度々旅
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2003年12月23日(火)

 久しぶりに浅草へ。行く途中に、電車で見栄春発見。サングラスをかけていて誰も気付いていないが、紛れもなく見栄春だった。
 浅草で、今まで見たどの店よりもタイっぽいタイ料理店を発見。店頭に並んでいた豚の皮のお菓子を買う。揚げたてではないので、期待していた程の美味ではなく、ちょっとがっっかり。浅草寺は、結構な人手。仲見世でおもちゃ屋を覗いていたら、知らないおばさんに「私たちの頃はこんなかわいい絵はなかったわぁ〜」などといつもの通り話しかけられる。相変わらず、人に話しかけられやすい。おばさんは何を言っているのかわからなかったけれど、とにかく何かを「お母さんに聞いてみてごらん」と言っていた。友人曰く、あたしがにやついているから声を掛けられやすいとのことなのだが、果たしてそうなのだろうか。。。
 で、もう年末だというのにおみくじを引いたらですよ。「今までの悪いことは全部流れてすっきりする」みたいなことが書いてあるじゃないですか。本当に今年の悪運は消えていったんだな。これで。きっと。異様に嬉しいお言葉でした。その後、川沿いの通称「うんこビル」を眺め、時間になったので予約していたロシア料理店へ。父と母と何度か行っていたが、親なしでは初めて。少しばかり緊張。横に座っていたカップルの話を盗み聞きしながら食事。おいしゅう戴きました。
 その後は、上野でございます。ほんと、浅草上野は、庭みたいなものなのだったのだけれど、長いこと行ってなかっただけに、やけに楽しい。アジア旅行気分のわくわく感がある。博物館なんて、もう10年以上来ていなかったな。それにしてもだ。一応、クリスマスお出かけのはずなのに、どこにもクリスマスはない。かろうじて、おじいちゃんへのプレゼントを買うべく入った店がクリスマスだったくらいだった。
 そういえば、一つショックが。上野にあるポルノ映画館。忍ばすの傍にあるのだけれど、新しくなっていた。入り口が二つに分かれていて、右が普通の映画、左がポルノ映画への入り口だ。なんだか、ラボホテルの入り口みたく、中が見えないかんじのつくりになっている。昔はその映画館のある細道に、子供は見てはいけないような文字やら写真のポスターがたくさん貼ってあり、なんだここはぁぁぁと思っていたが、それらのポスターはなくなっていた。なんか、寂しい。あの道を、親と通るときの気まずさがなんだか懐かしい。


2003年12月21日(日)

 人を待っている間、ベンチに座っていたらおばあちゃんがやって来た。横に座って、「年とると涙がでるねー」って言いながら、ハンカチで眼を押さえていた。少しだけ言葉を交わしたのだけれど、この年とると涙ってのは、すごく聞いたことがある言葉だ。うちのおばあちゃんか?とも思ったのだけれど、なんだか違う気がする。おじいちゃんか?と思ったけれど、確かにおじいちゃんはいきなり涙を流すことが多々あったが、「わかんねーなー」と言いながらだった気がする。となると、この言葉は誰に言われたのか?テレビなど見ていて聞いたこともあるのだろうけれど、直接言われた経験があったはずだ。
 忘れているだけで、本当はおじいちゃんに言われた言葉なのかもしれないけれど、そうなると、あたしはおじいちゃんに何という言葉を投げかけたのか。出合ったおばあちゃんには、笑うことと小声で「元気出して」しか言えなかったわけだが、他に言葉があったのだろうか。
 
 さて、おじいちゃんへのクリスマスプレゼント、何にしよう。もう私のこともわからないから、何かをあげても昔みたく喜ぶことはないだろう。ちょっと寂しいけれどしょうがない。


2003年12月15日(月) 嫌だ

 どうしてこう嫌と言えない性格なのでしょうか。相手が困っているのを見ると、嫌って言えない。。。そして引き受けて大後悔。いつまでも直らない。
 けれど、最近は少し学んで嫌と言うようになった。でも、断る理由に、「嫌だ」というのは私の場合通じない。これって、人によるな。「嫌だ」と私が言っても、だいたい受け付けてくれない。なのに、人によっては、「嫌」の一言で受け付けられたり。むうう。性格が読まれているからか?昔のバイトで、人が足りないと、嫌だというのに出るはめになった。なのに、他の人は理由など述べずに「嫌」の一言で逃げていた。おかしいよぉおおお。
 


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