度々旅
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2002年12月09日(月) love&peace

 雪の中、久し振りにヨガへ。いやいや、実に数ヶ月ぶり。私のほかにいる生徒さんはお休み。久し振りの登場と、こんな雪の日にわざわざ来たということで、先生と受付の人に大歓迎を受け、なんだか心地良い気分。先生の気の中でのヨガは気持ちよく、最初は体がバラバラな感じだったのに、最後の瞑想の時には、体が一つにまとまったかんじになれた。体中が、変に縮んでいたんだな。

 終わってから埼玉へ。電車の方向を間違えて渋谷で降りたら、なかなか電車が来ず、非常に寒い中30分以上駅のホームで待ちぼうけ。うぬぬ。

 そして、2度目のジョン・レノンミュージアム。前回、腹痛に襲われたために見れなかった部屋を中心に。

 と、完全にジョンと会えるモードで、ジョンレノンライブ。しかし、待てど暮らせど、ジョンは出てこない。トータス松本に惚れてみたりしたが、やっぱりジョンに会いたい。坂本龍一に感激したが、やっぱりジョンがいないと寂しい。

 しかし、ヨーコが出てきた途端に、そんな気持ちは吹っ飛んでしまった。感涙ってこういうこと?と思うほど、涙が出た。

 


 ヨーコと共に、手を高く掲げ、power to the people!!!!と叫んだ時の気持ちは、ずっと残る。その時は、きっとジョンもいた。


2002年12月08日(日)

 深夜、降りだした雪。朝になったら、積もってた。

 わくわく。

 でも、今日がお出かけの日と気付き、困った。

 家から出たくない。

 外からは、チェーンを巻いたタイヤの音が聞こえる。

 テレビをつけたら、音がザーっていっていた。

 アンテナ曲がった?

 わくわく。わくわく

 


2002年12月07日(土) スクリーン

 邦画を観ている時に特に思うのだけれど、映画の音って好き。テレビの音は、なんとなくとんがっているようなかんじ。そして、生活音が消されているような。でも、映画は、そういう無駄な音というか、ちょっとした音が、とても素敵に聞こえる。そして、曇ったようなその音は、心地良い。

 部屋の中で、一つ一つ自分の立てる音に耳を傾けてみる。ビールの缶を空ける音が、大好きなことに気付く。物をテーブルに置く音も物によってちがくて、コップを置いてみたり、鍵を置いてみたり、本を置いてみたり、ちょっと楽しくなる。

 そう、意識をすれば邦画のような世界は、非常に身近なもので、あんな音や情景は沢山溢れていて、あまりにも近すぎて、気付かずに過ごしている。それを、映画を観ることによって思い出す。変な話だ。

 自分の視界を、映画のスクリーンと思ってみると、これが案外楽しくて、鼻をかんでゴミ箱に投げたティッシュが、ゴミ箱に入らずに落ちているとか、こんがらがった髪の毛をとかしているブラシとか、石鹸を泡立てている手とか、一つ一つが魅力的な構図に見えた。
 
 


こげんき |MAILBBS

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