度々旅
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2003年12月14日(日)

 最近、夢で泣いて目覚めることが多い。とんでもなくリアルな夢が多い。10代の頃の夢なのだけれど、本当にあったことではないのだけれど、きっとあの時感じていたいろんなことが、違う形で現われてきているってかんじなのだと思う。
 大学に入って、大人の人間関係ってラクちんだなぁと思っていたのだけれど、院に入ったら、水面は静かなのに、水面下はドロドロだった。まぁ、最近、気づき始めたのだけれど。やっぱり、中途半端な深入りはしない方が良いなと痛感。サークルみたく、もう家族同然の付き合いならばまだしも、時々呑むくらいが、一番曖昧な関係になりやすく、中途半端にいろいろ知ったり、言ったりしてしまうから、なんだか気持ち悪い状態になりやすい。たぶん、こういう面倒な人間関係を目の当たりにして、あの頃が蘇ってきているのかもしれない。適当にしておけよみたいな、警告かしらんと。

 話は変わって、フセインが捕まった。最初、本物か?と思っていたけれど、どうやら本物らしい。拘束後、映像で映し出された何かの検査の様子を見て、口を開くフセインの表情が印象的だった。とにもかくにも、捕まってよかった。ついでに、自衛隊派遣の小泉氏の決断が、フセインを捕まる前でよかったと思った。
 いつの日か、かの国の首領様が、フセインと同じ表情を見せる日が来るのだろうか。


2003年12月10日(水)

私のところにサンタクロースが来てくれるならば、どうしても欲しいものが二つある。ああ、欲しい。一つは、ベルテルスマン世界地図帳だ。なんなんだろう、あの地図帳を開いている時のわくわく感は。電車の路線図なども好きなのだけれど、地図や路線図などを見ていると、脳内旅が始まって、興奮してきてしまう。どのルートを通って、どこで宿をとってなどと想像してしまったり、ここで何を食べようだとか、とにもかくにも想像してしまう。高校の時の地図帳は、本当に宝物で、地理の時間に習ったことを、すべて書き込んでいたようなものだから、一目で気候やら民族やら産業やらわかるようになっている。油性マジックで書いた細かい字が、もう私の心をうきうきにさせてくれる。未だに、どこか行きたくなると、その地図帳を開いている。で、そんな無類の地図帳好きの私は、先日このベルテルスマン世界地図帳という、でっかい地図と出会ってしまった。いや、以前から出会ってはいたのだけれど、この間初めてじっくり時間をかけて眺めてしまったのだ。もうたまらない。いや、本当にほしい。四畳半の汚い部屋に住んで、この地図を開いて一生脳内旅をしていたいくらいのことを思った。
 で、もう一つのどうしても今欲しいものが、佛教語大辞典だ。ああ、たまらなく欲しい。中村元著『広説佛教語大辞典』全四巻、お値段68000円ってものがあるのだけれど、さすがにこれは、ちょっと手がでない。けれど、同じく中村元著で、『佛教語大辞典』18000円ってのがある。たまらなく欲しい。4万5千語だ。微妙なお値段だ。決して手に入らなくはないけれど、あたしの今のこの熱がどこまでもつかが問題ってかんじのお値段だ。ううう。で、こちらは古書などをいろいろ調べたのだけれど、やっぱり出るとすぐに売れてしまうようで。あぁ〜。
 とりあえず、サンタクロースにお願いするのに、二つを願うのは欲張りなので、佛教語大辞典をお願いすることにした。けれど、大人のあたしには、どうやらサンタはきてくれなそうだ。そんなかんじで、一人うんうんうなっていたら、心強い私の社会人友人もこの辞典が欲しいようで、もしかすると、もしかしてしまうかもしでないわけで、そんな時は、その辞典は私の部屋に置かせてあげてしまおうと一人たくらんでいるのでありました。


2003年12月08日(月) 赤口

 仏滅や先勝といった六曜がありますが、調べものをしていたついでに、初めて「赤口」の読み方を知りました。ずっと、「あかくち」とか「あかぐち」とか心の中で読んでおり、本当は違うんだろうなと思いつつ、誰にも聞かずにおりました。で、その読み方ですが「しゃっこう」だそうです。って、知らないのはあたしだけかもしれませんね。。。
 で、その赤口ですが、もちろんパソコンで一発変換できるわけですが、カレンダーなどでずっと身近に見てきたにも関わらず、調べようともしなかった私にとって、余程「しゃっこう」という呼び方を知ったことが嬉しかったのでしょうか、夢にまで「赤口」が出てきました。なんだか、以前読んだ日本書紀のある一場面と結びつけて勝手に解釈して、夢の中で論文が書けるぞ!なんて喜んでいるのです。それは、海幸、山幸のお話で有名な部分なのですが、彦火火出見尊が、兄の釣り針をなくしてしまい、それを聞いた海神がその針が鯛の口にささっているのを見つけて返すというような場面があります。その鯛が「赤目」などといった表現がされています。その場面を読んだのは、もうだいぶ前で、その上、その赤目とやらの言葉をまったく覚えていなかったのにも関わらず、どうやら夢の中で、赤目の口に針がささると「赤口」というのが結び付けられて、勝手に解釈やら話をつくっていたようです。
 いや、何が自分の中で印象として残っているかわからないものだと、しじみじ思ったのです。まして、専門分野でもないことを、なんでこんなに夢で興奮して解釈しているのかも、不思議です。どうせならば、自分の論文に直結した何かのヒントを夢が与えてくれるとありがたいのになぁ。。。


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