薔薇園コアラの秘密日記

2005年10月14日(金) 今日はランチの日

 今日は、ヴィラノフの素敵なレストランで、商工会婦人会昼食会。
 早めに身支度しなければ。お化粧うっすらこってり。ナチュラルに。

 最近の私、体力的なバイタリティー、すごいなーって自分で思う。
 これだけスポーツして、毎日出歩いているのに、全然疲れない。
 しかも、毎朝、お目覚め良好。楽しい予定がぎっしり。
 今月は創作をしていないから、エネルギーが外に向けられているのだろう。

 その反面。
 葉っぱが色づくようになってから、喜怒哀楽の「怒」と「哀」の感情を、いつも以上に強く胸に受け止める出来事があった。

 でも毎日楽しいことにたくさん時間を費やしているから、それらについて深く考える時間をとっていない。いや、そうじゃなくて、短期間に集中的に、マイナスの感情を強く胸に抱くものだから、心に相当な負荷がかかっている。

 外では楽しいことばかりだし、その負荷をずっと胸の内で我慢していたら、とうとう心の器にひびが入ってしまった。
 でもその器のひびをなんとしてでも繕っておかないといけない。

 今のところ、どうやら器の中の心は大丈夫そうだ。
 でもその無理な応急処置のしわ寄せが、顔面のかゆみに出た。
 とにかくかゆいかゆい。意味もなくかゆい。三叉神経の辺り。
 精神的な無理が祟って、アレルギー反応がでたのだろうか。

 *  *  *  *  *  *  *  *  *  

 「怒」の感情は、自分で鎮めることもできるし、時間が解決してくれるかもしれない。すでに薄れつつある。たまに思い出すけど。

 ただ、「哀」の感情は、独りでどうしようもない。
 自分ひとりの問題だから、家族と分かち合うことも出来ないし、周りの理解を得られるものではない。ただため息のみ。

 そんなこんなで悶々してるうちに、将来的な「哀」まで抱え込んじゃったりして。この哀しみを癒してくれるのは、自分の精進のみだし、今はどうしようもない。

 トーンダウンしちゃったけど、土曜日は、子供たちの学習発表会。

 月曜日に、理人の12歳のお誕生会を開く。
 中学生の女の子達もたくさん来るので、ママはちょっと見栄を張って、昼食とケーキを頑張って作る。ははは、子供に見栄張ってどうするんだ?

 でも、女の子の多いパーティは、華やかで準備するこちらも楽しい。
 男の子のママとしては。
 
 
 



2005年10月13日(木) ショパンコンクール二次予選

 今日から、ショパンコンクールの2次予選が始まりました。

 午前の部だけ行ってきました。4人の演奏者。
 日本人女性、日本人男性、休憩、韓国系米人男性、ポーランド人男性。

 私個人としては、ポーランド人男性の演奏がよかった。
 ポーランド人はさ、生まれたときから国民的音楽家・ショパンの音感みたいなものを身につけているものなのだろうね。まったく違和感のないショパンだった。でもそういう点が審査員に評価されるとは限らないわけだけど。。。

 まだまだ、ショパコンは続きます。
 本選のチケットは、持っていないんだけど、当日券でも買えそうだし、ダフ屋もいるそうだ。来週、スケジュールがら空きだし、うふふふふ。

 今日は、添乗員付きの日本からのツアー客の老年夫婦がたくさんいた。
「3泊4日ポーランド・ショパンコンサートツアー」ってなかんじ?
 よろしいわねぇ。老後の楽しみで。
 
 私の隣の席のご夫婦は、メリケン人だった。ワシントンDCから。
 ご主人が根っからのショパンファンなので、はるばるアメリカからきたそうだ。

 「Have a naice day in Warsau!」
 と、鼻にかけた英語で言ってみた。アメリカ風に。
 あまりにもしゃらくさい発音で、自分でも笑ってしまった。

 終ったあとで、洒落たカフェで一休み。ラザニアがおいしかった。

 カフェを出たあと、セントラムなのに道に迷ってしまった。通りがかりのオバサンに、「すみません、中央駅はどこですか?」って。

 セントラムのここらはあまり歩いたことないのです。 
 私、ワルシャワ5年目なんですけどね。ちょっと赤っ恥。ははは。



2005年10月12日(水) 出先で読書

 今朝、行きつけの美容院で、白髪染めとメッシュを入れてきた。
 そして、ほんの少しだけカット。

 美容院で、読みかけの「海辺のカフカ」村上春樹著の上巻読了。
 下巻に突入。

 ARKADIAにいって、前庭の噴水を見ながら、しばしぼんやり。

 それからカフェに入って、カフカの続き。
 単行本だから重たかった。ぶーぶー。
 音楽がやったらとうるさかったんだけど、ストーリーに没頭したら、まったく気にならなかった。

 今日は、子供たちがお友達の家で遊んでくるので、帰宅は7時。
 時間を気にせず、外出できるってなんて開放的なんだろう。

 いつもはそれでも早めに帰宅して、だらだらパソの前で過ごすんだけど、今日は、家に帰りたくなかった。現実に戻りたくなかったのさ。

 ふふふ、へんなの。いつもはパソの前が現実離れしてるはずなんだけど。
 今朝は、インターネットでショパコンの一次の結果を知って、パソが現実をしらしめしてくれるアイテムだったから。。。

 カフカは残り後ちょっと。難しい章なので、これからじっくり読む。


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祐子 [MAIL]

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