度々旅
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上野動物園にタイから新しい象がやって来た。アティ(太陽)とウタイ(日の出)だ。たしか、今いる上野動物園のインド象の名は、アーシャとダーヤ。今ではこの二匹も、あの狭い柵の中で、だい〜ぶ、疲れたかんじ。
私は、無類の象好きで、象を見ているだけで幸せになる。インド象だろうが、アフリカ象だろうが、関係ない。あの円らな瞳を見ていると、もうなんとも言えん気持ち。自分の象好きに気付く前から、無意識のうちに粘土細工も、絵も、工作も、全部象だった。アフリカにいる象達は、群れをつくっている。父親象は別行動なので、母親象が中心の群れ。お年頃のメス象に、オス象がアプローチしてくると、そのメス象以外は離れて、交尾の様子を遠くから見守る。象ってあの大きさから個人行動のように見えるが、違うということを知って、ますます好きになったの10年以上前。
一時期、落ち込むたんびに、上野動物園の象に会いに行っていた。もっぱら、今では死んでしまったジャンボという象と向かいあっていた。その頃のジャンボは既に疲れきっていて、一時間以上同じ位置で、同じ左右運動をしているような状態だった。そんなジャンボが死んだ時は、悲しくて悲しくて、かなり落ち込んだ。死ぬ前にも一度会いたかったよと。
多摩動物園の象は、園内の奥の方にいる。象に会うために急いでも15分は、坂をガシガシ上らないと会えない。そして、上野動物園に比べ、緑に囲まれている象は柵の向こうに小さな象社会ができており、あまり人間のことを気にせず過ごしている。そのためか、象と向かい合うというかんじではなく、なんとなく彼らと仲良しになる雰囲気ではない。まぁ、象と仲良しになるってのも、私の勝手な感じ方なのだけれど。
そういや、上野動物園も長いことご無沙汰。ウタイとアティに会いに、行かねば。ああ、新しい象がやって来た!嬉しいなぁ。仲良しになりたいなぁ。
北海道から二つの荷物が届きました。一つは箱いっぱいの、じゃがいもとたまねぎ。もう一つは、ししゃもとジンギスカンとラーメンとたくさんのチョコ。嬉しいぞ。親戚のおばちゃんありがとう。あたしは、食には困らない星の下に生まれたのかも。
で、とりあえずお肉は冷凍したのです。しかし今私の家の冷凍庫には大量の食材が入っています。肉が安いときに買いだめしたためです。で、野菜もたっぷりあります。どうもスーパーが棚卸の日だったらしく、格安でいろいろなものが売られておりました。それぞれ手を施したりして、冷蔵庫に入っています。つまり、今うちの冷蔵庫は大量の食材をお腹にたっぷりと抱えています。
家に外から帰ってきた時、氷が少し解けていました。うぬ?もしかして、冷凍庫の扉が少し開いていたのかも。ぎゅうぎゅうだし。と思っておりましたが、新しく作った氷は何時間たっても、冷たいお水のままです。こりゃ、もしかすると、ひょっとすると。。。。うわ〜〜ん、冷蔵庫がどうやらご機嫌を損ねたらしいのです。年に数回、こういうことがあります。温度が下がらない。どして、食材が沢山ある時にこうなるの!と悲しくなりながら、とりあえずコンセントを抜いてみました。
だいたい、これで直ることが多いのです。以前、それでも直らず修理に出したこともありますが・・・。さて、直るのでしょうか。直ってくだされ。ひたすら、願っております。
たまには、休日に外へ出かけるのも良いかなと。(毎日休日みたいなものですが)ついでに、徹夜をして出かければ、体内時計を少しなおせて尚良いかなと。
しかし、これといってどこに行けば良いのかわからない。都心をぷらぷらするのは疲れるし、お金もないし欲しいものもないので買い物というのもいまいち。徹夜で遠出も疲れる。映画というのもなんだしなぁ。。紅葉を楽しみに行くにもちょいと早いし。むぅ。
外で、適度に何かに夢中になって楽しめて、お金もあまり使わずにすむところ。。。そうだ、競馬に行こう!秋だし。
というわけで、お弁当持参で、実に3年振りくらいで競馬場へ。東京競馬場はまだ馬が走っていないので入場料を払わずにすむ。芝生でごろごろして、ちまちま100づつでも賭けて、熱くなれ、うまくいけばお金まで増える。こりゃいい。財布の中身を少なく持っていきゃぁ、余計にお金を使わずにすむし。
さて、長いこと行っていなかったら、買い方が増えていてとまどった。私が行っていた頃は、ワイドも3連複もなかったような。で、4Rくらいから200円くらいずつ賭ける。お金も減らさず長く遊びたいと思い、恥ずかしいことに複勝などを中心に。で、資金もつきはじめた10R。3連複というやつに挑戦。期待せずにいたら、うぉうぉうぉ!きたではないの!驚いた。
いやぁ、気持ちよかった。自分が選んだ馬が、1.2.3位だなんて。
競馬はいいなぁ。芝生でゴロゴロ、昼間っからビールを飲んで、100円賭けただけでも興奮して、「させ!させ!」って声を張り上げて、ドキドキできて。最近は、カップルも多い。たくさんのお金を賭けてなければ、一日中遊んでもそれ程お金かからないし。お金を増やすことを目的に行かなければ、良い場所だ。
それにしても、競馬場は古き良き日本が残っていた。世の中が路上喫煙で騒いでいるというのに、建物ないでも余裕でたばこをすて、ゴミをすて、座り込んだり、立ったまま蕎麦をかっこんだり。下町っ子の私めは、こういう風景に安心するのでした。
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