いーがぁー、じゅーにしちょーがー、ぐうぅぅぅ。 しくしくきりきり。 自分の内臓の形がわかるくらいだぞ。。。
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今日は、お友達のお引越しの日。 お弁当を買い込んで陣中見舞い。
ダンボールの山が増えていくのを見るのはつらいものだね。 箱、箱。箱。箱の山。思い出の山。
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年末に送ったクリスマスカードの返信がぼちぼち届いている。 懐かしい名前や、成長した子供たちの写真がなんとも言えず嬉しい。
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今日から学校は平常授業。おまけに一時間の校庭開放。 二人とも、すごく疲れてたみたい。 珍しく夕方寝をしていました。 清二の宿題はまーた深夜まで終わらないかも。ばかたれ!
2007年01月09日(火) |
初・じいさんトレーニング |
まだ旅行の疲れが取れていないというのに。 今年初のじいさんとのテニストレーニングに行ってきました。
昨夜、お友達に録画しておいてもらった「吉田拓郎&かぐや姫嬬恋ライブ」のDVDを観ながらどっぷり夜更かししてたから、さすがに今朝起きるのしんどかったー。
パパのお弁当作りながら、よっぽどじいさんテニスをキャンセルしようかなーと思ったんだけど、来週まで待てないよ。やっぱり早くじいさんとテニスをしたい。
私って、何でこんなにじいさんとのテニスを切望するのかな……って、いろいろ考えてみた。相手がじいさんなのに。
じいさんは確かに、指導者としては申し分ない。 ジュニアチームの熟練育成者で、指導法も個々に合わせて吟味して、ちゃんと毎回練習メニューを用意してきてくれている。こちらのコンディションを正確に把握してくれる。
でも、じいさんは本格的じいさんだし、テニス指導以外の日常会話はあんまり通じないし、眉毛はないのにいつも白髪の鼻毛が出ているし。
試合では、素人相手に鋭いリターンを打ち込んでくる。←本当にむかつく。 私、コートのこちら側から、「くっそジジィ!」となじることがある。 日本語でわめいても通じないからいいのだ。 でもののしっていることぐらいはじいさんにも通じてるだろうけど。
私、じいさんとテニスをしている時は、球に集中しているし、人が変わったように攻撃的になる。自分でもびっくりするくらい。 マナジリ、眉尻つりあげて、瞳は炎でメラメラ。 今度こそ見ておれ、ジジィ! そりゃ!! バシッ!!! って。
日本人の友達とテニスをしても、ここまで攻撃的に熱くならない。なれない。 もともと体育会系じゃないし、負けず嫌いでもないし、攻撃的な性格は「はしたない、性悪」だとして親に厳しく躾られた。
年をとってからスポーツを始めたからか、お遊びのレベル。仲良しのお友達とやっていても、潜在的に攻撃性は自己制御してしまうみたい。負けたりミスしたりすると一応悔しがってはみせるけど、本心はその3割程度ぐらいしか奮い立っていない。
そういえば今まで、スポーツ以外でも、人に対して、相手をやり込めてやろうとか、ねじ伏せてやろうとか、負かしてやろうなんて感情を胸に抱くことなく、40年間生きてきたかも。
でも人間は時には、激しく荒々しい感情を発散させる場も必要。40過ぎると特に。家族、知人、友人相手だと猛々しさも躊躇してしまう。それがボグダンじいさんが相手のときにのみ、十二分に発揮されるみたい。
じいさん相手のテニスは、心身ともにすっきりする。 だから、じいさんとのテニスが毎週こんなにも楽しみなのかもしれない。
2007年01月08日(月) |
南仏プロバンスの12ヶ月 |
そういえば、ニッポンでもプロバンスが一大ブームになった時期がありましたよね。ピーターメイル著「南仏プロバンスの12ヶ月」が世界的にベストセラーになった頃、10数年前だっけ。
ドイツにいた頃で、ドイツ人のお友達が絶賛していたので、私も読んでみました。ドイツ語版。読破したけどどこまで理解してたんだか。。。
邦訳文だと、おフランス崇拝主義、プロバンス楽園妄想を掻き立てるような気取ったくどい言い回しをしてあるのかもしれないけど、ドイツ語だったので理解に限界があったし、筆者の感嘆をあっさり淡々と読了。
日本からみれば、プロバンスといえば異国そのもの。だから、自然の風景、植物、食事、農作業のひとつひとつの描写が、超カルチャーショーック!! ってなかんじかもしれない。
当時、欧州ドイツの片田舎の農村に暮らしていた私は、風景と気候と樹木の種類がやや違うだけで、のんびりした田舎生活なら比較的イメージしやすかったかも。フランス的田舎もこんな感じなんだろうな、とも思えたし。
筆者・ピーター・メイルの知人の親切な農民みたいな人も、私の周りにたくさんいたもん。近所の素朴なドイツ人たち。「ドイツ・ヘッセン州の11年間〜ビール腹を愛した日本人女性〜」という本でも出せるくらいだよ。←??? あんまり面白くないって?
///// 言い回しがあっさりしているかもしれないけど。
リッチで華やかなコート・ダ・ジュールには憧れるけど、ワタクシ的にはあのプロバンス地方の田舎臭さがなんともいえずよかった。どこの国へ行っても田舎は田舎。人が素朴。
途中、レンタカーで道に迷った時、見知らぬおばさんにゴルフ場のパンフレットを見せて、行きかたを尋ねた。太ったおばさんは私の二の腕をむんずと掴み、ニンニク臭い息を私の顔に吹きかけながら、身振り手振り+早口のフランス語で一生懸命、道を示してくれた。言葉は一切わからなかったけど、意気込みだけでなんとなく道順だけはわかった。
Merci beaucoup. Au revoir!
満面の笑みでフランス風バイバイの仕草をしてくれた。
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私たちが行ったところはピーターメイルが移住した土地からは、ずいぶん離れているけど、「自然の質」にはさほど違いはない。
そこかしこに観光客には計り知れない、質の高い自然があるんだろうな。
どの家の庭にも道すがらにも、たくさん糸杉があったよ。 糸杉くらい、ドイツにもポーランドにもあるんだけど、プロバンスの糸杉は、さきっぽがちくちくしていて、形を細くきれいに整えてあった。 ちくんちくんと空にそびえる先端にちょっとフランス的気品を感じたよ。
プロバンスの山の稜線とこの糸杉たちが一番印象的だったかも。。。
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