2005年01月31日(月) |
ダ・ヴィンチ・コード 上・下巻 |

「ダ・ヴィンチ・コード」上・下巻 ダン・ブラウン著 先日、知人達に口々に勧められ、お借りした本を読んでみた。 中世の時代小説と思ったら、こてこてのミステリーだった。
ルーブル美術館内で起きた殺人事件の被害者が、意味深な暗号を残して死亡することからこの話は始まる。 中盤でマグダラのマリアは、キリストの妻だったという説がでてくる。そして、暗号を解きながら、彼女が磔刑にあったキリストから流れ出る血を受けたという「聖杯」の行方を孫娘・ソフィーとラングドン教授が追う。
ホントは、ミステリーは好きじゃないけど、興味深いテーマだったので熱心に読んだ。アメリカで、ベストセラーになってて、720万部も売れたそうだ。メリケン人が好きそうな話であった。 ワタクシ、今回、このメリケン人の本の訳で、すっごく気になった表現があった。それは、長さを表わす単位。インチ、フィート、マイル(は出てきたっけな?)
おりしも、舞台はパリとロンドン。 こちらはセンチ、メートル、キロメートルの世界でっせ? 甚だ違和感。アメリカが舞台ならそれっぽく響くけど。 それでも主人公がメリケン人だから、それでいいんかなぁ。 私は、妙な違和感を持って読んだ。 気になる単位は上巻にしかでてこないけど。
でも、全体的にはおもしろかった。 シドニィージェルダンを読んでいるときみたいに、ページをめくるわくわく感があったかな。久々の徹夜本。
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5年生の長男に表紙を見せて、これ誰だと思う? ってきいてみたら、 「はげちょびんのおかま」と答えました。
我が子の感性を信じたいと思います。
土曜日は日本人学校で毎年恒例の餅つき大会。
付きたてのお餅は美味しいですね。たくさん食べましたよ。 今年、杵を新調したので、つきあがったお餅からほんのりヒノキの香り。 この香りは、郷愁をそそられるものですね。古きよきニッポンの。
お土産のお餅とあずきで、ぜんざいにして食べました。 「あ、カップのこういうの、どこかで食べたことある〜」と清二。 カップ汁粉とかの類のものでしょう。ははは、そういうものは日頃手に入らないからねぇ。いつ食べたんだっけ?
そして、日曜の朝は、子供の体力づくりをかねたスポーツ、二時間。 いつも保護者も一緒に参加している。
今日のメニューで、親子混合列を作って、鬼ごっこをした。 何回か組み合わせが入れ替わって、最後の回は、背の高いお父さん(推定182cm)が私の後ろになった。背が高い方だから、私の肩につかまられるものだと思っていたら、な、な、なんと、そ知らぬ顔で私のぶっとい腰に手を回された。
あ、あ、あー。冬場の運動不足に、連日の過食、更には昨日の餅つき大会でたらふく食べたのとで、目下私のウエストは、どかーんとでかいのにー。そのお父さんは私のでかい腰を、平気な顔で、しっかり両手でつかんでおられる。
でかい腰をつかまれて、ワタクシ、ホントはすっごい恥かしかったんだけど、「あの、すみません。肩に手をおいてください」というのも、なんだか必要以上にお互い意識してしまいそうなので、私は、羞恥心をゴクリと飲みこんで、何とかしばらく我慢した。
そのうち、鬼ごっこが最後に二手になると、動きもがぜん激しくなってきた。お父さんは、列から離れないように、私のウエストに指を立てて、むんずと掴んで必死に動いておられた。
がぁぁぁー、はずかしぃぃぃー。 パパにもこんなでかいウエストは触らせないのに……。
ま、当のお父さんは、端からなーにも意識などしておられないのだと思うけど。ゲーム終了で、「あっはっはっはー」とかって汗をかいて笑っておられたから。。。
2005年01月27日(木) |
バッテリー上がっちゃった。 |
車のバッテリー上がっちゃったー。 大家さんに赤黒のコードでつないでもらって、何とかエンジンをかけることができたから、近所の車のバッテリー屋さんへ。
今までは、車の故障があれば、すぐにアルファロメオのディーラーにいってたけど、無理にそんなところまで行かなくても、近所の町工場で十分修理ができるのだ。それもチープな価格で。
そこは、大家さんの紹介。イチゲンサンの外国人は絶対に立ち入らないような古い修理工場。うちのすぐ近所。ここから屋根だけなら見える。
で、当のバッテリーは古くなったんじゃなくって、コードの接続部分の金具のあたりに分泌液が溢れ出て、接触が悪くなっていたようです。
新しいバッテリーの値段は250ズォティだったけど、良心的なおじさんは交換などはせず、今のバッテリーの接触の悪いところをきれいに直して、また元通りにしてくれました。25ズォティ。十分の一価格。
これが、アルファロメオのディーラーに持っていくと、倍近くの値段を取られるんだよね。今回、ちょっとは節約できたかも。
アルファロメオって、本当に故障が多い。さすがイタリア車。 知人の日本車なんか、修理工場に持っていったなんて聞いたことが無い。
前、イタリアに旅行したとき、あぁ、こういう人たちの国の国産車だから、何かトラブルがあっても仕方ないなぁと、妙に深く納得してしまった。
やっぱ、車はドイツ車か日本車に限るね。 男ならイタリア人がいいけど。
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