日。


バイト先は、直線的には家から近いが
バスは周り道をする。
帰りは、歩いて帰ろうと決心。
歩いて帰るその道は、いままでずっと反対側から見ていた長い一本道。
先はどうなっているのだろう?といつも思っていた。

始まりと終わりだけは知っている道の真ん中をうめるということは、
非常に楽しい。
これは、なんにでも言える。
始まりを終わりを知っていると、全部を理解している気持ちになるが、
ほんとは、真ん中が一番素敵。
真ん中論。

たらたらと、道を下ってゆく。
いつもは、バスで回り道をする小さな山を下る。
予想以上の緑に、はっとする。ここは、私の家の近所なのだろうか。
なんだか、不思議な異世界へ来た気分。
急に、山中に畑が見える。ぽつんと建っている一つの家。
横には、農園の文字。
小さな、小さな畑が耕されている。その周りには、鬱蒼と茂る緑。
そこに住んでいるのは、山姥か、樵のおじいさんか。

再び道を下っていくと、牛の糞の匂いが広がる。
道端には、牧場の看板。
暗い牛舎には、牛がもぞもぞと蠢いている。
この牛たちには、運動する場所があるのかしら?
少し不安になりながら、牛の糞の匂いの渦に巻き込まれる。
そして、ここの牛は大丈夫だ、と訳のわからないことを思う。

ここを過ぎると、自分の知っている風景がだんだん見えてきた。
なんだか、少し酔っ払ったような感覚。

緑に酔っ払ったのか、自分の中に沸く、非現実世界に酔っ払ったのか。

私の中に、大好きな道がまた増えた。






2002年04月26日(金) 8年ぶりの日記

今日の朝、あるきっかけで8年ぶりに
日記をつけようかと思い立った。
以前の日記は、10年以上続いていた。
そういえば、私が人に何かを伝えたいという気持ちが強いのは、
日記を書くということによって培われたのではないかしら。
気付けば、日々の感情をなんらかの形で放出しなければ
生きていけない人間になっていた。

日記を書き始めようか迷いながら、学校までの道程をたらたら歩く。
なんということでしょう!
日記を書くということを意識した途端、私の日常が、鮮明に・・・。

私は学校までの15分程の道程が大好きだ。
何が好きというわけでもなく、その道を歩くのがただ好きであった。
しかし、日記を意識しながら歩いた途端、好きな理由の欠片が、
一つ一つ私の前に姿を現してきた。
その道程にある竹林は、思っていた以上に広い。
小さな小川は、小さな小さな音をたてている。
そんな一つ一つが、私が大好きな道をつくり出していることに気付いた。

日々の生活を旅する。

ずっと求めていたそんな日常の旅を、可能なものにしてくれるのは
日記かもしれない。
そんなことを思い、再び始めてみようと。

しかし、久し振りの日記は、なかなか緊張する。
なんでだろ。
まあ、そんなことも日記が解決してくれるでしょう。

義務にならぬ程度に続けてみるかな





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