日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
|読書メーター
昼食時にちょっと読む隙があったので「顔面考」の最後の章を読もうと思ったら、この章はとりわけ雲行きの怪しい内容だった。いやでもいけるはず…読めるチャンス帰りまでないしと思って、邪視の部分と顔を剥がすまではなんとか読んだけど、次の見出しが「顔を食べる」でこりゃあ駄目だと思っておとなしく食事に専念した。 ……他の章はもう少し穏当な内容なのですよ。 カプグラ症候群の話とフレゴリの錯覚、ドッペルゲンガーの話とかが面白かった。自分のドッペルゲンガーは自分の憧れの人に似ている!という例が出てきたりとか。なんでそれが憧れの人のでなく自分のドッペルゲンガーなのかというと、自分の体に対する認識が外在化されたものがドッペルゲンガー(でもこれは当人が見た場合に限定されると思う)なんじゃないかとかいうはなし。まあなんというか、多分具体的にどんな感じなのかは体験してみないとわからないとおもうんだけど、敢えて体験したくはないなあ(笑)。 顔そのものというより、顔が象徴するものに対する違和感とかそういうものの話です。何故それが顔によって象徴されるんだろうかという不思議。
じゃんぷ本誌。 川平のおじさんが極めていいキャラ。リボーン的には多分新しいタイプ。道端でラーメン食ってるのは不審だと思う。
心が折れる前にどうにか決着をつけないといけないんだろうなあと春日武彦の著作を読みながら考える。因みに「顔面考」。読みながらときに漂ってくる悪趣味さに当惑しつつ、私は嫌いじゃないんだよなこういうの、と思う。春日武彦の感性に、なんかすごくしっくりくる部分もあるから。 そういえばめんどくさいは狂気の入り口なんだった。
|