薔薇園コアラの秘密日記

2004年12月09日(木) 「冬ソナ」よりも「ホワイト・ライズ」だ!

 雪景色を背景に繰り広げられるラブストーリーなら、「冬ソナ」よりも「ホワイト・ライズ」がいい。

ホワイト・ライズ

 今日、お昼にかけて、ワルシャワ文化宮殿の下のKINOTEKAで観てきた。(文化宮殿の通常の駐車場料金は高いんだけど、映画館の窓口でパー券にスタンプを押してもらったら、4分の1の料金だったよ。3ズォティ)

 で、この映画。
 うまくストーリー紹介がされているので、ここでは繰り返しては書かないけど、本当に映画のジグゾーパズルを観ているようだった。

 始めは、回想と現実がごっちゃになってよくわかんないんだけど、ラストが近づくにつれて、今までの意味の無さそうなカットの一つ一つが鮮明に繋がってくる。おもしろい脚本だった。英語のため細部の会話は分からなかったけど、近いうちにまた見にいくことにしよう。日本語のDVDは発売になれば買ってもいい。

 舞台がシカゴなので、雪のシーンや、寒そうなシーンがふんだんにある。
 「冬ソナ」にも寒そうなシーンはあったけど、雪が降っているのに、当人たちは帽子もかぶらず、コートの前もはだけたままで、あまり寒そうじゃないので、あぁ、これは舞台セットなんだ・・・と思いながらさめざめと観ていた。

 実際に雪の降る季節に、外に長時間出る場合は、完全防備が原則でしょう? 冬ソナの冬シーンのセットはつめが甘いね。一方、「ホワイト・ライズ」の寒空のシーンは、あぁ、本当に寒いんだろうなぁ……って思わせた。あぁ、シカゴのWicker Parkのあのシーン思い出しちゃった。。。

 それから、エンディングソングも絶対いいよぉ。
 この曲はラストシーンのために作られた歌なんだろうな、きっと。
 今、歌ってみろっていわれたら困るけど、感動的なラストシーンを観ながら、歌詞がすっと心に入ってくるんだよ。はぁ。。。

 観終わった後、ポンわりしてた。
 今朝からちょっと元気が無くってぼんやりしてたんだけど、いつもの祐子に戻ったみたい。よかった、よかった。

 そうそう。ちょっと聞いてくれる?

 今日、映画館の窓口でね、チケットを買うとき、
「学生さんですか?」って聞かれたの。
「いいえ、違います」っていったのに、そのあと、念を押すように2回もきかれちゃった。「学生さんじゃないの?」って。

 わっはっはー。私、学生さんに見えた? 倍近くの年齢なんだよ、私。
 今日はねぇ、白のタートルネックのざっくりセーターに黒のダッフルコート、それにリュックサック。うん、こんな格好は確かに学生風かも。

 しかもね、最近、まるまる太ったから、顔がアンパンマンフェイス。ほっぺつやつやのパンパン。ちょっと子供っぽく見えるかも。あはは、子供っぽく……ってことはないか。40なのに。



2004年12月06日(月) 他人の話術

 狂、IWGの幹部ミーティングがあった。狂じゃなくて、今日ね。

 私、初めて出席したんだけど、とにかく無駄な話の展開が多く、やたらと時間がかかる。女の会議だから仕方が無いのかもしれないけど。
 会議所要時間3時間。いいかげんにしてくれ。。。

 一応、議長が協議事項を用意しているので、それに沿ってテンポよく話し合われていけばいいんだけど、女だけの会議だし、一旦話が反れたら、雨だれ切らずに、会議の流れも関係なく、ずーーーーっとしゃべり続ける人が約2名いた。まぁ、こういう人はグループに必ず一人はいるものだけど。

 相手に相づちを打たせる間も無く、ユーモアを交えることも無く、次から次へと一方的に関係の無いことを延々しゃべりまくる。もう、聞いててうーんざり。特に英語だったから、聞く気もしなかった。
 
 大概こういうトークをする人は、ポイントを押さえているわけではなく、ただだらだら不必要な説明をしているだけのことが多いので、私は端からあまり耳を傾けていない。外国語であっても、日本語であっても。

「なんなんだぁ! そのだらだらしたしゃべり方はぁっ!」
と、途中でかつての星一徹のように、腹立ち紛れにちゃぶ台でもひっくり返してやろうかと思うぐらいだった。(ときどきホットになるの、ワタクシ。でも、今までに一度もひっくり返したことなんてないけど)

 ま、たいていは従順に、相手がしゃべり終わるのを待って、ふーんとした顔をして、何のコメントも言わない。そもそもあほらしくて端から聞いていないから何もいえないのだ。

「あー、あんたの話聞くのって、ほんとに退屈で時間の無駄なんだから〜」
ぐらいならいえるけど。なーんてうそうそ。いえないよぅ〜。いつも善人を装っている祐子さんは〜。

 ♪いえるもんならいってみな、ハイ! 
  無理だー、無理だー、無理だ、無理だ、無理無理! 
          (爆風スランプ 「無理だ」)

 私は、会話をしていても、話し方に余韻がある人が好きだ。相づちを打って聞いているだけでも楽しい。

 でも、早口で一方的にしゃべくり倒す人は嫌い。男も女も、日本人も外国人も。そんな人はコミュニケーション能力ゼロだと思う。話術も社交術も劣る。

 相手に相づちも打たせる隙も与えないように、センテンスの間に息継ぎもしないで話すような人は、精神を病んでいるんじゃないかと思うこともある。

 人から、自分の考えに口をはさまれるのがいやな偏屈なエゴイストか、相手との会話を楽しむという情緒の無い性格なのか。

 一人で鏡でも見て勝手にしゃべってたらいいんだよ、そんな人は。

 あまり毒を吐きすぎると、こちらもすぐに毒あたりをしてしまうので、これ以上は書き控える。

 
 江川卓は、とっても大きな耳をもっているでしょう?
 江川氏は、とてもよく人の話に耳を傾ける人なのだそうです。
 
 音や相手のことをよく聞くから、耳が発達しているそうです。
 動物でも、耳の大きいのと小さいのでは、確かに性格が違うかも。
 
 なんとなく、納得できるョねぇ。 
 人の話を聞くというのも大切な会話だと思う。

 



2004年12月05日(日) どどーんと

 昨晩、日本人会の総会、忘年会。

 総会はコートを着たまま出席してたけど、忘年会にはどどーんと肩を露出して祐子さん登場。先日、新調したブラで、こんもり胸の谷間を作って。

 みんなのリアクションがおもしろかった。
 ははは、こりゃぁ、私も露出狂の域だな。

 とりわけ女性達がキャーキャーはしゃいで茶化してくれたので、楽しかった。
「きゃ〜、すご〜い!」とか、
「きゃ〜、だいた〜ん!」とか、
「いや〜、その谷間、うらやまし〜」とか、
「いや〜ん、さわってみた〜い」とか。
 わっはっは。触ってみるかい? プヨョ〜ンだよ。

 一方、男性陣のほうは、貝のように口を閉じて、誰も何も言ってくれなかった。この日のために、去年と同じ格好にならないように上だけ服を新調して、髪をカットして色を抜いて、シャネルの香水をふりまいて、いつもより化粧も格段に気合入れてたというのに。

 誰もがただ、
「ほぅ〜」
 といっただけ。男性陣のみなさん、「ほぅ〜」だけですか?
 ほとんどの人が、胸の谷間もちゃっかり見てるのに、全くの見て見ぬふり。

 誰かに何か一言いってもらいたくて、知り合いに、
「どう?」って聞いたら、
「いやいやいや〜」と伏目がちに逃げていった人、数名。

 ったくぅ。なんか言ってよー。
 
 私に限ったことじゃないけど、今宵はそれぞれが美しく見せるためにそれなりに気合を入れてきているのだから、歯が浮くようなことでもウソでもセクハラでもいいから、女性達に何か一言でも言ってくれればいいのにさー。

 ま、ニッポン人男性はそんなもんなんだろうな。
 ラテン男性のように女性に対して、気の利いたお世辞の一つもいえない。



 でさ〜、自意識過剰気味にフェロモン放出しまくってたらさ、トンボラでパパが、冷凍うなぎ当たっちゃったのよ。

 帰り際。
「さてと。今晩、早速うなぎでも食べて、頑張ろっか〜」
とかって言ったら、近くにいた人が、鼻血ブーになりそうだったよ。
 きゃはは〜。

 なーんのことはない。
 単に、パパは出張で翌朝3時起きだったんだよー。
 


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