2007年04月15日(日) |
ハイビスカスとプルメリア |
ホテルのいたるところで、南国のお花で飾り付けしてありました。 ここでは、切花を花瓶に挿すのではなく、花の部分だけをぷかりと水盤に浮かす飾り方が多いようです。 ワルシャワにいたときは、バラの花束を買ってきて、まずはざくっと花瓶にさして、首が垂れ気味になると、一つ一つ順番にガラス鉢に移したりしてたんだけど。ここは暑い国だから、花を長持ちさせるために水に浮かべるのでしょう。紅いハイビスカスとか白いお花のプルメリアとか。
ハイビスカスは昔からなじみのあるお花。 リゾート地とか花屋の店先で。 ぎざぎざの葉っぱを掻き分けて、艶やかに咲き誇っている姿が常に人目を引くけど。 でもね、お花だけが水に浮いているとまた違った印象。 先っぽがふさふさの花柱がまっすぐつんと上に向いて、誇らしげ。 枝先で咲いているときよりも自己主張が強い。 水を得ると紅色が光沢を増すのかな。
プルメリアもたくさん飾ってありました。 ハワイではレイにするお花ですって。ここではどこにでも咲いてます。
プールサイドにもたくさん落ちていて。ひとつ手にとって鼻に近づけてみたら、ほんのり甘い香り。
スパでは、プルメリアでいたるところにデコレーションしてありました。 受付フロアとか、個室のベッド周りとか。直に飾ってあるの。
うふふ的にオンナ心をくすぐられるようで、シアワセ気分。 アジアにきたら大好きなバラとかは飾れないかな……なんて思っていたけど、アジアにはアジアの魅力的な花かあるのよね。 ホテルの食事は、おなじみのヨーロッパ料理とスリランカ料理。 ここでは三食カレー。ほぼ毎回カレーを食べましたよ、私。
よく食べたのは、チキンレッドカレー。←激々辛 それにライス。←白いタイ米とかサフランライス。 ポロねぎやたまねぎの野菜の辛口マリネ。 スリランカ野菜のピリ辛和え物。 福神漬けみたいな色の超辛ふりかけ(?) マンゴーの甘煮。
だいたいこんな感じが、今まで食べたスリランカ料理の一般的な一皿。 ライスにまぶして、はひはひ言いながら食べてます。 これでもかー! っていうくらいにどれもこれも辛口。
私はあっという間にこの辛さに慣れました。 激々辛カレーにマンゴーの甘煮をまぶしてマイルドにして食べているから平静を装って食べられるのかも。
プールサイドで、スリランカ料理のクッキングデモンストレーションをやってました。私もシェフの横で見てきたんだけど、材料をいためて、ココナッツミルクを入れて、塩コショウ。カレー粉大匙一杯。チリパウダー大匙二分の一にターメリック小さじ一杯。←実際にはかなり適当っぽい。
毎日三食カレーを食べるそうです。 朝からカレーを作るそうです。ニッポンの味噌汁みたいに。 実際に味噌汁を作るみたいに簡単そうに作ってました。 日本人が好きなカレーみたいに具はごちゃごちゃ何でも入れない。
今度お料理の本を買ってこようと思います。 お料理と野菜の名前もお勉強しなくっちゃ。
まず明日は、こちらの始業式。 早く生活が軌道に乗りますように。
むふふ。たった二泊三日だったけど、リゾートしてきました。
スリランカの西南の海岸は今、シーズンオフで、波もやや高かったし、にごった海の色。
でも、幹線道路脇の商店街でお正月用の買出しをする現地人を眺めたり、いろんな寺院や参拝客をみたり、まっすぐだったり斜めだったり背の高いやしの木を目で追ったり。海を見てはしゃいだりしながらドライブするのも楽しかったです。
ホテルは、アジアンなテイストが完全に排除された、南国ヨーロピアンスタイル。宿泊客もほとんどが長期滞在のヨーロッパ人。以前から、TUIとかNECKERMANNのパンフでもスリランカがお勧めスポットだったからねぇ。
今回の大失敗。 敬虔な仏教徒のシンハラ人のお正月の時期で、レストランでは一切、アルコール類の給仕はなし。飲みたければ、上のバーでこっそり飲むか、ルームサービスで。だから毎食事は、水でした。
大酒のみのわが夫婦が水で乾杯したのは、初めての体験。 まったくよー、とぼやきながら、従順に、郷に入らば郷に従え。
ここスリランカでは、月一度、禁酒のポヤデーというのもあるので、それも考慮して、今後の旅行の計画を立てねば。
ワタクシ、サバイタイマッサージという、エステを体験してきました。210分コース。ものすごくよかったよん。うふふ。
はじめに、全身スクラブ。1時間。 すっごくたくさん垢が出ました。うげぇ〜。 この垢を誰かに見られたら、ひゃ、ひゃ、百年の恋も冷めるぞ。。。ってなかんじ。←百年の恋なんてもうありえないか。
それから、タイマッサージ。1時間。タイバームオイルで。 足の付け根のリンパをぐいぐいされたら、すっきり足が細くなりました。 ホントだよ。お見せできなくてざんねーん。
そのあと、フットマッサージと頭部マッサージ。 足つぼぐりぐりですごく痛い箇所もあったんだけど、息を吐いてリラックス。頭部のマッサージは適度な刺激がよかった。頭皮の血行がよくなっただろうけど、中味もよくなっていないかな。←それは無理?
終わったあと、全身がすっきり。 シルエットがほっそりとみえて、背が高くなったみたい。
垢すりの後はお肌すべすべ。 子供たちがうれしそうにママの腕をすりすりしていました。
で。翌朝。 フェイシャルマッサージ、1時間。
何か知らないけど、とっかえひっかえいろんなものを塗りたくって、肩からおでこにかけて丹念にマッサージ。喉元もぐりぐり言わせながら。スチームもかけて。やや土色のパックをしておしまい。
終わったあと。 お肌のコンディションは汗だくで化粧のりのよさはすぐに実感はできなかったけど、顔のサイズがかなり小さくなっていました。私の顔は決して巨顔ではないけど、それなりにむくんでいたらしい。
そして今回は、首がすっきり細くなっていました。
だから、となかいは今、ダチョウ顔。 顔が小さくなった分、目もぎょろっと、口も横にでかい。 首が細くて、胴体はでかい。ぎゃはは。
チェックアウト時。 二日間のエステ代を見て、パパびっくり。
そういえば、ちゃんと料金の報告してなかったかも。 値段なんていいじゃない、ママがきれいになるんだったら。
パパは今日から、お休み。 家族全員で外出ついでに、メインストリート沿いのホテルのイタリアンでランチ。
私はサーモンのファルファッレ。パパはシーフードスパ。 ワルシャワよりおいしくて格式高かった。 それにしても、いいお値段だったー。 でもいいや。ヨーロッパ気分を十分堪能できたから。 ウェーターはみんな黒かったけど。 パパとお話して大笑いしたんだけど、私、ヨーロッパ人のことを、「白人」と表現したの。「白人」なんて言葉、ヨーロッパで暮らしているときは、使ったこともなかったよ。当たり前すぎて。
明日から、ベルーワラのリゾートホテルに二泊三日で行ってきます。 コロンボから車で一時間半。 コロンボを出たらすっかりリゾート地だからね、この国。
海が待ってる。やしの木が待ってる。プールが待ってる。
雨季だけど。。。
|