度々旅
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2004年03月02日(火)

 昨日、野暮用でちょっと文章を書いた。疲れた。相変わらず稚拙な言葉しか並べられない。けれど、気付いたことがある。なんだか、かしこまって書こうとすると、抽象的にしか書けなくなっている自分がいる。ある意味職業病?しかし、抽象的にしか書けないなんて、ちょっと悲しすぎると落ち込んだ。
 昨日書いた文書もそうなのだけれど、なんだか最近やる気がみなぎっていて、思いもしなかったようなことを、やったりしています。けれど、やっぱり向いてないかと、始めて数日なのに思っていることもあります。そうやって、いろいろ手を出しては、今いる場所に帰ってきているのだなぁ、あたしってやつは。時々他の場所にムショウに行きたくなっては、やっぱり今いる場所が一番だと思うのだ。旅行から帰ってきて「やっぱり家が一番」と言っているようなものだな。そういや、研究もそうだ。メインテキストに対して、もう、お前とはわかりあえん!と思い、今度こそ本当にお別れだ!と他のテキストに移っても、結局戻ってきてしまっている。まぁ、その回り道で拾ってきたいろんなものが、あたしという人間の半分以上を創っているような気もするけれど。
 といっても、やってみたいなーと思ったことが、今しか出来ない場合は、少しでもやっておかないと、後々、あの時やってれば・・・と思うので、やっぱり嫌だと痛感するまで、やってみようと思ってます。数日で痛感するのか、それとも数週間なのか。それは、あたくしにもわかりません。けれど、ちょっとやってみたいなぁと思って入り込んだ今の世界で、ダラダラ長いこと過ごして楽しんで苦しんでいるわけで。何がどうなるのか、わかったもんではないとも思っております。


2004年02月26日(木)

 最近、日記の題名を決めてない。それから、写真もとってない。せめてHPのトップページの写真を変えようと思い、実家周辺をうろつくも、犬ばっかりとってしまうよ。けれど、犬は、あたしとはあまり仲良くないので、かわいい顔をしてくれない。名前を呼んでもあまり反応がないので、土手でよく遊んでいる犬の名前を言う。「○○ちゃん来たよ!」の声で、犬は、耳をヒピクッと立て、周囲を見回す。目をまん丸にしてその犬を探す。愛い奴。けれど、その手もだんだんばれてきたので、あまり反応しなくなった。牛乳という言葉にも反応しなくなった。こうしてこいつは、あたしに騙されてくれなくなっていくのだ。
 


2004年02月24日(火)

 最近の私は、料理に夢中な気がする。といっても、特別難しいものを作っているわけではなく、時間をかけているわけでもない。ただ、いつもは作らないようなものを作っているだけだ。昨日はカキフライとおからのイタリア風だんご。何がイタリア風って、ただバジルが入ってるってだけだ。おかずが5品以上最近はある。家庭を持っている方にしてみれば当たり前なのかもしれないけれど、一人暮らしのあたしにとっては、すごいことなのだ。
 なんでそうなのかはよくわからない。ただ、勝手に理由づけすれば、ちゃぶ台を賑やかにしたいってことなのかもしれない。この理由づけ作業や、意味づけ作業ってのは、あたしたちの生活には欠かせない。そもそも、人間だからこそある思考だ。神話も、そういう思考作業の積み重ねの上に生まれたものだと思う。この間読んだ本に、人間の脳には神話をつくりだす構造がもともとあるということが書いてあった。ネアンデルタール人の頃からそれはあるという。
 祖父がどうしてあの日に亡くなったのか。母と私はいろいろ理由づけ、意味づけしている。神話的思考ってのは身近にあるものだ。その意味づけから生まれてくるものは、ただ私たちを安心させ、納得させるだけの効果なのか。心理的なものだけなのか。そう言い切ってしまうのは、ちょいと寂しいな。
 ちょっと、頭の中がバラバラちんで、何書きたいんだか、何を書いているんだかわからないけれど、そんな日もあるさとお許しを。


こげんき |MAILBBS

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