先週以来、スーパーや体育館などの屋根の上で、雪下ろし作業をする人をよく目にするようになった。
先日、ポーランド南部で展示会場の屋根が崩落して、多数の犠牲者が出たため、行政指導が厳しくなったようだ。
屋根の上で作業する人は、誰でもいいというわけではなく、ちゃんと研修を受けた人でないとしてはいけないそうだ。確かに一般人総出では危険かも。
今朝も、大きな雪が降っていた。 雪下ろしもまだまだ続く。
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新居のエレベーターホールは三世帯共用で、非常階段は鉄の扉でクローズされている。ただでさえ狭いフロアだというのに、ものすごい閉塞感がある。
仕方のないことだけど、生活臭というか、家庭のお料理の臭いも、知らず知らずのうちにドアの隙間から抜け出てそのフロアに充満しているらしい。
先日、頂きものの魚を焼いたら、何日間も、非常階段の扉を開けて誰かが換気していた。よっぽど臭かったのだろう。
日本食の臭いって、日本人にはわからないかもしれないけど、外国人にしてみたら、相当臭いだろうなと思う。ご飯が炊ける臭い、味噌汁の臭い、焼き物、揚げ物、煮物、etc. 異文化的な臭さだ。
ドイツに住んでいた頃、食事の臭いにはものすごく気を遣った。
前のマンションはオフィスビルで、いつも入り口がめんつゆの臭いがした。お仕事している人には、イヤナ臭いだっただろうな。換気口の関係で、我が家の臭いが入り口で充満していたようだ。
揚げ物も、久しくしていない。 オープンキッチンだから油が飛んでイヤなのだ。
もう、わたし、何にも作りたくないよ。 かといって、外で買ってくるものは口に合わないし。 外国生活も、この臭いの件さえなければ、もっとお気楽かも。 って、私、異様に日本料理の臭いを気にしすぎかな。
でも、引越しのときにね、煮干としいたけと他の乾物の混ざった臭いが、日本的な異臭で、恐ろしく恥かしかったのよ。
「迷惑メールフィルタ機能付きメールソフト」とやらいうものをごちゃごちゃやって、ニャジラの雷鳥? とかっていうので、メール受信ができるようになりました。私って、相当なパソ音痴だけど、よく頑りました。すごいぞ、祐子! 自画自賛。
本当は、そのソフト、ニャジラの雷鳥ではなく、正確には、モジラのサンダーバードというそうだ。まぁそんなもん、どちらでもよい。しゃらくさいのじゃ、その名称。
今ひとつ不便なのは、アドレス帳が空っぽなこと。 outlook expressから引越しさせないといけないのかなぁ。 どうすっかな? だれに相談したらいいんだろう。
私の精神構造の90%ぐらいは、あっけらかん路線である。 でも残りの10%は、くよくよもしくは相当デリケートであったりもする。
日常の90%のことを、何も気にしないで、思い出しもしないで暮らしている。ただ、残りの10%のことは、寝ても覚めても、ずーっと頭から離れないことがある。
きっと、今、悶々と考え込んでいることなんて、傍から見たら、つまらなさ過ぎて笑止千万なことかもしれない。ただ、自分の良心がちくりと痛むことだったので、こうしていつまでも気にしている。かといって、良心が痛まないようにしようと思ったら、自分自身、相当な無理をしないといけなかっただろうし、それこそ神経が磨耗してしまっていただろう。
まぁ、いいや。こうして悩むぐらいなら、初めから100%ドライにいけばいいのだ。はぁ。悩むだけでも疲れるや。
さて。 悩むのがしんどくなったので、先日のじいさんとのテニスのトレーニングを復習してみた。イメージトレーニングだけで。
じいさんが私に要求するのは、落ち着いたエレガントなテニス。 ダッシュして「おりゃ〜!」と球をリターンすると、球出しを中止してまで注意される。
ダッシュはNG。移動は必ず横ステップで、と。 スポーツ用語ではなんというのか知らないけど、かにさんステップのこと。
フォームも、細かく指導される。 エレガントさに欠けると、どうしても我武者羅でせっかちなスイングになって、ネットに引っ掛けてしまう。
サーブも、球の上げ具合、ラケットの振り下ろし方等、懇切丁寧に指導される。忠実にやってみると、いいサーブが打てる。毎回ではないけど。
前回は、三ヵ月ぶりのトレーニングだったので、とりわけ厳しく指導されたけど、ほんの少しの指導だけで、リターンやサーブの感触がよくなるのがわかってうれしかった。 じいさんが球出しをして、私が二打目のストロークでコーナーにきめるトレーニングをした。じいさんは右に左に動かなくてすむ。じいさん、よぼよぼすぎて、もう激しく動けないのよね。
でも、これまでにいろんなテニストレーナをみてきたけど、じいさんが一番指導力がある。
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