日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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手帳で今後の予定を見返していたら、ある日曜の欄に 山本 とだけ書いてあって何のことだかわからねーよ!と思いました。いやはや…山本さんの舞台を見に行くつもりなんですけどね、我ながらちょっとぎょっとした(笑)。なにしろ楽しみです。
今日は勢い込んで色々説明しなくてはならなくて少し疲れました。最近どれだけ長い会話をしていなかったのかという話。
今日はちょっと充実してた。 そのうち「ちょっと」なんてレベルじゃなくなるんだぜ…。
「恋文の技術」を読んだ。 読了者の叫びが概ねおっぱい!おっぱい!だったのを見て敬遠してたので、読んでみたら「みんなおっぱいに惑わされないで!」と思った。 私はどうやら叙述ものっぽいものが非常に好きらしいので、これも好みだった。守田が伝えたいことと隠したいことが、手紙の相手によって絶妙に違う書簡体小説。
でもおっぱいに惑わされざるを得ないのもわかります。「デキる男というものは、おっぱいが電柱のわきに転がっていても見向きもしない」
今私のシチュエーションがまさにこんな感じなのでちょっと身にしみたよ。どことは言いませんが。
失敗書簡集では其の五が好きです。あんな無茶振りで纏められたらちょっとときめきませんか?駄目ですか。
それともうひとつ、森見作品っていつもメタな視線を感じてしまうんだよなあ。ぶっちゃけ私が作家萌えに近い読み方をしているせいなのかもしれないけど。 今回も守田の背後にいる森見氏の存在みたいなものを感じてしまった。でもそれがどう作品とかみ合うかはよくわからない。そのうち読み返したい(森見作品も読んでいる間が一番楽しくて、感想に困る点では恩田陸と似ている気がする)。ていうか登場人物としての森見先生は反則だ。大好きだ。
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