度々旅
INDEX|past|will
野暮用がすんで、ちょっと一息。ツカレター。後は、野となれ山となれ。ダメだったら、またやり直せばいいさ。とりあえず、明日からは再びレポート書きに専念しよう。 しかし、勉強のことにしろ、他のことにしろ、文章を書くというのは、自分を消耗するなぁと実感。この日記を書いている時でさえ、少しばかりは自分を消耗している気がする。何かを表に出すときには、どんな形でも、自分のどこかを削ってると思う。だから、自分に補給をしないと、どんどんペラペラになってしまう。こんなことは、当の昔に思ったのだけれど、すっかり忘れていた。それを思い出しただけでも、野暮用で文章を書いたことは良かった。何でも、何かを得させてくれるのだな。 昔思ったことを思い出したついでに、その頃聞いた言葉も思い出した。「美しいことは正しい」って言葉。この言葉を聞いたとき、なんでか涙が出た。言葉で泣いたのは、後にも先にもこの時にしかない。もし、今初めてこの言葉を聞いたら、私は泣くのかな。
久し振りに学校に行ったついでに、学割を発行してもらおうとするも、財布の中に学生証明書が入ってない。あれ。。。この間、学籍番号を確認するために、家で財布から出したのだけれど、そのまま家に置いてきてしまったようだ。あああ。また、来なければ。 研究室で、久し振りに会った先輩から象の顔がついた小物入れをもらった。「お店で発見して、どうしてもあげたくなった」ですって。誕生日でもなんでもないのに嬉しいなぁ〜。この間も、お知り合いから象の置物をいただいた。モノを戴いたことも嬉しいが、そこに寄り添っている気持ちがとっても嬉しい。 本の合評会だったのだけれど、途中で挫折。頭がついていかなくなった。それと同時に、あたし達がやってることって、いったいなんだろうっていう疑問やら不安が途中から沸いてきて、ちょっといるのが辛くなった。タブーに触れたみたいな気もした。部屋を出ると、あたしより先に退室していた先輩がまだいた。帰らないんですか?と聞いたら、長くなりそうだから、ちょっと自分のことやってからまた戻るとのお答え。こういう、自分の時間を自分で使える環境、すべてが強制ではないこの状態。それが良くて、ここにいるだけなのかもしれんと思ってみたり。あさって呑む約束などしつつ、学校を去る。 帰り道、一人の先生が言葉にした「言葉の力」ってのを考える。考えることを頭が拒否し始めた所で空を見た。そういえば、最近空を見ることが多い。夜、半分眠りそうになりながら見てたテレビで石原義純が、一日に一回空を見てくださいって言ってた。不覚にも、ぐっときてしまった。 さて、あたしの学生証よ、どこに行ったのだい?机に上にもないではないか。
最近、毛布がとても気持ちよくて、生まれ変わったら毛布になりたいと言い、その度に、友人には、毛布は毛布の気持ち良さはわからないのだよと言われながら過ごしております。そうか。毛布は毛布なのに自分の気持ちよさがわからないのか。私も私のことがわからんよ。一緒だね♪ そういえば、ここのところ日記のタイトルをずっとつけてない。これは、あたしの現状をとってもよく表している。モヤモヤな生活。けど、充実しているといえばしてるし、ギュっと詰まっているといえば詰まってる。ラーメンスープみたいだ。最近のラーメンスープは、頑張り過ぎていて、美味しいのか美味しくないのかよくわからない。どんな味と聞かれても、思い出せない味が多い。いろんなものが一体化した結果生まれた味。けれど、いろんなものが入り過ぎて、結局このスープの味はどこにあるんだ?ってかんじ。どこにあるかわからないから、美味しいのかもわからない。そういう、モヤモヤした生活をあたしは送っている。 それも良いのだけれど、後から読見直す時に困るので、タイトルを出来る限りつけようと思ったりして。
|